真人side
俺が彼奴と会ったのは学園の入学式を終えた後に決められたクラスでのんびりしてる時だった。 最後に入ってきた人物をチラッと見ると俺はある意味心を奪われた
銀髪の様に綺麗な白髪に宝石みたいな綺麗な真っ赤な瞳、そしてよく見れば整った顔立ちに雰囲気は冷たい雰囲気を醸し出して近付いたら目に見えない刃で切り刻まれる様な感覚すら覚えるほどに彼奴を見た時の俺は忘れることが出来なかった
そして気が付けば俺の体は自分の意思とは無関係に立ち上がり、彼奴の所に一直線に向かっていった。 そして自己紹介と話をするがやはり素っ気ない態度を取られてしまったが俺にとっては嬉しい反応だった。 何故ならその見た目で滅茶苦茶フレンドリーだったら少しイメージが崩れてしまうからだ
そして彼奴…クラウンの声を聞いて瞬間には全身が凍る程の冷たさを感じたと共に俺は笑みをこぼした。 この冷たさこそが今俺が求めていた冷たさだ。すぐに仲良くなる様な奴等を俺は信用できない、表面上は笑っていても心の中では馬鹿にする様な連中が大勢居るからな。 ならば最初っから冷たい態度をするクラウンに俺は入れ込んだのかもしれないな
出来ればクラウンとは仲良くしたいがそこは俺の頑張り次第か……
直樹side
僕が彼を初めて見たのは授業の一環で他の生徒と対戦する時だった。 彼の側には目を奪われる程に美しくて綺麗なクラスメイトのルキフグスさんとその使い魔?の子が居た。 他の生徒達は使い魔召喚以降はルキフグスさん達を避けてるけど僕はそんな事を気にせずにクラスでよく話している
目を奪われる程に美しいルキフグスさん達はまさかの男だった事には驚いたけど特に嫌悪感は無かった。 だって僕の好きな人はこの世界でただ一人の親友である真人なのだから。 人が居ない場所でルキフグスさん達にそれを当てられた時は流石に焦ったけど、その後はどうやったら真人に気を引いてもらえるのか等を教えてもらったり、放課後は時間が許す限りルキフグスさん達に作法やら歩き方やメイクの仕方を教えてもらった
そんなルキフグスさん達も好きな人が居ると教えてもらって聞いてみると何時も一緒に居るクラウンさんだった。 最初の印象は確かに格好いい人だけど冷たい人と言う印象があった。 けどその印象はすぐに消え去った。 何故ならクラウンさんはルキフグスさん達と居る時は何処か疲れた表情を浮かべるけど嬉しそうな表情を浮かべているのだから
そして僕は勇気を振り絞ってクラウンさんに話し掛けてみると最初は口数が少なかったけど次第に会話が増え始めた。 そして最後はルキフグスさん達の事を話していたけどそこでも嬉しそうに自慢をしていたクラウンさんは本当にあの二人が大切なんだなって印象を受けた。 そして別れ際の際にクラウンさんから何かの手紙を受け取り、人が居ない所で読めと言われた。 そして読んだらすぐに燃やせとも
一体何の手紙なんだろう……
グレイシア達のお陰でイクス君も二人に対する好感度は少し高めかな?