Game of Vampire   作:のみみず@白月

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大魔女の砂時計

 

 

「……ああ、もう起きたのかね? ミス・ヴェイユ。大いに結構。では、クルーシオ(苦しめ)。」

 

覚醒したばかりの頭が状況を認識する間も無く、いきなり襲い掛かってきた耐え難い激痛。身体中の血管に無数の鋭いトゲが刺さっているかのような、全身があらゆる方向に無理に捻じ曲げられているかのような、煮え滾る熱湯の中に浸かっているかのようなその激痛を受けて、サクヤ・ヴェイユは苦悶の声を上げていた。

 

「状況を理解したかな? 君は私の支配下にあるということを。分かったなら頷くんだ。」

 

激痛が身体を通り過ぎた後、反射的に能力を使おうとするが……ダメだ、いつものように世界が停止してくれない。そのことにどうしようもない頼りなさを覚えつつ、次に周囲を確認する。どうやら私は石造りの地面に横たわっているらしい。手首と足首をロープで縛られた状態でだ。

 

「聞こえていないのかね? きちんと返事をするんだ、ミス・ヴェイユ。クルーシオ。」

 

再び襲ってくる激しい痛み。息が止まり、悲鳴すら上げられないほどの苦痛。思考をぐちゃぐちゃにしながらそれが通り過ぎることを願ってひたすら耐えていると、痛みが止まると共に再度誰かが……チェストボーン先生? 私を見下ろしているローブ姿のチェストボーン先生が呼びかけてきた。

 

「どうかな? 痛いだろう? 磔の呪いが嫌なら次からはしっかりと返事をするんだ。」

 

「……どうして? 一体何が──」

 

「また『どうして』か。本当に忌々しい。教師というのはあまりにも度し難い職業だ。何故愚かなガキどもに懇切丁寧に教えを授けてやらねばならない? 学ぶ意欲も自制心も無い癖に、文句だけは一人前のクズどもめ!」

 

「うぐっ……。」

 

言葉と同時に思いっきり顔面を蹴られて、反動で背にしていた壁に後頭部を打ち付ける。理不尽な痛みと、訳も分からずこんなことをされる恐怖。怖くて泣きそうになる心を何とか奮い立たせつつ、可能な限りに顔を上げて改めて状況を確認した。

 

視界に映っているのは薄暗くて広い部屋だ。奥の方に巨大な……砂時計? 全長三メートルほどもあるガラス製の大きな砂時計が鎮座している、空き教室程度の広さがある石造りの部屋。床には本や工具、何かの部品のような物なんかが無造作に転がっており、壁には等間隔に緑色の炎を灯す松明が掛かっている。

 

そして私は後ろ手にロープのような物で固く縛られていて、足首も同じように拘束されているらしい。頭を下ろして石の地面の冷たさを頬で感じつつ、蹴られた鼻から血が出ていることを自覚したところで、チェストボーンが横たわる私のお腹を踏みつけてきた。

 

「おまけにこそこそと嗅ぎ回って、私の大切な研究を邪魔してくる始末だ。さすがはヴェイユの家系だな。鬱陶しさは祖母譲りか。」

 

「ぐっ……何を言って──」

 

「いい加減に『何』はやめろ! ガキが! 私はいちいち答えてやるほど甘くはない!」

 

大声と同時にもう一度顔を爪先で蹴られて、耳鳴りと共に意識が遠くなる。朦朧としつつも必死に能力を使おうとしている私の髪を、チェストボーンが掴んで引き摺り始めた。ぜえぜえと荒い息を漏らしながらだ。

 

「君は余計なことを言わず、質問にだけ答えていればいい。そうすれば君は痛い思いをしないで済むし、私も疲れずに済むんだ。簡単な話だろう? ……では一つ目の質問だ。君は『始まりの逆転時計』の存在を知っているのか? それをスカーレットかバートリに伝えたか? 答えろ!」

 

「……『始まりの逆転時計』?」

 

私を部屋の奥にある砂時計……細かい装飾が入った銀の支柱で地面や壁に固定されているそれの近くまで引き摺っていった後、髪から手を離して訊いてきたチェストボーンは、怪訝そうな顔付きで質問を重ねてくる。『オリジナルの逆転時計』のことか?

 

「だからこそお前たちはこの部屋を探していたのだろう? 四人の創始者たちの痕跡を巡礼して初めて辿り着けるこの部屋を。」

 

「私たちは、ただサインを──」

 

「嘘を吐くな! クルーシオ!」

 

三度身体を走る鋭い痛みに悶え苦しむ私へと、チェストボーンが苛々している口調で吐き捨ててきた。

 

「ふん、やはり磔の呪いは効率が悪い。同胞たちはこんなものの何が楽しいのやら。手早く吐かせるならこちらが一番だろうに。インペリオ(服従せよ)!」

 

その瞬間、痛みに包まれていた心を癒すような陶酔感が全身を駆け巡る。蕩けるような安堵が頭を支配する中、『誰か』の声が私を導いてきた。

 

「お前の主人は私だ。いいな? 質問に答えろ。何の目的でこの部屋を探していたのかね?」

 

答えよう。だってそうすべきなのだから。従うべき相手からの問いに正直に答えようとするが……いや待て、違うぞ。私の主人はリーゼお嬢様とレミリアお嬢様のはずだ。私はリーゼお嬢様の『所有物』になったんだから、それ以外の存在に支配されていいはずがない。たとえ神だろうがお嬢様の物を『横取り』するのは許されないはず。

 

思考がそこまで行き着いたところで、陶酔感が霧散して身体中に痛みが戻ってくる。苦痛に顔を歪めつつ黙っている私を見て、チェストボーンは心底意外そうに口を開いた。

 

「……ほう? 興味深い。磔の呪いと服従の呪い。この二つは相性が良かったはずなんだがね。吸血鬼どもから何かしらの訓練を受けているのか?」

 

「訓練なんか受けなくても、私は骨の髄までバートリとスカーレットのものよ。あんたなんかに支配できるわけないでしょ、間抜け。」

 

「減らず口を叩くな、小娘が! 自分の立場をまだ理解していないようだな!」

 

怒ったらしいチェストボーンにお腹を勢いよく蹴られて吐き気が込み上げてくるが、それでも負けじと大間抜けのくそじじいの顔を睨み付ける。痛いし、怖いし、泣きそうだし、もしかしたら死ぬかもしれないけど、私にとっての一番の恐怖はお嬢様たちのものではなくなることだ。そこだけはお前なんかにどうこうさせてやらないぞ。

 

涙と鼻血でぐしゃぐしゃになりながらも睨んでいる私を目にして、チェストボーンは頭を掻き毟って文句を言い始めた。ヒステリックな甲高い声でだ。

 

「あああ、忌々しい。くそ、くそ、くそ! どこまでも忌々しい状況だ! 折角見つけた『始まりの逆転時計』は何の役にも立たないし、小娘どもは邪魔をしてくる! ……申し訳ございません、我が君! 愚かな私をお許しください! 必ず救い出してみせます!」

 

『我が君』? どこかで聞いたような言い回しだな。急に虚空に向かって謝り出したチェストボーンを前に、口の中の血を地面に吐いてから声を上げる。蹴られた拍子に口の内側を切っちゃったようだ。今更そんなことは気にならないけど。

 

「……ヴォルデモートの部下なのね?」

 

「きさっ、貴様! その名を軽々しく口にするな! 偉大なる闇の帝王の邪魔をする虫ケラが! マグル好きのカスどもが! 血を裏切る愚か者が! 我が君の御名を軽々しく語るんじゃない!」

 

真っ赤な顔でこちらに振り返ったかと思えば、チェストボーンは唾を撒き散らして烈火の如く怒鳴りながら私のことを何度も何度も蹴りつけてきた。歯を食いしばってそれに耐えつつ、マクゴナガル先生に恨みの思念を送る。この学校はまた『隠れ死喰い人』を雇ったのか。そろそろ学習して欲しいぞ。

 

どうにか蹲って少しでも身を守ろうとしている私を踏みつけたり蹴ったりしていた『ヒステリーじじい』は、十数回も蹴り続けた挙句に勢い余って勝手に尻餅をついた後、荒い息を吐きながら立ち上がって文句を再開してきた。蹴りに威力がなくなってきているぞ、情緒不安定のイカれ野郎め。スタミナ勝負は私の勝ちだな。

 

「我が君が、我が君が死ぬなどあってはならない。だから変えねばならんのだ! この間違った世界を正さねばならんのだ! ……そうだ、そうしなければならない。それが私の使命なんだ。私はそのためにずっと耐えてきたんだぞ! 邪魔はさせない。誰にも、誰にも──」

 

つまり、何らかの理由で『強力な逆転時計』がホグワーツに隠されていることを知ったチェストボーンは、それを使ってヴォルデモートを復活させようとしているのか? 過去に戻って、歴史を変えることで。……詳細な経緯は全然分からないけど、こいつの『目的』だけははっきりと把握できたな。

 

ブツブツと呟きながら砂時計の支柱に手を当てて息を整えているチェストボーンを横目に、手や足を力の限りに動かして拘束を解こうとするが……やっぱりダメだ。きつく結ばれていて身体的な拘束はどうにもならないし、どれだけ集中しても能力が上手く働いてくれない。こんなことは初めてだぞ。

 

芋虫のようにジタバタしながら打開に繋がる物はないかと探していると、チェストボーンが杖を構えてこちらに近付いてきた。未だにぜえぜえと息を荒くしたままでだ。さっきの『運動』が余程に堪えたらしい。

 

「服従させられなかった以上、私の腕では開心術も効果がないだろう。あの下賤なコウモリどもが何をしてくるか分からないし、忘却させて解き放つのも論外だ。ならば殺すしかない。……それで正しいはず。私は間違っていない。お前は『行方不明』になってそれで終わりだ。」

 

「……後悔するわよ。私を殺したが最後、お嬢様方は必ずあんたにたどり着くわ。」

 

「分かっていないようだな、愚鈍な娘め。この砂時計の使い方が判明するまでの間だけ、私が疑われなければそれで充分なのだ。この間違った世界は『無かったもの』になるのだから。スカーレットもバートリも、私から『未来』を聞いた我が君が始末してくださるだろう。お前はそもそもあのコウモリどもと出会うことすらなくなる。……いや、生まれないかもしれんな。その前に母親も父親も死ぬだろう。お前など所詮その程度の存在だ。」

 

……それは嫌だ。私がお嬢様方に出会えない世界なんて認められない。死ぬことよりもそっちの方が嫌だぞ。心の奥底が恐怖で冷たくなっていくのを感じながら、何とかして抵抗しようと必死に身体を動かすが、チェストボーンは杖を真っ直ぐ私に向けて──

 

「さらばだ、愚かなヴェイユの末裔。闇の帝王への供物としてその命を──」

 

勝ち誇った表情のチェストボーンが台詞を終わらせようとした瞬間、何かが破裂したような聞き慣れない轟音と共に、彼の身体が凄い勢いで斜め上に吹っ飛んで壁に激突した。透明な巨人にぶん殴られたみたいな動きだったな。いきなりの状況に唖然としていると、駆け寄ってきた誰かが……魔理沙! 魔理沙が私の身体を支え起こしてくれる。

 

「咲夜! おい、大丈夫か? 顔が血だらけだぞ。」

 

「大丈夫ではないけど、生きてるわ。殆どは鼻血よ。……何をしたの?」

 

あまり弾まない古いゴムボールみたいに跳ね返って地面に落ちた後、ぴくりとも動かなくなっているチェストボーンを見ながら問いかけてみれば、魔理沙は手に持っていたミニ八卦炉を示して説明してきた。

 

「空気の塊を勢いよく当てたんだ。呪文より早く撃てるからな。……ちょっと待ってろ、今顔を治すから。」

 

「先ず縄を解いて頂戴。……というかこの状況は何なの? 私、気が付いたらここで縛られてたんだけど。貴女が特別牢の中を調べるのを外から眺めてたのは覚えてるけど、そこで記憶がぷっつり途切れてるわ。」

 

「多分、後ろから呪文で気絶させられたんだろ。その後チェストボーンがお前を人質にして、私を牢に閉じ込めやがったんだよ。……固すぎて解くのは無理だな。動くなよ? ディフィンド(裂けよ)。」

 

八卦炉から杖に持ち替えて縄を切断しようとしている魔理沙に、首を傾げながら疑問を飛ばす。

 

「特別牢に閉じ込められたの? でも、貴女はここに居るじゃない。」

 

「ミニ八卦炉で入り口をぶっ壊して出てきたのさ。予想以上に頑丈だったから少し時間がかかったし、焦ってた所為でちょびっとだけホグワーツ城を崩しちまったが、それはまあ仕方ないだろ。後でマクゴナガルに謝ればいい。そんでもって急いでチェストボーンを探そうと地下通路を走ってたら、初めて見る通路を見つけたんだよ。奥にマーリンの紋章が刻まれたドアがある通路をな。だから怪しいと思ってそのドアに入って、この部屋に続く短い通路を抜けてみれば──」

 

「チェストボーンに杖を向けられてる私が居たってことね。……あいつは『四人の創始者たちの痕跡を巡礼して初めて辿り着ける部屋』って言ってたわ。要するに、サインを全部巡れば部屋が見つかるってことなんじゃないかしら?」

 

『巡礼』か。マーリンにとって四人の創始者の存在はそれだけ重要だったということなのだろう。……けど、ペティグリューさんはどうなるんだ? サインのことなんて一言も口にしていなかったぞ。

 

魔理沙に拘束を解いてもらいながら悩んでいると、杖を慎重に動かしている親友が予想を寄越してきた。同じことを考えていたらしい。

 

「つまりよ、ペティグリューは『サインを見たことになった』んじゃないか? この隠し部屋が何を以って『サインを見た』と判断してるのかは分からんが、サインの近くに仕掛けがあったとすれば筋が通るぜ。ペティグリューが通過したパイプはどれもサインのすぐ側を通ってたからな。」

 

ハッフルパフのサインだけは簡単に近付ける位置にあったけど、レイブンクローのサインは床の下で、グリフィンドールのサインは壁の中、おまけにスリザリンのそれは特別牢の奥にあった。普通なら仕掛けを解かなければ近寄れない位置だが、ネズミの姿になれるペティグリューさんだけはそうじゃなかったわけか。ルートを見るに、彼はサインのすぐ裏を通っていたことになるのだから。

 

「意図せずして『巡礼』を達成してたってことね。でも、人間の姿だと見つけられなかったのはどうしてなのかしら? 一回の巡礼につき一回だけしか入れない部屋ってこと?」

 

「実際のところは分からんけどよ、詳しく考えるのは後でいいだろ。……しかし、何で能力を使わなかったんだ?」

 

「理由は不明だけど、使えないのよ。私だって何度も使おうとはしたわ。……私の杖はどこかしら? 取り上げられたみたいね。」

 

縄の痕が残っている手首を摩りながらホルダーに手をやるが、そこにあるべき杖は収まっていないようだ。気絶させられる前に仕舞った覚えがあるので、チェストボーンに回収されたと見るべきだろう。とはいえ、常に隠し持っているナイフの方は無事なはず。

 

ナイフは鞘付きで服の下に隠しているんだから、それも取り上げられたとなると服を脱がされたことになるわけだが……良かった、無事なようだ。変なことをされていなかったことに安心しつつ、抜いたナイフを片手に魔理沙へと声を投げる。

 

「足の縄は自分でやるわ。杖はないけど、ナイフがあるから。」

 

「んじゃ、顔を治すぞ。エピスキー(癒えよ)。……殴られたのか?」

 

「しこたま蹴られたのよ。磔の呪いと服従の呪いも使われたし、貴女が一歩遅ければ禁じられた呪文を『コンプリート』するところだったわ。絶対に許さないから、あの暴力じじい。」

 

後で同じ回数だけは意地でも蹴ってやるからな。地面にうつ伏せに倒れているチェストボーンを睨んでから、魔理沙に顔を治してもらいつつナイフで足の縄を切断した。そのまま自由になった両手両足がきちんと動くことをチェックしていると、応急処置を終えた魔理沙が私の背後にある巨大な砂時計を見ながら話しかけてくる。

 

「特別牢をぶっ壊して脱出した後、ここに来る途中でたまたまギデオンとすれ違ったから、マクゴナガルへの伝言を頼んでおいたぜ。チェストボーンについては校長閣下が『然るべき対処』をしてくれるだろうよ。……で、これは何なんだ? 見たところどデカい砂時計なわけだが。」

 

「貴女は何だと思う?」

 

「そりゃあお前、答えは一つだろ。」

 

まあ、そりゃそうだ。何の関係もない砂時計であるはずがない。肩を竦めて言った魔理沙に首肯してから、砂時計の支柱を支えに立ち上がった。これこそが大魔女である魅魔さんが作り、マーリンが隠した『オリジナルの逆転時計』なのだろう。

 

よく見れば砂時計を固定している銀の支柱には等間隔に同じ形の装飾があって、どうもその一つ一つが可動するように作られているらしい。普通の時計を模した装飾なんだろうか? それが砂時計の左右に三つずつあり、一つの時計につき一本ある針が動くようだ。時計というか、むしろマグル学で習った自動車のメーターみたいだな。

 

「……あの針でどこまで『逆転』するのかを設定するとか?」

 

「んー、そうかもしれんな。んでよ、チェストボーンはそもそも何のために──」

 

「魔理沙、後ろ!」

 

問いに応じようとしたところで、振り向いた私の視界によろよろと立ち上がっているチェストボーンの姿が映る。魔理沙からだと背を向けていて見えない位置だ。親友に短く注意を送った後、使えないことを思い出す間も無く咄嗟に時間を止めようとすると──

 

「わっ。」

 

「うおっ。」

 

私が能力を使おうとした刹那、手を触れていた砂時計がぐるりと横方向に半回転して、部屋の宙空に異音を立ててヒビが入り始めた。同時に地面が激しく揺れて杖を振り上げていたチェストボーンがすっ転び、私も砂時計の回転に弾き飛ばされて石の床に倒れ込む。

 

「おい、咲夜!」

 

憂いの篩で場面が切り替わる時みたいだ。まるで世界が崩壊するように空間を蝕むヒビがどんどん増えていき、風景の欠片がガラガラと崩れ落ちていく中、慌てた様子の魔理沙が私の手を掴んだ瞬間──

 

「ちょっ。」

 

落下だ。ガシャンという何かが割れるような音と共に世界が完全に崩れ去って、真っ暗な闇の中へと落ちていく。唯一の確かなものである親友の手をギュッと握り締めながら、サクヤ・ヴェイユは深い深い闇の中へと落下していくのだった。

 


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