Game of Vampire   作:のみみず@白月

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奇妙な生

 

 

「おいおい、アホほど混んでるな。……どうする? 訓練場の方に行くか?」

 

大量の生徒でごった返すクィディッチ競技場を見ながら、霧雨魔理沙は呆れた気分でチームの面々に問いかけていた。衝突事故が起こるぞ、こんなもん。向こうでポンフリーが地面に寝かせた生徒を診ているようだし、もう起きた後なのかもしれんが。

 

切り良く始まった九月一週目も終わり、新学期に入ってから初めての休日である晴天の土曜日。朝起きて朝食を食べた後、グリフィンドールチームの六人で公開試験に向けての練習をしに来たわけだが……まあうん、考えることは皆同じだったらしい。広い競技場は未だ嘗てない混みっぷりになっている。

 

上空で飛び回る五十名ほどの生徒たち、それを疲れた様子で監督しているフーチとフリットウィック、練習用の仮設ゴールポストを増設しているハグリッド。混沌としている競技場を前に額を押さえる私へと、ハリーが困ったような苦笑で応じてきた。観客席にもちらほらと生徒が居るし、試験に参加しない生徒も見物に来ているようだ。

 

「あー……どうかな、この調子だと訓練場の方も混んでると思うよ。」

 

「僕もハリーに同感だ。それに、キーパーの練習はこっちでしか出来ないしな。広く使うのは諦めて隅っこを確保しようぜ。」

 

まあ、確かにそうだな。ゴールポストがあるのは競技場だけだ。チェイサーもシュートの練習とかをする必要があるし、狭いスペースでもこっちで練習した方がマシだろう。ロンが指差したグラウンドの隅に目を向けた私たちに、今度はジニーが用具置き場の方を指しながら言葉を投げてくる。

 

「クアッフルも備品を使うのは無理みたいね。自前のを取ってくるわ。正式な競技用じゃないけど、『エアクィディッチ』をするよりはいいでしょ。」

 

「あの……私、手伝います。ブラッジャーが残ってるかもしれませんし。」

 

ジニーに続いてアレシアが歩いていったところで、黙って全体を見渡していたニールが声を上げた。我らがノッポのビーター君は三年生になって洒落っ気がついてきたようで、去年の短髪から一変して髪を伸ばしているようだ。生真面目な性格なのは変わっていないが。

 

「どうもレイブンクローとハッフルパフのチームが合同で練習してるみたいですね。ほら、あそこ。北側のポストを三本全部確保してますよ。」

 

「うお、本当だ。この混みっぷりじゃライバルも何もないわけか。賢い選択だが……しくったな。まさかうちとスリザリンが合同練習するわけにもいかんし、こうなると単独でやるしかないぞ。」

 

「そうですね、スリザリンは……あそこに居ます。仮設ポストを一本確保してるみたいです。南側のポストは他の生徒が多くて練習どころじゃありませんし、僕たちは今ハグリッド先生が地面に突き刺してるポストを確保しましょう。」

 

素晴らしい行動力だぞ、後輩。言うや否や箒に跨ってそちらに飛んで行くニールを見送っていると、ハリーがスリザリンが練習している方を見ながらポツリと呟く。

 

「無理かな? スリザリンとの合同練習。」

 

「……本気で言ってるのか? ハリー。」

 

「試験までこの状況が続くとすれば、向こうもどこかと合同でやりたいはずだよ。場所の確保も人数が多い方が楽だし、紅白戦もやり易いでしょ? ……多分ハッフルパフとレイブンクローは九月中ずっと合同でやるつもりだから、僕たちが申し込める相手はスリザリンだけだ。」

 

うーん、スリザリンとか。嫌そうな顔のロンに答えたハリーに対して、南側で練習している他の生徒たちを眺めながら提案を送った。一応他にも選択肢はあるぞ。

 

「他の生徒に話を持ちかけるのはどうなんだ? グリフィンドール生も沢山居るじゃんか。」

 

「うん、それも悪くないと思うけど……レベルが高い練習相手になるのはやっぱり他チームだよ。ちょっとマルフォイと話してくるね。無理そうだったら諦めるから。」

 

おやまあ、こっちの先輩も行動力があるらしいな。ファイアボルトに乗ってスリザリンチームの方へと飛んで行ったハリーを見て、ロンがため息を吐きながら話しかけてくる。

 

「断られると思うけど……まあ、確かにあっちの生徒たちと合同練習ってのはキツいか。クィディッチが上手くて代表チームに不参加な生徒なんてそうそう居ないもんな。」

 

「練習の段階で躓くとは思わなかったぜ。他校はどうやってチームを選出してるんだろうな?」

 

「ホグワーツと同じような方法なんじゃないか? そもそも他の学校のクィディッチ事情を知らないから何とも言えないよ。あとでハーマイオニーにでも聞いてみよう。」

 

「そういえば、朝飯を食った後で咲夜と二人で応援に来るって言ってたな。」

 

それらしい姿はないかと観客席を見回してみるが、栗色の髪と銀髪のコンビは見当たらない。さすがにまだ来てないか。……ちなみにリーゼは学校を出てスイスに行っているそうだ。あの変な情報屋に調査を依頼するとかなんとかって。

 

トラブルになっていないことを祈りつつ、やや石が多めな玉石混淆の生徒たちの練習をぼんやり観察していると、ハリーが素早い動きでその間を縫って戻ってきた。もう話が終わったのか。

 

「断られたか?」

 

このスピードで帰ってきたってことはその可能性が高いな。開口一番でロンが聞くのに、ハリーは首を横に振って曖昧な返答を返す。

 

「ううん、少し考えさせてくれって言われたよ。チーム内で話し合うんだって。だからまあ、今日のところは六人での練習かな。」

 

「意外だな。……意外だ。」

 

何とも言えない表情で眉根を寄せるロンに、苦笑いで同意の頷きを放つ。確かに意外だな。スリザリンもそれだけ切羽詰まっているんだろうかと考えていると、続いて笑顔のニールが近くに下り立った。こっちの交渉は上手くいったらしい。

 

「ハグリッド先生に頼んで確保できました。ポスト二本と、パスの練習が出来るくらいには広い空間です。ブラッジャーを使うのはちょっと難しそうですけどね。」

 

「こうなるとビーターは厳しいよな。下手にブラッジャーを使うと他の生徒の方に飛んでいっちまうだろうし。」

 

「まあ、アレシアと二人で普通のボールを弾き合うことにします。コントロールの練習にはなりますから。」

 

プロは頑丈な網で囲ったスペースで練習してるみたいだし、そういうのも準備した方がいいのかもしれない。問題が山積みなことに軽く息を吐いたところで、ジニーとアレシアも戻ってきたようだ。何故か手ぶらで。

 

「どうしたんだ?」

 

ブラッジャーはともかくとして、クアッフルまで持っていないのはどうしてなのかと質問を飛ばすと、ジニーはぷんすか怒りながら練習している生徒たちを睨み始めた。

 

「私物のボールまで無くなってたのよ。誰かが勝手に使ってるに違いないわ。絶対に見つけ出して説教してやるんだから。」

 

「えっと、多分備品と間違えて持っていっちゃったんだと思います。用具置き場は空っぽになってました。」

 

アレシアがおずおずと寄越してきた補足を受けて、ジニー以外の全員が苦い笑みを浮かべる。なるほどな。今までは代表チームの連中しか使わなかったから私物と備品の見分けが付いたが、一般の生徒から見ればそうもいかないわけか。

 

「公開試験までは寮で保管した方が良さそうだね。」

 

ハリーの尤もな発言に揃って首肯したところで、鋭い眼光のジニーが箒に跨って飛び立った。どうやら『無自覚ボール泥棒』を見つけたらしい。

 

「ハリー、怒れるジニーをフォローしてやってくれよ。私たちは先にハグリッドのところに行っとくからさ。あのままだとトラブルになりかねんぞ。」

 

「……僕が?」

 

「当たり前だろ、彼氏なんだから。」

 

適当な台詞で問題をぶん投げた後、箒に乗ってハグリッドが二本目のゴールポストを地面にぶっ刺してる方へと地面を蹴る。とにかく練習だ。午前中でこの賑わいっぷりということは、午後は更に混むだろう。貴重な時間を無駄にしないようにしなくては。

 

情けない表情のハリーが一人取り残されるのを尻目に、霧雨魔理沙は頰をパチリと叩いて気合を入れ直すのだった。

 

 

─────

 

 

「うあぁ、可愛いです。やっぱり小さなアリスちゃんは良いですねぇ。昔を思い出しますよ。」

 

むう、そういうものなのか? 吐息を漏らして大絶賛してくるエマさんへと、アリス・マーガトロイドは自分の身体をチェックしながら返事を返していた。低くなった視界、真っ平らな胸、そしてエマさんの反応からするに、子供の姿になるための魔法薬の調合は完璧だったらしい。

 

「まあその、確かに懐かしい気持ちになります。……こんなに背が低かったんですね、私って。」

 

先日遂に姿を偽るための魔法薬を完成させた私は、いざ若返らんとそれを飲んでみたわけだが……想像していた以上に不思議な気分だな。さっきまで見下ろしていたリビングのテーブルが、今は目線と同じ高さにある。本当に昔の実家に戻ってきたみたいだ。

 

しかし、服は予め脱いでおくべきだったかもしれない。小さくなった所為でぶかぶかの服から抜け出そうとしている私のことを、急にエマさんがひょいと持ち上げてきた。

 

「はーい、お姉ちゃんに任せてくださいね。お着替えしましょう。」

 

「……エマさん? 一応言っておきますけど、精神的には何一つ変わってないんですからね? 大人の私のままです。」

 

「そんなこと言ったって、可愛いものは可愛いんだから仕方がないじゃないですか。お嬢様が見たら大喜びしますよ。今のアリスちゃんなら背丈がお嬢様より低いですからね。」

 

「ちょちょ、エマさん! 服は自分で着れますって。私が本当にこの歳だった頃も自分でやってたじゃないですか!」

 

赤ちゃんじゃないんだぞ。流れるような動作で服を着せてこようとする『世話焼きお姉さん』に、慌てて注意を送って自力で着替えていく。そんな私のことを至極残念そうに見守りつつ、エマさんは頰に手を当ててポツリと呟いた。

 

「私が初めてアリスちゃんと会った時より少し幼いですし、あの頃に出来なかったからこそ今やりたいんじゃないですか。……髪も伸ばすんですよね?」

 

「ええ、そっちの魔法薬も今飲みます。」

 

よしよし、ぴったりだ。私がこの家に居た頃に使っていた服に着替え終え、続けて小瓶に入った深緑色の魔法薬を飲み干すと……おおう、頭がムズムズするぞ。むず痒いような感覚と共に、肩の少し上までだった金髪がぐんぐん伸び始める。

 

「おー、面白いですね。早送りしてるみたいです。」

 

「髪を伸ばす魔法薬は既存の物もいくつかありますし、特に珍しくはないんですけどね。」

 

ふむ? 順調なのは結構だが、伸びすぎじゃないか? 後ろ髪が床に付き、前髪も膝下まで到達したところで、ようやく髪の成長が停止した。視界が金髪のカーテンに遮られちゃってるぞ。

 

「……ただまあ、これはちょっと伸びすぎましたね。効果が強すぎたみたいです。」

 

材料の分量を誤ったかな? パチュリーに知られたら叱られちゃいそうだ。大量の髪の毛で息苦しくなるという人生初の体験をしている私に、エマさんが苦笑いで応じてくる。これだと幾ら何でも長すぎるし、バッサリ切らないとダメだろう。

 

「うーん、そういう妖怪みたいな見た目になっちゃってますよ。切りましょうか?」

 

「お願いします。」

 

「じゃあ、座って待っててください。ハサミと櫛を取ってきますから。」

 

パタパタと道具を取りに行ったエマさんを見送って、椅子に腰掛け……いったいな。足で髪を踏ん付けてしまった。グイと引かれた頭を摩りつつ、髪を踏まないように気を付けて慎重に椅子に移動する。

 

うーむ、新鮮だ。人生で一番髪を長くした時期でも肩の少し下くらいまでだったので、ここまで長いと何もかもがぎこちないぞ。頭の重さに辟易しつつ、机の上にあった手鏡で自分の姿を確認していると、散髪道具一式を持ったエマさんが戻ってくるのが肩越しに映った。

 

「梳きバサミも持ってきました。ちょっと梳かないと重い感じになっちゃいますしね。」

 

「変な気分ですよ、本当に。とりあえずこの辺でばっさり切ってくれますか?」

 

「勿体無い気もしますけど……まあ、長すぎても仕方ないですもんね。いきますよ?」

 

『シャキシャキ』というよりも、『ジョキジョキ』という感じで大量の髪を切っていくエマさんに、自分でも前髪を切りながら話しかける。切った髪は人形作りに使おう。自分の髪を使うのは何となく気後れするが、ただ捨てるよりはマシだろうし。髪は買うと結構高いのだ。

 

「とにかく、これである程度自由に動けますね。私の学生時代を知ってる人なんて今はもういい歳ですし、まさかこの姿を見て『アリス・マーガトロイド』だとは思わないはずです。」

 

「面影は全然ありますけど、人間界じゃ若返るのは珍しいことみたいですしね。もし身分を聞かれたら何て答えるんですか?」

 

「んー、悩みますね。簡単には調べられないような立場がベストなんですけど……バートリ家の縁者ってことにしましょうか。親戚的な。」

 

バートリ家の家系なんて魔法界の人間には辿りようがないだろうし、適当にそんな感じで問題ないだろう。軽く放った提案に対して、エマさんはクスクス微笑みながら頷いてきた。

 

「じゃあ、私とも遠い親戚ってことになりますね。名前はどうします? アリスって名前は目立たないのでそのままでも大丈夫かもしれませんけど。」

 

「そもそも名乗ることがあるか分かりませんし、必要になればその場で適当な偽名を考えるつもりだったんですけど……決めておいた方がいいですかね?」

 

「念には念を入れておきましょうよ。姓はカトリンでどうですか? 姓じゃなくて名前みたいな響きですけど、私の家名なんです。」

 

「……初めて知りました。」

 

エマさんがバートリ家に入った経緯は掻い摘んで聞いていたが、実家の名前は今の今まで知らなかったのだ。実家に居た頃はあまり良い待遇ではなかったようだし、わざわざ問うべきことではないと思っていたのだが……。

 

ちょびっとだけ心配している私へと、エマさんは懐かしむような声色で話を続ける。

 

「だから私は一応『エマ・カトリン』なんですよ? 本筋は百五十年くらい前に断絶しているので、実はカトリン家最後の吸血鬼なのかもしれません。ハーフですけど。」

 

「そうだったんですか。」

 

「まあ、私は家を棄てた身ですから。どちらかを選べと言われれば迷わずバートリを選びますし、カトリンと名乗ることももう無いと思います。……というわけで、偽名として有効活用しちゃってください。そこまで調べられるとは思えませんけど、実際にバートリ家の親戚なわけですしね。真実味はあるんじゃないでしょうか?」

 

「カトリン家、ですか。……他にも吸血鬼の家は沢山あったんですよね?」

 

バートリ、スカーレット、カトリン。リーゼ様が気紛れに語る昔話によれば『社交界』が成立する程度の規模はあったようだし、他にもいくつかの家は存在していたはずだ。私が好奇心から口にした問いに、エマさんは淀みなくハサミを動かしながら答えてきた。

 

「私が知る限りでは二十家くらいですね。分家を作っているところも沢山ありましたから、姓が被っている家も多かったですけど……古い直系の家は八か九家だったと思います。」

 

「今はもう断絶しちゃったんでしょうか?」

 

「イギリスはバートリとスカーレットだけですけど、大陸にはまだ存在しているはずですよ。……ああでも、フランスはちょっと怪しいですね。ドイツに一つと、イタリアに一つ。可能性が高そうなのはそのくらいです。」

 

どちらもあまり馴染みがない国だな。やっぱり『吸血鬼らしい吸血鬼』なんだろうかと考えていると、毛先を整え始めたエマさんが吸血鬼についての話題を締めてくる。

 

「まあでも、関わることはないと思います。イタリアの方はスカーレットと犬猿の仲……というか、向こうが勝手にライバル視していたので関係が薄いですし、ドイツの家はバートリ家に苦手意識を持っていましたから。アンネリーゼお嬢様が大昔に向こうのお嬢様を『イジめて』たんですよ。なので進んで接触してはこないでしょうね。」

 

「……リーゼ様って昔からあんな感じだったんですか?」

 

「んー、そうですねぇ……今とそこまで変わってないんじゃないでしょうか。要領がいいと言うか、悪知恵が働くというか。一番最初に悪戯を始めて、これまた一番最初に『とんずら』するタイプでしたよ。大抵の場合、レミリアお嬢様が逃げ遅れて叱られてました。」

 

うーん、想像に易いな。子供版リーゼ様の悪行を想像している私に、エマさんが何かを思い出しているような口調で言葉を繋げた。

 

「でもまあ、ツェツィーリア様にはバレちゃってましたけどね。当時の私はまだ見習いメイドで、ツェツィーリア様に付いていたメイドの補佐をしてたんですけど、あの方だけがアンネリーゼお嬢様の悪戯を的確に『成敗』できる唯一の存在でした。」

 

ツェツィーリア様……昔フランから聞いたことがある、リーゼ様のお母様の名前だ。興味を惹かれて追加の質問を送ろうとしたところで、エマさんが櫛で切った髪を落とし始める。もう切り終わったらしい。早業だな。

 

「はい、終わりです。中々良い感じに出来たんじゃないでしょうか。」

 

「ありがとうございます。……おー、『髪が長い昔の私』になりました。違和感が凄いですね。」

 

あの頃の私が髪を伸ばしていたらこうなっていたわけか。不思議な気分で手鏡を見つめる私へと、エマさんがぱしぱしと私の服を払いながら口を開く。

 

「慣れないからそう思うだけで、長い髪もよく似合ってますよ。……少しだけ動かないで待っててくださいね。今切った髪を片付けますから。箒を取ってきます。」

 

そう言って遠ざかっていくエマさんの足音を聞きつつ、鏡の中の自分と目を合わせる。……思えばヘンな人生だな。大人になって、少しだけ若返ってから五十年ほど過ごした後、また子供に戻ったわけか。騒動が落ち着いた後は元の姿に戻るつもりだし、我ながら奇妙な変遷を辿っているもんだ。

 

まあ、今更か。人外の生は小説よりも奇なりと納得しつつ、アリス・マーガトロイドは小さな手で自分の髪を弄るのだった。

 


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