ダンボール戦機ウォーズ~夢を探しに~(リメイク版) 作:黒好きのシン
名前:黒山マナト 性別:男
身長:150cm 体重:40㎏
容姿:タイプ4(の髪型をストレートにした感じ) ボイス:タイプ3
名前:剣崎フミカ 性別:女
身長:148㎝ 体重:(秘密)
容姿:タイプ5(の髪型をもう少しストレートにしたい感じ)ボイス:タイプ3
名前:剣崎エリ 性別:女
身長:140㎝ 体重(秘密)
容姿:タイプ1(の髪型をボブにした感じ) ボイス:タイプ3
名前:紅ジン 性別:男
身長:149㎝ 体重:45㎏
容姿:タイプ7(の髪型を短くしてゴーグル外した感じ) ボイス:タイプ6
※アラタとヒカルの転入2日後からの話になります
港に一隻の船が停泊し、足場がゆっくりと下り始める。
足場が完全に下りたのを確認すると、乗客たちが次々と降りていく。
そして俺、黒山マナトは、共に来た剣崎フミカ、その双子の妹のエリ、紅ジンが船から降りてきたのを確認すると、お互いアイコンタクトを取り、ついに来れたのだと実感した。
ここから目指すのは山の上に大きく聳え立つ学園”神威大門統合学園”だ。
そう、これから俺たちは、この学園で自分の夢を探す…………はずだった。
まさか、裏では壮大なプロジェクトが行われていたなんて、この時の俺たちはまだ知るはずもなかった――――
学園へ向かう道中、港からずっと、ジンの話を聞かされていた。
「でな、俺のハカイガーGのハンマーで、そいつのLBXをぼこぼこにしてやったんだぜ!」
俺たち三人に、ジンのご自慢の相棒を見せつけられる。
あれ、この話何回目だっけ。
「はいはい、そのあと調子に乗って大暴れの後、警察にお世話になった話でしょ?もうその話4回目だよ」
エリが呆れた顔をしてジンを見ている。
え、数えてたの? ジンの話を数えるとか物好きにも程があるだろ。
「え! まじで!」
「エリ、数えてたんだね、私話全然聞いてなかったから……」
フミカは同じ話をしているのに気づかなかったようだ。
指摘されて驚いているジンを横目に、エリが数えていたことに苦笑いしている。
「あまり同じ話をするもんじゃないぞ、それに、あの時のこと反省してないみたいだなぁ……?」
「ちょ、ちょっとまて落ち着けって――――」
俺が握りこぶしを見せながらジンを見てるとこちらに気づき慌てて止めようとする。
「はいはいマナト君はそれくらいにして、ほら、見えてきたよ――――」
話題転換をするかのようにフミカが指をさす。
その先を見てみると、俺たちを迎え入れてくれるように聳え立つ看板が見えた。
その看板には…………
「神威……商店街?」
エリは何故か首を傾げる。
その理由はというと――――
「この商店街の建物、古くねぇか?」
ジンが少々がっかりした表情で周りを見ている。
だが気持ちはわからなくはない。
今の時代、ネット環境が日常となっているために、このような古い建物が見なくなっているからだ。
だがそれには理由があるようで…………
「あー、なんで古い建物があるのかというと――――」
———町並みをはじめ、島内のインフラは日本の1960年代・高度成長期を模して建設されているらしくすることによって、高度なLBXプレイヤーに成長させるということだろう。
とのフミカの説明で、ジンはうまく理解していないような顔をしていた。
だが、何とか整理がついたのだろう、表情が元に戻る。
その様子を見て、やっとのんびり古い街並みを見れる。と思ったら。
「だけどよぉ、そんなことまでする理由ってなくねぇか?」
まだ納得していなかったようだ。
頼むから納得してくれ。この風景意外と好きなんだから。
だがその思いは届かず、商店街を通り過ぎても一人でぶつぶつと言っていた。
なので、ジンに拳骨を一発お見舞したら、回し蹴りが飛んでくる。
それを食らった俺はジンとにらみ合うが、フミカの『喧嘩両成敗‼』とチョップを受け、
そんなこともありながら歩いていると、いつの間にか学園に到着していた。
いや、着いたのだが。門が閉まっていて入り方が分かりません。
ほかの三人に聞くも、全員から分からないと返ってきた。
俺たちはどうすることもできず、立ち尽くしていると、声が聞こえる。
「君たち―、こっちこっち」
声がする方へ向かっていくと、受付があった。
「……受付あったね」
エリの一言で、俺たち四人は失笑するしかなかった。
受付から『身元照会をするので証明書を』と言われたのでカバンの中から紙を取り出す。
すると、バーコードの読み取り機みたいなのを取り出し、情報を読み込み始めた。
「照会完了した、黒山マナト、剣崎フミカ、剣崎エリ、紅ジンだな。」
警備員が俺たちの方と、読み込まれたデータを交互に見ている。
そして、確認が終わると同時に、警備員から思わぬことを言われた。
「じゃあ、今からLBXとCCM、そのほかに、通信機器などはこちらで預からせてもらう」
……は?今なんつった。LBXとCCMを預かる?
そんなことを思いながら周りを見渡すと、他の3人も同じ気持ちの様だ。
その様子を見てか、警備員が……
「ごめんごめん、説明不足だったね。LBXとCCMなどを預かる理由は、学園の方から支給するので、そちらを使うんだ」
なるほど。俺たち四人は納得してLBXなどの通信機器を預けた。
そして話を聞くに、俺たちは中等部2年5組に入るらしい。
その教室への行き方を警備員さんから、丁寧に教えてもらい、お礼を言った後に校舎の中へ入ってく。
警備員に言われた通りの道順で行くと、2年5組と表示されているものを見つけた。
途端、ジンが「俺一番乗りー!」と駆け出して教室に入ろうとする。
だが、ジンの手が、教室のドアに触れる前に、開いたのだ。
「……へ?」
「待っていたわ」
突如開いたドアの先に立っていたのは。
なんとも言えない髪型をした女性の先生だ。
いや、決して悪気があってそう思っているわけではない。
表現しずらいんだ。この先生の髪型。
「私は美都玲奈、このクラスの担任よ」
美都玲奈。美都……?なんか聞いたことあるような……気のせいか。
俺が考えるのを辞めた後、直ぐに入るよう指示されたので教室に入る。
「本日をもって、このクラスの転入する———」
美都先生が俺たちの説明をしている中、周りを見る。
鋭い目つきで睨んでくる人。ひそひそとこちらを見ながら話をする人。目を輝かせてこちらを見ている人。
このクラスには様々な感情を持った人たちがいるんだな。
そう思った時、スッとある言葉が頭の中を横切る。
『このクラスで仲良くなれる人、いないよな』
俺、もう駄目じゃね?
咄嗟に隣の三人に目線で助けを求める。だが……
『『『親の元から離れた時の気力はどこへ行ったんだ』』』
三人全員、同じ目線を送ってくる。
デスヨネ。分かってました、だからそんな目を細めるな。頼むから。
こんなやり取りをしていると、いつの間にか説明が終わっていたようだ。
「あなたたちの席はあちらよ」
と美都先生の目線の先には空いている席が4つある。
多分、そこへ座れって意味だ。
俺たちはそれぞれ空いている席へ向かう。
「それではホームルームを始めます―――――」
俺たちが座ったのを確認すると、ホームルームが始まった―――――
放課後になり、校庭に呼び出された俺含め4人は、話しながら移動している。
「授業面白かったよね」
とフミカが楽しそうな表情でいる。その隣でジンが大きくうなずいている。ジンは主に寝てたような気がするが———いつものことなので触れないでおくことにする。
ただ、俺も授業に関しては同意だ。授業では主にLBXについてのが多いが、問題の例えもLBX関連なのもなかなかもって面白いところではあるな。
今日の出来事を話していると校庭につき、周りを見ていたら時計の前で美都先生がすでに待っていた。
「来たわね、じゃあ、そこの時計を調べてみなさい」
なぜ時計なんか調べる必要があるのだろうかと思いながら調べていると、スイッチみたいなものを見つけた。
そしてそのスイッチを押すと、ものすごい音を立てながら台になっているところが動き出し、地下に続く階段が現れる。
「……すげぇ」
無意識なのか、ジンが小さな声で呟いたのが聞こえる。
そして完全に開くと、美都先生が入っていく。
それを見た俺たちは顔を合わせ、美都先生の後を恐る恐るついていくことにする。
階段を下りていきくと、光が見え始めた。その光の先には――――
なんと、白い廊下が続いており、さらに周りには透明で大きなガラスが張ってあるではないか。
そしてガラスの奥には、コンピューターがびっしりあって、俺たちは驚きを隠せなかった。
だが、美都先生はそんなこともお構いなしに先へ行くので遅れないようについていく。
この様子をみて、結構シビアだな。と思ったのは秘密にしておいてほしい。
だが疑問に思ったことがある。
それは……
「先生、なんでこんなところに連れてきたの?」
今日、初めてエリが居て良かったな。と感じたが……敬語を使え、敬語を。あくまでも先生だぞ。
目線でそう伝えると、エリは舌を出しながら自分の頭を優しく叩く。
「なぜ連れてきたか。それはあなたたちに戦争をしてもらうからです」
『戦争』
そう聞いた瞬間、さっきのおふざけムードはぶっ壊れ、明らかに冷たい空気が流れ始める。
戦争?何の戦争だ?そんな疑問が頭の中で飛びあう中、美都先生が続けて
「ここではLBXをつかって戦争をしているの。それであなたたちには、ウォータイムに参加してもらいます」
”LBXをつかって戦争をしている”
その言葉に俺は理解ができなかった。
なぜLBXをつかって戦争をしているのか、そうする意味は何なのかと思っていると次の言葉を聞いて納得する。
「なぜLBXをつかって戦争をしているのか。それは世界平和の維持のためよ」
美都先生は、この学園でいくつかの仮想国に分かれて代理戦争をしていると言った。
それぞれの仮想国には、そのモチーフとなっている現実の国の戦力を反映させてシミュレーションをしているとの説明だった。
特に、機械では計ることのできない兵士の感情を計るためのものらしい。
そしてその舞台になるのが
”セカンドワールド”
第二の地球ともいわれるそのフィールドで、日々生徒たちが戦争をしているそうだ。
俺たちはセカンドワールドの中まで案内されると、とても広く、そして壮大なフィールドだった。
直径10kmに渡る巨大ジオラマに少し圧倒された俺たちはこの後、指令室に案内されていく。
何とかまとまったような気がする?
次回更新は5月20日0時予定です。
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