転生したら遠坂家!? 二代目赤い悪魔の魔術師生活 作:狩宮 深紅
皆さん、おはこんばんにちわ。
最近、39度の熱を出し、生死をさまよいかけました。
いやー!健康って素晴らしいですね!!
皆さんも健康にはぜひ気をつけて下さいね!
風邪などを引いてしまうとできるものもできなくなってしまいますから!
8月10日
士織とわくわくざぶーんに行く約束をし、ついにその当日となった。
自分は集合時間の20分前に、わくわくざぶーん行きのバスが止まる天宮駅のバス停の近くのベンチで士織を待っていた。
夏真っ盛りなこの時期であるため、夏の風物詩たる蝉も己が存在を主張するためにうるさい程鳴いていた。
ここに来る途中で買ったスポーツドリンクに口を付けながら周りを見渡していると、白いTシャツにスカートというシンプルな組み合わせにペーパーハットを被った士織がいた。
士織もこちらに気づいたらしく、手を振りながらこっちに走ってきた。
「ふぅ、お待たせ。やっぱり紅輝君も早めに来てたんだね。」
「あぁ、自分も楽しみで仕方なかったからな。思わず早めに来てしまったよ。」
「ふふ、私も楽しみだったからお互い様だね。どうする?まだもう少し時間があるけど・・・。」
確かに、時計を見るとバスが来る時間まで15分もあった。
ふむ、15分か。何もしないと長いし、何かをしようとすると短い、そんな微妙な時間。そう言えば士織は飲み物とかは買ったのだろうか?
ふと思った自分は士織に聞いてみた。
「そう言えば、士織。何か飲み物は買っているか?一応、君の分のスポーツドリンクも買ってあるが・・・。」
「あー、そう言えば買ってなかったね。時間もあるし中に何か飲み物でも買いに行こうよ。」
「よし、それじゃあ行くか!士織は何が飲みたい?」
「うーんと。あ、そう言えばシェイクを売っている店があったよね。私はそこのバニラシェイクがいいかなー。」
「それじゃあ自分もそれにしようかな。」
自分と士織は駅の中に入り、無事時間内にバニラシェイクを手に入れることができた。外に出て、時間を確認すると、バスが来るまで後数分になっておりちょうどいい時間になっていた。
2人でたわいの無い話をしていると、時間通りにわくわくざぶーん行きのバスが到着した。
「お、きたきた。紅輝君、楽しみだね!」
「あぁ、本当に士織さまさまだよ。」
わくわくざぶーん行きのバスはバス停に着くと、停車し、扉が開く。
「さ、紅輝君?」
士織はそう言うと自分に手を差し出してくる。
自分は士織の考えを察し、彼女の手を取って言葉を返す。
「もちろん。おまかせくださいお嬢さま?」
士織は自分の言葉に少し顔を赤らめながら、可愛らしく笑った。
その笑顔はとても眩しく、改めてこの笑顔をずっと守っていきたいと思った。
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その後、約1時間程で、遂にわくわくざぶーんに着いた。
バス停から降りると、わくわくざぶーんはすぐ目の前にあり、完全ガラス張りのドームであるため、太陽の光をキラキラと反射しておいた。
わくわくざぶーんは自分が小学生の時に父さんに連れて行ってもらったきりで1度も来ていなかったから。かなり久しぶりで楽しみであった。
「改めて思ったがここに来るのは久しぶりだなぁ。」
「へぇ、そうなんだ。私は一昨年くらいに家族と1度来たかな?」
「なるほど、よし、それじゃあさっそく行こうじゃないか。」
「うん!。」
入場口で係員さんにチケットを渡した後、更衣室前で一旦別れ、自分はこの前買った水着に着替え、消毒などを済ませたのちに女性更衣室から少し離れた場所で士織を待っていた。
待っている間、周りをしっかりと見回すと、わくわくざぶーんの凄さを改めて目の当たりにした。室内プールでありながらも日本で1番規模が大きいと言われても納得の広さでありながらも、プール以外の施設も充実しており、ここだけ海外のリゾート地かと見間違うほどだ。
「恐るべき英雄王の遺産と言うべきか・・・。」
「紅輝君、お待たせ。」
女性更衣室の方から、この前買った、黒色のビキニタイプの水着を着た士織が出てきた。
自分は改めて士織の水着に見とれてしまう。前にショッピングモールの試着室で見た時よりも心なしか魅力的に見える。
「とても可愛い、それに魅力的だ。ここが施設じゃなかったら誰にも見せたくないくらいだ・・・!」
「え、ええ!?あ、ありがとう・・・///。」
自分でもこんな臭い台詞がすらすらと出てしまうほどに士織の水着姿は魅力的だった。
そらに士織の反応もとても可愛く・・・。あぁ、もう本当に可愛い!(語彙消失)
「こほん、さあ、最初はどこに行きたい?君のチケットのおかげでここに来ることができたんだ。君の行きたいところに行こう。」
「え?いいの?やったあ!それじゃあ最初はあそこに行きたいかな。」
そう言って士織が指さしたのは施設の1番の目玉と言っても過言ではない巨大なウォータースライダーだった。
しかも、その内のペアで乗ることのできるアトラクションの様で、離れている自分たちのところにまで体験者達の叫び声が聞こえていた。
「分かった、それじゃあ行こうか!」
自分は士織の手を握って、そのウォータースライダーまで向かった。
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「「きゃぁぁぁぁぁぁぁああ!!??(うぉぁぁぁぁぁぁぁあ!?)」」
─ざばぁぁぁぁあん!!
「・・・・ぷふぁ!紅輝君!楽しい!これもう1回いこう!!」
「はぁ、はぁ。え?マジで?いや、わかった・・・。」
結局この後5回くらい乗った。
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「次は流れるプール行こう!」
「OK、分かった。(た、助かった・・・。)」
流れるプールをこの後3周くらいした。
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流れるプールから上がって、なお元気いっぱいの士織について行きながらプールサイドを歩いていると、士織は次にビーチプールの方を指さしながらはしゃいでいた。
「次はビーチプールの方に行こうよ!」
「了解、ん?もう、こんな時間か。士織、後20分で昼にしないか?もうすぐ12時だし士織も一旦休憩しよう。」
「あ、ほんとだ。分かった。それまで向こうで一緒に泳ごう!」
「よし、いいだろう。テムズ川で鍛えた水泳能力を見せてあげよう・・・!」
そんなこんなで20分を大幅に過ぎてしまったが、何とか士織を説得し、現在はフードコートへと向かっていた。
「どうする?士織は何を食べたい?」
「うーん、そうだね。やっぱりこういう施設にきたからには焼きそばとかき氷は食べたいよね。あ、それと、確か2階の方にタピオカがあったからそれも飲みたいかな?」
「うーん、なら自分はたこ焼きでも食べようかな?飲み物は自分もタピオカジュースにするか。士織タピオカジュースは何味がいい?」
「えーと、マンゴーかな?」
「分かった。自分も士織と一緒でマンゴーにしようかな。」
「あ、紅輝君!あそこ、席空いてるよ。」
士織の言う方向を見ると、ほとんど席が埋まっているところに運良く誰も座っていない席があった。
急いでその席を確保し、腰を落ち着かせることができた。
「それじゃあ自分は昼ごはんを買ってくるから士織はここで待っててくれ。何かあったら携帯に電話してくれ。」
「分かった、行ってらっしゃーい。」
「毎度あり!」
「こちらこそありがとうございます。」
屋台のおじさんからたこ焼きを受け取って、全ての買い物がおわり、士織の所へと戻ろうとしたときだった。
「──!!」
「───。」
「───。」
士織が待っている席の方から声が聞こえ、急いで戻ろうとするが、人の波にのまれそうになりながら近くまで行くと、士織の声がハッキリと聞こえた。
大学生くらいのにーちゃん2人が士織に絡んでいた。士織の表情や声のだし方からして明らかに知り合いではないと判断し、少し頭にきた自分はにーちゃん達に声をかけようとした、その時だった。
「しつこいって言ってるじゃん!あっちいってよ!」
士織の腕を掴もうとしたにーちゃんを払い除けたのか、ものすごい勢いで一人のにーちゃんは吹き飛ばされ、近くのプールに落下した。
「え?・・・あれ?私こんなに力あったかな?」
驚いている士織に目もくれず、相方を投げ飛ばされたもう1人のにーちゃんは逆上し、今にも士織に襲いかからんとしていた。
「くそっ!このアマァ!」
「まずい!士織!」
このままではまずいことになると思った自分はにーちゃんの腕を掴もうとしたが空を切った。
「離して!」
士織が掴まれた腕を全力で払ったのか、まるで士織に怪力でもあるようににーちゃんは、さっきもう1人のにーちゃんが吹き飛ばされた方向に飛んで行った。
「・・・・はっ、士織!大丈夫か!?」
あまりの出来事に少し放心してしまったが何とかすぐに意識を元に戻し、士織に駆け寄った。
「!紅輝君!」
自分の声に気がついたのか、士織が胸に飛び込んできた。
「うぅ、怖かったよぉ・・・。」
「すまない士織、自分がもっと早く戻ってきていれば・・・。」
泣きそうな士織を抱きしめ、頭を撫でながら、先程のにーちゃん達の方を見ると、何とか岸に上がったようだった。自分が見ていることに気がついたのか、そそくさと奥の方へと去っていった。
これでひとまずは安心かな。
「士織、もう大丈夫だ。ほらせっかく昼買ってきたから食べよう?」
「・・・させて。」
「ん?」
「食べさせてくれなきゃ・・・いや。」
──か、可愛いい!!??
涙目+上目遣いのコンボによって自分の心はもう、YESとしか答えられない状態になってしまった。
「分かった。食べさせてあげるから、ほら泣き止んで?」
「・・・うん。ふふっありがとうね。紅輝君大好き。」
そう言って涙を拭い、にっこりと笑う士織に自分は見とれてしまった。
やっぱり、士織は自分が何としても守らなくては、もし、今いる精霊全てと殺し合うことになったとしても・・・。
その後、言葉通りに周りの注目を集めながらお昼を食べさせ合うことになった。
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辺りもすっかり夕方になり、自分と士織は帰りのバスに揺られながらプールでの疲れを癒していた。
士織は途中ですっかり眠ってしまい、今は可愛らしい寝息をたてていた。
精霊との戦いとは全く無関係な今の平和な時間。
この時間がずっと続けばいいのに、と考える。
こうして、士織と二人っきりで遊んで・・・本当なら士道や琴里ちゃんとも仲良く遊んでみたかったな。
だけどそんなに人生は上手くいかない、なにより、琴里ちゃん自身が精霊だ。
イギリスでアルテミシア達と目指した"精霊の居ない、平和な世界"にするため。いつかは琴里ちゃんをも殺さないといけない日がくる。
だが、精霊を殺せば士織は悲しむだろう。
なにより、琴里ちゃんを殺せば自分は士織に嫌われてしまうかもしれない。
いや、かもしれないじゃない、確実に嫌われてしまうだろう。
だけど、それで士織が危険な目に合わなくて済むのなら、自分は心を鬼にしよう。
それが、1度、自分の甘さで君を死なせてしまったことへの償いだから。
今回も見ていただきありがとうございます!
次回も見ていただけると嬉しいです!
お気に入りに追さて下さった。
マサキングさん。ありがとうございます!これからも見ていただけると嬉しいです!
皆さん、質問?アンケート?みたいなものなんですが、
未だにプロットは書き続けているんですが、先日、デアラの3期を一気見してて思ったことがあったんですよね。
1話の1番最初に劇場版の描写がほんの少しだけあったんですよね。
ですので本作品も劇場版の方をした方が良いでしょうか?
プロットは今ちょうどその辺であと少しで美九編が書き終わるので一応聞いておきたいなぁと思いました。
良ければ答えて頂ければと思います。
最後に、皆さん本当に健康には気をつけて!!
投稿スタイルについて
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文字数いっぱいの読み応え重視
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投稿頻度を高くして短い感覚で継続性を重視