生まれ変わってバグスターに……え、なんで!?   作:通りすがりの錬金術師

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特に書くことなしだと思う


19話

(ニールside)

 

なんとかフィーネを倒して皆と地上に戻ってきた

響ちゃんはすぐに何かを探しにいったけど…

 

 

 

………で戻ってきた響ちゃんがフィーネを拾ってきた

全く、敵も助けるなんて流石響ちゃんですね

 

 

「何を考えている?」

 

 

「いやー、なんとなく助けないといけないと思って……あはは」

 

 

「なんだ、それは……」

 

 

うんうん、なんとなくで敵を助けるのはたぶん響ちゃんだけですよ

 

 

「もう、終わりにしましょう?了子さん」

 

 

「……フィーネだ」

 

 

そして立ちあがり背を向け、なにやら統一言語やらの話になって響ちゃんと話をした後

 

 

こちらに振り向くと……まだ残っていた鞭を伸ばしてきた

 

驚きつつも私たちが避けると

 

 

「私の勝ちだぁ!」

 

 

そう叫びます

 

鞭の飛んでいった方を見ると剥がれた月の欠片に刺さりました

そしてそれを引っ張りました

 

……え、あれそんなに伸びるの?

 

 

「月の欠片を落とす!」

 

 

はい!?

 

 

皆が空を見ると確かに月の欠片が落ちてきています

 

 

「後々の禍根はここで潰させてもらう!」

 

 

うわぁ、すごい執念ですね

 

 

「例えここで果てようとも、アウフヴァッヘンが有る限り何度でも私は蘇る!再びあのお方に会うために!

私は永遠に存在し続ける巫女フィーネ!私は………不滅だぁぁぁぁぁ!」

 

 

……檀黎斗!?え、フィーネは檀黎斗だった!?(錯乱)

 

 

(檀黎斗神だぁぁぁぁぁ!)

 

 

……何か変な電波を受信した気がしますが無視ですね

 

 

「そうですね」

 

 

響ちゃん?

 

 

「人と人はいつか繋がれること、了子さんが伝えていってください、私たちには出来ないことだから」

 

 

フィーネも呆けてますよ、ああなった響ちゃんは何を言っても無駄な気がしますね

 

 

「………まったく、ほんとにほっとけない子ね」

 

 

あのフィーネが折れた!

 

 

「胸の歌を信じなさい」

 

 

そう言って消え……

 

 

 

「あ、そうそうニールだったかしら?

あなただけはいつかボコるから、覚えてらっしゃい」

 

 

なんで今それ言う!?

 

そして今度こそ消えていった

 

 

「ニール」

 

 

「翼さん……」

 

 

「自業自得だ、時が来たら甘んじて受け入れろ」

 

 

「見捨てられた!?」

 

 

翼さんひどいです

 

 

「さて、ほんじゃあ月の欠片をなんとかすっか!」

 

 

あ、そうですね、落ちてきたら大変なことになりますし

とは言っても私にどうこう出来る火力なんてないですし皆に任せるしかないんですよね

 

 

「それじゃあ、こっちはしばらくは私がなんとかするから心配しないで!

いってらっしゃい!」

 

 

「ニールちゃん……うん、いってきます!」

 

 

そして3人は月に向かって飛び……絶唱を歌う

 

 

「「「Gatrandis babel ziggurat edenal

 

 

Emustolronzen fine el baral zizzl…

 

 

Gatrandis babel ziggurat edenal

 

 

Emustolronzen fine el zizzl………」」」

 

 

 

 

「夜明けを告げる鐘の音奏で、鳴り響きわたれ!

 

 

これが私たちの、絶唱だぁぁぁぁぁ!」

 

 

 

 

そして無事、月の欠片は砕かれ日常は守られた

この事件は『ルナアタック』と呼ばれることとなった

 

 

 

 

 

 

 

そしてそれからおよそ1月、今私は未来ちゃんと一緒に名前の刻まれてないお墓の前にいます

 

 

「響ぃぃぃ、なんで、なんで!?」

 

 

あの後3人は見つからず、行方不明

もうまもなく死亡扱いに切り替わる………ということになってます

 

いや、私は一応2課の新本部である潜水艦で皆に会ってるからね、うん

機密の関係で言えないだけだよ……

 

 

 

「未来ちゃん……」

 

 

 

(ウーウーウー)

 

 

「キャァァァァ!」

 

 

 

ノイズの警報がなったと思えば悲鳴が聞こえました

 

すると未来ちゃんが声のした方に走り出します

私もノイズを倒すために急いで向かいます

 

 

現場につくとノイズに囲まれた人が

 

 

「変身!」

 

 

《ガッチャーン!レベルアップ!》

 

 

《撃槍ガングニール!》

 

 

《ガシャコンスピアー!》

 

 

槍を取り出し、ノイズと戦います

 

その間に未来ちゃんは襲われていた人を連れ出していました

 

 

5分ほどでノイズを倒し終わると、未来ちゃんを探しにいきます

 

すると響ちゃんと抱き合って泣いている未来ちゃんを見つけました

謹慎とけて戻ってこれたんだね

 

 

「はいはーい、いい雰囲気のとこごめんね?

ノイズ倒し終わったから撤収するよー」

 

 

「あ、ニールちゃん!」

 

 

「はいはい、未来ちゃんとも再開できて何より

とにかくこれで色々と説明できるね

まずは2課に戻るよ」

 

 

これで正真正銘事件は終わったのです

 

 

 

 

……まあ、私の事情説明をしなきゃいけないんですけどね?

 




はい、とりあえず無印終わりです

この後は閑話としてニールによる2課の人たちへの説明会などを書こうかなと

G編はそれが終わればかな?

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