転生したら遠坂家!? 二代目赤い悪魔の魔術師生活   作:狩宮 深紅

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37話目です

待たせたな!

皆さん久しぶりです。
投稿間隔が空いてしまい申し訳ありません!
本当ならもう少し早く投稿する予定だったのですが・・・。

それはともかく、この前実施したアンケートで意外と劇場版の内容もやって欲しいという答えが多いですね。
このアンケートは次話まで実施しますので、まだ答えていない方はぜひ答えていただけると嬉しいです!


戦闘準備

 

 

9月25日 〜天宮祭開催日。

 

14:30

 

天宮市中央公園。

 

 

「岡峰隊員、行けそうか?」

 

魔術で人払いをした天宮市の中でも最も広い中央公園に自分と岡峰隊員は居た。

 

「はい!問題ありません。初めての起動ですがかなり馴染みます!」

 

SSSで製造され、日下部隊長に極秘で渡されていたCR-ユニット

 

──〈不思議の国のアリス(アリス・イン・ワンダーランド)

 

そのCR-ユニットを纏ったその姿は不思議なことに現状の岡峰隊員の変化は無くASTの隊員なら誰でも装着する〈基本顕現装置(ワイヤリングスーツ)〉と変わらず、特徴的な部分を上げるとするのならかなりの大きさのある1冊の機械仕掛けの本が空中に浮遊していることである。

 

「ふむ、説明書によればそれは君が過去に使った〈アシュクロフト〉の能力を1つに纏めたものだそうだ。

 

だがまぁ、日下部隊長の判断は正しいな。僕はは1度も〈アシュクロフト〉を使ったことがない。だけど君はあの時に〈チェシャーキャット〉を纏ってセシルたちと戦った、その性能と能力を充分に発揮できるのは鳶一折紙がいない今、君しかいない。という訳だ。」

 

岡峰隊員に渡されていた説明書を見ながら、〈不思議の国のアリス〉の性能を確認していると、岡峰隊員が声を掛けてきた。

 

「あの、遠坂さん。天宮祭行かなくて良かったんですか?」

 

「・・・いいんだ。だけど、それは君もだろう?友達と一緒に見て回る予定とかあったんじゃないか?」

 

「私は大丈夫です!午前の内に友達と色んな所を回りましたから!あ、そうじゃなくって!遠坂さんはずっと今回の作戦のために朝からここで用意してたじゃないですか・・・。彼女さんと一緒に回らなくて良かったんですか?」

 

岡峰隊員の本心からの心配に心が少し痛むが、今の自分と士織で一緒に天宮祭を回ることなんてもう無理だろう。

 

「・・・心配してくれてありがとう。だけど今は一般人達を守ることが僕のやるべきことだ。そのためならなんてことはない。僕はアレ(・・)の最終チェックをしてくる。作戦開始は20分後からだ、それまでに岡峰隊員も心と機体の準備を終わらせておいてくれ。」

 

自分はそう言って天宮駐屯地から持ち出したCR-ユニットの最終チェックをするためにこの場を一旦去った。

 

 

 

 

 

 

 

 

──────────────────────

 

 

「遠坂さん・・・。」

 

私、岡峰美紀恵はもうすぐ重大なミッションを遂行することになります。

あのDEMからきたいけ好かない魔術師達から一般市民を守るという大切なミッションです。

私の他にもう1人、あのSSSからきた遠坂紅輝さん。とっても頼りになる人で、私にお兄ちゃんがいたらあんな感じなのかなって思うほどです!

ですが、最近。厳密に言えば一週間ほど前からずっと基地に来ては難易度の高いシュミレーターに入って帰宅時間までずっと訓練をしていていつか体を壊すんじゃないかとても心配です・・・。彼女さんがいると聞いたこともありますし、もしかしたらその人と喧嘩をしたのでしょうか・・・。

 

 

『彼が心配なのですか?』

 

「え・・・?」

 

突然私の心を見透かしたかのような声が聞こえ、周りを見回すが人らしきものは見えなかった。

 

「だ、誰ですか・・・!」

 

『ここですよ。』

 

私の声に答えるように今私が纏っているCR-ユニット〈不思議の国のアリス〉を起動した時に現れた巨大な本が私の目の前で浮遊するとその存在を主張するように私の周りをグルグルとまわりだす。

 

『初めましてですね、マスター。私の名前は〈ベルMarkII〉です。マスターの戦闘から日常生活までサポートするISD(インテリジェエント・サポート・デバイス)です。以後、よろしくお願いします。』

 

「べるまーくつー?」

 

『・・・恐らく今マスターが想像している、スクールなどで集めて交換するポイントのことではないと断言しておきます。』

 

なに・・・?このデバイス、人の心が読めるのか・・・!?、

 

「じょ、冗談だよ!えーと、MarkIIってことは〈チェシャーキャット〉に搭載されていたアルテミシアさんの意識とは違うんだよね?」

 

『YES、私はオリジナルの意識データを参考に新たに作られたサポートAI〈ベル〉の後継機に当たるものです。もちろん、〈ベル〉が得た経験データもそのまま私に引き継がれていますので、マスターの無茶な戦い方もデータにあります。』

 

「あ、ははは・・・。」

 

なんだか釘をさすように〈ベルMarkII〉に言われ、思わず苦笑いがでてしまう。

 

『本題に戻ります、マスター。先程の質問ですが、彼・・・遠坂紅輝のことが心配ですか?』

 

「・・・うん、やっぱり心配かな。私には遠坂さんに何があったかのは分からないですけど、できることなら私は遠坂さんの力になってあげたいです。」

 

『なるほど、マスターは彼に対してかなり良い印象を持っているのですね。』

 

「うーん、そうなのかな?遠坂さんはなんだかお兄さんみたいな感じだしね。」

 

『兄ですか。マスターは彼に対し肉親のような親しみを覚えている。ということでしょうか?』

 

「まぁ、そんな感じかな。あ、そうだった!私、〈チェシャーキャット〉しか使ったことがないから他のアシュクロフトのCR-ユニットがどんな感じか知りたいんだけどいいかな?」

 

『了解しました。まずはモード:ユニコーンから始めます。』

 

〈ベルMarkII〉のその機械音声と共に〈不思議の国のアリス〉の象徴である大きな本が開かれると中から明らかに物理容量を超えたアーマーが出てくると私の〈基本顕現装置〉の上に装着される。

それと共に〈基本顕現装置〉の色も、黒とグレーのカラーから〈ユニコーン〉の機体色を元にした白と蒼のカラーリングに変化する。

右手には大きな突撃槍が握られ、背中には大型のブースターが取り付けられている。また、ブースターの基部に大型のシールド兼ブースターが伸びており、3次元起動ができるようになっている。他にもその機動力を高めるために付けられたブースターが足や腰にも装着されており、以前戦闘した〈ユニコーン〉に改良が加えられていることが直ぐに分かった。

 

「凄い・・・!」

 

『テストフライトを行いますか?』

 

「・・・いや、大丈夫。時間も少ないし次に行こう。」

 

『了解です。次はモード:レオンに移行します。』

 

「それに・・・。いざとなったら頼りにしてるね。〈ベルMarkII〉!」

 

『・・・承りました。』

 

「あ、そうだ!私、いいことを思いついた!」

 

『?いいこと・・・とは?』

 

「ふふ、それはね?─────。」

 

 

 

そうと決まれば一刻も早くこのミッションを終わらせないとね!

 

 

 

 

 

ここに、1人の少女の決意が固く決まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

──────────────────────

 

 

14:54分

 

 

「美紀恵、準備はできているか!」

 

アレの最終チェックを終え、あとはミッションを実行に移すだけとなった。

美紀恵の方を見ると、白い装備に大きな槍と特徴的なブースターを見るに〈ユニコーン〉だろう。美紀恵はこちらを見ると小さく頷く。

 

「はい!問題ありません!私もベルも行けます!」

 

・・・ベル?

美紀恵の言葉の最後に出てきた"ベル"という単語。ベルと言えば以前セシル達に聞いた〈チェシャーキャット〉に搭載されていたアルテミシアの意識データのことだと聞いたことがある。まさかあの〈不思議の国のアリス〉にアルテミシアの意識データがまた搭載されているのか!?

 

「美紀恵、少し聞いていいか?ベルとは一体なんだい?」

 

「あ、そういえば言い忘れていました!このCR-ユニットに搭載されているISD?らしいです!」

 

『よろしくお願いします。ミスター遠坂。』

 

「!これは驚いたな。こちらこそよろしく頼む。・・・そろそろ時間だ調度いいベル、残り5秒からカウントダウンをお願いできるかい?」

 

『了解しました。───────カウントダウンを開始します。』

 

 

『5』

 

 

自分と美紀恵はお互いに発信体勢をとる。

 

 

『4』

 

 

自分は、第二格納庫から持ち出した理論上精霊を単騎で討伐できるCR-ユニット、〈ホワイト・リコリス〉を起動させ。身に纏う。

明らかに一般的なCR-ユニットとは大きさの違う武装が展開され、その巨大な砲塔や数多の武装の数々が今では頼もしささえ感じさせるほどである。

 

 

『3』

 

 

〈ホワイト・リコリス〉と〈不思議の国のアリス〉モード:ユニコーン、のブースターから起動音がなり始め、発進の準備が完全に整う。

 

 

『2』

 

 

自分と美紀恵はお互いに目を合わせ、お互いに準備が整ったことを確認し合う。

 

 

『1』

 

 

「行くぞ!美紀恵!」

 

「はい!」

 

 

『0』

 

 

ブースターの出力を最大にし、自分達は天宮アリーナ上空へ向けて、ジェシカ達の作戦を止めるために飛び立った。

 

 

 

 

 

 

 






次回も見て頂けると嬉しいです!

お気に入りに追加していただいた。

椎崎紫苑さん、やまろんさん。ありがとうございます!
これからも見ていただけると嬉しいです!


新ユニコーンのモチーフはキマリスヴィダールの背中にキマリスブースターが着いた感じです。

次回は戦闘回、頑張るぞー!

この小説で劇場版デート・ア・ライブ編をやって欲しいかどうかです!一応やったからと言って物語大きな修正点はありませんのでご安心ください。

  • やって欲しい。
  • 別にやらなくても大丈夫。
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