ネトゲ仲間と共にゾンビと戦いつつ荒廃していく世界を生き延びるそうです   作:秦霊

11 / 13
第11話 新たな任務、迷銃

〜リビング〜

テーブルに資料を乗せ部下達とマップを取り囲み話し合いが続く中、芳香の元にギギギとドアの開く音がし飛颯が現れた。

「少し遅かったじゃないの」

芳香は資料に目を通しながら言った。

 

「悪かったな、、地下の射撃場に居たもんだからな。それで不味いことになったってなんだ」

飛颯がテーブルに近寄りながらそう言うと芳香は顔を上げ、ふと日本地図のある場所を指差した。

 

「実はここ、kumaさんの話によるとまだ生存者が居るそうなのよ、、」

「へぇー生存者がねぇ、、」

「えぇ、、ちょっと嘘くさいような気がするのだけれど、どうかしら?」

「んーそうだなぁ、、食料も燃料も確保しなきゃならんしなぁ」

「んーどうしたものかね〜」

 

二人が頭を抱え悩んでいると突然

「大変!大変!夕ご飯作ってないぃぃい」

と、これでもかと言うくらい全力でドアを開け‪α‬が入ってきたのだが、、

 

「「「「!?!?」」」」

どうやら芳香と部下達は気づいたようだ。

 

「は、飛颯、射撃場に行ってたのは、、まさか、、」

‪α‬のこの行動には飛颯ですら苦笑いを浮かべ

「、、そのまさかだ」

芳香は心配気味に‪α‬に

「‪α‬さん、間違ってもここで撃たないでよ?」

 

芳香からそう言われた‪α‬は

「えっ?なにが?」

と言って振り返ったが不思議そうに言った。

 

「、、背中の銃の話しよ」

芳香が指摘すると‪α‬は首を後ろに軽く回し背中を見る。

そして、、

「あっ!?持って来てた!」

そう言ったのだ。

 

それを聞いた飛颯と芳香、そして芳香の部下は

(((気づいてなかったの(かよ)!?)))

「、、飛颯、、‪α‬さんに銃持たせるのまだ早いんじゃない?」

とめっちゃ不安そうな声でそう言った。

 

「そ、そんなことないよ!私、kouさんとjunさんに《相性いいかもね》って言われたもん!」

「、、飛颯そんなこと言ったの?」

芳香からのジト目を受けバッと顔をあさっての方向へと向け

「た、確かに言ったような気がするが、、多分‪α‬さんの聞き間違いだろ、、」

 

「えっ!?酷い!裏切られたー!」

‪α‬は一瞬ビクッと体を揺らし驚き顔でそう言った。

 

 

そう馬鹿みたいに騒いでいると、昼寝をしていたであろうOGAが降りてきた。

「うるさいなぁ、、なにやってんだ?」

と言って起きてきたOGAのレッグホルスターには朝試し打ちしていたDE10インチが納められていた。

 

それを見た芳香は

「デ、デザートイーグル10インチモデル!?OGAさんなんでそんなもん持ってんの!?」

「ん?あ〜これは武器庫からパクったー」

「おいコラ」

「いいじゃん別に好きにしていいよ〜って言ったのkouさんだし」

「、、まぁそれもそうなんだがなぁ」

と話をしていると芳香が突然

 

「そう言えば‪α‬さんの背中の銃、アレ私知らないわね。というか凄く独特な形してたんだけどアレなんなの?」

 

芳香は飛颯に質問すると飛颯は答えた。

「あれはCalicoM900って言う、、まぁ言わいる迷銃だ」

「迷銃って、、よくそんなもの持たせる気になったわね」

「んーまぁなんと言うか他も試したけど全部ダメだった、、」

「ホントに?ハンドガンは?」

「、、皆無ってほどダメだと思う。下手したら誤射しかねぇから止めさせた」

「ハンドガンも使えないのによくそのヘンテコな銃持たせたわね」

「んーストック付いてるし安定してるからいいんじゃないかと思ってな」

「、、なるほどねぇ」

 

飛颯と芳香が話しているとふと、リビングの扉が開きZodiacが入ってきた。

「kouさん、、ちょっと」

「ん?どうしました?」

飛颯はzodiacに連れられリビングの外へと出た。

 

「どうしたんすか?ゾディさん」

「前のトレーラーの件なんですけど」

「あぁアレ、あの件がどした?」

「それが実は自分の知り合いが世界一周の旅で使ってたトレーラーがありまして、、」

「へぇゾディさんの知り合いにそんな人が」

「えぇそれでそのトレーラー車とかも載せれるみたいで、中々に大きいらしいんですが、、」

「が、、?」

飛颯が聞くとzodiacは少し険しい顔をした。

 

「それが実は東京にあるみたいで、、」

「と、東京だと?」

「えぇ正直行こうか行く前か、、」

「うーん、、どうしたもんかねぇ」

 

二人で悩んでいたのだが結果

「やっぱりみんなで決めません?」

とzodiacの一言によりリビングに戻ったのであった。

 

 

「、、んで芳香そのトレーラー、、取りに行くか?あんなゾンビウヨウヨいる所だぞ?」

「、、どうしましょ」

飛颯、芳香、zodiac、結希、文、そしてリビングへ来た志乃を加え、zodiacのした話をした。

 

「、、先に列車取ったがいいんじゃないんですか?あの埼玉の」

「、、と言ってもなぁ、、」

すると志乃が

「んーそしたら先に列車取りません?んでこっちでトレーラーヘッドを持ってきいましょ。」

「そうだなぁ、そしたらそのトレーラーヘッドを色々と改造出来るからな」

「えぇ、それに東京は路線が沢山ありますからね。別にSLは外用としてまたディーゼルとかでもいいかと」

とzodiacが言うと

「そうだなぁ。よし、その意見に異論のあるものは?」

 

「「「「」」」」

 

「なら、異論なし。賛成多数で作戦を決行する!各自準備に取り掛かれ!」

「「「「おう(了解)」」」」

 

 

 

作戦会議が終わり文の作るご飯を各自食べ、部屋に戻る。

「はぁ、、全く今日は色々と疲れた、、」

そう言いながらベットにダイブする。

飛颯の部屋は角部屋のため景色が1番見える。

 

ふと、ベットの前机と壁の隙間に何かあることに気がついた。

「、、なんだあれ」

近くにいき引き抜いてみるとそこには、、

 

鞘、そして柄が黒いの刀が出てきた。だが、それにしては通常の刀より短く脇差より長い

「、、これもしかして''忍者刀''か?」

 

忍者刀

 

それは昔の日本に居たとされる忍者、、もとい暗殺者達が通常の刀に手を入れ、目立たないように黒のつや消しで、刀以下脇差以上に長さを調整した直刀であり、昔は城の石垣などの隙間にこの刀を差し足場にも使っていたという。また鞘に付けてある下げ緒というか紐が1m程あり通常よりも長く足場として使った後で回収するために付いている。

 

 

「たっくなんでこんなもんが俺の部屋に、、」

そう言いつつ飛颯は自分の部屋を出て隣のKUROZATOUもとい響の部屋へと行くのであった。

 

 

コンコン

 

「はーい」

中から男の声がし、ガチャとドアノブを捻る音がするとドアの隙間からひょっこりと顔を出した響が出てきた。

「あ、響、、さんこれやるよ」

「お、おう?てか言いにくいなら前みたいにオンラインネームでいいよー、、おん?って!?これ忍者刀!?」

「えっ?おぉーそうだけど?」

「こんなもん何処で」

「部屋にあった」

「部屋!?」

「おん」

飛颯が正直に答えたのだが部屋と言われ凄く驚く。

 

「ま、まぁありがとう」

「おう、大事に使ってくれよー。それじゃKUROZATOUさん俺は部屋に戻るわー」

「オケ〜kouさんおやす〜」

「あいよーおやすー」

 

飛颯は響と別れたあと布団に入るといつの間にか朝になっていたのだが、、




どうも皆さんおはこんばんにちは作者です。
今回は少し短くて申し訳ない!!
できるだけ早く出そうと思って書いた結果これです。
えぇ、、まぁその次回もよろしくお願いします!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告