可愛い部下が異世界で無双するのですが……   作:エスト瓶

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基本的に今作のイクスは前作よりもテンション高めです


よし、ギルドマスターはマリアの餌にしてやる!上編

俺が魔法学園に入った原因となったのは今よりも数日前の事だった。 俺達は勇者にならない事を伝えてから城を出て先ず最初に向かったのは換金屋だった。 例え世界が違っていても金銀銅はどの世界でも存在するとマリアが言っていたので手持ちの金を売り捌くことにした。 結果を言えば問題無くこの世界の通貨を手に入れた、その際に半分の通貨をグレイシアに渡そうとすると「これはイクス様の資金です。もし仮に私が同じ様に金を換金してもイクス様に全額渡していました」とこの様に遠慮されてしまった。 本当に俺の部下は可愛いなぁ。

 

そんな事もあり宿屋で泊まれる部屋が無いか聞いてみると

 

「今は一部屋しかありませんね。それで良いのでしたら用意しますが?」

 

受付の女性に言われてチラッとグレイシアを見ると小さく頷いた。これはOKのサインだな

 

「それで構いません」

 

「分かりました」

 

受付の女性から部屋の鍵を受け取り2階の一番奥の部屋を開けるとそこにはシングルベットと木の机と椅子だけが用意されていた。俺は一息つく為に椅子に腰を下ろす。 グレイシアは扉の真横に立ち、手を後ろで組んで待っていた

 

「今は俺達は騎士団の隊員じゃないんだぞ?」

 

「いえ、例えどんな場所であろうとイクス様が存在する限り私達は貴方の手足の存在であり、飼い犬です」

 

そう言って嬉しそうに脱ぎ始めるグレイシアを上半身を脱いだ所まで眺めた後に止めた。幾ら俺に好意があるからと言って堂々と脱ぐのは興hじゃなくて倫理的に間違ってるぞ。 それにしてもグレイシアも随分と筋肉を付けたな、見た目からは分からないが確かに筋肉は付いていた。 それと言っておくがグレイシアは【男】だからな?と言うかうちの部隊はアリア以外は全員【男】だからな?

 

「イ、イクス様?少し視線がイヤらしいですよ?」

 

上着を着直したグレイシアに頭をかきながら苦笑を浮かべてしまった。暗殺部隊に居るメンバーは全員が超高級娼婦よりも美女や美少女揃いなのでつい目が行ってしまう。もしそう言った店で働いていたらその店は今頃大儲けをしていただろう

 

「すまない。それと少し話がしたいからお前も座れ」

 

「はい。全てはイクス様の望むままに」

 

1度頭を下げてから椅子に座り、しっかりと俺の目を見つめる。グレイシアは仕事ではない時は肉食獣の如く俺を見つめてくる。いや、正確に言うのであれば俺の部隊の全員がグレイシアと同じ視線を向けてくる。 実際に何度か複数人に襲われてそのまま事に及んでしまった事もあった

 

そして話し合いはこの世界に召喚されてからどうやって速く元の世界に帰るかが重要な事だった。俺が不在なだけで部隊の書類が溜まるのもそうだがアーシャ達が暴れだしてこの世界に俺が居ると分かれば俺を連れ戻すのと一緒にこの世界が消し去られる可能性があるからだ

 

話し合いの結果はグレイシアが王宮の閲覧を禁じている書物を幾つか盗ってきてそれを読んで元の世界に帰れないかと言う結論に至った。恐らくは今のグレイシアなら誰にも見られることは無いだろう。 そして困った事にこの世界に召喚された影響なのか俺もグレイシアもレベルが大幅に下がっていた。 レベルが本来の半分になっていた時は流石に崩れ落ちるほどに衝撃的だったな

 

そして話し合いが終わると共に俺は着ていた鎧を脱いで脱いだ鎧はグレイシアの【虚空】と言う一定数の物を異空間にしまうスキルに入れさせてもらった。 なるべく速く元の世界に帰らなくちゃな




男の娘でも余裕で受け入れられるイクス君
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