エピソード オブ オリジナル~スノーウィ奮闘記~   作:Naveruzu

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作者挨拶

どうも、作者の本条 信治です。まさかUAが700超えるとは…速すぎる。では本編をご覧ください!

連載中の『バイオハザード~恨みの利用~』も宜しくね!

2018年5月27日 2:30)誤字の報告が有りましたので修正と、追加を行いました。報告ありがとうございます。


第四話~大失態~

紀元前9990年

~スノーウィ軍宇宙船-私室~

 

スノーウィ『フゥ…よく寝たわ。』

 

私の名はスノーウィ。スノーウィ軍の最高指揮官である私は、フリーザ兄上達が行うような地上げを嫌って余りないスタイルの仕組みにしたせいでドッと疲れが来てしまい、その影響でテンションを下げていたら、第一級計画指揮官のハニチに休むよう言われたので、動揺しながらもなくなく休んだ。

 

スノーウィ『丸1ヶ月寝たからだいぶ疲れが無くなったわね。さ~て気を引き締めてまた指揮官をやるわよ!』

 

私がそう意気込んだ瞬間、丁度ハニチが入ってきた。

 

ハニチ『ス、スノーウィ様、お、起きに成されましたか…』

 

スノーウィ『えぇそうだけど…一体どうしたの?』

 

ハニチ『い、いやその…実はですね…』

 

スノーウィ『?』

 

普段、言いたいことはキッパリ言うハニチだが、今日は何だか違う。不思議に思って見ていると、彼の口からこう話されたの。

 

ハニチ『あ、あのですね…わたくしはバカをしてしまいました…』

 

スノーウィ『な、何を?』

 

ハニチ『な、内部抗争を惹き起こしてしまいました……ま、まことにすみません!!』

 

スノーウィ『え?』

 

私は物凄く驚いて唖然としてしまった。何故なら我が軍は発足してから約1年間の間、全く不祥事が発生しなかった。その理由としては、ハニチが厳しく軍を正し、私の指揮に大きく貢献してくれたからだ。そんな彼が、内部抗争を惹き起こすような失態を犯してしまったのだ。

 

スノーウィ『な、何て言う理由でそうなったの?』

 

ハニチ『せ、戦利品や日用品等です…』

 

スノーウィ『へ?』

 

ハニチに理由を問い掛けたら、そう返答がきたので動揺した。でも私にも心当たりが有った。私達“スノーウィ軍”はフリーザ兄上達の軍と違って、組織案が全く異なるから戦利品や日用品等の導入はフリーザ兄上達の軍が我が軍より優先される。その事についての向き合い方に失態を犯してしまったのでしょう。

 

ハニチ『本当に申し訳ございませんでしたスノーウィ様!』

 

スノーウィ『い、いやそんな頭を下げなくても…失態は誰でもありますよ。』

 

ハニチ『しかし、スノーウィ様が休んでいる間、少しでも役に立とうと尽力した結果がこの失態……私をあの世に行かせてください!』

 

彼の顔から物凄く反省していることがよく見てわかる。そう思った直後、この失態の責任を取ろうと私に処刑するよう頼んできたのだ。私はとっさに拒否した。

 

スノーウィ『駄目よハニチ!失敗は誰にでもある、だからそう死のうと思わないで!』

 

ハニチ『し、しかし…』

 

スノーウィ『良い?私はフリーザ兄上達と違って人殺しは好きじゃないの。勿論処刑も。だから殺す気には成れないし、責任を取らせようとも思わないわ。』

 

ハニチ『ス、スノーウィ様…』

 

私がハニチに向かってそう言ったら、彼の目から涙が出てきた。多分宇宙最凶一族だから死ぬことを覚悟したんだろうが、こう優しいものもいるんだなと思ったら涙が出てしまった感じかな。

 

ハニチ『あ、ありがとうございます…スノーウィ様!』

 

スノーウィ『泣かないの、まだ間に合うから一緒に頑張ろう?』

 

ハニチ『…はい!』

 

彼は私の対応で少し荷が軽くなった雰囲気を出したことを確認すると、早速彼に頼んだ。

 

スノーウィ『じゃあ先ずあの方と連絡を取ってちょうだい。』

 

ハニチ『は、分かりました!直ぐに準備に取りかかります!』

 

スノーウィ『頼んだわよ。』

 

私は軽くうなずくと、あの方に会うための準備に取りかかった。

 

スノーウィ『(最近、話をしてないから不安だな…でもあの方の力が必要だわ…)』

 

そう思いながら、惑星スノーウィNo.18で起こっている我が軍の最新機器賛成派と反対派による内部抗争を、私の宇宙船の窓から見るのだった…

 

 

 ――――――――――

~???~

 

?『何?それは本当か!……うむ分かった、何とか話をつけてみる。無事で会おうな弟よ。』

 

ガチャン

 

?『…何の連絡だ?』

 

?『は、スノーウィ様からの会談要請でございます。』

 

?『そうか…一体何をやらかしたのだ、我が妹よ。』

 

?『スノーウィ様は非常に困ってますぜ?』

 

?『大丈夫だネイズよ。このクウラ様が居ればどんな奴だって潰せるんだからな。』

 

ネイズ『は、確かにその通りですクウラ様。』

 

?『それではわたくし、早速会談準備をして参ります。』

 

クウラ『頼んだぞサウザーよ。妹の危機だからな。』

 

サウザー『分かってますクウラ様。では失礼しました。』

 

 




ふぅ…やぁハニチです。驚きでしょ?サウザーの弟だなんて…これから驚きが来ますよ。

さて次回は、第五話~会談~。楽しみに待っててくださいね!

作者感想

今回も急ぎで書いてましたので分かりにくいところが出てしまってるかもしれません。本当にすみません!では次回会いましょう!

第四話終了

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