Game of Vampire   作:のみみず@白月

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グリーンジャケット

 

 

「じゃあその、今度はリーゼさんが日本に来るってことですか?」

 

魔法省のアトリウムを歩きながら嬉しそうな口調で問いかけてくる早苗へと、アンネリーゼ・バートリは軽く首肯していた。まさか夏休み中に全てが終わるはずもないし、日本に行くことになるのは最初から計画に含まれていた事態だ。ホグワーツを卒業してしまった私は時間が有り余っているんだから、その程度は苦でもなんでもないさ。

 

八月三十日の昼、日本に帰国する早苗を見送るためにイギリス魔法省を訪れているのだ。早苗を懐かせるという目標は確実に達成できた上、二柱の説得もそう悪くない展開に持っていけたし、この短い期間での成果としては上々と言えるだろう。よく頑張ったぞ、私。

 

一ヶ月もの間『優しいリーゼさん』を演じ切った自分を自分で褒めつつも、和の泉を横目に返事を返す。今日も大量の水を無駄遣いしているな。レミリアなんかは派手な噴水が嫌いではないらしいが、わざわざ流水を作り出すだなんてアホのやることだぞ。死喰い人が侵攻してきた時に壊れればよかったのに。

 

「ああ、そういうことだね。マホウトコロでは実家に帰れる日がちょこちょこあるんだろう? そのタイミングで守矢神社にお邪魔するよ。神札も用意しておくから、二柱を交えて話し合おうじゃないか。」

 

「いつ頃になりそうですか? 普段の私は帰宅日……島を離れるための転移が出来る休日のことです。もマホウトコロに残るので、その時だけ帰ることにします。」

 

「一番近い『帰宅日』はいつなんだい?」

 

「えっとですね、ちょっと待っててください。手帳に書いてあるはずなんですけど──」

 

うーむ、この子は本当に分からんな。周囲に気を使うタイプなのか我が道を行くタイプなのかがさっぱりだぞ。往来のど真ん中で立ち止まってトランクを開け始めた早苗を、さり気なく人通りの少ない壁際に誘導した後、雑に詰め込まれている荷物の中から手帳を探し出すのをぼんやり待っていると……おや? 見知った顔が歩いているじゃないか。

 

『やあ、フリーマン君。こんなところで何をしているんだい? マクーザからイギリス魔法省に鞍替えか?』

 

元マクーザ国際保安局次局長のジャック・フリーマン。灰色の魔女に踊らされた被害者の一人であるその男は、声の主が私だと分かると困ったような笑みを浮かべながら近付いてきた。

 

『お久し振りです、バートリ女史。残念ながら私はステイツの国民ですので、イギリス魔法省には就職できませんよ。』

 

『であれば尚のこと謎だね。何だってこのアトリウムに居るんだ?』

 

『マクーザ闇祓いとしての仕事で来ているんですよ。まだ見習いですけどね。……国際保安局が正式に解体された後、闇祓い局から声をかけられまして。どうもスクリムジョール部長やオグデン監獄長が我が国の闇祓い局に推薦してくれたようなんです。お陰で諦めていた闇祓いへの道が開けました。』

 

『ふぅん? 良かったじゃないか。そういえば闇祓いの試験に落ちて腐っていたと言っていたね。』

 

栄転……と言うべきなのか? まあ、紆余曲折あった末に本来希望していた職に就けたんだから、めでたいことではあるのだろう。ぺちぺちと拍手してやれば、フリーマンはぺこりと頭を下げてから礼を述べてくる。私は何もしていないんだけどな。

 

『バートリ女史にも感謝しています。あの一件は良い出来事ではありませんでしたが、イギリスの皆さんのやり方を見て色々なことを学ぶことが出来ました。どうやら私は人間として成長できたようです。』

 

『あれだけ揉まれれば成長もするだろうさ。マクーザの様子はどうだい?』

 

『厳戒態勢のままですね。汚職や不祥事を受けて世論も白熱していますし、九月の半ばには議長や副議長、各長官なんかが総辞職する予定です。……当事者の一人として責任を感じますよ。』

 

『キミは小物さ。ホームズに操られていただけの哀れな被害者だ。だから責任なんぞを感じる必要はないと思うよ。それを感じたいという被虐趣味があるのであれば、闇祓い局での出世に励んで大成したまえ。』

 

肩を竦めて言い放ってやると、フリーマンは苦笑いでこっくり頷いてきた。嘗てのような鬱々とした苦笑ではなく、さっぱりとした笑い方だ。

 

『では、そうすることにしましょう。』

 

『何をしている、グリーンジャケット! 行くぞ!』

 

『グリーンジャケット』? 少し離れたところに居る茶色いスーツ姿の男性が飛ばしてきた呼びかけに、フリーマンは軽く手を上げて応じているが……今日の彼が着ているのは普通のグレーのスーツだし、あだ名か何かとして使われているらしい。アリスの捜査をしていた頃に『七色水風船』が原因で緑色になってしまったあのジャケット。あれが由来になっていると見て間違いないだろう。

 

『今行きます! ……上司に呼ばれてしまいましたので、これで失礼しますね。』

 

『それは構わんが……キミ、グリーンジャケットと呼ばれているのかい? まだあのジャケットを使ってるってことか?』

 

『イギリスでの経験を決して忘れないために、自分への戒めにしているんですよ。マクーザの闇祓い局ではお互いをニックネームで呼ぶ決まりになっていまして、あのジャケットを頻繁に使っている所為で私の呼び名はそうなってしまいました。……実は結構気に入っているんです。犯罪者の敵として有名になる日を楽しみにしておいてください。』

 

戯けるようにそう言った後、フリーマンは上司の方へと早足で歩み寄って行くが……グリーンジャケットね。ふん、面白いじゃないか。ムーディの『マッド-アイ』のように、あだ名が二つ名になることを祈っておいてやるよ。

 

上司と二人でエレベーターの方へと遠ざかって行くフリーマンのことを見送っていると、手帳を手に持った早苗がおずおずと日本語で話しかけてきた。会話の終了を待っていたようだ。

 

「えっと、知り合いの人だったんですか?」

 

「マクーザの半熟闇祓いだよ。ちょっと前に関わる機会があってね。……それより、予定はどうだったんだい?」

 

「一番近いのは十月三週目の週末でした。十七日と十八日ですね。その次だと十一月の二十一から二十三日の三連休の時です。」

 

「なら、とりあえずは十月十八日にしよう。場合によってはそれ以降も帰宅日とやらを使うかもしれないし、日本に戻ったら手紙か何かで今学期分の日にちを送ってきてくれ。」

 

直近の帰宅日が十月の半ばなのであれば、先に紫に早苗たちの移住に関する話を通しておいた方が良さそうだな。九月中に幻想郷に行っておくか。歩き出しながら応答した私に、トランクを閉じた早苗が小走りでついてくる。

 

「分かりました。……これは一応の確認なんですけど、幻想郷とか、妖怪のこととかは人に話さない方がいいんですよね?」

 

「話さない方がいいし、話したところで信じてもらえないだろうし、更に言えば喧伝すると『変人』だと判断されると思うよ。」

 

「ですよね。これ以上の『はみ出し者』になるのは嫌ですし、秘密にしておきます。」

 

至極当たり前の返答を送った後、エレベーターに乗って地下五階に向かう。そういえば日本の『裏側』の顔役は誰がやっているんだろうか? 何度か入国しているものの許可を取ったことはないし、向こうからそれを咎めてきたこともないぞ。

 

まあ、気にしなくても平気か。紫もアピスも存在を匂わせてこないのだから、ひょっとすると顔役のような妖怪自体が存在していないのかもしれない。顔役になれるほどの強力な妖怪が居ないのではなく、逆に多すぎて纏まり切らなかったってパターンかな。

 

気が向いた時に紫かアピスあたりに尋ねてみるかと記憶しておきながら、到着した五階の廊下を目的地へと進んでいく。ポートキーの出発地点はあの部屋だったはずだ。さすがは私、時間もぴったりじゃないか。

 

「あの部屋だね。少しの間だけ会えなくなるけど、私のことを忘れないでくれたまえよ?」

 

「わ、忘れませんよ! そんなの有り得ません!」

 

「んふふ、それなら安心だ。十月にまた会えるのを楽しみにしておくよ。」

 

「はい、私も楽しみにしておきます。」

 

喋りながら部屋に入って、そこに居た職員に早苗が書類を渡す。利用者は……おいおい、この子だけか? 早苗が到着した時も一人だけだったし、日本からイギリス旅行に来る魔法使いはごく少数らしい。もっと宣伝を頑張れよな。

 

『……問題ないようですね。あと一分です。』

 

お前、顔を覚えたからな。私の翼を無作法にじろじろと見てくる、あまりやる気がない感じの若い職員の顔を記憶しつつ、早くもポートキーに触れている早苗へと別れの言葉をかけた。ちなみにポートキーは古ぼけたニット帽だ。イギリス魔法界らしいっちゃらしいが、それにしたってどうなんだ? これは。

 

「早苗、次に会う時までに考えを整理しておいてくれ。幻想郷のこと、二柱のこと、私のこと。マホウトコロに居る間に聞きたいことを纏めておいてくれれば、私も答えやすいからね。」

 

「了解です、やっておきます。……あの、色々とありがとうございました。リーゼさんのお陰で楽しかったです。」

 

「それは違うよ、早苗。『楽しかった』じゃない。これからもっと楽しくなるんだ。そのことはよく覚えておきたまえ。……時間だね。暫しの別れだ。またすぐに会おう。」

 

「はい、待ってます!」

 

早苗が笑顔で首肯した瞬間、彼女の姿がポートキーに巻き込まれるようにして消えていく。……さてと、これで一仕事終わったな。明後日アリスと一緒に咲夜と魔理沙を駅に送って、それから次の展開に取り掛かろう。

 

『優しいリーゼさん』の表情をすとんと掻き消しつつ、あまりの変わり様を見た職員君が顔を引きつらせているのを尻目に、アンネリーゼ・バートリは部屋の出口へと歩くのだった。

 

 

─────

 

 

「咲夜、こっちにおいで。」

 

九月一日のキングズクロス駅。今年も混み合っている9と3/4番線のホームで、サクヤ・ヴェイユは呼びかけてきたリーゼお嬢様へと歩み寄っていた。例年との一番大きな違いはお嬢様だな。今年の彼女はトランクを持っていない。卒業してしまった以上、もう一緒に列車に乗れないのだ。

 

「何でしょうか?」

 

「何ってほどでもないんだが、久々の『見送り側』だから一声かけておこうと思ったんだよ。……勉強を頑張り過ぎちゃダメだぞ? アリスは六年生のうちからイモリ試験の対策がどうとかって言っていたが、私はそうは思わないからね。六年生は自由な時間が増えるんだし、興味があることを色々と試してみたまえ。それもまたキミの将来を手助けしてくれる技術に繋がるはずだ。」

 

「……勉強をし過ぎるな、ですか。独特な注意ですね。」

 

「真面目なのが悪いわけじゃないが、時には不真面目にやるのも大切ってことだよ。そうだな、ハーマイオニーと私の中間くらいの生活を心掛けたまえ。そうすればいい塩梅になるはずだから。」

 

うーむ、分かり易い。確かに足して割ったらちょうど良い具合になりそうだな。リーゼお嬢様の助言にこっくり頷くと、魔理沙に声をかけていたアリスが近付いてくると共に短い汽笛が鳴り響く。『さっさと乗れ、生徒たち』の合図だ。

 

「そろそろ出発よ、咲夜。」

 

「うん、もう乗る。……行ってきますね、リーゼお嬢様。」

 

「ああ、楽しんできたまえ。」

 

仕草で私を屈ませてから額にキスしたリーゼお嬢様は、真紅の車両に乗り込む私たちに軽く手を振り始める。それに応えながら車両のドアを抜けて、いつものように通路を歩き出したところで魔理沙が話しかけてきた。

 

「さっき窓越しにジニーを見つけたからよ、そのコンパートメントに行こうぜ。ルーナも一緒だったしな。」

 

「今年の列車の旅は四人だけになっちゃうわね。」

 

「最初の一、二時間は三人だろ。お前は監督生の集まりがあるんだから。」

 

そっか、そうだったな。ハーマイオニー先輩やマルフォイ先輩抜きとなると多少『穏やか』な集会になりそうだ。ぼんやり考えながら生徒が行き交う通路を進んでいくと、長めの汽笛が鳴ると同時に目的のコンパートメントに到着する。

 

「おっす、二人とも。」

 

「久し振りね、ジニー、ルーナ。」

 

「二人とも久し振り。アンネリーゼとアリスさんがそこで手を振ってくれてるわよ。」

 

「ん、久し振り。マリサは変わってないけど、サクヤはちょっとだけ背が伸びたね。」

 

ぬう、また伸びちゃったのか? リーゼお嬢様からもう伸びるなって言われてるのに。ルーナからの指摘に少し落ち込みつつ、ホームで見送ってくれているお嬢様とアリスに四人で手を振り返す。そのままゆっくりと動き出した列車が徐々に速度を上げて、二人の姿が完全に見えなくなったところで……ふう、今学期もいよいよスタートしたって感じだな。荷物を棚に載せてからルーナの隣に腰掛けた。

 

「マリサ、新しい箒は買った? 何にしたの?」

 

「買ってないが、近いうちに送られてくるはずだ。……ブレイジングボルトがな。」

 

「うっそ、マジ? ブレイジングボルト? まだ発売前の箒じゃん。予約したの? っていうか、七百ガリオンだったよね?」

 

「色々あった結果、タダで貰えそうなんだよ。」

 

魔理沙が自慢げな……ほんのちょびっとの不安が滲んでいる自慢げな顔で言うのに、ジニーが驚きながら相槌を打つ。恐らく東風谷さんの状態が不安なのだろう。私は直接会っていないので何とも言えないが、中城さんが『無事じゃなかった』と判断すれば新しい箒はお預けになってしまうのだから。

 

「タダで? 七百ガリオンがタダ? ……有り得ないわよ、マリサ。何をどうしたらそうなるの? 願いを叶えてくれるランプでも拾ったとか?」

 

「偶然が重なったんだよ。ほら、マホウトコロの代表に中城ってのが居たろ? 日本にワールドカップの観戦に行った時、そいつと偶然顔を合わせてな。それで──」

 

事情を説明する魔理沙の声を聞き流しつつ、手持ち無沙汰に車窓を眺めている私へと、同じくクィディッチにあまり興味のないルーナが発言を寄越してきた。開いた状態の一冊の本をこちらに差し出しながらだ。

 

「サクヤ、これ見て。サインを貰っちゃったんだ。いいでしょ?」

 

「サイン? 『ニュートン・アルテミス・フィド・スキャマンダー』って……えっと、魔法生物研究家の人よね? 夏休み中に会ったの?」

 

「八月にパパと二人で講演会に行ったの。凄かったよ。あんなに魔法生物に詳しい人は他に居ないんじゃないかな。魔法生物のことなら何でも知ってるんだよ? なーんでも。」

 

ルーナにしては珍しいハイテンションっぷりだし、よっぽど尊敬しているらしい。飼育学の勉強をするなら誰もがお世話になる『幻の動物とその生息地』。その本の表紙裏に書かれているサインを感心しながら見ている私に、ルーナは嬉しそうな笑顔で話を続けてくる。いつもそんな顔ならファンクラブだって出来ちゃいそうだぞ。

 

「スキャマンダー教授はクィブラーを読んでるみたいで、講演が終わった後にパパと話したいって言ってくれたの。その間私はお孫さんと話してたんだ。ロルフさんって人。規制管理部の研究チームに所属してるんだって。」

 

「あら、お孫さんも魔法生物の研究家なのね。」

 

「ん、そうみたい。喋ってる時に随分と落ち着かない様子だったし、全然目を合わせてくれないから嫌われちゃったのかと思ったんだけど、帰り際に住所を書いた紙を渡してくれたんだ。手紙で魔法生物について議論しませんかって言われちゃった。……ちょっとヘンな人だったかな。だけど話はすっごく面白かったよ。」

 

「いいじゃない、魔法生物のことを語り合えるペンフレンドが出来たわけね。」

 

ルーナに『ヘン』と言われるのは凄いな。きっと相当の変わり者なのだろう。……魔法生物の研究家というのは変わった人しかなれない職業なんだろうか? その道で有名なスキャマンダーさんも、もしかしたら一風変わった性格をしているのかもしれない。

 

「ルーナは今年イモリ試験の勉強を頑張るの?」

 

どんな人なのかと想像しながら話題を変えてみれば、ルーナは途端に表情を曇らせて答えてきた。レイブンクロー生は基本的に勉強が好きなのだが、『好き』の形が二種類に分かれているのだ。興味がある分野にとことん熱中するタイプと、全体を満遍なく学んでいくタイプに。そしてルーナは前者に当たるらしい。彼女にとってイモリ試験は必ずしも歓迎すべきイベントではないのだろう。

 

「……うん、やらなきゃいけないと思う。魔法生物関係のいくつかの資格を取るために、飼育学と魔法史と防衛術と呪文学の成績が必要なんだ。飼育学は大丈夫だけど、他はちょっと頑張らないといけないかも。その資格を持ってないと保護地区とかに入れないんだって。」

 

「防衛術と呪文学が魔法生物を扱うのに必要なのは分かるけど、魔法史も要るのね。」

 

「色んな保護法が成立した経緯とかは魔法史の範囲だから、きちんと覚えないとダメだってフリットウィック先生に言われちゃったんだ。余裕があれば薬草学とか魔法薬学もやった方がいいらしいけど、そこまで手が回るかは微妙かな。」

 

ふむ、思っていたよりもずっと大変そうだが……よく考えてみれば当然のことなのかもしれないな。機密保持や密猟云々の問題もあるし、保護区には危険な魔法生物だって山ほど居るはずだ。となれば資格取得のハードルも相応に高くなってくるのだろう。ルーナの苦難に同情している私に、ジニーと話していた魔理沙が確認を投げてくる。

 

「──だから、割とピーキーな性能っぽいんだよ。慣れるまでいくらか時間がかかるかもな。……咲夜、監督生集会はいいのか?」

 

「あ、そうだった。行ってくるわね。」

 

危ない、危ない。忘れるところだった。早く行っておかないと。慌てて立ち上がって三人に断った後、コンパートメントを出て先頭車両の方へと進んで行く。というか、ロン先輩の後任は誰になったんだろうか? 多分新五年生の誰かだろうけど、年下の男子を相手にするのは難しそうだな。経験がなさ過ぎてどうしたらいいか分からないぞ。

 

その辺が少しだけ憂鬱になりつつも、サクヤ・ヴェイユは今学期最初の集会に臨むために気を引き締めるのだった。

 


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