ストライクウィッチーズ 扶桑の兄妹 改訂版   作:u-ya

6 / 119
なんで執筆のモチベーションが上がった時に限って残業や休日出勤が増えるんだorz


第4話「父の手紙と妹の渡欧」

赤坂の厚意により、優人は赤城が出港するまでの数日を休暇として過ごすこととなった。横須賀鎮守府所属の扶桑海軍二等兵、土方圭介が運転する車で実家へ向かっていた。

 

「悪いな。送ってもらうことになって」

 

「いえ!」

 

車が商店街に入ったところで優人が口を開く。運転中のため土方は前方を向いたまま答える。土方は坂本の従兵なのだが、彼女の命により優人を送ることとなった。

 

「誉れ高き501部隊のウィザードの方を御送りさせて頂き、光栄です!」

 

と、誇らしげな土方。ウィッチの従兵は成績優秀、品行方正、謹厳実直でなければならないとされる。土方もその例に漏れず、堅物で真面目。優人はそんな優等生過ぎる土方のことが少し苦手だ。今も苦笑いを浮かべている。

 

「大尉、失礼ですが……」

 

「ん?」

 

「赤坂長官とは個人的なお付き合いが?」

 

一介の士官に過ぎない優人が艦隊指揮官である赤坂と事前連絡無しで面談をしていた。土方はそれが気になったらしい。土方以外にも二人が一体どういった関係なのか、知りたがっている将兵はいる。

 

「長官は父親の友人なんだよ。名前や故郷が同じとか、そんなことが切っ掛けで始まった友情らしい」

 

遣欧艦隊司令長官である赤坂伊知郎とストライカーユニットの父と呼ばれる宮藤一郎。二人は友人だった。つまり、一郎の息子である優人は赤坂に強力なコネがあるということだ。簡単に話したところを見ると、隠しているわけでは無いらしい。

 

「その関係で俺のことも随分と気にかけてくれてるよ。父さんが死んだ時とか特に……」

 

父親の死を思い出しでもしたのか、声のトーンが低くなる優人。

 

「大尉にとって赤坂長官は父親代わりのようなものですか?」

 

「……親は親でも狸親父だけどな」

 

「は?」

 

「いや、こっちの話だ」

 

誤魔化す優人。そんな会話をしているうちに二人は宮藤診療所近くの山道まで来ていた。

 

「ここでいい、停めてくれ」

 

「ご実家まで御送りしますが?」

 

「久しぶりの景色を歩きながらゆっくりと見たいんだよ」

 

「了解しました!」

 

土方が車を停めると、優人は礼を言って車から降りる。

 

「ありがとう」

 

「いえ!では、明後日お迎えに上がります」

 

土方はそう言って敬礼すると車を方向転換させ、軍港へ戻っていった。土方を見送ると優人は歩き始めた。

 

「昔のまんまだな」

 

優人は笑みを浮かべる。8年経っても変わらない景色に懐かしさを噛み締めながら山道を進み、目的地へ向かう。

 

 

◇ ◇ ◇

 

 

優人の実家である宮藤診療所。その玄関に芳佳が立っていた。彼女はなにやらそわそわしていた。「時間を作って会いに来る」と言った兄が来るのを待っているからだ。昨日の今日で来るとは限らない。しかし、芳佳は今日じゃないかと心待ちしていた。

昨日、兄が8年ぶりに帰ってきた。芳佳は嬉しさのあまり大泣きした。あんなに泣いたのは父の死亡通知が来た日以来だった。

 

「お兄ちゃん……えへへ」

 

昨日再会した優人の顔を思い浮かべ、芳佳は頬を緩める。久しぶりに会った兄は変わらず優しく、そして格好良くなっていた。

芳佳は優人と一緒に過ごしたいと考えている。話したいこと、聞きたいことがたくさんあった。自分が今まで何をして過ごしていたかということや兄が今まで何をしていたかということ。

 

(昨日の女の人とはどういう関係なんだろ?)

 

昨日、自分をスカウトしにきた女性を思い出した。坂本と名乗った彼女は凛々しい風貌の美人だった。

一体兄とはどういう関係なのだろう、芳佳はそれが気になっていた。自分のことで意見がぶつかっていたようだが、芳佳は二人の仲に険悪な雰囲気を感じなかった。実際、優人と坂本は長い付き合いの気の知れた仲である。

 

(まさか……お兄ちゃんの恋人なのかな?)

 

兄の恋人かもしれない、芳佳は胸がチクりと痛むのを感じた。ぶんぶんと首を横に振ってネガティブな考えを振り払おうとする。

 

「何してるんだ?」

 

「ひゃああああああ!?」

 

後ろから突然声を掛けられ、芳佳は悲鳴と共に飛び上がる。振り向くと待ちわびていた兄がいた。

 

「おっ、お兄ちゃん?来てくれたの?」

 

「うん。休み貰えたからな」

 

「そ、そうなんだ……」

 

芳佳は恥ずかしいところを見られてしまい、顔を赤くしていた。そんな妹の姿に優人は首を傾げる。

 

「じゃ、じゃあ!中に入ってお茶にしようよ!おはぎ作ったから!」

 

「う、うん」

 

嬉しさと恥ずかしさの混じった声の芳佳。少し戸惑いながらも優人は妹の誘いを受ける。

手を引かれながら家に入ると居間のちゃぶ台におはぎと扶桑茶が用意されていた。優人は妹の手作りおはぎに舌鼓を打ちながら、彼女の話に耳を傾ける。

 

「そうしたら猫ちゃんは助かったんだけど、私が木に引っ掛かっちゃって……」

 

今は芳佳が話しているのは彼女が通っている中学校であった出来事だ。なんでも、木から降りられなくなった黒猫を助けたらしい。

 

「猫を助けるのもいいけど、危ないことはするなよ」

 

「お兄ちゃんだって危ないことしてるじゃない……」

 

軍のウィザードとしてネウロイと戦っていることを言っているらしい。優人が心配なのか、芳佳の声のトーンが僅かに下がる。

 

「それとこれとは話が違います」

 

優人はきっぱりと言い返す。

 

「助ける前に自分の運動能力を考えろよ」

 

「だって、助けたかったんだもん」

 

優人からの軽い説教を受けて、芳佳は頬を膨らませながら反論する。

 

「少なくとも、はじめから先生に頼めば怒られることも木からぶら下がって恥をかくこともなかったんじゃないのか?」

 

「むぅ……」

 

芳佳はさらに頬を膨らませ、優人を軽く睨む。

 

「ごめんごめん。それよりこのおはぎ美味しいな」

 

「ホント!?」

 

「ホント!ホント!毎日食べたいくらいだよ!」

 

「もう!お兄ちゃんったら!」

 

芳佳は上機嫌になり照れ笑いを見せる。

 

「まだまだあるよ!今持ってくるね!」

 

そう言うと、芳佳は台所へ駆けていった。

 

(チョロいな……)

 

おはぎを少し褒められただけで機嫌を直す。善くも悪くも純粋な妹を見て、優人は将来悪い男に騙されたり、信じた人に裏切られないか心配になった。

そこに一歩下がって二人を見ていた清佳が急須を持って声を掛ける。

 

「優人、お茶の御代わりどうぞ」

 

「ありがとう、母さん」

 

優人は笑顔で礼を言い、茶を飲み干した湯呑みを差し出す。

 

「あんなに嬉しそうな芳佳、久しぶりに見たわ」

 

清佳は茶を注ぎながら嬉しそうに言う。

 

「おはぎ褒めたぐらいでね」

 

「あなたが帰って来たからよ。あの子、かなりのお兄ちゃん子なんだから」

 

クスクスと笑う清佳。優人は困ったような、照れ臭いような笑みを浮かべる。

 

「ねぇ優人。軍を辞める気はないの?」

 

「えっ?」

 

急に表情を曇らせた清佳に優人は当惑する。

 

「家に戻って、芳佳と一緒に診療所を継ぐ気はない?」

 

続けて問い掛ける清佳。優人は肩を竦める。

 

「すぐには無理だよ。少なくともネウロイを倒すまでは」

 

「……優人、母さんは心配なのよ。いつか……いつかあなたが……」

 

清佳は口ごもる。“いつか息子が戦いで死んでしまうのではないか”、清佳の脳裏にはそんな考えが浮かんでいた。優人が配属されているのは欧州における最前線の一つ、ウィッチやウィザードの生存率が他の兵科よりも高いとは言っても不死身なわけではない。今大戦が始まって数年、多くの若い命が散っている。

 

「芳佳やお祖母ちゃんも同じよ。芳佳なんて、あなたを困らせないようにしてるけど、ホントは――」

 

「言いたいことはわかるよ」

 

優人が清佳の言葉を遮った。

 

「でも、俺も父さんと約束したから……」

 

――みんなを守る立派な人になりなさい。

 

芳佳だけではない、優人も父とそう約束していた。それ故に海軍のウィザードとなった。

 

「……やっぱり、あなた達はあの人の子ね」

 

清佳は微笑む。結局、どのみちを選ぶかは子ども達であり、本人達の意思が揺るがないならば自分がとやかく言うことではない。

 

「二人とも何話してるの?」

 

芳佳がおはぎの御代わりを持って戻ってきた。

 

「芳佳の成績について訊いてた」

 

「ええええええぇ!!ちょ、ちょっとお母さん!しゃべっちゃったの!?」

 

優人は適当なことを言って誤魔化す。しかし、芳佳は本気で慌てる。優人に自分のカッコ悪いところを知られたくないらしい。

しかし、坂本から渡された調査書を隅々まで読んだため、優人は芳佳の成績がどんなものか理解している。

 

「さぁ、どうかしらね?」

 

清佳は悪戯っぽく笑う。優人も母親の尻馬に乗る。

 

「いくら治癒魔法があるとはいえ、今の成績で診療所を継ぐのはなぁ」

 

「もう!二人の意地悪!!」

 

ニヤつく二人に芳佳は顔を真っ赤にして怒鳴る。

 

「ごめんごめん。芳佳が可愛いからついね」

 

優人はぽんぽんと芳佳の頭を撫でる。芳佳は優人を睨み返すが、その姿に迫力は無くどこか可愛いらしい。

 

「私の話だけじゃなくて、お兄ちゃんの話も聞かせてよ」

 

芳佳が上目遣いに優人を見る。

 

「俺?ストライカーユニットを履いて欧州の空を飛んでたよ」

 

優人が話し出した。“ネウロイと戦っていた”と言わないのは芳佳に心配させないためか、戦争が嫌いな妹を配慮してか、はたまたその両方か。

 

「すとらいかーゆにっと?」

 

聞き慣れない単語に首を傾げる芳佳。優人はポケットから1枚の写真を取り出した。そこには優人と芳佳の父親である一郎、そして坂本が写っていた。数年ほど前に撮ったものだろう、優人も坂本も今より幾分幼い。優人は写真の背景にある機材を指差した。

 

「これがストライカーユニット。父さんが軍のウィッチやウィザードのために造った魔法の箒だ」

 

「これをお父さんが?」

 

「うん、父さんはストライカーを開発するために欧州へ行ったんだよ。坂本が言ってたよ、『これがなければ、今頃世界はネウロイに征服されていたかもしれない』って」

 

「お父さん……」

 

芳佳の表情は誇らし気なものになる。父が欧州でしていたことを初めて知った。彼女は自分の父がどんな仕事していたのかを全く知らなかった。そして父が話に出てきたため、芳佳はずっと知りたかったことを訊くことにした。

 

「……ねぇ、お兄ちゃん」

 

「うん?」

 

「お父さんはどうして――」

 

――どうして死んだの?

 

芳佳がそう言おうとした時だった。

 

グワッシャーン!

 

「きゃあ!!」

 

「――っ!芳佳っ!!」

 

突然、外から大きな音が聞こえてき。優人は咄嗟に芳佳を抱き締める。

 

「い、今のは?」

 

清佳が玄関の方へ目を向けながら呟く。優人は護身用に持っていた十四年式拳銃を取り出す。

 

「母さん、芳佳を頼む!」

 

「優人!!」

 

「お兄ちゃん!!」

 

優人は清佳に芳佳を預けると音の正体を確かめるため、家を飛び出しだ。外に出ると、診療所の前にある雑木林の方で何かが蠢いているのが見えた。優人は十四年式拳銃を構えながら慎重に近づく。

 

「うう~ん……いった~い」

 

声がした。優人が茂みの中を覗き込むと、そこにはストライカーユニットを履いたウィッチがいた。

 

「あのユニットは……陸軍の!?」

 

優人はウィッチが履いているストライカーユニットに見覚えがあった。陸軍の『キ61』、それに彼女が着ている服も陸軍の士官服だ。

 

「あれは?」

 

「あっ!さっき話してた。えっと、ストライカーユニット!?」

 

優人が心配で追いかけて来たらしい清佳と芳佳。しげしげとユニットを見る。

 

「きゃっ!」

 

陸軍ウィッチは芳佳の声に驚き、慌てて身体を起こす。

 

「あ、あの私!扶桑皇国陸軍飛行第47中隊、諏訪天姫少尉であります!」

 

陸軍ウィッチ、諏訪天姫は自分を見ていた優人達三人に自己紹介をする。黒髪にメガネが印象的な彼女からはドジっ娘オーラのようなものが感じられる。

 

「あっ、どうも。扶桑皇国海軍遣欧艦隊第24航空戦隊288航空隊、宮藤優人大尉です」

 

「母の宮藤清佳です」

 

「あっ、妹の宮藤芳佳です」

 

「海軍の方と御家族でしたかぁ~」

 

間延びした口調で言う諏訪。彼女は海軍の第二種軍装を着ている優人を間近で見ているというのに海軍だと気付かなかったらしい。

優人の方はというと陸軍にこんなひどい墜落をする航空ウィッチがいたことに驚愕している。

 

「あの……ご用件は?」

 

「あっ!そうでした」

 

優人が訊くと諏訪は手紙を取り出し、芳佳に向かって笑顔で差し出してきた。

 

「宮藤芳佳さんに宮藤博士からお手紙です」

 

「へ?」

 

「は?」

 

諏訪の言葉での芳佳と優人の思考は一時停止する。そして、数秒後――

 

「「えええええええええぇ!!」」

 

兄妹の叫び声が横須賀の青空に響き渡った

 

 

◇ ◇ ◇

 

 

諏訪が墜落した数十分後の横須賀軍港。歩哨の立つ門の前には刀を手にした坂本が立っている。待ち人来る、彼女の勘がそう告げている。

やがて、門に向かって走ってくる宮藤兄妹の姿が見えた。どうやら彼女の勘は当たったようだ。

 

「優人、お前は休暇だったはずだろう?」

 

「ちょっと休暇どころじゃ無くなってな」

 

「ああ、なるほど」

 

彼女は笑みを浮かべて芳佳に向き直る。二人は家から全力で走ってきたらしい。軍で訓練を受けている優人はともかく、一般の学生である芳佳はバテてしまっている。

 

「よく決心してくれた!自分の力を活かす気になったようだな!」

 

「あ、あの……」

 

芳佳は呼吸が乱れているためか、上手く言葉が紡げない。見かねた優人が代わりに話す。

 

「坂本、先ずこっちのはな――」

 

「大丈夫!何も心配するな!」

 

「あのな、芳――」

 

「入隊の手続きや学校のことは全部私に任せておけ!」

 

「少佐殿。私の声は聞こえていますか?」

 

早合点している上に話を聞かない坂本。優人は早くも苛立ち始めている。

 

「い、いえ……あの……私、入隊しに来たんじゃないんです」

 

少し休んで落ち着いた芳佳が坂本に説明する。

 

「………………はっはっはっはっはっはっはっ!」

 

芳佳の言葉に目をパチクリさせた後、いつものように豪快な高笑いをする坂本。優人は軽く舌打ちをする。

 

 

◇ ◇ ◇

 

 

坂本に連れられ軍港内に入る優人と芳佳。波止場では一昨日入港した赤城が補給物資を受け取っていた。

 

「え?宮藤博士からの手紙?」

 

「ああ」

 

優人は諏訪の手によって父の手紙が届けられたことを話した。封筒に入っていたのは二枚の写真。一つは父の宮藤一郎が写っているもの、もう一つは優人が芳佳に見せたものと同じ写真。

 

「陸軍のウィッチには?」

 

「聞いてみたけど、配達するように命令されただけで詳しくは知らないそうだ」

 

「ふむ」

 

優人の話を聞き、坂本は顎に手を当てて考え込む。

 

「お父さんは生きているんでしょうか?」

 

と芳佳が訊く。

 

「それはわからん。だが、確かめてみ――」

 

「連れてってくださいブリタニアに!行ってお父さんのこと確かめたいんです!」

 

芳佳は坂本の言葉を遮り、真剣な面持ちで頼み込む。もし父が生きているのなら会いたい、会えなくても生死の事実を確認したい、芳佳はそう思っている。

坂本は優人の方をチラッと見る。坂本と目が合った優人は小さく頷いた。優人の了解を得た坂本は芳佳に視線を戻す。

 

「いい眼だ!わかった!」

 

坂本はそう言って芳佳の肩を叩いた。本人は軽く叩いたつもりだろうが、芳佳は痛そうに肩を押さえている。

 

「明後日出港だ!」

 

「あ、ありがとうございます!」

 

芳佳は笑顔で礼を言う。

 

「あー、ところで入隊する気は――」

 

「おい坂本」

 

まだ芳佳のことを諦めていない坂本。優人は貪欲な戦友に再び苛立つ。

 

「ありません!戦争だけは絶対にしませんから!」

 

坂本のスカウトをまたしても突っぱねる芳佳。腕を組みながらそっぽ向く。その頑固さが逆に気に入ったのか坂本は「はっはっはっはっ!」と高笑いをしていた。

 

 

◇ ◇ ◇

 

 

二日後。三人を乗せた赤城が第16駆逐隊の雪風、初風、天津風及び第17駆逐隊の磯風、谷風、浜風、浦風を護衛に伴い出港する。軍港には基地の兵や乗員の家族が見送りをしている。その中には優人と芳佳の家族や再従兄弟も美千子が来ていた。

 

「芳佳ちゃ~ん!頑張ってね~!」

 

「みっちゃ~ん!元気でね~!」

 

見送りに来てくれた親友に大きく手を振る芳佳。美千子も力いっぱい手を振る。

 

「二人とも身体には気をつけるんだよ~!」

 

と祖母の芳子は孫二人のことが心配で仕方ない様子。

 

「芳佳……優人……」

 

清佳は悲しげな表情を浮かべていた。それでも精一杯の笑顔を作って愛する我が子達を送り出そうとする。

 

(優人、芳佳をお願いね……)

 

「お母さん、お婆ちゃん……行ってきまあああああああす!!」

 

自分の身を案じている家族を見て、芳佳は目尻に涙を浮かべながら精一杯叫ぶ。

 

(母さん、ごめん。行ってきます)

 

優人は心の中で母に謝りながら手を振る。こうしてウィザードの兄はウィッチの妹を連れて、再び欧州へ旅立った。




愚痴ってしまいました。すみません。でも、書かずにはいられませんでした(T_T)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。