ロキファミリアの白兎   作:キノコォォォ

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お久しぶりです、作者です。これまで待ち続けてくれた人がいるのであれば感謝を。ほんとはもう少し後に投稿する予定でしたが早く書けたので投稿する事にしました。期間が空いた理由は自分の活動報告に載せてあるので、気になる方はそちらをご覧ください。

ちなみに一周年リヴェリア5凸はできました!(無課金)引きが良かったです。他にもFGOや最近のだとドラガリをよくやってます。
おもしろいですよねw

前置きはこのくらいにして…では、どうぞ!


ギルドにて

朝食を食べ終えたベルはしっかりと身なりを整えてファミリアの庭にある噴水である人を待っていた。

 

(大丈夫だよね?僕変じゃないよね?)する事のないベルは余分な心配ばっかしてしまっていたが、それもすぐに終わった。

 

「すまないなベル、待ったか?」

そう言いながら近寄ってきたのはリヴェリアだった。

今日はリヴェリアとともにベルを冒険者と認めてもらうためにギルドへ冒険者登録をしにいく予定だったのだ。

 

「いえ!そんなに待ってないので大丈夫ですよ!」

ベルはこういう時にはあまり待ってないことをアピールするのが大事だぞ! とおじいちゃんから聞いていたのでベルなりに考えた結果だったのだが…

 

「そこは、今来たところとか言って欲しかったな?」

と、リヴェリアに小言を言われてしまい、シュンと気を落としたベルだったが

「まあ、ベルのいいところは素直なところだからな、あんまり気をとす必要もないぞ」と、言われたのでベルは気にしないことにした。

 

「ところでベル、服は今どれくらい持っているのだ?」

「えぇっーと3着くらいですかね?倉庫に僕に合うサイズの服があまり無かったので…」

「ふむ、そうか…」

 

そう、ベルは村から出てきた時に服はキズがたくさんついてしまったためファミリアにあった服を借りたのだが、その服がベルにはあまり似合っていなかったのでリヴェリアは聞いてみたのだ。

 

「じゃあ、昨日言っていたプレゼントの件だが何着か私がベルに似合う服を買ってやろう」

「えぇっ⁉︎そんなの悪いですよ!昨日のはもっと安いものでいいですよ!」

「いや、いいんだよお金はあまり使わないからな、貯まっていくばかりじゃもったいないしな、だからいいだろ?」

「わかりました!では、そうします!」結果的にはベルが折れて服を買ってもらうことにした。

 

「じゃあ、ギルドで冒険者登録をしてもらったら買いに行くとしようか」

「はい!わかりました!」

「よし!じゃあ行くぞベル!迷子にはなってくれるなよ?」

「大丈夫ですって!迷子にはなりません!リヴェリアさんのそばから離れませんから!」

「そ、そうか、じゃあ私から離れないようにな…」

「はい!」

ポッと頬を赤らめ照れてしまったリヴェリアであった。無自覚って怖い。

 

 

 

オラリオでのリヴェリアは誰もが知っているほどの有名人である。では、そんな人が街中を歩けば人々の注目の的になるのは確実と言っても過言ではない。だが、今日はいつもとは違う意味で注目されていた。なぜか?

 

「あの〜リヴェリアさん?なんで僕達こんなに見られてるんでしょうか?」

「ん?まあ確かにいつもよりは目線の数が多いが大体いつもこんな感じだぞ?」

「そうなんですか⁉︎大変ですね!」

「まあ、有名になった者の宿命といったところかな?ベルもそのうちこうなるかもしれないぞ?」

「僕なんかがリヴェリアさんのようになれるでしょうか?」

「大丈夫だベル、なぜなら私が面倒を見てるのだからな!ベルが名を馳せる冒険者となる日を楽しみにしているよ」

「そこまで言われると照れますね…精一杯頑張ります!」

と、リヴェリアとベルが仲良く笑みをこぼし、談笑しながら歩いているものだから、ある人はリヴェリアの美貌に見惚れ、またある人は不思議に思い、またある人は見定めるような目線(これはエルフだけ)が向けられていた。それほどまでに仲よさそうであったのである。実際仲はいいのだが…

 

 

リヴェリアとベルが注目されながらも進んで行くと二人の目の前に天高くそびえ立つ塔が見えてきた。そう、バベルの塔である。バベルの塔は根元からダンジョンに挑むことができ、上の階には商業エリアが広がっており、またその上には神様が住んでいるとか…

 

「わあ…とっても高いですね…」ベルはそのあまりの高さに思わず立ち止まって上空を見ていた。遠くから見るよりも近くで見ると本当に高く見えるのである。

 

「そうだろう?私も初めて来た時は驚いたものだよ…さあ行くぞベル」

「はい!」

そうして二人はバベルの塔の根本にあるギルドの受付へと足を向けた。

 

 

 

 

 

 

私はエイナ・チュール、ハーフエルフで、ギルドで働いてますって誰に言ってるんだか…

 

今日も今日とて冒険者達がダンジョンへと足を運んでいきます。ここに来る冒険者の方々はレベルの低い方から高レベルの冒険者までありとあらゆる冒険者の方々が来ます。そして、今日ここに、私が個人的に興味がある子が来たんです!それは…

 

 

「あれ?リヴェリア様?」

「あぁ、エイナか…今あいてるか?」

「えぇ、あいていますがどういったご用件でしょうか?」

「実はな、冒険者登録を頼みたいんだ」

 

(リヴェリア様が冒険者登録?ロキ・ファミリアはレベル3くらいの方が新人と一緒に来るのが普通なんだけど…何かあるのかな?)

 

「わかりました!冒険者登録ですね?えっと…新しく冒険者になりに来たのは君かな?」

「はい!ベル・クラネルって言います!よろしくお願いします!」

「はい、ベル君ね!私はエイナ・チュール、ここで働いているの!エイナって呼んでね?」

「わかりました!エイナさん!」

 

(うーん…元気な子ではあるけどリヴェリア様がわざわざ一緒に来るほどの子とは思えないんだけどな…人は見かけによらないし、まだわからないよね!)

 

「えっと、まずこの書類に必要事項を書いてくれるかな?名前と所属ファミリアとかね!リヴェリア様には署名をお願いします!」

「(ああ)わかりました!(わかった)」そうして、書類を書き始めた。するとリヴェリアが

 

「ベルよ、昨日の勉強の時にも思ったのだが文字の書き方は誰に教わったんだ?」

リヴェリアの疑問はごもっともである。なぜなら、ベルくらいの年齢の人だと辺境の村などに住んでいる場合は文字が書けない場合の方が多いのだ。

 

「文字はおじいちゃんから教わりました!将来絶対必要になるからって!」

「そうか、なら納得だ…いいお爺さんだったんだな」

「はい!僕の自慢のおじいちゃんです!」

 

話しながらも書類を書き終え、エイナはしっかりと書類を確認した。

 

「はい!確認が終わりました!ベル君もこれからは冒険者の一員です!」

「はい!ありがとうございます!!」

ベルは念願の冒険者になれて嬉しそうだった。

 

「それでねベル君?ダンジョンの知識を身につけるために講義をうけるのと武器と防具のことなんだけどどうするかな?」

そう、ギルドでは、新人に対してある程度のダンジョンの情報を教えるために講義を開くのと、武器と防具を無料であげているのだ。

 

「それなんだがなエイナ、ダンジョンの知識に関しては私が座学をひらいているから問題はないし、武器と防具はファミリアの倉庫にあるのを貸すから大丈夫だ」

「リヴェリア様が教えているのでしたら大丈夫そうですね!武器と防具も問題なさそうですしこちらからはもう特にはありませんね!では、ベル君!これから頑張ってくださいね!」

「はい!頑張ります!」

 

こうして、ベルは念願の冒険者になる事ができた。だが、エイナの疑問は残った。

 

(やっぱり、リヴェリア様がわざわざ一緒に来る必要のある子にはベル君は見えなかったな…)

そう思っていたエイナだったが、次の瞬間にはその疑問が解消された。

 

「よし!ベル!とりあえずお昼ご飯を食べに行こうか!」

「はい!行きましょう!でも、僕お金ないですよ?」

「大丈夫だよベル、私が出すからさ」

「そんな!何から何まで悪いですよ!」

「いいんだよベル、私が好きでやっている事だからな」

そう言いながらリヴェリアはベルの頭を撫でた。

「ちょっとリヴェリアさん⁉︎ここギルドですよ⁉︎」

そう言われて気づいたリヴェリアは咄嗟に手を引っ込めたのでほかの冒険者には見られていなかったがある一人には見られていた。

 

「お二人は随分仲がいいんですね!」 そう、エイナである。

ビクッと背筋をのばして二人はエイナの方を見た。

「いや…これは違うんです⁉︎(違うんだ!)」なんとかリヴェリアとベルは言い訳するがエイナは聞く耳をもたず

 

「わかりましたよ!この件は秘密にしておきますから!ですがこれ以降は気をつけてくださいね!」

「はい、わかりました…」

「ああ、わかった…」

 

2人はエイナに感謝し、ギルドを立ち去ろうとしたが、エイナはリヴェリアを呼び止めた。

「あの〜リヴェリア様!ちょっと…」

「ん?どうした?…あ、ベルは先に出口で待っていてくれ、すぐに行く」

「わかりました!先に行ってますね!」

 

そして、ベルが行き、いなくなったところでエイナがさっきの事で聞きたかったことを聞いた。

 

「あの〜ベル君をリヴェリア様が気にかけている理由ってまさかとは思いますが…」

「な、何だ?まさかとは何だエイナよ」

「リヴェリア様ってベル君の事好きになったんですか?」

 

「なっ…な…ムグッ」

「やっぱりそうなんですか?」

「そ、そんなことはな、ないぞ?私がベルを好きだなんてそんなこと…」

「ほんとですかぁ?」

「ほ、ほんとだとも!」

「はぁ。わかりましたよ追求しないでおきます。」

「そうしないでくれると助かるな…」

エイナに核心を突かれて驚いてしまい、慌てて口を覆ったリヴェリアだが明らかに不審な行動にエイナに察せられてしまった。

 

「リヴェリア様!私が聞きたかったのはそれだけですので、ベル君が待ってますので早く行ってあげてください!」

「そ、そうだなじゃあ行くとするよ…エイナよベルの事頼んだぞ」

「はい!精一杯サポートさせていただきます!」

 

そして、脱兎のごとく去っていったリヴェリアをみてエイナは確信した。

(ああ、リヴェリア様がついてきたのはそういうことね。)エイナの疑問は解決したが、後からエイナはそれがオラリオを揺るがす事態であることに気づいてその日は仕事が手につかなかったとかなんとか…

 

こうして、エイナは個人的にベルに興味を持ったのであった。

 

 

 




いかがでしたでしょうか?
久しぶりに書いたにしてはよく書けたなと思っております。

そして、長期の間が空いてしまい本当に申し訳ありませんでした。今後も亀更新になるかもしれませんが気長に待っていただけると嬉しいです。

実は、この作品26000アクセスを超えておりまして驚くばかりです。今後は次話も書きますが1〜3話の文があまりにも読みづらいと思うので多少読みやすく変更する予定です。

では、また。
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