※今回投稿が遅れた理由は主にFGOの影響です。 オフィリアちゃん可愛いですね
仔狼を飼ってから1週間が過ぎたが相変わらずこの仔狼は俺の頭か肩に乗ることが多かった。 俺が移動すれば仔狼が付いて来ては必死に追い付こうと頑張るけど追い付けないので最終的には仕方無く肩に乗せて歩くと周りから物凄い注目を浴びる事になってしまった
あ、因みにコイツの名前はクロマメになった。 最初は蘭丸とか絶丸とかにしようとしたがクロマメがこれを拒否して悩んだ末にクロマメに決定となった
クロマメを飼う事になった初日は色々と酷かった。 少しトイレで席を外して戻ってくるとカーラがモーニングスターを振り上げてクロマメを追い詰めていた。 しかも笑顔を浮かべながらだ。 その後は慌ててカーラを止めてから色々と事情聴取をしてからクロマメを飼う事を伝えるとグレイシア同様にブチギレていた。 何故だ
そんな波瀾万丈な事もあり、俺は現在とある場所を目指していた。 そのとある場所と言うのは
「へへ、この女は良い金になりそうだぜ」
「売る前に少し味見をしようぜ!」
「俺が1番な!俺が追い詰めたんだからな」
路地裏に入ると男三人が気絶した女を犯そうとしている場面に遭遇した。 いや、まあ、想定の範囲内なんだがな
「あ?誰だてめぇ……」
「失せろ!俺達はこれからお楽しみなんでな!」
「ぶち殺すぞ!」
「はぁ、何時の世界もこう言った屑共は居なくならないんだな」
イクスの独り言が聞こえたのかどうかは分からないが男達が一斉に襲い掛かってくるがイクスは動じる事なく頭に乗せたクロマメを乗っけたまま男達の目に追えない程の速度で剣を抜いた
「ま、所詮はこの程度か」
剣を鞘にしまうと男達の頭はずるりとずれて地面に落下してしまった。 恐らくは男達も何が起きたのかなど理解できてないだろう 。 首から上を無くした男達の懐やポケットを探っているとお目当ての物が見つかった
「『奴隷商人マルット』…………アタリだな」
イクスが探し求めていた物が見つかり多少なりとも情報を手に入れることが出来た
「後はこの女を起こして帰るだけだな」
その後、倒れている女性を起こしてからイクスは帰り道にクロマメと一緒に屋台の出し物を買い食いしながら帰宅した
「イクス様♪今日は私と一緒に寝ましょう♪」
「……たまには一人で寝たいんだが」
「駄目ですわ!1日でもイクス様の床を離れては何時他のビッtこほん!女性を襲うか分かりませんからね。私が夜のお相手を致します」
「いや、そこまで俺は性欲は強くないからな?」
「ダ・メ・ですわ!」
カーラのグイグイ来る性格にどうしたものか悩んでいると
「そうは行かないよ! イクス様とは僕と寝るんだからね!」
「また貴女ですの?シーア!」
「いい加減諦めなよ。 イクス様は僕と寝たいんだからね!」
「いや、誰もそんな事は……」
「ふん!そんな事ありませんわ!」
カーラとグレイシアの口論は既に火が付いており既にイクスには止められなくなっていた
「……よし、クロマメ寝るか」
「アウ!」
今の所はクロマメがトップでイクス君の癒しに入っています。 主に胃の刺激を押さえてくれる意味で