いろいろな短編みたいなの集めてみた   作:トマト嫌い8マン

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八幡とプリキュアがコラボする作品の初期案とかですね

ひとまず二つある感じです

ドキドキとスイート、の二作品のですから、どうぞ〜


八幡×プリキュア案

[ドキドキ!プリキュアの場合]

「大貝第一中学?」

「なんかこの前のクリスマスイベントを見ていたらしくて、総武高校と合同のイベントをしたいらしいんですよ」

 

今日は部活動もなく、早く帰れる~!と思っていた所、昇降口に待ち構えいたようなタイミングで現れた一色によって俺は足止めされていた。どうやらまたなにやら面倒ごとを生徒会が背負い込んだらしい。というか

 

「なんでうちと?海浜総合でもいいだろ?」

「ほら、一応うちは進学校じゃないですか?それに生徒会長が向こうも女の子らしくて、その方が打ち解けやすいんじゃないかって。それに、平塚先生がやれって」

「まぁ、そうでなくても玉縄とうまくやれるかどうかは大分怪しいけどな」

「さりげにひどい事言ってますね」

「んで?なんでそれを俺に言ったの?」

「いえ、ほら、先輩にも手伝ってもらいたいなぁって」

 

まぁうん予想していたけどさ、ほんとどうやってこうも連続して相談事を持ち込めるのお前?ひょっとして俺たちに内緒でそういうの募集してるの?

 

「なぁ、それって奉仕部に相談するんじゃだめなのか?」

「流石に生徒会以外の生徒が多すぎるのは……向こうも萎縮しちゃうかもしれないじゃないですし。ほら、雪ノ下先輩とか超怖い時あるじゃないですかぁ」

「それ、思ってても口に出すなよ。あいつに聞かれたら死ぬぞ、多分、俺が。というか、なら俺が行く必要あるか?」

「今日は顔合わせで会長と副会長だけの挨拶みたいなものなんですけど、副会長さん、というか他の役員は今他の事で手が離せなくて。それなら先輩についてきてもらおうかと思いまして」

「一人で行けよ」

「なんか相手に失礼な感じするじゃないですか、一人だけ?みたいな」

「俺がいた方が失礼に当たるんじゃないかと思うんだが?」

「先輩年下の扱いうまいじゃないですか。お願いしますよぉ」

「はぁ……わかった。さっさと行ってさっさと終わらせるぞ」

「じゃあ、行きましょう先輩!」

 

そう言って一色は俺の腕を掴んで引っ張りながら歩き始めた。って待て待てまだ俺は上履きのままだっての、靴くらい履き替えさせろ!

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「ここが大貝第一中学校みたいですね」

「ほーん、なんか、いい感じのとこだな」

 

一般的な公立の中学校とのことだったがなかなかに広い、というか綺麗だ。グラウンドとか校舎まで伸びる通路とか。最近校舎の建て替えでもしたのだろうか?と、それはともかく俺と一色は気を引き締めて校門をくぐった。

 

「総武高校の生徒会の方々ですね」

 

校舎に向かって歩き出した俺たちに不意に声がかけられた。声の方向を見ると、一人の女子生徒がそこに立っていた

青く見える長い髪にいかにも優等生といった立ち姿、きちんと制服を着ているかなりの美少女だった。

 

「あ、はいそうです」

「大貝第一中学へようこそ。生徒会室に案内します。私は菱川六花、生徒書記です」

「総武高校生徒会長の一色いろはです。お出迎えありがとうございます」

「こっちが来客用入り口です。靴を履き替えて少し待っていてください」

 

言われた通りに靴を履き替えた俺たちは程なくしてやってきた菱川から許可証となる腕章を受け取り、校内をしばらく歩いた。外観からはわからなかったことだがこの学校は大分古かったのかもしれない。教室や廊下、天井などがほとんど木でできていたのだから。と、前を歩いていた菱川が突然ある部屋の前で止まった。

 

「ここが生徒会室です」

 

そう言い菱川は扉をノックした。

 

「マナ?総武高校の生徒会の人達来たよ」

「は~い、どうぞ~」

 

中から了承の声を聞いた菱川は扉を開けて俺たちに入るように促した。さっと入って行った一色に続く形で俺も生徒会室の扉をくぐった。そこで出会ったのは

 

「初めまして!大貝第一中学校生徒会会長の相田マナです!よろしくお願いします!」

 

まさかこいつらとの付き合いがあそこまで長くなるとはこの時の俺は全く思っていなかった

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

[スイートプリキュア♪の場合]

 

なんだこれ、どゆこと?

俺はただ車に轢かれかけてた猫を助けただけだったんだが、どういうわけかその白い子猫と黒い猫が俺の腕の仲で喧嘩し始めた。えっ?引っかかれて大変だろうって?いやいやそんな心配はご無用だ。喧嘩は喧嘩でも…

 

「ざまぁないわねハミィ!車に轢かれかけるなんて」

「そういうセイレーンだって轢かれそうになっていたにゃ。お揃いにゃ」

「なにを嬉しそうにしてるのよ!言っとくけど私はあんなの簡単に避けられたわよ」

「でも二人とも助けてもらったんだからそれでいいんじゃないかにゃ?」

「やかましいわ!」

 

これはあれだ、所謂口喧嘩ってやつだな、なんか一方的にふっかけてるだけにも見えるけど…っていやいやいやいや、猫が口喧嘩するわけないだろ、そうだこれは夢だ夢に違いない。きっと猫を助けた時に頭をどこかにぶつけて意識を失ってしまったんだ、きっとそうだ。いやしかし夢の中でまで喧嘩か、しかも猫が。俺どんだけ卑屈なんだよ、動物くらい仲良くてもいいだろうに。

 

「ハミィ~!?どこにいるのぉ~!?」

「っまずい。ハミィ、今度会った時は覚悟しときな!」

 

誰かの声が聞こえた直後黒い方の猫は舌打ちをしどこかへ駆けて行った。なんだったんだ、ほんと俺の夢っておかしなことだらけだな。夢だからいいけど。さて、いつになったら起きれるのかね。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「危ないところを助けてくれてありがとうにゃ。ハミィだにゃ、よろしくにゃ」

「あ、おう、よろしく?」

 

猫が自己紹介してきた上によろしくすることになっちゃったよなんだこれ?

 

「あ~!!ハミィ、居たぁ!」

 

と、そこに大きな声をあげてやってきたのは二人の女の子だった。水色のプレザーはどこかで見たことがある。確か小町が色がいいとか言っていた、アリア学園のものだ。二人のうちややおとなしそうな子が一歩前に出てきた。

 

「すみません、その子私たちの猫です。見つけてくれてありがとうございます」

「そうか。まぁあれだ、見つかってよかったな」

 

俺はハミィと名乗ったその猫を俺の腕からややつり目の女の子の腕の中に私ながらハミィに話しかけた。いや、うん。夢とはいえ女子中学生と話すのはハードルが高いから。

 

「ハミィが車に轢かれそうになっていたのを、この人が助けてくれたにゃ」

「轢かれそうにって、飛び出したの!?気をつけろっていつも言ってるでしょ」

 

そう言いながらつり目の子はハミィの頬を引っ張って伸ばしたり押したりと所謂お説教をしていた。ってことはこっちが飼い主か?

 

「ハミィを助けてくれてありがとうございます。私は北条響。」

「南野奏です。その制服、総武高校の生徒さんなんですか?」

「あぁ、まぁ。比企谷八幡だ。別に気にするな。体が勝手にやったことだ」

「本当に助かったにゃ、一瞬どうなるかと思ってたにゃ」

「そう思ったんならもう飼い主のそば離れるなよ」。猫が単独行動を好むってのはわかるけど命には変えられないだろ?なぁ?」

「えっ、まぁ、そうですね。ハミィ、反省しなよ」

「ごめんにゃさい」

「ってあれ?ちょっと待って響!」

「奏?どうしたの?」

「ハミィ、普通にこの人の前でしゃべっちゃってるんだけど…」

「へ?」

「ん?」

「にゃ?」

 

……

 

…………

 

………………

 

「わぁぁあああ!ち、違うんです!これはえぇと!奏、どうしようどうしよう!?」

「おおお、落ち着いて響!とにかくここは、え~と」

「今更焦っても仕方がないにゃ」

「って!あんたのせいでしょうがぁ!」

「ごめんにゃさ~い」

 

いや俺の夢って詳細だなぁ。リアクションまでこんなにリアルとは。まぁペットがしゃべる猫とか隠しておかないと面倒くさそうだしな。ポケ◯ンのしゃべる猫とかあいつで金儲けできるだろって思っちゃうし。

 

と、そこに

 

「ネガトーン!」

 

なんかでかい生き物なのかチャリなのかよくわからないやつが現れた。いや、この夢、いつまで続くんだマジで?

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「ネガトーンにゃ!」

「こんな時に?」

 

とそこに三人組の男がが現れた。なんというかいかにも怪しい感じの三人だった。なんか黒いマントみたいなのしてるし。

 

「トリオ・ザ・マイナーまで!」

「奏、どうしよう?」

「今は緊急事態だもの。行こう、響!」

「うん!すみません、ハミィをお願いします」

「えっ、あぁ、おう」

 

ハミィを俺に預けた二人は謎の生物と対峙するように前に出た。

 

「あんたたちの思い通りにはさせないから!行くよ、奏」

「うん!」

「「レッツプレイ、プリキュア!モジュレーション!」」

 

謎のアイテムを取り出した二人が魔法の呪文みたいなのを唱えると、二人の姿は変わっていた。ピンクと白の衣装に身を包んだ二人は髪の色までも変わり、まるで別人のようになっていた

 

「爪弾くは荒ぶる調べ!キュアメロディ!」

「爪弾くはたおやかな調べ!キュアリズム!」

「「届け!二人の組曲!スイートプリキュア♪」」

 

この戦いに巻き込まれたことが俺の人生の転機になるだなんて、俺は想像もしていなかった。ただの夢か幻ではなく、全く知らないその現実と俺の知っている現実の歯車は噛み合い、着実に動き始めていた。




最初はこんなだったのか……

自分でも久々に読み返してみましたね

これがあのコラボ小説につながるとは、よくわからん笑
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