不思議な星の輝きを貴方は見つめる事が出来るか。   作:泡 沫

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ダンまち好きなので書いて見たくなりました。
完全に趣味です。
投稿もきまぐれ。
よろしかったらどうぞ。




プロローグ

【俺は神なんて信じないよ。】

あの日俺は君にそう伝えた。

その時の君の顔を思い出すと今でも胸が苦しくなるんだ。

なぁ。君は今どこにいるの?

 

➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖

 

 

「んーーー!」

 

その少年は一つ伸びをした。

早朝ならではの気持ちのいい空気が身体中を満たしていく。

 

場所はオラリオ。

この世で唯一 ダンジョンを有する大都市。

その北に位置する大きな館。

黄昏の館の屋根にさきほど伸びをした少年は立っていた。

 

少年はそのまま目を開いて果てしなく広がる空を見つめる。

そこには三羽の白い鳥が飛んでいた。

優雅に高く高く高く飛ぶその鳥を見つめ、目を細める。

そして少年は少しだけ過去を振り返っていた。

一年前にこの地、オラリオに訪れた時の事を。

ロキファミリアに入団した時の事を。

愉快な人物に出会えた時の事を。

ある決意をした時の事を。

 

そのどれもが少年にとっては大切で宝物で、全てが少年にとって些細な事だ。

 

少年は柄にもないな。

と一つ自傷の笑みを浮かべた。

 

「....ハロス。」

背後から名前を呼ばれ、少年はゆっくり振り返る。

 

そして、

「おはよう。アイズ。」

1人の少女に向けて挨拶をする。

 

「....ん。おはよう。」

 

少女と少年は軽く言葉を交わし、

少女は少年...ハロスの横に並び立つ。

 

そして眼下に広がる光景に目を向けた。

 

「....みんな、頑張ってる。」

少女は呟く。

 

「ああ。そうだな。」

少年は軽く応える。

 

眼下には多くのヒューマン。獣人。エルフやドワーフをはじめとする亜人(デミ・ヒューマン)が早朝の特訓を始めている。

 

都市最大派閥のロキファミリアでは、別に珍しくないありふれた光景だ。

 

 

「お前はいいのか?アイズ。」

 

「....だからハロスを迎えに来た。」

 

いつも誰よりも早く起き、剣を振る少女がここにいる事に疑問を覚え、少年は一つ質問をした。

それに対する少女の答えを簡単だ。

少女は言っているのだ。

「特訓に付き合って」と。

 

その言葉に少年は苦笑し、頷いた。

 

「あまりやりすぎるなよ。」

 

そう言い、少年は少女の願いを受け入れ共に皆がいる場所に向かう。またベートやティオナあたりが横槍をいれるだろうな。と思いながら。

 

 

少年の名はハロス。

ハロス・アークツルス。

 

そして少女の名はアイズ。

アイズ・ヴァレンシュタイン。

 

 

出会って僅かばかりの時を過ごした少年と少女。

 

 

 

そしてこれは不思議な少年があるファミリアに入り、そこにいる仲間たちと共に歩んでいく........

 

 

ただそれだけの物語。

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