Game of Vampire   作:のみみず@白月

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リッキーちゃんとぷるぷるちゃん

 

 

「くそ、来週の頭まで防衛術は無いみたいだ。それまで校長の授業はお預けだな。」

 

手に持った真新しい授業予定表を見ながら呟くロンへと、アンネリーゼ・バートリは曖昧な頷きを返していた。あの爺さん、自分が死んだ後はどうするつもりなんだ? 『とりあえず』って言ってたし、それまでに正式な教師を探しておくってことなのだろうか?

 

歓迎会後の獅子寮談話室では、ハーマイオニーによる新入生への長すぎる『ルール説明』が行われている。それを横目にハリー、ロン、私で新たな授業についてを話し合っているのだが……私の記憶が確かなら、ロニー坊やも監督生だったはずだぞ。ロンが自主的に説明をサボっているのか、それともハーマイオニーから戦力外通告されてしまったのか。なんとも微妙なところだな。

 

几帳面にメモを取っている背の低い一年生……リヴィングストン、だったっけ? アーモンド色の子猫ちゃんを眺めながら考えていると、ローテーブルの隣に座って予定表に何かを書き込んでいたハリーが口を開いた。

 

「でも、ダンブルドア先生が授業を受け持つのは良いことだよ。みんなが先生の価値を再確認するだろうしね。」

 

「……先に言っとくけど、だからって『自分が死ぬべき理論』に繋げるのはなしだぞ。」

 

ジト目で先手を取ったロンに対して、ハリーも同じような表情で返事を放つ。ロンも大分調子が戻ってきたらしいな。いつも通りに近い雰囲気だ。

 

「別にそんなつもりはないよ。単にダンブルドア先生の評価が上がるのは良いことだってだけ。……それよりさ、ハーマイオニーが居ないうちに話しておきたいことがあるんだけど。」

 

急に声を潜めたハリーに従って、怪訝そうな表情のロンと共に顔を近付ける。ハーマイオニーには内緒ってことか? 面白そうじゃないか。ちょっとワクワクし始めた私に、ハリーは寮点の重要性を語るミス・優等生の方を見ながら囁きかけてきた。

 

「ほら、ハーマイオニーは今月で成人でしょ? だから誕生日プレゼントはどうしたらいいかと思ってさ。僕、魔法界のしきたりには詳しくないから……成人する年ならこれを贈るべき、みたいなのってあるの?」

 

「んふふ、成る程ね。それは確かにハーマイオニーには内緒にした方が良さそうだ。……ただまあ、私の知る限りではこれといった決まりは無かったはずだよ。形に残る物を贈る場合が多いってくらいかな。」

 

「うん、お菓子とかの消え物よりはそっちの方が良いと思う。杖のホルダーとか、アクセサリーとか、そういう長く使える物を贈るのが無難じゃないかな。」

 

「……アクセサリーは難易度が高すぎるよ。女物どころか男物もよく分からないし。だけど、ホルダーならどうにか選べるかも。」

 

私たちの答えを聞いたハリーが悩ましそうな顔で言うのに、肩を竦めて提案を送る。被っちゃうのも興醒めだし、ここは役割分担しようじゃないか。

 

「なら、ハリーがホルダーでいいんじゃないかな。私は端っからアクセサリーを贈るつもりだったからね。もう注文済みだよ。」

 

「あーっと、実は僕ももう決めてたんだ。腕時計にしようと思って。夏休み中に良いのを見つけたから、その……買ってみたんだよ。」

 

「チャーリーの意見は取り入れちゃいないだろうね?」

 

「もちろんさ。今回は僕が自分で選んだんだ。……ビルにはちょこっとだけ相談したけどね。」

 

まあ、あのお洒落な長兄ならば問題なかろう。少し赤い顔で付け足したロンに頷いたところで、新入生たちに注意事項を伝え終わったらしいハーマイオニーが戻ってくる。ようやく解放されたチビどもは明らかにホッとした表情だ。

 

「新入生がみんな良い子たちで助かったわ。今年のグリフィンドールはトラブルが少なそうね。……なんか、変な雰囲気じゃない? 何の話をしてたの?」

 

「新しい予定表についてさ。今週は防衛術が無いことを悲しんでたんだよ。」

 

適当に話題を逸らしてやると、ハーマイオニーは慌ててロンの持つ予定表を覗き込んだ。相変わらず勉強方面の話題は効果覿面だな。

 

「あら、本当。……何にせよ今年は防衛術クラブを開く必要がなさそうで助かったわ。ダンブルドア先生の授業だったらそんな心配は無用でしょうしね。」

 

「僕の場合、問題なのは他の授業かな。イモリ試験対策って今からやるべきだと思う?」

 

「闇祓いを目指すのであれば、勿論やるべきだわ。フクロウと違って複数の教科に関わる問題もどんどん出てくるらしいから、全体的な理解度を上げておかないと後で辛くなっちゃうわよ? ……貴方の場合、確かに防衛術は問題ないでしょうけどね。」

 

最後の台詞をちょっと半眼で言ったハーマイオニーから、ハリーが苦い表情で目を逸らす。ハーマイオニーのフクロウ試験の成績は『防衛術以外』全て優だったのだ。唯一良になってしまった防衛術で、我らがハリーは優を取った。そのことがミス・勉強としては少し妬ましいらしい。

 

なんとも可愛らしい嫉妬じゃないか。成人間際のハーマイオニーが見せる子供っぽさに苦笑しつつも、二人の間に入ろうとしたところで……おっと、ジニーだ。赤毛の末妹どのが近付いて声をかけてきた。

 

「やっほ、みんな。マリサからクィディッチの話を聞いてさ、この際やってみようかと思ってるんだけど……ケイティ知らない? 姿が見えないのよね。」

 

「具合が悪そうだったし、早めに女子寮に引っ込んじゃったんじゃないか?」

 

「ありゃ、そう。だったら明日の朝にでも話してみるわ。」

 

「それより、希望ポジションはチェイサーなんだろうな? ビーターはダメだぞ。危ないから。」

 

去って行こうとするジニーに食い下がった兄バカに、当の妹は面倒くさそうな声色で背中越しに返答を放る。

 

「そんなのどっちでも良いよ。チェイサーもビーターも楽しそうだしね。他に集まった面子次第かな。」

 

「ビーターはダメだからな!」

 

「なんならキーパーでもいいんだけど? ロンより上手いと思うよ、私。」

 

おお、辛辣。どこの家も末妹は怖いな。口をパクパクさせるロンを尻目に遠ざかる赤毛娘を見送っていると、我関せずと手帳に羽ペンを走らせていたハーマイオニーが新たな話題を投げてきた。

 

「んー、姿あらわしの集中講義は来年からみたいね。……残念だわ、楽しみにしてたのに。」

 

「ふぅん? 二月の頭からか。受講資格は……『講義が終了する四月末までに成人する者』らしいよ。ロンも普通に受けられそうだね。」

 

「……本当だ。僕、てっきり来年になるのかと思ってた。パパから制度が新しくなったって聞いてたから。」

 

兄バカモードから一転、私の言葉に喜びを露わにしたロンに対して、講義を受けられないハリーは残念そうな表情だ。前までの基準ならハリーにも受ける資格があったのだが、魔法省の改革の余波でこの辺もしっかりしたものに変わったらしい。

 

そんなハリーの肩をポンポンと叩きながら、慰めの台詞を口にする。

 

「ハリーには私が教えてあげるよ。来年の夏休みは自由に動けるだろうし、十七歳になったら魔法省で試験を受ければいいじゃないか。」

 

「いいの?」

 

「姿あらわしは便利な魔法だからね。来学期の集中講義まで待つのは嫌だろう?」

 

「まあうん、出来れば早めに使えるようになりたいかな。……実はちょっと憧れてたんだ。」

 

顔を綻ばせて言うハリーに、クスクス笑いながら首肯を返した。……来年の夏休みの予定を入れるのはいいことだ。意識的にではないにせよ、それは運命を乗り越えた先を望んでいるということなのだから。

 

姿あらわしの話題で盛り上がる三人を見ながら、アンネリーゼ・バートリは深々とソファに身を埋めるのだった。

 

 

─────

 

 

「──が乱獲した所為で、個体数が一気に減っちまったわけだ。……ふん、とんでもねぇこった。お前さんたちはそんなことをしちゃあならんぞ? 無断で捕まえると一発で牢獄行きだからな。」

 

ハグリッドの感情を込めた説明を聞きながら、霧雨魔理沙は周囲の生徒たちに合わせて一歩後ろに下がっていた。……ってことは、そいつは『無断で捕まえた』個体じゃないんだよな? 先にそれを明言してくれないと説得力が無いぞ。

 

歓迎会から一夜明けた現在、私と咲夜は午前中二コマ続きの飼育学を受けている真っ最中なのだ。記念すべき学期初授業ってことで気合が入っているのか何なのか、ハグリッドはとんでもない魔法生物を用意してくれたのである。

 

禁じられた森の縁に特設された背の高い鉄柵の向こうに見えているのは『エルンペント』。一言で表すとしたら……そう、超巨大なサイだ。太い四肢に鎧のような分厚い皮膚、頭と一体化している大きな角、鞭のようにしなやかで細長い尻尾、そして私くらいなら難なく踏み潰せそうなサイズ感。

 

つまり、クソ怖い魔法生物なわけだ。鉄柵はハグリッドが全力で体当たりをかましても歪みすらしなさそうな見た目だが、かといってエルンペントの突進を止められるとは思えない。おまけに足を踏み鳴らして不機嫌そうなご様子だし、角の付け根には膿袋のようなものが脈動している。

 

きっとあれは毒とかだぞ。絶対そうだ。じゃなきゃハグリッドがあんなに嬉しそうに説明するはずがない。私が毒の種類について考察し始めたところで、楽しそうに話していたハグリッドがキョトンと首を傾げてきた。ようやく生徒たちの反応に気付いたらしい。

 

「──が分かるか? ほれ、皮膚を見てみろ。あの分厚い皮膚が呪文を弾いちまうんだ。あんまり目立たねえが、長い尻尾も強力だな。それに……おい、どうした? お前さんたち。そんな遠くじゃ良く見えねえだろ? もっと近くに来てもいいんだぞ?」

 

「いや、あの……怖いんですけど。」

 

一緒に授業を受けているハッフルパフの誰かから上がった正直な感想に、その場の全生徒が共感の頷きを放つ。なにせ巨人と同じくらいの威圧感なのだ。好き好んで近付きたいとは思えない生き物だぞ。

 

そんな教え子たちの総意を受けたハグリッドは、一瞬だけポカンとした後で……豪快に笑いながら追加の説明を寄越してきた。

 

「なんだ、そんなことを考えちょったのか。心配はいらねえ。エルンペントは大人しい生き物だからな。そりゃあ発情期には他のオスを爆破しちまったりもするが──」

 

「『爆破』する? どういう意味なんだ?」

 

聞き逃せんぞ、その単語は。私が横槍を入れると、ハグリッドは朗らかな表情で『爆破』の詳細を語り始める。

 

「おお、良い質問だな、マリサ。あの角の付け根の袋に気付いた生徒はおるか? あそこには体内で作られた破裂液がたっぷり詰まっちょるんだ。角で突き刺した後にそれを注入して、相手を破裂させちまうって寸法でな。……どうだ? 神秘的な生き物だろう?」

 

なるほどな。私はよく理解できたし、周りの生徒たちもそれは同様らしい。ハグリッドが同意の返答を待ったところで、生徒たちは一斉に後退し始めたのだから。

 

「ハグリッド先生、もしかして神秘的って言った? 猟奇的の言い間違いかしら?」

 

「『めちゃくちゃ危険』を脳内で翻訳した結果、『神秘的』って単語になったんだろ。いつものハグリッド語だ。」

 

私と咲夜がコソコソ話している間にも、慌てた様子のハグリッドの解説は続く。

 

「いやいや、逃げる必要はねえ! エルンペントが人に角を刺した例は山ほどあるが、そいつは余計なことをして怒らせたからだ。アフリカじゃ大事にされている魔法生物で、基本的には穏やかな性格だから──」

 

ハグリッドがそこまで言った瞬間、鉄柵の方から轟音が響いてきた。反射的にそちらに目をやってみると……わお、凄いな。なぎ倒した鉄柵を思いっきり踏み付けている『穏やかな魔法生物』の姿が見えてくる。肌寒いイギリスの気候が気に入らなかったのか、それとも閉じ込められているのがお気に召さなかったのか。何にせよエルンペントの不満は限界を超えてしまったようだ。

 

「これ、逃げるべき? それとも死んだフリの方がいいのかしら?」

 

「どっちかって言ったら逃げるべきだろうな。準備はしておこうぜ。」

 

さほど緊張感のない咲夜に答えたところで、ハグリッドが大慌てでエルンペントに向かって走って行く。相変わらず凄まじい度胸だな。駆け寄るだけでも今年一年分くらいの勇気が要るぞ。

 

「大丈夫だ、心配いらねえ! 今日はちょっとばかし機嫌が悪いってだけで……こら、リッキーちゃん! そんなことをしちゃダメだろうが! パパちゃんの言うことを聞きなさい!」

 

重低音の唸り声を放つ『リッキーちゃん』に近付いたハグリッドは、猫撫で声で注意しながら首にかかっていたどデカい鎖を掴むと、それを引っ張って鉄柵の中へと誘導し始めた。

 

「リッキーちゃん! ダメっ! メッ! 悪いんだが、誰か魔法で鉄柵を直してくれるか? 俺はちょっと手が離せねえから……こら! パパちゃんはボールじゃありません!」

 

重量級のトーキックを食らっているハグリッドの指示を受けて、生徒たちが静かに『生贄』を探し始める。……ここからでは魔法が届かない。つまり、鉄柵を直すためにはリッキーちゃんに近付く必要があるわけだ。

 

無言の押し付け合いの中、咲夜と同時にため息を吐いて、これまた同時に杖を抜いて鉄柵へと走り出した。さっと行って、パパッと直して、すぐに戻ろう。ハグリッドが一応は抑えているわけだし、危険はないはずだ。多分。

 

「いくわよ? 魔理沙。」

 

「おし、オッケーだ。……レパロ(直れ)!」

 

杖を構えた咲夜と合力して鉄柵へと修復呪文を放つと、ぐっしゃぐしゃになっていた鉄柵が徐々に形を取り戻し、左右の柵との連結部分も元通りになっていく。なっていくのだが……ハグリッドが中に残ったままだぞ。いいのか? これ。

 

「マリサ、サクヤ、よくやった! グリフィンドールに十点!」

 

「それは嬉しいんだけどさ、ハグリッドは大丈夫なのか? どうやって出るんだよ。」

 

「おお、大丈夫だ。向こうに世話用の出入り口があるからな。この子を落ち着かせたらそっから出る。……よし、今日の授業は終わりだ! 次回までにエルンペントに関してのレポートを羊皮紙半巻き! 運が良ければ次回は餌やりを出来そうだから、食性についてを中心に書くように!」

 

後半を遠巻きに見ている生徒たちに言った後、ハグリッドはゆっくりゆっくりエルンペントを引っ張って行ってしまった。微妙な気分でそれを眺めていると、杖をホルダーに仕舞った咲夜がポツリと呟いてくる。

 

「なら、運が悪いことを願いましょうか。あの生き物への餌やりはちょっと嫌だわ。」

 

「同感だぜ。トレローニーあたりに運気の下げ方を聞いておくべきかもな。あるいは運気を上げまくってリッキーちゃんをアフリカに帰すってのもアリだが。」

 

まあ、初授業らしい内容ではあったな。この滅茶苦茶具合のお陰で、ホグワーツに帰ってきたってのを実感できたぜ。やれやれと首を振ってから、昼食を取るために咲夜と二人で城に向かって歩き出す。

 

「午後は何だっけ? 変身術?」

 

「その前に魔法史よ。宿題はやってあるんでしょうね?」

 

「それは『やった』の定義次第だな。」

 

「教科書丸写しは『やった』に入らないわよ。」

 

じゃあ『やってない』になるな。肩を竦めて返答に代えて、それを見た咲夜が深々とため息を吐いたところで……ありゃ、通用口の隅っこで誰かが蹲っている。ローブの色からしてグリフィンドールの生徒らしい。

 

咲夜もその姿が目に留まったようで、首を傾げながら私に問いかけてきた。

 

「どうしたのかしら? あれ。」

 

「具合でも悪いのかもな。声かけてみようぜ。……よう、どうしたんだ?」

 

小走りで近付いて、蹲る小さな背中に声を投げてやれば……リヴィングストン? びくりと震えてこちらに振り返ったのは、昨晩ホグワーツに入学したばかりのぷるぷるちゃんだった。

 

「あーっと、リヴィングストンで合ってるよな? 大丈夫か?」

 

「っ! ……あの、何でもないです。大丈夫です。」

 

「いや、何でもないってことはないだろ。目が真っ赤だぞ。泣いてたのか? 誰かにいじめられたとか? 私がぶっ飛ばしてやろうか?」

 

おいおい、まさか泣いてるとは思わなかったぞ。ちょっと焦って矢継ぎ早に質問を繰り出してみると、リヴィングストンはぷるぷる震え始めた後、首をブンブン振りながら城内に駆け込んで行ってしまう。

 

「……大丈夫ですから。大丈夫なんです。」

 

止める間も無く遠ざかって行く小さな後輩を見て、咲夜が呆れたように突っ込みを入れてきた。

 

「思うに、『ぶっ飛ばしてやろうか?』が怖かったんじゃないかしら。焦りすぎよ、魔理沙。」

 

「……ちょっと失敗したかもな。こういうのはお前の方が向いてるぜ。」

 

「まあ、大丈夫でしょ。大丈夫って何回も言ってたわけだし。何が大丈夫なのかは知らないけど。」

 

「これだもんな。……もっと他人に興味を持ったらどうなんだ? もう四年生なんだから、今度は私たちが下級生の面倒を見る番だろ?」

 

素っ気ない咲夜に苦言を呈してみると、当の銀髪メイド見習いは鼻を鳴らしていつもの答えを寄越してくる。

 

「そうかもね。リーゼお嬢様に言われたらそうするわ。」

 

「へいへい、分かってたさ。お嬢様方の仰せのままにってな。」

 

ダメだこりゃ。言うだけ無駄だな。リヴィングストンのことは……よし、後でハーマイオニーにでも相談してみよう。ハリーやロンに相談するよりは頼りになりそうだし、リーゼはそもそも論外だ。

 

新たに生まれた問題のことを考えつつも、霧雨魔理沙は大広間に向かって一歩を踏み出すのだった。

 


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