転生したら遠坂家!? 二代目赤い悪魔の魔術師生活   作:狩宮 深紅

23 / 44
22話目です。

今回はいつもより短いと思います・・・。
次回から本格的に原作に介入して行くつもりですので、楽しみにして頂けると嬉しいです!

エクバ2解禁されましたね。ガンダム勢の皆様はもうプレイされましたか?
私は地元に設置店舗が無く、未だにプレイ出来てません。
早く近くのゲーセンに設置されないかなぁ、と日夜思っています。

皆様の愛機は上方修正されましたか?それとも・・・。



帰還の日

 

7月13日

 

 

日本に帰る日になった。

自分の心中は、日本に帰ることができることの嬉しさと、慣れ親しんだイギリスを離れなければならないことの寂しさ。そしてもう1つ、あの日抵抗できなかったとはいえ肌を重ねてしまったセシルのことだ。

あの時は危険日ではないとセシルは言っていたが、次の日から彼女はわざわざ(・・・・)自分の方を見ながら腹部を愛おしそうに撫でているのを何度か見た。疑うのはどうかと思うがあの言葉は嘘なのではないかと勘ぐってしまう。いや、セシルを信じよう、彼女があんな嘘を着くはずがない。・・・そのはずだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分は日本に帰るための空港に着ていた。空港までの車はトレーズさんが出してくれた。

トレーズさんには本当に何から何までお世話になったものだ。あの方には本当に頭が上がらない、自分がここまで来れたのもトレーズさんお陰だ。近い将来、精霊を倒したあかつきには菓子折りをもって改めてお礼を言いに行きたいな。

 

 

「遠坂くん、着いたよ。」

 

「ありがとうございます、トレーズさん。何から何まで。」

 

「構わないさ、私にできるのはここまでだからね。 そうだ、もし日本で神無月恭平という男ににあったらよろしくと伝えてくれ、かつて私と同等の実力を持っていた魔術師(ウィザード)だ。きっと君の新しい刺激となるだろう。」

 

「なんと、そのような人物が・・・!分かりました、会ったら必ず伝えておきます。」

 

「ありがとう、それじゃあ私はもう行くよ。」

 

「はい、お気をつけて!

 

自分がそう言うと、トレーズさんは車の窓を閉めると去っていった。

 

 

 

 

 

自分は空港の中に入ると、時刻表を確認し搭乗する飛行機の再確認をする。

――良かった、間違っていなかったな。

 

手続きまで時間はまだある、ソファーにでも座って待っていよう。

そう思い、歩いていると見知った人物がいた。

 

「あら、やった見つけた。ミスター紅輝、遅いですよ。」

 

そう言いながら、自分に近づいてきたのはレティシア・エーデルフェルトだった。また、その近くには時計塔で一緒に学んだ仲間たちが居たのである。

 

「みんな・・・!もしかして見送りに来てくれたのか?」

 

「当然じゃない、貴方は私達の良き友人でありライバル、そのような人物を見送りするのは当然よ。」

 

「そうだぜ紅輝!日本に着いたら連絡くれよな!」

 

「ふん、俺は嫌だったんだが皆がどうしても言うから来てやったんだ感謝しろよ。」

 

「全く、ルインっちは素直じゃないんだから。あ、いつかイギリスに帰ってきたら日本のお土産よろしくね☆」

 

自分は時計塔で出会った仲間たちがわざわざ見送りに来てくれたことに思わず涙ぐんでしまった。歳を取ると涙脆くなると聞いたが本当なのかもしれない(前世での年齢はもう覚えてないけど・・・。)

 

「うぅ、皆ありがとう、君たちの見送りがあるとは思わなかったから嬉しくて・・・。」

 

「ミスター紅輝、泣くのはまだ早いわよ。まだ彼女達だっているんだから。」

 

「え?」

 

レティシアがそう言って奥にいた人物達を手招く、そこに居たのはアルテミシアやアシュリー、レオノーラそして、セシルだった。

 

「うふふ、どお?遠坂くん。驚いた?」

 

「アルテミシア!それに3人とも、さっきまで家に居たんじゃなかったのか?」

 

「やっぱ、見送りするなら空港まで来ないとなんねーと思ったからよ。レティシアさんに頼んで送ってここまで連れてきてもらったんだ。」

 

「うぅ、や、やっぱり少し寂しいけど・・・。またイギリスにも戻って来てくれるの待ってるね。」

 

 

「もちろんだよレオノーラ、自分にとって君たちは2つ目の家族なんだから。」

 

そう言ってレオノーラは自分の手をがっちりと掴んでぶんぶんとふった。

自分たちの中で1番の年長者だが、彼女はとても素直で、一時ではあるが別れを惜しんでくれていることに、また少し涙ぐみそうになる。

 

 

 

「紅輝。」

 

セシルが自分の名前を呼んだ、その声色はこの前のような恐怖を感じるよなものではなく、とても優しい声だった。車椅子に乗って目が見えない彼女だが、その時の表情を想像するのは容易かった。

 

「私の手に触れてちょうだい。」

 

そう言って、手を伸ばしたセシルの手を自分も姿勢を低くし、しっかりと掴む。

そうすると、セシルは一気に自分の手を引っ張り、自分を抱き締める。そして、周りに聞こえないように耳元で囁いた。

 

「この前はごめんなさい、紅輝。私、貴方との繋がりがどうしても欲しくてあんなことをしてしまったわ。

 

でも、私はあのことを後悔していない。悪い女と思ってもらっても結構だわ、でも、私が貴方のことを愛しているということを忘れないで欲しい。

そしていつか絶対、貴方を振り向かせて見せるわ。」

 

そう言うと、セシルは自分から離れる。

 

・・・確かに、セシルの行為は倫理的には不味かったのかもしれない。だけど、セシルの気持ちをきちんと分かった上で正面で向き合っていなかった自分の責任でもあった。

なのに、彼女にいまみたいなことを言わせてしまった自分が少し情けなく感じた。

 

次がもしあったとしたなら必ずセシルの気持ちを向き合おう。・・・必ずだ。

 

 

 

 

 

 

そうしているうちに、飛行機の手荷物検査の時間になってしまった。

 

自分は皆に改めて見送りをしてくれたお礼をし、手荷物検査に向かった。

特に何か引っかかることも無くすんなりと行けて閉まったことに、何故か一抹の寂しさを感じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、自分はついに日本行きへの飛行機に乗り、イギリスを去った。

 

 

 

 

 





今回も見ていただき、ありがとうございます!
また見ていただけると嬉しいです!

お気に入り登録をしていただいた。

黄昏の空さん、イナズマ号さん、塾長ほむほむさん、野良猫集落さん、怠惰な真祖さん。

ありがとうございました!これからも見ていただけると嬉しいです!

ぎりぎり1週間です・・・。自分の計画性の無さをどうにかしなければいけない・・・。

あ、皆様はシトナイちゃんを引けましたか?
え?私はだって?・・・そんな娘、(い)ないよ。


投稿スタイルについて

  • 文字数いっぱいの読み応え重視
  • 投稿頻度を高くして短い感覚で継続性を重視
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。