Game of Vampire   作:のみみず@白月

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豪雨の初試合

 

 

「いいか、雨に惑わされるなよ? フォーメーションを保つんだ。……大丈夫、あんなに練習しただろ? 身体が覚えてるさ!」

 

選手控え室に響くウッドの声を聞きながら、霧雨魔理沙は少しだけ緊張していた。外があまりに凄まじい豪雨なせいで、控え室の中ですら声が聞こえにくい。

 

侵入者騒動から二週間が経った今日は、グリフィンドールのクィディッチの初戦が行われる日なのだ。グリフィンドール対ハッフルパフ。あいにく天候には恵まれなかったが……それは向こうも同じのはずだ。言い訳にはなるまい。

 

今度は一人一人に声をかけ始めたウッドを横目に、自分の箒を取り出してチェックを始める。残念ながら今回は試合に出られないが、箒が故障した選手に貸す機会があるかもなのだ。手を抜くわけにはいかないだろう。

 

足置きの金具が緩んでいないことを確かめていると、ウッドが近付いてきて話しかけてきた。

 

「マリサ、今日はかなりの悪天候だ。もしかしたら怪我をする選手が出てくるかもしれない。そしたら応急処置の準備を頼むぞ。」

 

「わかってる。まあ……そうはならないことを祈っとくがな。」

 

「油断はするなよ? クィディッチは何が起こるか分からないんだ。……それと、ハッフルパフをよく観察しておいてくれ。いつもは俺がゴールからやってる役目なんだが、この雨じゃまともに見えないはずだ。タイムアウトを取った時に話を聞きたい。」

 

真剣な表情で言うウッドに、同じ表情で大きく頷く。ここからでもやれることがあるなら、全力でやるまでだ。

 

「任せとけ! スコアラーもちゃんとやっとくぜ。」

 

「よしよし、頼りになる返事じゃないか。頼んだぞ、マリサ!」

 

ニヤリと笑って私の肩を叩いたウッドは、そのまま自分の箒をチェックしに向かった。

 

となれば……双眼鏡もいるな。チームの器材が入ったカゴを漁り始めたところで、フーチの声が微かに聞こえてくる。かなり大声で叫んでいるようだが、それでも雨のせいで殆ど聞き取れない始末だ。

 

「選手は箒を持──に集合──ように!」

 

グラウンドの中央を指差しているのを見るに、どうやら試合が始まるらしい。試合前の整列をしろということだろう。慌てて競技場へと繋がる大きな出口に走り寄って、箒片手に出て行こうとしているチームメイトたちに声を放つ。

 

「頑張れよ、みんな! ここから応援してるぜ!」

 

「任せとけよ。なんたって、今日は戦勝パーティーで花火を爆発させるって決めてんだ。負けるわけにはいかないさ。」

 

「そうだな。奮発してドラゴン花火を仕入れたんだぜ? 後で見られるのを楽しみにしとけよ!」

 

双子に続いて口々に頼もしい言葉を返してくれたみんなは、一斉に土砂降りのグラウンドへと消えて行った。……よし、私もやるべきことをやろう。

 

双眼鏡を首から提げて、スコア用紙を手にグラウンドを見つめる。かなり見え難いが……ここからならなんとか判別がつくぞ。どうやら試合前の挨拶は終わり、選手たちはポジションにつき始めたようだ。

 

反面、観客席の声援は雨音にかき消されて殆ど聞き取れない。この分では実況の音も聞こえないだろうし、細かい状況は自分で判断するしかなさそうだ。……当然、選手たちも。

 

ドキドキしながら箒に跨るチームメイトたちを見守っていると、雨を切り裂くフーチのホイッスルの音と共に四つのボールが頭上へと飛んで行った。試合開始だ!

 

同時に飛び立った選手たちの中から、チェイサー三人娘へと注目を絞る。序盤の花形は彼女たちだ。最初に高く浮かび上がったクアッフルは徐々にその速度を落としていき、それが最高点で停止したところを……いいぞ! アンジェリーナが掴み取った!

 

そのまま矢尻のような形に陣形を組んだ三人娘は、ハッフルパフのチェイサーをパスで翻弄しながらゴールへと向かって行く。ホークスヘッドフォーメーションを軸にしたウッド独自の戦略はどうやら有効に働いているようだ。これで最も重要な序盤の競り合いで優位に立てた。

 

ビーターの二人は……よし! こっちも悪くない。ここからじゃどっちがどっちだかは分からんが、片方がチェイサーたちを守り、もう片方が相手のチェイサーを妨害している。練習で私が追い回されたのは無駄にならなかったようだ。

 

そのまましばらくは少し有利な条件で試合が進んで行くが、肝心のシーカー二人には動きがない。……まあ、この雨では仕方ないか。スニッチを見つける一番のヒントは日光の反射なのだ。それが無い上に視界が悪いとなれば、この試合は長引く可能性が大きいだろう。

 

しかし……それにしたってハリーの動きは精彩を欠いている気がするぞ。時たまフェイントを入れているハッフルパフのセドリック・ディゴリーに対して、ハリーは上空を旋回しているだけだ。実にらしくない動きじゃないか。

 

シーカーの役目はなにもスニッチを取るだけではない。試合を決める彼らが動けば、ビーターはもとよりチェイサーたちも妨害に動かねばならないのだ。そのため時折フェイントを入れることも重要な役目となる。というか、プロの試合ではむしろフェイントの方が大事らしい。少なくともインタビュー記事にはそう書いてあった。

 

当然ながらハリーもそれは理解しているはずだし、ウッドによればハリーはそれが大得意のはずだ。それなのにあの動きということは……何かトラブルがあった可能性があるな。

 

「……ルーモス・マキシマ。」

 

少し悩んだ後で、出口のギリギリに立ってウッドへと杖明かりで合図を送る。横に二回、縦に二回。シーカーがトラブった時の合図だ。気付かない可能性も考えて数回合図を送ったところで、ウッドが気付いてタイムアウトを要求してくれた。

 

点数で勝っている時に限られたタイムアウトを使うのは痛いが、シーカーに何かあれば逆転される可能性が大きいのだ。こういう時こそが使い所のはず。……多分。

 

フーチの笛を聞いた選手たちが控え室の前へと下りてくる中、真っ先に下りてきたウッドがびちゃびちゃのユニフォームにも構わずに話しかけてきた。今まさに湖で泳いでいたかのような有様だ。

 

「いいタイミングだったぞ、マリサ。俺も動きが良くないと思ってたんだ。ハリーにしては消極的すぎる。……そっちからは何があったのか分かるか?」

 

「特におかしなことはなかったが、ここから見てても調子が良くないみたいだったからな。詳しいことはハリーに直接……ハリー! 何かあったのか?」

 

返事の途中で戻ってきたハリーに問いかけてみれば、彼はメガネを外しながらうんざりしたように説明を始める。

 

「この、馬鹿メガネのせいだよ! 水滴が引っ付いて何にも見えやしないんだ。おまけに拭けば拭くほど曇ってくる! 最悪だ!」

 

「おいおい、これまでは大丈夫だったじゃないか。」

 

ウッドの疑問に、ハリーはユニフォームのポケットから小さな……小瓶? 香水みたいな小瓶を取り出しながら答えた。

 

「この防水スプレーを使ってたんだよ。これまでみたいな普通の雨ならどうにかなってたんだけど……今日はまるで意味なしさ。」

 

なるほど、防水スプレーか。常勝のシーカーにも知られざる苦労があったようだ。……まさかメガネが敵になるとは思わなかったぞ。

 

戻ってきたチームメイトたちは、焦ったような表情でハリーのメガネを見ながら対策を考え始める。そりゃ焦るぜ。シーカーが視界不良となれば、勝てる試合も勝てまい。どれだけ優位に立ってようが永遠に試合が終わらんのだ。

 

「……メガネの上にゴーグルをかけたらどう? 二重になって見え難いかもだけど、今よりマシでしょ?」

 

アリシアの提案に、ケイティとフレッドが同意の声を上げた。

 

「それがいいかもね。とりあえず試してみなよ、ハリー。」

 

「そうだな。少なくとも今よりはマシになるはずだ。」

 

急がないと試合が再開されてしまう。ハリーもそれは重々承知しているようで、急いで予備のゴーグルをメガネの上からかけてみるが……こりゃダメだな。ゴーグルに押しつけられたメガネが斜めになってしまっている。

 

「ダメだ。」

 

ハリーが情けない声で端的に『二重メガネ案』を却下した瞬間、校舎側の控え室のドアが開いて……ハーマイオニー? 息を切らしたハーマイオニーが飛び込んできた。

 

「ハーマイオニー? どうしてここに?」

 

「貴方が何度もメガネを拭ってたのをロンが双眼鏡で見てたのよ! 貸して頂戴。良い考えがあるの!」

 

意外な人物に驚くグリフィンドールチームを他所に、勢いよくハリーに走り寄って引ったくるようにメガネを受け取ったハーマイオニーは、それを杖でコツコツ叩きながら呪文を唱える。

 

インパービアス(防げ)……これで良いわ。撥水呪文よ!」

 

「撥水? えっと、水を弾くってこと?」

 

「その通りよ! 今は関係ないでしょうけど、火も防げるしね。……去年の防衛術での『オススメ呪文リスト』に入ってたでしょう? なんで誰も習得してないの?」

 

ついでとばかりにチーム全員のゴーグルに呪文をかけながら言うハーマイオニーに、ジョージが半笑いで答えを返した。

 

「それは多分、あのクソ長いリストを読んだのが君だけだからだよ。……真面目に勉強しときゃ良かったと思ったのは初めてだ。後で覚えないとな。」

 

去年の防衛術ってことは……アリスの授業か。それならさぞ長いリストだったに違いない。何せ私にも『一年生の内に習得しておいた方がいい呪文リスト』という長ったらしい羊皮紙を贈ってくれたのだから。

 

ま、何にせよこれでハリーは水滴以外の物が見えるようになったわけだ。つまり、スニッチとかが。全員が安堵の息を吐く中、ウッドがハーマイオニーを胴上げせんばかりの勢いで礼を言う。

 

「助かったぞ、ハーマイオニー! これで互角に戦える!」

 

「お礼なんかより、勝利の方が嬉しいわ。」

 

「ああ、任せておけ! ……試合再開の笛だ。行くぞ!」

 

フーチの笛を受けて、選手たちが再び土砂降りの空へと飛び上がって行く。ハーマイオニーと二人で手を振って見送った後で、彼女は再び観客席へと戻って行った。

 

「それじゃあね、マリサ。上から応援してるわ。」

 

「おう! ありがとな、ハーマイオニー。本当に助かったぜ。」

 

よしよし、私も仕事に戻ろう。減ってしまった給水用のボトルに水を入れ直して……そうだ、タオルも乾いた物に替えないと。相手がいつタイムアウトを取るかは分からんのだ。早めに準備しておいた方が良いだろう。

 

っていうか、この作業は今までは誰がやってたんだろうか? まさか試合をしながら選手たちが自分でやってたんじゃないよな……? そんなのめちゃくちゃ忙しいぞ。

 

疑問を抱えながらも作業を終わらせて、再びスコア用紙を手にして試合を見守る。……うーむ、相手はタイム中に作戦を整えてきたようだ。クアッフルの奪い合いは先程よりも不利になっている。ハッフルパフも結構やるな。

 

貯金がどんどん減っていき、その差が三十点まで縮まってしまったところで、ついにシーカーたちが動きを見せた。先んじたのは……ディゴリーだ!

 

恐らくスニッチを見つけたのだろう。それまでのフェイントとは段違いのスピードで斜め上へと猛進している。数秒遅れてそれに気付いたハリーも、前傾姿勢で速度を上げつつ追い始めた。

 

その差は……くそっ、間に合わないか? ここからではスニッチは見えないが、既にディゴリーは片手を離してキャッチの体勢になっている。このままでは──

 

「……え?」

 

身を乗り出して応援しようとした瞬間、双眼鏡を覗く私の視界に奇妙なものが映った。雨に紛れて黒い影が……嘘だろ? 吸魂鬼だ。競技場の境目の上空に、あの恐ろしい存在が十数匹も浮いている。スルスルと滑るように競技場へと迫ってきてるぞ。

 

「ハリー! 後ろだ!」

 

背筋が凍るような感覚に耐えながら、必死に飛んでいるハリーへと全力で叫ぶが……そりゃそうだ。実況の声すらまともに届かないのに、こんな場所から叫んだって聞こえるはずがない。ハリーは尚もスピードを上げて遥か上空を突き進んでいる。

 

どうする? どうすればいい? アイツらは明らかにハリーを狙って飛んでるぞ。教員席が雨でよく見えない以上、吸魂鬼に気付いているのかが分からない。そして気付いていないとしたら、ハリーはこのまま……。

 

「……くそっ!」

 

刹那の間だけ迷った後、壁に立て掛けてあった自分の箒に跨って全力で飛び上がる。もしかすればハリーは無事に逃げ切るかもしれないし、他の選手や教員が対処するかもしれない。そうなれば私の乱入のせいでグリフィンドールは負けてしまうが……命には代えられないはずだ。その時は全力で土下座して謝ろう。

 

「急いでくれ、相棒。」

 

前傾姿勢で凄まじい雨に耐えながら、かなり上空を飛んでいるハリーへと向かってトップスピードで飛び続ける。やはり他の選手は気付いていないようだ。唯一ウッドだけが慌てて何かを叫びながらゴールを離れているのが見えるが、あの場所からでは遠すぎる。

 

ハリーに近付くにつれて、冷たい悪寒が心を蝕んでいく。ホグワーツ特急で味わった感覚を必死に耐えながらなおも飛び続けると……ハリー! 数体の吸魂鬼に囲まれたハリーが、箒を手放してまっ逆さまに落ちていくのが見えてきた。

 

間に合え……間に合え! 落下の軌道に割り込んで、落ちていくハリーへと必死の思いで手を伸ばす。あと十メートル、五メートル、そして目の前に──

 

「ぐぅっ……。」

 

ハリーを右手で抱えるように受け止めた瞬間、ゴキリという音と共に右腕を激痛が襲う。それでも……放すもんか! もはや箒の軌道は滅茶苦茶になっているが、構わず左手も駆使してハリーを抱き止める。耐えろ、私! ここで離したらハリーは死んじまうんだぞ!

 

なんとかハリーを箒に乗せて……よし、後は軟着陸するだけだ。落ち着け、魔理沙。なるべく浅い角度で入るんだ。殆ど墜落に近い形の箒の頭を必死に持ち上げて、なんとか速度を落とし続ける。みるみるうちに近付いてくるぬかるんだ地面に……今だ! 箒から手を離し、自分が下側になって飛び降りた。

 

背中に響く凄まじい衝撃と、身体がバラバラになりそうな感覚。思ったより痛くなかったのは大雨で地面が柔らかくなっていたお陰だろう。泥を跳ねながらかなり長い距離を滑ったところで、ようやく私とハリーは停止する。……生きてる、よな?

 

「……ってぇ。」

 

立ち上がろうとした途端、両腕の激痛で身が竦んだ。右腕はハリーを掴んだ時に脱臼したのだろうし、左腕は着陸時に下になったせいでユニフォームがズタボロになっている。多分この下は酷い擦り傷になっているのだろう。というか、ひょっとしたらこっちも脱臼か骨折してるかもしれない。

 

泥だらけで両腕が滅茶苦茶。おまけに足首も捻ったぽいが……まあ、いいさ。ハリーも私も生きてんだ。ユニフォームは縫えば直るし、私の傷だって治せる。誰も死んでないならお釣りがくるはずだ。

 

立ち上がる余裕もなくて、倒れ込んだままでぼんやり上空を眺めていると……何だありゃ? 銀色の猫と狼が吸魂鬼を追い回しているのが見えてきた。おいおい、幻覚を見てるんじゃないよな? なんともバカバカしい光景じゃないか。

 

思わず苦笑が浮かんだところで、見たこともない程に焦った顔のフーチが近くに下りてくる。その後ろからはグリフィンドールとハッフルパフの選手たちも続々と集まってくるのが見えてきた。

 

「二人とも! 無事ですか?」

 

「無事ではないが、生きてるぜ。私は歩けもしないし、ハリーは絶賛気絶中だ。」

 

「……ああ、良かった。すぐに医務室へ運びますからね。」

 

是非ともそうして欲しいぜ。フーチが魔法で作り出した担架に乗せられたところで、ウッドが横たわる私に声をかけてくる。……こりゃ酷い。無理に笑ってるのが丸わかりだぞ。どうやら試合はダメだったようだ。

 

「最高の働きをしてくれたな、マリサ。誰が何と言おうが、今日のMVPはお前だよ。」

 

「へへ、嬉しいぜ。試合は……負けか?」

 

「ディゴリーがスニッチを取ったからな。抗議はしてみるが、ルールに照らし合わせればハッフルパフの勝ちだ。……多分覆らないだろう。」

 

やっぱりダメだったか。二人で残念そうに俯いていると、ウッドの後ろから件のディゴリーが歩み寄ってきた。何故だか知らんが、コイツも全然嬉しそうな顔じゃないな。

 

「やあ、ウッド。それと……。」

 

「マリサ・キリサメだ。マリサでいい。」

 

「マリサか。見事なキャッチだったよ。それに……すまなかった。ハリーは僕の真後ろだったってのに、全然気付けなかったんだ。我ながら情けないよ。」

 

「ま、仕方ないさ。スニッチに集中しちまうのはシーカーの性だろ?」

 

私が戯けながら言ってやると、ディゴリーは少しだけ笑顔になって頷く。どうも本気で申し訳なく思っている感じだ。なんともまあ、正にハッフルパフって感じのヤツだな。

 

そのまま担架に横たわりながら、安堵の表情を浮かべる選手の間を通って城へと運ばれて行く。競技場を出ようとしたところで、ようやく観客席からの歓声が耳に入ってきた。雨と緊張のせいで全然聞こえていなかったようだ。

 

最初はハッフルパフの勝利を祝っているのかと思ったが……どうも違うみたいだな。私の名前が聞こえてくるぞ。どうやら私に対して歓声を上げてくれているらしい。負けたってのに、グリフィンドールの観客席では真紅の旗が歓声に合わせて大きく振られている。

 

思わず浮かんできた微笑みをそのままに、紅い旗を見上げながら息を吐いた。まあ、こういうのも悪くない。ズタボロになった甲斐があるってもんだ。酷い初試合になっちまったが、少なくとも一生忘れられない思い出にはなったのだから。……むしろ問題なのはここからかもな。

 

ポンフリーのことだ、『優しい手当て』になるはずがあるまい。これから行われる治療の痛みを思い、霧雨魔理沙はゆっくりと苦笑いを浮かべるのだった。

 


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