エピソード オブ オリジナル~スノーウィ奮闘記~ 作:Naveruzu
よう、私は愛しのスノーウィの父:コルド大王だ!我が宇宙最凶一族の血を引いているのにも関わらず、粗暴な行動を嫌がるとは……我が宇宙最凶の失敗作だと最近は思い始めた。まぁ我とフリーザが居れば宇宙最凶は永遠に宇宙全体へと語り継がれるのだから余り心配は要らないが……。それでは、本編へ行ってこい!!
紀元前9150年
~スノーウィ軍宇宙船~
スノーウィ『フゥ…疲れるわね…』
私の名はスノーウィ。あの宇宙最凶一族:フリーザ族の血を引く私は、コルドパパに告げられ、一人で軍を持つように成ってから約1ヶ月が経過した。最初のうちは良かったものの、約100万人を動かすのは結構重労働だったのを実感した。
スノーウィ『はぁ…こんな疲れることをフリーザ兄上は平然とやってるんだなぁ…期待して損した。』
私はそう言って溜め息をつくと、司令室から一人の兵士がやって来た。
?『スノーウィ様、報告をしてよろしいですか?』
スノーウィ『ん?…あぁハニチか…良いよ話して。』
私に話し掛けた人は“ハニチ”と言う名前の宇宙人で惑星クランチ出身。秘書的な役職:第一級計画指揮官で、主にスケジュールや内外からの仕事を管理している。
ハニチ『は、では申します。只今約9日前に見付けた惑星との交渉は非常に無理な状況です。』
スノーウィ『そうか…ご報告ありがとう。』
そう、聞いてわかるように、私の軍は地上げこそ行うものの武力を使わず、交渉スキルと経済力だけで星を地上げしていた。そのスタイルが一般人からは好評で、色んな星から入りたがる宇宙人も出てきた。そうした中で、第3号となるはずの惑星ラワーフがなかなか交渉を受け入れてくれないのだ。
スノーウィ『はぁ…一体どうしたら良いの?』
ハニチ『スノーウィ様、お疲れの様子ですね…』
スノーウィ『はぁ…そうでもないよ…』
ハニチ『いえいえ、お疲れの様子が見え見えです。少し休まれたらどうですか?』
私は疲れてないと言うことを否定したが、ハニチにはバレバレであり、彼からそう提案があった。
スノーウィ『で、でもコルドパパから任された軍だからね。それと私が休んでしまったらここの軍事最高指揮官はどうするのさ…』
ハニチ『そ、それは……』
スノーウィ『ね?だから例え凄く疲れててもやらなきゃ…』
ハニチ『その時は幹部の面々にお任せあれ。』
スノーウィ『え?』
ハニチの提案に対して色々な困難が有るために却下しようと話していたが、しばらく考えて出た対応策をいきなり言われたので動揺した。
スノーウィ『そ、それは本当?』
ハニチ『はい、我々幹部らは全力でこの軍を支えます!』
スノーウィ『本当に言ってるの?』
ハニチ『はい本当です。』
スノーウィ『あんた正気?この軍は宇宙最凶一族の中では異例の軍なんだから色々と大変よ?それでもやるの?』
ハニチ『はい、やります!』
スノーウィ『はぁ…どうしよう…』
私は必死に“そんな口で言えるほど簡単じゃない”ってことを踏まえて否定しているのだが、ハニチは物凄く真面目で融通の効かない人物(歴史人物で例えるなら石田三成)な為、一行に折れない。完全に頭を抱えて悩んでいたら、彼がこう言ってきた。
ハニチ『何より、スノーウィ様の苦しむお姿を見たくはないので申しました。』
スノーウィ『は、はい?』
ハニチ『私は知っているのです。スノーウィ様はフリーザ様達の行う行動を物凄く嫌い、このような軍をお作りになられたのを…ここまでお辛いことが有ったでしょう、そのご褒美と言うか何と言うか余りわかりませんが、責めてでも力に成れないかと思い申しました。』
スノーウィ『は、ハニチ…』
ハニチの言う言葉に暖かみと同族意識の感覚を覚えた。私は相当頼りにされてるんだなと思い、彼にこう話した。
スノーウィ『分かったわ、ハニチの言葉に甘えさせてもらうわ。でもわからないことがあったから言いなさいよ?』
ハニチ『ありがとうございますスノーウィ様。』
彼はそう言うと、早速スカウターで他の幹部らに集合の言葉を発した。私はそれを見守りながら、司令室の一角に設けた私室に向かって少し休むことにしたのだった。
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でもまさか、あんな大失態を招いてしまうと言う事を、この時はまだ知るよしもなかった。
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どうも、私は新登場のハニチと言います。あのスノーウィ様の為に出した判断が、まさかあんな風に成ってしまうなんて…
さて次回は、第四話~大失態~。皆さん楽しみにしてくださいね!
作者感想
いや~今日はちと疲れたな~。どういう話にしたら良いかでとても頭を使いました。ではまた次回をお楽しみしてください!
第三話終了