転生したら遠坂家!? 二代目赤い悪魔の魔術師生活 作:狩宮 深紅
そこに居たのは先程出会った少女
――――アルテミシア・ベル・アシュクロフトだった。
もう、わけがわからないよ(・д・`*)
呆けている自分を尻目に空ではアシュクロフトが
黒ドレスの少女をじわじわと追い詰めていく、黒ドレスの少女は焦りを感じたからなのか一旦アシュクロフトから距離をとると黒ドレスの少女が背後に大きな時計を展開し何か大きな声で叫ぶ。
すると少女と同じ顔、姿をしたものが現れた影から次々と現れた。
そこからは数の暴力だった、先程とは違い今度はアシュクロフトが黒ドレスの少女達に徐々に追い詰められていき、ついには囲まれてしまい腹部に強力な蹴りを入れられ地面に叩き落とされた。
アシュクロフトの仲間達が助けに行こうとしているが、
黒ドレスの分身体?に阻まれていた。
アシュクロフトは瓦礫に体が埋もれてしまい身動きが取れない様子だった。
アシュクロフトにトドメを刺すためか本体と思わしきやつが地上に降りてきてアシュクロフトの頭部に銃口を向ける。
自分はどうすれば良いだろうか・・・。
恐らくこのまま物陰に潜み気配を殺していれば黒ドレスの少女に見つかることもなく、何事もない日常に戻るのだろう。だが、そうすれば、あの黒ドレスの少女は引き金を引き、アシュクロフトの命を刈り取るだろう。
つまりそれは、もしかしたら助けられる少女を見殺しにするということになる、自分はアシュクロフトを見殺しにしてこの先、なんの罪の意識を感じること無く生きることなどできるだろうか。無論、不可能だろう。
・・・もしかしたら、この世界は何か計り知れないことが起きているのかもしれない。
そして自分は今、それに巻き込まれ選択を迫られているのかもしれない。
だったら・・・!
アルテミシアside
「なかなか手強かったですが、残念ですわね。」
そう言いながら最悪の精霊<ナイトメア>は私に銃口を向けてくる。
「ぐっ・・・」
体へのダメージは大したことはないがCR-ユニットが、さっきの衝撃で破壊されてしまい、さらに蹴り落とされたときに建物の瓦礫に足が埋もれてしまい動けなくなってしまった。
私はここで死ぬのかな、精霊を打破できないまま、
人の役に立て無いまま精霊の手によって殺されるのか。
仲間は<ナイトメア>の分身体に手を焼かされて防戦一方、この状況を打開する方法は私にはもう無い。
「恨んで貰って構いませんわ、また会うときは地獄で会いましょう、優秀な|魔術師<ウィザード>さん。」
そう言いながら<ナイトメア>はその引き金を引き
――パンッ
という発砲音が響いた瞬間私は目を瞑った。
頭の中に浮かぶのは先程出会った男の子、上手くシェルターに避難出来ただろうか、結局、彼の役に立てないままだったなぁ。
?「Anfang!『座標固定、障壁展開!』」(ドイツ語で言ってます)
どこかで聞いた様な声と放たれた弾丸が弾かれる音が聞こえた。
――カンッ!
「なっ、弾かれた!?これは一体・・・!?」
<ナイトメア>の動揺した声が聞こえてくる、恐る恐る目を開けると<
「助かった・・・?」
驚きのつかの間、さらに誰かの声が聞こえる。
?「
その言葉が聞こえると突然<ナイトメア>を囲むように
鉄製の剣が現れ、剣の檻を形作る。
「い、一体何が!?取り敢えずここを脱出を・・・!」
?「
すると突然、剣の檻が大きな爆発的を起こし、<ナイトメア>にダメージを与える。私は壁のおかげで何とかなったが、至近距離でくらった<ナイトメア>は霊装や、
体のところどころが焼け焦げていた。
さらに、どこからか現れた人影が目にも止まらぬ速さで<ナイトメア>に肉薄すると鈍い音がし、そのまま拳で吹き飛ばした。
<ナイトメア>はそのまま建物の壁に激突すると、
「がっ!?」と言うとそのまま倒れる。
新たな精霊か、と思ったがその姿を見て驚愕した。
その人影は私が先程出会った男の子
―――遠坂紅輝だった。
遠坂君は、こっちを見ておらず、<ナイトメア>を殴り飛ばしたであろう手をグーパーしていた。
もしかしたら、彼も
「大丈夫か?アシュクロフト。」
「う、うん、大丈夫。」
「それにしても
遠坂君は<ナイトメア>の方に向き直り、何か呪文を唱えると、二つの白と黒の剣が現れ、迎撃機の姿勢をとっていた。
<ナイトメア>は精霊持ち前の回復力で回復していたが
まだ十分に動ける様子ではない。
今なら<ナイトメア>をたおせるかもしれない!
「遠坂君!早くあいつにトドメを!」
「了解」
その一言で遠坂君は<ナイトメア>に肉薄する。
だが、
「そうはいきませんわ!」
遠坂君の前に何発もの銃弾が撃ち込まれ、彼が下がった瞬間に3体の分身体が降りてくる。
1人は本体の方を支え、残り2人はこちらに銃口を向けていた。
「お1人で動けますか、わたくし?」
「まだ、厳しそうですわね、ここは1度撤退しますわよ。」
「わかりましたわ、わたくし。」
<ナイトメア>は分身体と共に影の中へと入ってゆき、
その姿を消した。
空の方を見ると、本体が姿を消すと同時に次々と消えていった。
「よっと、これで大丈夫、動けるか?」
アシュクロフトの足に乗っていた瓦礫を武装人間の人達と退かしてアシュクロフトを救出する。
どうやら、彼らはSSS(スペシャル・ソーシャリー・サービス)という、英軍の対精霊組織らしい。
ここでの精霊は型月での精霊ではなく、先程の黒ドレスの少女(<ナイトメア>と言うらしい)達のこと。
「遠坂君、助けてくれてありがとう。君がいなかったら私は死んでたよ。それに、精霊の撃退までしてくれるなんて・・・。あ、でも、君がどんな存在かは分からないけど、ちゃんとシェルターに避難しないと駄目だよ?
まぁ、助けて貰った身でそんなことを言うのはどうかと思ってはいるけど・・・。」
「わかった、けど、もうその必要はない」
「え?」
アルテミシアは思った。
彼は何を言っているのだろうか、空間震や精霊の驚異を知っていてそう言っているのなら、本当は危ないお薬をやっているのかも。
「なぁ、
彼は私の肩を痛くない程度にがっちりと掴むと物言わせぬ顔でこちらを見つめてきた。
彼はそこそこ顔は整っているか、見つめられると恥ずかしくなってしまい、顔を背けてしまう。
しかもここで名前呼びだなんて・・・。
「な、何かな・・・」
「アルテミシアは要するに軍に所属しているんだよな?」
「まぁ、そうだけど。」
「給料は出るのか?」
「出るっていえば、出るけど、もしかして・・・。」
もう、この時点で何を言われるかを分かってしまった、
彼は。
「あぁ、自分はSSSに入隊する、腕の心配はしなくていい、必ず役に立ってみせる!」
あぁ、やっぱり、そうだったかぁ・・・。
彼の境遇を考えると納得出来ないわけじゃない。
こちらとしては元々足りない戦力に加えて、ワイヤリングスーツやCR-ユニット無しに精霊を撃退できる力の持ち主だ。喜ぶべきなのだろうけど・・・。
もう一度彼の顔を見ると、彼の目は冗談を言っているものではないのは明らかだろう。
「はぁ、わかったよ、今の君に何を言っても無駄だろうからね、上司に掛け合ってみるよ。」
私がそう言うと彼はガッツポーズをとって喜びを表していた。
「ありがとう!アルテミシア!」
補足として
剣の檻の壊れた幻想で狂三が死ななかったのは
投影した宝具のランクが低いのと、オリ主の投影のレベルが低かったからです。
感想と評価をして貰えれば幸いです。
次から本格的にSSSとして動いていきます。
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