一方視点は変わり彼等の隊長であるイクスも大変な事に巻き込まれていた
「ッチ!おい!勇者2人!無事か!?」
「な、何とか!」
「此方も」
吹き飛ばされた勇者2人に視線を向けながら襲い来る攻撃を盾で防ぎながら相手を見据える
それは突然だった、今日の護衛をしていた時に不意に岡田真人を狙っての襲撃があった。窓ガラスを破り、そのまま真人が避けれない程の打撃を放とうとしたが何とかイクスが間に合い、それを防いだ
「ケッ!まだ生きていやがるデスカ」
「え?お、女?」
奇襲を仕掛けてきたのは黒い翼を生やした女だった。 その姿にイクスは見覚えがあった。 それは図書館に乗っていた帝国に記載されてる記事だった。 そこには色々な記事が書かれており、中には軍の事も書かれていた。 そしてそこには帝国に味方する堕天使の事もあった
「帝国軍所属の堕天使ラミネートだな」
「ハッ!私の事を知ってるなんて物知りデスネ!」
飛んでくる光の槍を盾で防ぎながらイクスは相手を観察する
(堕天使ラミネートか。 帝国軍ではそれなりの腕があり、戦闘経験もそれなりにあると来たもんだ。 これはこの勇者2人にはキツいか?)
「考え事デスカ!油断しすぎデス!」
迫り来る光の槍を盾で防ぎながらラミネートの腹に蹴りを入れて距離を保ち、勇者二人の前に立つ
「お前達2人で仕留めろ。 俺はお前達が死なないようにサポートはしてやる」
「ハアアアアアア!?無理無理無理無理!!あんな中ボスレベルのボスと戦うなんて普通に無理だからな!」
「真人、やるしかないよ。勝ったらご褒美あげるから」
「お前は何処をどう見たら勝てると思ったんだよ!マジで!」
「余所見とは余裕デスナ!」
「うわっ!?」
ラミネートは2人に接近し、手に持つ鎌で2人を斬り付けてくるがイクスがそれを防ぎ、真人が横から蹴りを放つ
「ぐっ!中々にやるデスネ」
「直樹!」
「おおおおおお!!」
注意が真人に向いたのを見てから直樹は視覚外からガントレットを着けた殴りで吹き飛ばす
吹き飛ばされたラミネートは壁に吹き飛ばされるがすぐに体勢を立て直し、追撃してきた直樹を鎌の柄で腹を突き、真人の方に吹き飛ばす
「ガハッ!ゴホッ!ゴホッ!」
「おい、無事か!?直樹!」
「う、うん、何とか平気だよ。流石は僕を一番分かってくれる真人だね」
そして何故か少し頬を染めるがイクスはそれを無視してラミネートに視線を向ける
「さて、もう1つ厄介な気配とグレイシア達の気配がするが一体どうなってる事やら」
堕天使……巫女服を着させたいですねぇ