Game of Vampire   作:のみみず@白月

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古き魔法の牙城

 

 

「そこで少し待っていなさい。まだやることがあるから。」

 

無人の教員テーブルを背に軽い感じで言うノーレッジに対して、霧雨魔理沙はガチガチに緊張した表情で頷いていた。……本当に戦いが始まるんだ。このホグワーツで、私たちの学校で。

 

ようやく現実感が追いついてきた。自室で眠っているところを寮に響き渡るマクゴナガルの大声で起こされて、急いで着替えて大広間に連れてこられてみれば恐怖すら感じるほどの魔力で威圧を食らい、質問も出来ない状態で戦いが始まるのだと告げられる。……よく考えたら無茶苦茶だな。リーゼのお陰で多少なりとも事情を知っている私ですらこうなのだから、他の生徒たちは混乱の極みにあるはずだぞ。

 

それでも大部分の生徒が去った大広間には、今なお多数の上級生が残っている。成人済みの、戦いに加わろうという生徒たちだ。フレッド、ジョージ、アンジェリーナ、アリシア、リー。他にも顔見知りが大勢残っているところを見るに、グリフィンドールは条件を満たした殆どの生徒が参加するつもりらしい。

 

そしてハッフルパフやレイブンクローも七割以上が、スリザリンですら資格ある内の半分ほどが残っているようだ。……結構多いけど、大丈夫なのか? これが最後に見た姿になるなんて嫌だぞ。

 

「なあ、あいつらは大丈夫なんだよな? その……死んだりとか。無いよな?」

 

急に襲ってきた不安に駆られて聞いてみると、ノーレッジは両手を複雑に動かしながら答えてきた。私には時折魔力を発していることくらいしか分からないが、何らかの複雑な魔法を行使しているようだ。淀みなく動く彼女の手に合わせて、耳鳴りのような音と共に大広間が……というか、城そのものが振動している。

 

「配慮はするけど、絶対は無いわ。そのことは今まさに説明されているはずよ。」

 

冷静な言葉に従ってもう一度上級生たちの方へと視線を戻してみると、険しい表情で説明をしているフーチの姿が見えてきた。……対する上級生たちも皆緊張した様子だが、誰一人として大広間を出て行こうとはしていない。彼らはきちんと覚悟を決めているようだ。

 

頼むから、無茶だけはしないでくれよ。特に双子とか、リーとか。胸に渦巻く不安を感じながら悪童たちのことを眺めていると、隣に立つ咲夜が私の手を握って声をかけてくる。

 

「落ち着きなさい、魔理沙。貴女はちょっと緊張しすぎよ。リーゼお嬢様もパチュリー様も居るんだから、そんなに酷いことにはならないわ。」

 

「むしろお前は落ち着きすぎだぞ。……怖くないのか? 本物の戦いなんだぜ?」

 

「別に平気よ。私はお嬢様たちを信じてるから。」

 

迷い無く言い切る咲夜は、本当に一抹の不安も感じていないような表情だ。……大した信頼だが、これはこれで危うい何かを感じさせるな。いくらリーゼたちとはいえ、無条件に信じちゃうってのはマズいんじゃないか?

 

私が名状し難い危機感を覚えている間にも、ノーレッジは大広間でやるべき作業を終わらせたらしい。一度宙空を見て一つ頷いたかと思えば、やおら私たちを促してきた。

 

「はい、終わり。それじゃあ行くわよ。少し城を歩き回るから、二人とも遅れずに付いて来なさい。」

 

「……分かったぜ。」

 

「はい!」

 

緊張する私と、ちょっとだけ楽しそうな咲夜。対照的な二人を引き連れて歩き始めたノーレッジは、大広間の扉を抜けて玄関ホールに……おいおい、何だよこれは。大広間を出た瞬間、平時とは全く違うホグワーツの風景が目に入ってくる。

 

玄関ホールを埋め尽くすのは、膨大な量の石像たちだ。形も大きさも多種多様な石像の群れが、整然と並んで外へと行軍している。玄関ホールの壁に設置されていた大量の騎士像、廊下の各所に置かれていた魔法使いの像、三階にあったはずの巨大なトロールの像。一つ一つは三年間の生活で見慣れた石像だが……動くのかよ、こいつら。

 

しかし、物凄い量だぞ。百体や二百体とかいう規模じゃない。石の重みを感じさせる足音を鳴らしながら、規則正しい歩みで城外へと向かう石像たちを横目に廊下を進んで行くと……今度は天井付近を飛び回るゴーストたちの姿が見えてきた。こっちも凄いな。信じられない数だ。

 

「……ゴーストってこんなに居たんだな。知らなかったぜ。」

 

「普段顔を見せてるのなんてほんの一部だもの。……多分、霊魂課でも全てを把握し切れてないと思うわよ。ゴースト文化の強いヨーロッパでも、ホグワーツは有数の『集合地』だからね。」

 

「まさか、こいつらも戦うのか?」

 

「ゴーストは生者の戦争に関わったりはしないわ。ただまあ、彼らにとってもここは大事な住処だしね。準備にだけは協力してくれてるってわけ。」

 

廊下のあちらこちらを飛び回る青白い影たちは、はぐれた生徒が居ないかと見回ったり、絵画の中の住人たちに警告を伝えているらしい。……とはいえ、その絵画の中も殆どがすっからかんだな。どっかに避難してるのか?

 

「なあ、絵の中の連中は何処に行っちまったんだ?」

 

「ホグワーツ以外にある絵画だったり、安全な場所の大きな風景画に避難済みよ。有志には見張りを頼んだりしてるけどね。」

 

石像どころか絵画まで協力してんのかよ。何でもありだな。ノーレッジの解説を耳にしながら角を曲がり、玄関ホールから響いてくる足音を背に一階の廊下を歩き続けていると……いきなり疑問げな表情になった咲夜が声を上げた。

 

「あれ? こっちってハッフルパフの寮に繋がる道があったはずですよね? 壁になっちゃってますけど……。」

 

ありゃ、本当だ。咲夜が指差す方向に視線を送ってみると、あったはずの通路が壁に遮られているのが見えてくる。周りの壁と比べても違和感のない、ごく平凡なホグワーツらしい石造りの壁だ。通路があったことを知らないヤツなら疑問にも思わないだろう。

 

普段と違う光景に首を傾げる私たちへと、壁を一瞥したノーレッジが答えを寄越してきた。

 

「隠されてるのよ。壁はダミーね。本物の寮は地中深くに『潜って』いったはずだから、用があるなら戦いが終わった後になさい。」

 

「地中に? ……つまり、これがマクゴナガルの言ってた『特殊な防衛魔法』ってわけか。ハッフルパフらしい魔法だな。創始者が遺したのか?」

 

「さて、どうかしらね。使われている魔法の古さから私はそう考えているけど、ひょっとしたら卒業生の誰かが残したものかもしれないわ。……何にせよ、ハッフルパフ寮を襲うのはひどく骨が折れる作業になるでしょうね。延々と穴掘りを続ける羽目になるわよ。」

 

言いながら目線で急かしてくるノーレッジに従って、再び角を曲がって西側の廊下へと進んで行く。大したもんだな。ノーレッジがこういう表現をするということは、かなりの深さまで潜っていったのだろう。今の私にはどんな魔法が使われてるのかもさっぱりだぞ。

 

ちなみに、私たちが……というか、ノーレッジが通ったそばから窓の鎧戸がバタバタと閉まっている。その他にも壁の石がパズルのように動いて通路の形を変えたり、立ち並ぶ教室のドアが霞むように消えていったり。うーむ、今日のホグワーツはいつにも増して魔法の城だな。

 

片手間でやっているようにしか見えないが、一応は邪魔しないように大人しく後ろを付いて行くと、今度はノーレッジの背中越しに地下通路の入り口へと杖を振っているスラグホーンの姿が目に入ってきた。いつもの柔和な顔ではなく、かなり集中している表情だ。スラグホーンでもあんな顔するんだな。

 

普通の人間なら声をかけるのを躊躇う場面だが、ノーレッジにとってはそうではないらしい。迷わず近付いて質問を飛ばし始めた。

 

「スラグホーン、どこまで封鎖し終えたの?」

 

「これは、校長代理。ここで終わりです。単に起動するだけとはいえ、老体には堪える作業でしたよ。」

 

疲れたように笑うスラグホーンの背後では、蛇を象った細い銀色の金属が幾重にも重なり合って地下通路への道を塞いでいる。まるで蔦が伸びるかのように、スルスルとお互いに絡み合っていくその姿は……正に蛇だな。これがスリザリン寮の護りってわけか。何にせよただの柵じゃないってことだけは私にも分かるぞ。

 

「見てよ、魔理沙。あの蛇たち、こっちを見てるわ。」

 

ちょっと嫌そうな顔になってしまった咲夜の言う通り、蛇たちは自身の身体で網目状の頑丈そうな柵を作り終えると、今度は無数に光る緑の瞳で私たちを睥睨し始めた。一匹一匹の目に当たる部分に緑色の小さな宝石が嵌っているらしい。

 

「生きてるみたいで薄気味悪いぜ。……近付いたら噛み付いてくるとか? あるいは、巻き付いてくるのかもな。」

 

「それだけで済むとは思えないけどね。」

 

「だろうな。もしスリザリン本人が遺したんなら、もっと酷いことになるのは目に見えてるぜ。」

 

でなきゃあんな性質の寮にはなるまい。薄暗い地下通路の入り口で蠢く銀の蛇の群れを見て囁き合う私たちを尻目に、あんまり興味の無さそうなノーレッジがスラグホーンへと声を放つ。

 

「残念ながら、今日はまだまだ働いてもらうわ。マクゴナガルなら心配ないでしょうけど、一応グリフィンドール寮の方を確認してきて頂戴。レイブンクローは私が見ておくから。」

 

「お任せください。今日ばかりは昔を思い出して、あくせく真面目に働くことにしますよ。……では、お嬢さん方もお気を付けて。」

 

最後に洒落た動作で私たちへと微笑みかけたスラグホーンは、割と素早い動きで東側の通路へと歩いて行く。その姿を背に再び歩き出したノーレッジに従って、西塔の階段へとたどり着いてみれば……これはまた、違和感が凄いな。平時よりもずっと静かな階段が見えてきた。

 

具体的に言えば、動いていない。いつもは忙しなく動く迷惑な階段だったのに、今日はやけに大人しいじゃないか。試しに踏むとシンバルの音を出す段を踏んでみるが、うんともすんとも言わなくなってしまっている。

 

「あー……これも緊急時だからか?」

 

ホグワーツでは滅多に出来ない『普通に階段を上る』という行動をしながら聞いてみると、ノーレッジは小さく頷いてから返事を返してきた。

 

「そうよ。もはやこの階段は城の生徒たちや関係者を邪魔することはないわ。……もちろん侵入者は別でしょうけどね。」

 

「そりゃあ大したもんだが、侵入者かそうでないかを誰が判断するんだよ。」

 

「決まっているでしょう? 『ホグワーツ』が判断するのよ。」

 

なんだそりゃ。城に意思があるみたいな言い草じゃないか。不思議な気分のままで階段を上っていると、ガシャガシャという金属音と共に騒がしい声が上階の方から響いてくる。……懐かしいな、思わず頰が緩んじゃうぞ。私が一年生の頃によく聞いた声だ。

 

「侵略者どもめ、ゴロツキどもめ! この城の名を忘れたか? ……ここはホグワーツだぞ! 最も偉大な魔法の城だぞ! 臆するな、恐れるな! その名を忘れた愚か者どもに目に物見せてやれ!」

 

言わずもがな、カドガン卿だ。太ったロバに乗った鎧姿のカドガン卿は、すれ違いざまに私たちに向かって大声で喚き散らすと、そのまま絵の中を通り抜けて階下へと走り去って行く。なんとも楽しそうだな。絵画の住人たちが消えた今、彼の走りを邪魔する者は居ないだろう。

 

「やる気満々だったけど、どうやって戦うんだろうな? 絵なのに。」

 

「近くで騒いでたら邪魔にはなるんじゃない?」

 

「まあ……うん、それは有り得そうだな。」

 

あの声量だと味方も味方で鬱陶しそうだけどな。咲夜と無駄話をしながら西塔の階段を上り続けていると、たどり着いた踊り場の向こうから靄のようなものが漏れ出てくるのが見えてきた。確か、レイブンクローの談話室がある階だ。今度は霧か?

 

「入らないようにね。迷うから。貴女たちだと何日かけても出てこられないわよ。」

 

「えっと、これがレイブンクロー寮の護りなんですか?」

 

「そう、迷いの霧。……一番スマートな護り方だわ。さすがはレイブンクローね。」

 

うんうん頷きながら咲夜に答えたノーレッジは、白い霧に閉ざされた通路の先の『何か』を見ているようだ。……一体何があるんだよ、私には何も見えないぞ。普通では有り得ないほど濃い霧な所為で、僅か一歩先ですら霞んでしまっている。

 

「魔法で払えないのか? これ。」

 

「貴女ね、そんな簡単な方法でどうにかなると思うの? もし思うのなら試してみなさい。そうじゃないなら手を出さないのが賢明よ。」

 

「……やめといた方が良さそうだな。」

 

挑む気にすらならん。眠れるドラゴンは静かに避けるのが正解なのだ。階段の方へと一歩下がりながら言うと、ノーレッジは正解とばかりに頷いて更に上階へと進み始めた。

 

下の階の喧騒も遠ざかり、いつもは騒がしい絵画やゴースト、生徒たちも居ない。やけに静かな階段を上って六階に到着すると、ノーレッジは西塔と天文塔を繋ぐ渡り廊下の方へと歩き出す。下ではなく、上。ホグワーツで最も高い塔に行こうとしているらしい。

 

「天文塔に行くのか?」

 

「ええ、そこで貴女への最後の個人授業を行うわ。……『切り札』が欲しかったんでしょう?」

 

「そりゃあ、ずっとそう言ってたけどさ。何もこんな緊急時にやらなくてもいいんじゃないか? 私なんかに時間を割いてて大丈夫なのかよ。」

 

「心配しなくても大丈夫よ。幕開けは譲ったんだから、幕引きは私が決めるわ。だから余裕はあるの。」

 

幕引き? 相変わらず偶によく分からんことを言うヤツだな。謎かけのような台詞に曖昧に頷いた後、ふと渡り廊下の窓から下を見下ろしてみれば……おいおい、大橋が『折り畳まれて』いるぞ。

 

遥か下に架かっているホグワーツ城ご自慢の石橋が、カシャカシャと城の方へ折り畳まれていくのが見えてきた。その先の校庭には、先程見た石像たちがホグワーツ城を守るように並び立っている。

 

「跳ね橋要らずってわけかよ。……要するに、飛んでこないと入れないようにしてるのか?」

 

崖で分断された校庭を眺めながら聞いてみると、ノーレッジはゆるりと首を振って返答を寄越してきた。縦ではなく、横にだ。

 

「そう簡単にはいかないわ。裏手は校庭と繋がっているし、一階の西側にも渡り廊下はあるでしょう? 敵の選択肢を一つ潰したってだけよ。……覚えておきなさい。魔法での戦いっていうのは、選択肢の潰し合いなの。取り得る手段が多すぎるから、事前にそれをどれだけ削れるかに懸かっているのよ。同時に自分の選択肢をどれだけ残せるかも重要ね。」

 

「そんなこと言われても、活かせる機会なんて無いと思うけどな。……私がこんな大規模な戦いをする日が来るとは思えんぜ。」

 

「貴女が本当に魔女を目指すのであれば、その日は必ず来るわ。本来魔女ってのは同族を嫌うものよ。『縄張り争い』は別に珍しくもないの。自分の工房を守るか、敵のそれを攻めるか。何にせよ有り得ない話じゃないでしょう?」

 

「……お前は経験したことあるのか? その、縄張り争いとやらを。」

 

そもそも、魔女ってそんなに沢山居るのかよ。疑問に思いながら聞いてみると、ノーレッジは肩を竦めて口を開く。

 

「私の場合は地盤のある吸血鬼が後ろ盾になってるからね。幸いにも縄張り争いとは無縁で済んでるわ。……私が生きてる間に関わった『本物』の魔女は三人だけ。弟子であるアリスと、貴女の師匠である魅魔と、もう一人。その内深く関わったのはアリスだけよ。出不精なのが幸いしたのかしら?」

 

「『もう一人』ってのは……私か?」

 

「そんなわけないでしょうが。貴女はまだまだ魔女とは言えないでしょう? もう一人ってのは大陸のいけ好かない魔女のことよ。気になるなら今度アリスにでも聞いて頂戴。……ほら、質問の時間は終わり。さっさと行くわよ、見習い魔女さん。」

 

むう。そりゃあ、その面子に並べるとは微塵も思っちゃいないが……いいさ、いつか私も一人前の魔女だと言わせてみせる。うん、それをとりあえずの目標にしてみよう。こいつに魔女だと言わせることが出来たのなら、私はきっと魔女を名乗っていいはずだ。それまでは見習いに甘んじてやるぜ。

 

明確になった目標を胸に仕舞い込みながら、見慣れた天文塔の螺旋階段を上って行く。そのまま星見台の入り口を横目に、天文台へと続くドアを抜けてみれば……うお、デカいな。満天の星空と、空に浮かぶ巨大な満月が見えてきた。

 

「……見事な満月ね。とっても綺麗だわ。」

 

目を細めながら月を見上げる咲夜が呟くのと同時に、天文台の中央に移動したノーレッジがちょちょいと手を振ると、端っこの手摺りが沈み込むように消えていく。いきなり怖いな。落ちたら即死だぞ。

 

「……まさか、飛び降りろとか言わないよな?」

 

「単に邪魔だったから片付けただけよ。これならよく見えるでしょう?」

 

言葉と共にノーレッジが指差す方向を見てみれば、月明かりに照らされる黒い……吸魂鬼? 禁じられた森の上を飛ぶ吸魂鬼らしき影の群れと、それとは別方向の地面に蠢く大集団が目に入ってきた。あれが敵か? もう駅の近くまで到達しているらしい。

 

「……多くないか?」

 

「数量の基準がよく分からないけど、ホグワーツ城を攻めるのであれば間違いなく『少ない』わね。」

 

やけに自信満々だな。天文台の縁に歩み寄りながら答えたノーレッジは、そのまま敵の方を見下ろして続きを語る。冷たい瞳だ。まるで実験動物を観察する時のような目付きじゃないか。

 

「それじゃ、暫くは見物してなさい。始まるまではまだ少しありそうだから。」

 

『始まるまで』か。その言葉を聞いて、忘れていた緊張感が一気に戻ってくる。巨人も結構な数が居るみたいだし、その周囲で動いている小さな影は全部死喰い人なのだろう。あれが纏めて襲ってくるのだとしたら……ヤバいんじゃないのか? 本当に大丈夫なんだろうな?

 

自身の中の不安が大きくなってくるのを自覚しながら、霧雨魔理沙はギュッと手を握り締めるのだった。

 

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