凶狼の相棒は迅雷   作:狭霧

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文才もなく、意味の分からない作品になりそうですが温かい目で見ていただければ幸いです。
それではお楽しみください。


1話 転生

「お兄ちゃん!急がないと学校遅れるよ!!」

 

髪をツインテールに結び、制服に身を包んだ少女は、まだ眠たげで目を擦る兄を叱咤していた。

 

「分かってるよ、それに今日は雅の入学式だもんなしっかりしないとな。」

 

 

彼はそう言うと妹に手を引かれながら家を出て行った。

 

二人が通学路の信号の半ばに通りかかった時だったその時車が突っ込んで来るのを兄は見ていた、咄嗟に妹を突き飛ばした。

 

 

彼は自分の体が冷たくなっていくのを感じるそしてその薄れいく意識の中...

 

「お兄ちゃん!!」

 

 

彼が最後に見たのは自分の事を呼びながら泣いている妹の姿だった。

 

 

〜〜

彼は目を覚ます。

 

 

その場には何もない真っ白な光景が広がっていた。

 

 

その場で彼は自分の身に何があったかを少しづつ思い出した。

 

 

「そうだ、あの時僕は車に轢かれて...」

 

 

強烈な光が彼の目の前に現れる、彼は咄嗟に手で目を隠した。

 

 

その光はだんだんと輝きを失っていき、人の形を形成する。

 

 

銀髪で腰まであろうかと言う長い髪、顔は整っておりそして一番印象的なのは吸い込まれる様な真っ赤な瞳だろう。

 

 

その女性は彼を見ると優しい笑顔を向ける。

 

 

『貴方が紫苑ですね?』

 

 

女性がそう言う。

 

 

紫苑は首を縦にふる。

 

 

彼女は微笑むと紫苑の頰に手を当てる、その瞬間に彼女は笑みを崩す。

 

 

「貴方には選択肢が二つあります。」

 

 

彼女はそう紫苑に言った。

 

 

「貴方は死にました...ですから貴方にはこのまま別の世界に転生をしてもらいます。」

「転生?」

「はい、貴方にはギフトを受け取り前世を忘れるか、前世の記憶を受け継いだまま転生するかのどちらかを選んでもらいます。」

 

 

彼女は微笑み紫苑へと問う。

 

 

「前世の記憶を持ったまま転生でお願いします。」

 

 

紫苑は元から決めていたかのように彼女に言った。

 

 

彼女は目を見開いて驚いた様子で居たがまたすぐに笑みを浮かべた。

 

 

「わかりました、それでは貴方の次の人生に幸ある事を願います。」

 

 

彼女がそういうと紫苑の体は徐々に消えていった。

 

 

「行った...見たいですね?彼は一体何なんでしょう?」

 

 

彼女は紫苑を最後まで疑念を抱いていた。

 

 

「彼の様な数奇な運命の持ち主が死ぬとは一体誰が彼を死へと追いやったのでしょうね?」

 

 

女神は彼の死の裏にはどんな闇が渦巻いているのか気になって仕方がなかった。

 

 

 

 

〜〜

うーん?ここ何処だろ?

 

 

「ぁぁ、目が覚めたのね?紫苑ちゃん」

 

 

僕の目の前に金髪の長髪に深い青色の瞳をした女性が僕を抱きかかえていた。

 

 

そうか、僕転生したんだったね、この人が僕の母親か優しそうな人だ。

 

 

「ただいまー、真琴ー今帰ってきたぞー。」

「あら、あなたお帰りなさい今紫苑も起きたところよ。」

 

そう言って母さんは僕を連れて父さんの元に行った。

 

 

父さんは黒髪で左目を隠していた、腰には日本刀を付けていた!

 

 

「そうか、村長とも話したんだが紫苑の事は村の人々には隠しておくことになった。」

「そう...でも私達の手で育てて良いのね!」

 

 

二人は悲しそうな顔をした後に母さんが嬉しそうに僕を育てられる事を喜んでいた。

 

 

とゆうか何で?僕は村の人達に隠して育てなくてはいけないんだ?

 

 

 

 

〜〜

「紫苑!何処からでも良いぞ?」

 

現在僕は父さんを相手に木剣を手に訓練を付けてもらっていた、正直父さんが強すぎて手も足も出ない状況で困ってる。

 

それでも、何もしないわけに行かないからやるんですけどね?

 

 

父さんに受け止められるのは分かっているから真っ直ぐに剣を振り下ろした。

 

 

予想通り父さんは剣を真正面で受け止める。

 

 

それを見た僕は木剣を手放す、予想してなかったのか父さんは態勢を崩す。

 

 

その隙を狙って父さんの腹に拳を見舞った。

 

 

父さんはそれを見て笑う。

 

 

「ハハッ、凄いじゃないか紫苑!父さんはびっくりしたぞ!?一体何処でそんな戦い方覚えたんだ?」

「そりゃ、4歳の頃から父さんとずっとこんな訓練してるんだからこれくらいの工夫はするさ。」

 

 

という感じで父さんに素っ気なく返す。

 

 

そんなやりたりをしていると後ろでパチパチと拍手が聴こえてきた。

 

 

父さんと二人してそっちを見ると母さんと村長が立っていた。

 

 

「凄いわ!紫苑お父さん相手に一撃当たるなんて凄いわ!」

「流石は、真琴とこの村一番の剣士の大和の息子じゃな〜将来が楽しみじゃわい。」

「本当にそれなんですよ!村長!もう紫苑の将来が楽しみすぎてさー。」

 

 

父さんはすっごいデレデレしていた。

 

 

こんな平和な日々を送っている現在7歳の僕だ。

 

 

こんな平和な日々がずっと続けば良いと僕は思っていた、この時はこの平和が崩れ去るなんて思っていなかったのだから。

 

 

 

 

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