可愛い部下が異世界で無双するのですが……   作:エスト瓶

25 / 37
仕事の都合上今後は月に一回投稿できるかどうかになってしまいます。 それでも読んでくだされば幸いです!


生徒会長の調査報告

その後、イクスの介入により二人の試合は無効にされて、無かった物にされたがシトリィは何処か納得がいかない様な表情を浮かべていたがイクスの睨みで黙らせることが出来た。 そして今回の騒動に関わったグレイシアはイクスから長時間の説教と隊長命令でカーラに軽い罰を与えさせた

 

無断での武装使用、如何なる理由であろうとも報告をしなかった事に対する罰をグレイシアに与えた。 勿論カーラにも罰を与えたがグレイシアよりは軽かった

 

仮にこれが他の小隊長達だったらグレイシア達は今頃は打ち首にされて、そこら辺に捨てられていただろう

 

カーラを使ってシトリィの事や彼女の周辺の事を調べさせて分かったのが召喚された日にあの場所に彼女が居た事が分かった。 彼女は自他共に認める程の力の持ち主で、その日はたまたま護衛の為にその場に居たと言うことだ

 

「……カーラから見てどのくらいだ?」

 

「はい。 イクス様が介入する寸前までの力を見れば我々の部隊の中間くらいでしょう」

 

「それなりの実力者か……」

 

戦闘スタイルや戦いでの状況判断もそこそこの物だから変に敵対するとかえって面倒な事になりそうだな

 

「彼女の使い魔の情報や武器の特性は?」

 

「使い魔の方は名前と種族しか掴めていませんがよろしいですか?」

 

「ああ、それで構わない」

 

「畏まりました。 使い魔の名前はウォーティ、種族は水系の精霊らしいです」

 

「水の精霊か……」

 

「武装は魔力を宿した槍です。 主に水の精霊の力を借りてのブーストもあるとか」

 

「槍か、フィーリアが喜びそうな物だな」

 

「そうですね。 あの子は部隊の中で最も槍使いに長けてますからね」

 

己の部下の事を思い出しながらイクスは一度資料から目を離して、目を閉じる

 

「カーラ、お前の召喚術で召喚した使い魔を使ってこの女を監視させろ。 何かあれば俺に連絡しろ」

 

「畏まりました。 あの愚か者の処遇はどう致しますか?」

 

「今回は不問だ。 だが2度目は無いとキツく言っとけ。 勝手な行動は部隊を危険にさらすからな」

 

「承知しました」

 

カーラは一度頭を下げてから部屋を出ていく。 カーラにとってイクスは己を救ってくれた神であり、父親であり、唯一の希望なのだから。 イクスの邪魔をするのであれば例え仲間であろうとも容赦無く切り捨てるのがこの部隊の暗黙の掟なのだから

 

お互いに何かあれば容赦無く殺し会うのが今の在り方であり、それが唯一イクスに返せる恩義と思っている。 例えイクスに捨て駒にされても自分達は笑って逝けるだろう




歪んだ信頼は良いですよね
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。