転生したら遠坂家!? 二代目赤い悪魔の魔術師生活 作:狩宮 深紅
書いていると長かったので前編と後編にわけて投稿します
「・・・君は?」
「私の名前はアルテミシア・ベル・アシュクロフト、君の名前は?」
「自分の名前は遠坂紅輝、日本人だ」
「へえ!あなた日本人なのね!ところで君は見たところ私と同い年に見えるのだけれど何歳?
あ、私は十四歳だよ。」
彼女はそういいながらにっこりと笑う、その笑顔はとてもまぶしく士織のことがなければ即落ちしてしまうほどの可愛らしい笑顔だった。
一瞬だけ見とれてしまったが、すぐに戻し内心を隠す。
「奇遇だな、自分も十四歳だよ。」
「本当に!?ここで会ったのも何かの縁ね、話をしない?ここでうなだれてたったてことは
時間はあるんでしょう?」
彼女は自分の声も聴かず自分の手を引っ張って彼女の家と思しきところまで連れて行かれた。
・・・なるほどこれがコミュ力お化けか。
「ふむふむ、簡単に言うとお金に困っていると、最初はお金に困っているなんていったから、
危ないお薬でもやってるかと思ったよ。親に頼むのは無理なの?」
「親は日本に居てな、親に言ったら確実にどやされる未来しか見えないんだ・・・。」
自分とアシュクロフトは流石に解決策が思いつかなく唸るばかりだった。
「うーん、ごめんね。私もそんな大量のお金は持ってないし、手助けできそうにないかな。
・・・自分で声をかけていてなんだけどごめんね。」
アシュクロフトは“しゅん”という効果音が聞こえてきそうなぐらい、自分の悩みをまるで
アシュクロフト自身の悩みにように考えていることがよく伝わってきた。
始めて会ってまだ時間がたってないが、自分にはこの子が根っからの信頼することができる
善人だと感じた。
「いや、君が気に病むことじゃないよ、元よりこれは自分の責任だからね仕方ないよ。」
「うん・・・」
アシュクロフトのその言葉が最後になんとも重苦しい空気があたりを支配し
そのままお互いが無言になってしまう。
しかし、その空気を一変させる音が響いた。
『―――空間震警報です。皆さん落着いて速やかにお近くのシェルターに避難してください。
これは訓練ではありません。繰り返します、―――』
「空間震警報だって!?、アシュクロフト、今すぐ近くのシェルターに、っ・・・!」
アシュクロフトに声をかけようとして気づいた、彼女は今空間震という災害におびえるのではなく、何かと戦う戦士の顔をしていることに。
「うん、分かってる。でも私絶対にやらなくちゃいけないことがあるから、先に行っててね。それじゃあ!」
彼女はそう言うと、玄関から飛びだして外の方向に行ってしまった。
「え、あいつは何を言って・・・、あぁ、もう!さっき知り合った女の子を見殺しになんか
できるか!」
アシュクロフトの足は以外にもかなり速かったらしく自分が外に出るころにはその姿は見えなかった。
避難警報がなっているからか、町のほうはすでに人の姿はなく、ここには自分ひとりになっていた。
こうなったらこちらの都合が良い、自分は持ち歩いている宝石入れから宝石を一つ取り出し
空中へと放り投げる。
投げられた宝石はその形を変え、鳥のような姿になると周囲の観察をするために羽ばたいていった。
「
自分も周りに人がいないかをもう一度見回し、人のいる様子が確認できなかったから
足に魔力で強化し一気に駆け出す。
走りだして数十秒、全身が何かに対して激しい警告音を鳴らしていた。
自分は状況からこの警告音が空間震のことだと推測し、近くのシェルターの入り口の壁に身を潜める。
そして念には念を入れ、そのシェルターの壁には耐久力強化の魔術で強化しておいた。
その数秒後、3km先ほどの先の場所から爆音が鳴り響き、激しい衝撃波が発生し
自分が潜んでいるところまでその余波が伝わってきていた。
その衝撃が収まったころに壁から身を出すと衝撃の光景が広がっていた。
発生地と思われる場所の建物はすべて木っ端微塵となり、自分と少し離れていた場所の建物は衝撃波で倒壊していた。
「・・・これが、空間震。って、呆けている場合じゃない、アシュクロフトは!?」
使い魔との接続を試みるが案の定先ほどの空間震で壊れてしまっていた。
もしかしたらと思い、発生地のほうに駆け出す。
発生地まであと200mといったところで魔力で言う強いマナを感じた。
そちらのほうに向うとそこには見た目は可憐な少女の見た目をしているが明らかに人間のものとは違っているものがクレーターの中心地に存在していた・
しかも、彼女が身にまとっているのはこの場にはとても似つかわしくない漆黒と血で塗られたようなドレス、さらに、手に持つのは二つの大きさの違う二丁拳銃、このまま安易に進めば
あの二つの拳銃で撃ち抜かれておしまいだろう、故になるべく見つからないように気配の消して瓦礫に沿って最短距離で近づく。
自分の推測が間違っていなければ、彼女から感じられるマナのことも合わせ、空間震がただの災害でないとするのなら、この空間震は彼女が起こしているのだろう。
今の手持ちと剣製でヤツを倒せるか・・・?
いや、無理だろう、あの存在の能力は未知数であり、どんな能力を持っているかもわからない。
うかつに突っ込めば返り討ちに合うのは間違いないだろう。
どうするかを考えていたときだった。
突然、大量の発砲音が聞こえてきた、それと同時にクレーターの上にいた少女が飛び上がり
飛来する銃弾を回避する。発砲音が聞こえた方向を見るとSFで登場しそうな武装をした人間達が空を飛んでいた。
・・・なにあれ。型月世界の化学技術はあんなにも進んでいるのか!?
え、マジでこの世界どうなってんの、自分が知っている型月世界と違いすぎるんですけどぉ!?
そんな風に呆けていると武装人間達と少女との闘いが激しくなっていた。
幸い流れ弾等は来ていないが自分の理解を超えているいのは明らかであった。
両者の戦いの中でふと、武装人間のなかで一人だけ動きの違うものがいるのに気づく。
目に魔力を流し強化してその姿を見るとその姿は先ほど出会った少女、
アルテミシア・ベル・アシュクロフトだった。
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