「奴隷商人ですか?」
「ああ、ここ最近どうにも奴等の動きが目に余ってきたからな。 ここは一つ全員皆殺しで行こうと思ってな」
時刻は既に真夜中を越えており部屋の中には武装をしてグレイシア、カーラ、イクスがおり、これから何が起こるのかは彼等の武装を見れば一目瞭然である
「イクス様、先程から鎧からバチバチと紫の電流が流れているのですが、平気なのですか?」
「ん? ああ、多少は痺れるがこれくらいなら大した事は無いな。 コイツが本気を出せば着ている俺は今頃灰だけになってるからな」
イクスの言葉に二人は驚愕な表情を浮かべながらも特に何も言えなかった。 例え何かを言ってもイクスは変えるつもりはないと言うからである
「さて、カーラは従業員と護衛を殺せ。 グレイシアは客を一人残らず殺せ。 俺は商人とその元を殺す。 良いな?」
「「分かりました」」
バンッ!
凄まじい音と共に目の前の扉を蹴破るとまさに商売は始まったばかりの様で客も司会者も驚いた表情を浮かべていた
「殺れ」
その一言で二人は動き始める。 カーラは司会者をモーニングスターで頭を潰してから二撃目に胴体に入れると司会者の身体はバラバラに吹き飛んだ。 それを合図に逃げ出す客達をグレイシアは手に持った長い鎌を使って客達の頭を落としていく
そしてイクスは幹部や共を逃がす前に全員手足を削ぎ落として動けない状態にしてからある物をゴソゴソと机の中を探しだす
「お、あったあった」
机の中から取り出した物は顧客名簿と帳簿と奴隷達の出所に関する本を数冊見付けて近くに倒れてる幹部に近寄る
「3秒時間をやるから答えろ。 誰が実行犯だ?」
「し、知らな「バシュ!」」
「時間切れだ」
腰に着けてある短剣で男の一人の頭を残りのメンバーに見えるように首を跳ねた。 そしてイクスは次の標的を見付けて近くに近付いて腰を下ろして問い掛ける
「3秒時間をやるから答えろ。誰が実行犯だ?」
「ヒッ! こ、殺さない「ザシュ!」」
先程と同じ様に女の首を跳ねてから近くに居る幹部に近寄り腰を下ろす
「3秒時間をやるから答えろ。誰が実行犯だ?」
「じょ、上流階級のオルクだ!俺達はそいつに頼まれて拐って売ってたんだ!」
「オルク……オルク……ああ、あの宮殿に居た太ったキモデブのおっさんか」
召喚された際に端の方でグレイシアを舐め回す様な視線を向けていた男が居たことにイクスは顔を思い出した
「って事はあのおっさんの狙いはグレイシアか…………潰すか」
マグマすら凍らす程の寒気さを醸し出したイクスに生き残った幹部メンバーは震え上がった
そしてその5分後に勇者達を引き連れた冒険者達が雪崩れ込んできたが既に会場は血の海に染まっており、幹部メンバー、奴隷、商人は生き残り、幹部メンバーと商人は見事に捕まり、真人には何故か妹が増えたとか
そろそろイクス君に胃薬を渡さなくてわ……