Game of Vampire   作:のみみず@白月

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自律人形

 

 

「じゃあじゃあ、先ずは自己紹介ね。私の名前は玄関で言っちゃったから、貴女たちのお名前を教えて頂戴? じゃないと上手くお話できないでしょ?」

 

この子の境遇を可哀想だと思ってしまうのは、私の人形作りとしての甘さなのだろうか? 空のティーカップからお茶を飲むフリをする少女を前に、アリス・マーガトロイドは内心でため息を吐いていた。

 

魔女の嘗ての工房に侵入した私たちは、現在そこに住んでいた人形の少女とティーセットが並んだテーブルを囲んでいる。表情、仕草、そして感情の変化。人形らしい球体関節以外はどこを取っても人間そっくりだ。ということは、この子も人間を『改良』して作った人形なのだろうか?

 

人間と全く同じ質感の青い瞳でこちらを見つめてくる少女に、笑顔を意識しながら返事を返した。誰が作ったにせよ、この子に悪意が無いのであれば気を使ったって問題ないだろう。

 

「アリスよ。アリス・マーガトロイド。……この姿はまあ、別の人のを借りてるんだけどね。」

 

「借りてる? どういう意味なの?」

 

「えっとね、私も貴女の作り手と一緒で魔女なの。今は色々と事情があって、姿を魔法で変えているのよ。本物の私は貴女と同じ金髪で、貴女と同じ青い瞳ね。」

 

「ビービーと一緒の、魔女? ……じゃあもしかして、あの子たちを直せる? みんな動けなくなっちゃったの。」

 

途端に身を乗り出して聞いてきた少女……アビゲイルに、彼女が指差した人形たちの方を見ながら曖昧な返答を送る。難しい質問だな。私と件の魔女との『作風』が決定的に違う以上、構造に理解が及ばない可能性も大いにあるだろう。

 

「分からないわ。同じ魔女でも違いがあるの。もしかしたら直せるかもしれないけど、約束は出来ないわね。」

 

「そうなの? ……でも、診るだけ。診るだけならいいわよね? ダメだったらビービーの帰りを待つから。」

 

「ええ、診るだけなら。」

 

「ありがとう、アリス。お願いするわ!」

 

私の答えを受けて花が綻ぶような笑顔になったアビゲイルは、ソファを離れてひょこひょこと人形を置いた棚に近付くと、その中の一体を手にしてテーブルに戻ってきた。テディベアに近い造形の小さな熊の人形だ。作られた当時はまだ可愛らしくデフォルメするのが流行っていなかったはずだし、ある意味では時代を先取りしているな。

 

「ティムよ。一番最後まで動いてて、一番最後まで私の話し相手になってくれたの。……直せそう?」

 

「ちょっと待ってね、調べてみるから。」

 

「いくらでも待つわ。待つのは得意だもの。……吸血鬼さんは何てお名前なの?」

 

ぽすんとソファに座り直して問いかけたアビゲイルに、リーゼ様が軽い口調で応答する。少し心配だったが、とりあえずは『おままごと』に付き合ってくれるつもりのようだ。

 

「アンネリーゼ・バートリだ。……代わりに私からも一つ聞こう。魔女がこの家を離れたのは何年前なんだい?」

 

「ビービーが? えっと、えっとね……ずーっと前よ。細かい時間は分からないわ。時計は随分前に壊れちゃったし、もう何千回も夜が来て、何千回も朝になったから。何日経ったかなんて覚えてないの。」

 

「ふぅん? 『ずーっと前』ね。大体で言えば百年くらいかい?」

 

「自信はないけど、そのくらいは経ってるかも。……それで、そっちのお姉さんは何てお名前なの?とっても背が高いのね。カッコいいわ。」

 

リーゼ様によれば、記憶の中で魅魔さんが魔女からの手紙をもらったと言っていたはずだ。ヨーロッパに移るという手紙を。それが約百年前のことだから、恐らくその時期にこの家を出て戻っていないのだろう。

 

つまり、少なく見積もっても百年ほどは人形たちだけで生活していたということか。熊の人形を調べながら黙考する私を他所に、今度はアピスさんが自己紹介を口にした。

 

「アピスですよ、人形さん。背が高いのは生まれつきです。……他に人形は居ないんですか?」

 

「最初から動いたり喋れたりしなかった子は別の部屋に居るわ。たまにお掃除もしてあげてるの。雨が降った日は水が手に入るから、それを使って拭いてあげてるのよ? 布ももう少なくなってきちゃったし、あんまり頻繁にはやってあげられないけどね。」

 

「一人で家を管理しているんですね。」

 

「だって、もう私だけになっちゃったんだもの。ビービーが帰ってきた時に家が汚れてたらがっかりするでしょ? だからみんなで綺麗にしておこうって大昔に決めたのよ。……家の中から出られないから、庭はどうにもならなかったんだけどね。夏になると虫がいっぱい湧くのが困りものだわ。」

 

『帰ってきた時に』か。きっとそれを望んで頑張っていたのだろう。一世紀もの間、ずっと。残念そうな面持ちで窓の外を眺めるアビゲイルを見て、胸が締め付けられるような気分になっていると……リーゼ様も同じように窓の方を向きながら口を開く。

 

「キミの主人のことを聞かせてくれたまえよ。どんな魔女だったんだい?」

 

「ビービーのことを? いいわよ。ビービーは優しくて、器用で、とっても賢かったわ。何だって知ってたし、何でも出来たの。私は一番年長の人形だから、ビービーがみんなを作り出すところを全部見てきたのよ?」

 

「ほう、最初に作られた『意思ある』人形ってことか。キミが生まれたのはいつのことなんだい?」

 

「アンネリーゼったら、さっきからやけに時間を気にするのね。ビービーが話してくれた慌てん坊の白ウサギみたいだわ。……そうね、私が生まれたのもずーっと前よ。ずっと前にビービーがお出かけした時からもっと前。それで分かる?」

 

むむむと悩みながら放たれた回答を受けて、リーゼ様は苦笑しながら肩を竦めた。アビゲイルから具体的な年月なんかを聞き出すのは無理だと判断したらしい。

 

「まあ、大体は理解したよ。……キミはこの家から出たことがあるかい?」

 

「ないわ。ビービーはよく『大人人形』を連れて家を出てたけど、私はダメだって出してくれなかったの。お外は危ないからって。」

 

「『大人人形』?」

 

「私よりずっと大きくて、ずっと力が強くて、身体が木のままで、全然喋らない子たちのことよ。ビービーはこの家や私たちを守るための人形なんだって言ってたわ。無表情だから少し怖いけど、お願いすれば高いところの荷物なんかを取ってくれたの。だからきっと良い子たちなんじゃないかしら?」

 

嘗て見たデッサン人形のような、戦闘用の人形か。護衛役に付けていたってことかな? 熊の人形の構造が基本的には伝統的な可動人形であることを確認しながら思考していると、リーゼ様がティーカップに手を伸ばしかけた後、バツが悪そうな表情でアビゲイルに応じる。中身が空なことを忘れていたようだ。

 

「その人形はもう家には残っていないのかい?」

 

「大人人形はみんなビービーと一緒に出て行っちゃったの。……ちょっとだけ羨ましいわ。私ももう少し力持ちなら一緒に行けたのかしら?」

 

「かもしれないね。……アピス、杖魔法の痕跡を辿れないように出来るか? 紅茶を出したいんだが、下手に使うとマクーザの連中に辿られちゃうんだ。」

 

「そもそも家主の阻害魔法が残ってますから、敷地内だったら魔法を使っても追跡されませんよ。私の分も出してください。喉が渇きました。」

 

ありゃ、そうだったのか。それなら杖を使って調べた方が早いなと私が杖を抜くのと同時に、ジト目になったリーゼ様も自分の杖を取り出した。

 

「だったら早く言いたまえよ。スコージファイ(清めよ)。」

 

一度食器を纏めて綺麗にしてから、そのまま四つのティーカップに紅茶を出現させたリーゼ様を目にして……おお、喜んでいるな。アビゲイルが満面の笑みで質問を飛ばす。

 

「凄いわ、アンネリーゼ! 貴女も魔法を使えるのね。吸血鬼の魔女なの?」

 

「そんなところさ。キミは飲んだり食べたり出来るのかい?」

 

「一応それらしいことは出来たんだけど、お腹の容器に穴が空いちゃってるから今はダメなの。ごめんなさいね、折角出してくれたのに。」

 

「容器? ……あー、なるほど。口に入れた物がそこに落ちるってわけか。」

 

外側はここまでリアルなのに、身体の中はやけに単純な構造だな。それを怪訝に思いつつ、アビゲイルへと『診察』の結果を送った。

 

「アビゲイル、ティムを直すには一度中身を確認しないとダメそうね。やってみてもいい?」

 

「ええ、大丈夫よ。私も一度背中を開けて調べてみたんだけど、何がどうなってるのか全然分からなかったわ。ビービーは簡単そうにやってたのに。……あら、どこに行くの? アンネリーゼ。」

 

「なぁに、少し探検させてもらおうと思ってね。気にしないで二人と話していてくれたまえ。吸血鬼の習性みたいなものだよ。」

 

「そうなの? 探検は別にいいけど、床には気を付けてね。所々抜けちゃってるから。」

 

私を残して席を外したということは、リーゼ様もアビゲイルに危険はないと判断したということだ。魔女が何か残していないかを調べるつもりなのだろう。ふらりとリビングを出て行くリーゼ様に探索を任せつつ、作業の手伝いのために懐から二体の人形を出す。道具もある程度は常備しているし、多分何とかなる……はずだ。

 

工具片手にふわりと浮き上がった私の人形を見て、アビゲイルは目を輝かせて呟いた。

 

「わぁ……これがアリスの作るお人形さんなの?」

 

「そうよ。貴女を作った魔女とは作風が違うでしょう?」

 

「違うけど、可愛いわ。こんにちは、お人形さん。私、アビゲイルよ。貴女たちのお名前は?」

 

近付いてきてぺこりとお辞儀したアビゲイルに、私の人形たちもお辞儀を返してから……うーん、困ったな。私の方をちらりと見てくる。愛着が湧くと戦闘に使い難くなってしまうから、私は人形に人形らしい名前を付けるタイプではないのだ。

 

「えっと、この子たちにはそれらしい名前が無いの。『上海人形』と『蓬莱人形』って呼んでいるんだけど、これは私の祖父が考案した人形の制作様式なのよ。個体名というか、種類ね。」

 

「そうなの?」

 

「他の子たちは役割の後に番号が付くんだけどね。この子たちは色々なことを手助けしてくれるから、そういうわけにもいかないの。……ただまあ、この様式の人形はこの子たちだけだし、ある意味では固有の名前だと言えるのかも。」

 

「アリスは変わった名付け方をするのね。……よろしくお願いするわ、上海人形、蓬莱人形。」

 

アビゲイルの言葉を受けて、二体の人形が揃ってびしりと敬礼した。……自分でもちょっと変だとは思うが、初めて名前らしい名前を付けるのは自律人形を作った時と決めているのだ。そしてきっと、その時『心』を手に入れるのは最も付き合いが長いこの子たちになるだろう。

 

その時に備えて考えておくべきかと悩みながら、工具を使ってティムを分解していくと、私の作業を見つめていたアピスさんが声をかけてくる。

 

「私も手伝いましょう。工具を貸してください。」

 

「出来るんですか?」

 

「人形は専門外ですけど、こういう作業には慣れていますから。時計技師をやっていたこともあるんです。……人形も面白そうですね。ちょっと興味が出てきました。」

 

時計技師か。分野は違えど、根本となる部分には似ているものがあるな。そんなアピスさんの発言を聞いて、アビゲイルが再び顔を明るくしながら口を開いた。

 

「アピスは時計屋さんなの? じゃあひょっとして、あの時計も直せる?」

 

「時計屋さんではありませんが、直せると思いますよ。部品があれば、ですけど。」

 

「そっか、部品がいるのね。」

 

リビングの隅に置いてある全く動かない振り子時計。それを見ながらしょんぼりしてしまったアビゲイルのことを、アピスさんは少し目を細めて観察した後……ゆっくりと立ち上がって提案を放つ。

 

「見るだけ見てみましょうか? 振り子は無事みたいですし、もしかしたら直せるかもしれません。」

 

「頼めるかしら? ビービーから十時には寝ないとダメだって言われてるんだけど、時計が壊れてから十時が分からなくて不安なの。陽が落ちる時間が季節によってバラバラでしょう? だから時計がないととっても不便だわ。」

 

「壊れたのはいつですか?」

 

「ビービーが出て行ってから、今日までの中間くらいの時期よ。急に動かなくなっちゃったの。」

 

五十年ほど前ということか。……妙な話だな。見たところ古い構造の振り子時計なのに、それまでズレもなく動いていたのか? アピスさんも何かに気付いたようで、時計に歩み寄りながら前言を撤回した。

 

「なるほど、それなら部品は必要ないかもしれません。……やっぱり大丈夫みたいですね。すぐに動きますよ。」

 

「本当?」

 

「魔力で動く時計のようですから、魔力を補給すればいいだけです。……はい、これで暫くは動くでしょう。時間も合わせておきますね。」

 

「凄いわ、アピス! 動いてる! これでビービーとの約束を守れるわね。ありがとう!」

 

やはり魔力で動く物だったのか。パチパチと手を鳴らすアビゲイルに微笑みつつ、私も手元の人形のチェックを終える。人間を部品にしていない、紛うことなき人形だ。これなら私にも手出し出来るぞ。……ただし、こっちには部品が必要だが。

 

「アビゲイル、ティムを直すのは不可能じゃなさそうなんだけど……部品が足りないわ。ここの部分が経年劣化で壊れちゃってるの。新しく同じ部品を作って交換しないと無理ね。」

 

「そっか。……またお話し出来ないのは残念だけど、部品がないなら仕方がないわね。」

 

むう、がっかりさせてしまったな。分かり易く気落ちしているアビゲイルに、どう声をかけようかと悩んでいると、アピスさんがソファに戻りながら話しかけてきた。

 

「魔女さんの工房で直してあげたらどうですか? そこなら部品があるでしょう?」

 

「それは、勿論可能ですけど……どうかしら? アビゲイル。ティムを預かってもいい?」

 

「でも、でも、ビービーは外に出ちゃダメだって言ってたわ。危ないからって。」

 

まあ、そうなるだろう。命令に背けないからこそ人形なのだ。然もありなんと思っている私を尻目に、アピスさんはジッとアビゲイルを見ながら話を続ける。何かを探るような目付きだな。どうしたんだ?

 

「しかし、魔女さんは貴女の主人と同じ魔女です。一緒なら外だって危なくありませんよ。……それとですね、実は私たちは人形さんの主人を探していまして。」

 

「ビービーを?」

 

「そうです。だからもしかしたら、魔女さんと一緒に居ればベアトリスさんに会えるかもしれませんよ。……貴女も付いて行くのはどうでしょう? それならその熊さんも寂しくないでしょうし、貴女もベアトリスさんと再会したいんじゃないですか?」

 

「でも、ビービーは……ダメだって言ってたわ。言ってたの。それに、私が居なくなったらこの家を空けることになっちゃうでしょ?」

 

葛藤している様子のアビゲイルを、紅茶を飲みながらのアピスさんが看視する中、廊下に続くドアの方から呼びかけが飛んできた。リーゼ様が探索を終えたらしい。

 

「ただいま、諸君。……魔女はあらゆる物を持って行ったらしいね。動かない人形や空っぽのタンスなんかがあるくらいで、殆ど何も残っていなかったよ。期待していたような手掛かりは無さそうだ。」

 

「なら、もう行きましょうか。」

 

「え? ……もう行っちゃうの?」

 

「私たちはベアトリスさんを探さなければいけませんから。ここには居ないようですし、別の場所を探してみます。」

 

んん? アピスさん自身は別に探していないし、そこまで急ぐ理由もないはずだ。それなのにいきなりサクサク進め始めた彼女のことをリーゼ様と二人でぽかんと見ていると、アビゲイルが焦ったような表情で引き止めてくる。

 

「だけど、でも……もう少しお話ししましょうよ。あと少しだけ。ね?」

 

「それは難しいですね。私たちはとっても忙しいですから。……それでは行きましょう、二人とも。ベアトリスさんを探すために時間を無駄にするわけにはいきません。」

 

「キミね、何をいきなり──」

 

「いいから来てください。魔女さんも早く。」

 

急すぎるぞ。文句を言おうとしたリーゼ様の手を引いて、アピスさんは玄関の方へと歩き出してしまった。元に戻したティムをソファにそっと置いてから、その背に追いついて問いかけを送る。

 

「アピスさん、一体全体どうしたんですか?」

 

「……魔女さんは気付いていますか? あの子、完全な人形ですよ。人間を素材にしたりはしていない、一から十まで人工物の人形です。だからちょっと試してみたくなりまして。」

 

どうやってそれを確認したんだ? 人間だってある意味では『物』だ。足だけを使っていたら、手だけを使っていたら、眼球だけを使っていたら、脳だけを使っていたら、肌だけを使っていたら。その可能性を無視するのは一見しただけでは不可能なはず。私の内心の疑問を他所に、確信を持っている様子のアピスさんは廊下を進みながら続きを語る。

 

「魔女さんの主題については紅さんから聞いています。意思ある人形、自律する人形、思考する人工物。私としても実に興味深い、非常に先進的なテーマです。……だから私は貴女のことを気に入っていますし、あの人形のことも気になるんですよ。もしあの人形が私たちに付いてくることを選択したなら、それは一種の主人への反抗と捉えられませんか? 自律とは自分で規範を定め、自己の意思に基づいて行動することです。主人が課したルールを自分の意思で破ったのであれば、あの人形は自律していると──」

 

「待って!」

 

私たちが玄関のドアの前まで到着したところで、背中に声が投げかけられた。それを聞いて話を中断したアピスさんが振り返るのを横目に、私も声の主へと視線を動かす。……そこまで言われれば私にだって分かるが、そんなことは有り得ないはずだ。アピスさんの言う通りアビゲイルが『人工物』なのだとすれば、作り手である魔女に逆らうのは──

 

「わ、私も行くわ。私のことも連れて行って頂戴。……私、ビービーを探したい。会いに行きたいの。家を出るのはダメだって言われたけど、それでも会いたいから。もう一人で待ってるのは嫌だから。だからお願い、私も連れて行って!」

 

ティムを片手に抱きながら、必死な表情で私たちに主張してくるアビゲイル。……仮に、もし仮に彼女がアピスさんの言う通り一から作り出した人形だとすれば、この行動は決して有り得ないものだ。創造者の命令よりも、自身の欲求を優先した決断だということになってしまうぞ。

 

自律人形。私の主題に繋がる少女が答えを待つのを、アリス・マーガトロイドはただ呆然と見つめるのだった。

 


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