SAMURAI MIND IS   作:アマゾンズ

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初っ端から死ぬ


00 侍という名の漢への憧れ

「おい!勝手に帰るな!みんなやってるんだからお前も働いていけ!」

 

「はい・・・」

 

俺の名は赤川政一(あかがわ まさかず)。なんの変哲もない二十代後半の一般人で倉○業の仕事をしている。

 

ああ、皆まで言わなくていい。俺が何をしているのかって?残業だよ。生活が出来ないとかお金を稼ぎたいからという理由でやっているんじゃないんだ。

 

[周りでみんなやっているんだから協調性を持って、お前も残業しろ]と暗黙と同時に言わている訳。

 

因みに今は日を跨いで深夜の26時、お昼過ぎになっているね。お昼っていうのは日が立っている方じゃないよ?社会の業界用語で深夜12時に回る事を[お昼]って言うんだ。皮肉だよね。

 

一日だけだと思うでしょ?実はもう一ヶ月以上27時帰宅が続いているんだよね。出勤は朝の7時までに来いだって。

 

これだけでも応えるのに就職は失敗するし、ようやく入れたかと思えばブラックだし、お前の為を思って言ってるんだからなとモラハラ、パワハラの嵐。

 

はは、何の為に社会へ出て働いているのか分からなくなってきているよ。

 

「これが終われば帰れる・・・あれ?目の前が回って暗く・・・」

 

 

 

 

◇

 

 

 

「し・・・もし!」

 

あれ?誰か呼んでるな。誰だ?

 

「起きてください!」

 

「うわっ!?一体何だ?」

 

「起きましたか、まぁ・・・仕方ありませんよね」

 

目の前にいる人、誰?ゲームとかに出てきそうな女神のような格好しているけど。

 

「貴方達が認識しやすい姿になっているだけです!露出が多くて恥ずかしいんですから!」

 

そりゃあ、そうだ。だってD○Mの大人用ゲームに出てきそうなキャラの姿だもの。見ているこっちだって目の毒だよ。出るとこ出てるし、肌白いし、髪はロングで黒いしサラサラだし。

 

「視姦するなー!」

 

「がふっ!?」

 

も、ものすごい正拳突きだ。肉体の水分という水分に全て伝わっていく程の威力。

 

「ゲホッ、ゲホッ!で・・・質問いいかな?」

 

「どうぞ」

 

「俺、どうなった?確か作業してたはずなんだけどな」

 

「ああ、貴方・・・死にましたよ」

 

「え、one more please・・・?」

 

「OK。YOU ARE DEAD」

 

「・・・・し、死んだ!?なんでだよ!?」

 

女神?はあっけらかんとした様子で冷静に俺に起こった事を説明してくれた。

 

「原因は過労死ですね。貴方を雇っていた会社、貴方が死んだ後、倒産しましたが計画性らしくて新しい会社を立ち上げて同じ事をしてますよ」

 

「マジかよ・・・」

 

給料は月末締めの翌月の月末支払い、長時間残業、改善の意思はなしとかやっといて計画倒産とか・・・。

 

ある意味、開き直ってやがるッ!

 

「とりあえず、魂を・・・あ、少し待ってくださいね。え?えええーー!はい、はい。わかりました」

 

今時、神様もスマホを使う時代なのか・・・けっこう進んでるんだな。

 

「申し訳ありません。本来なら魂の再生へ向かわせるのですが、貴方に仕事を依頼したいと」

 

「仕事?」

 

「ある世界に転生した転生者をここへもう一度、送り返して欲しいんです」

 

「それって、その・・・転生者っていうのを殺せって事?」

 

「そうなります」

 

何それ、人殺しが神様からの依頼って可笑しいにも程があるだろ!

 

「実はその転生者は私達がその世界に手を出せない特典を取ってしまったんです。おまけに妨害まで使っていて」

 

「なに、その生きてる時に読んだ事があるような本の展開」

 

「お願いします。転生者刈りの依頼を受けて欲しいんです!特典を付けますから!」

 

「特典かぁ・・・じゃあ、三つお願いしていい?」

 

その言葉に女神?はメモ帳を取り出した。覚えきれないのかな?と疑問を思いつつもお願いを口にする。

 

「一つ目は努力した分、それだけ頭と身体に知識と体力が反映される事、二つ目は丈夫な身体を持ち一人暮らしで生活出来る金銭が稼げる事、そして最後がある剣術と刀を向かう先の世界での家系に門外不出として伝わっている書物と一緒に受け継がれている刀として欲しい。これだけ」

 

「聞いていると一つ目以外はチートじゃありませんね・・・良いんですか?」

 

「ああ、苦難上等、我迷わずだ」

 

「だから過労死したんですね、納得」

 

「うっせえ」

 

「で、その剣の流派と刀は?」

 

「SAMURAI DEEPER KYOっていう作品に出てくる流派の無明神風流、それで刀は紫微垣にしておいて欲しい」

 

「!神殺しの設定がされている流派と刀ですね・・・わかりました」

 

どうやら、認定の許可が下りたようで扉が現れた。そこを潜れってことだろう。

 

「あれを潜ればいいのか?」

 

「ええ、貴方はIS〈インフィニット・ストラトス〉の世界に転生して一人の転生者を狩ってください」

 

「やれるかわからないが、頑張ってみる」

 

「それじゃ、いってらっしゃい」

 

扉を潜り終えた瞬間、意識が遠のき視界は真っ白に染まっていった。

 

 

 

◇

 

 

 

気が付くと俺は和風の住宅で目覚めた。父親も母親も健在だが共働きのようだ。

 

「新しい生活・・・か」




この作品はモチベーション用の息抜き用です。

更新は未定です。
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