生まれ変わってバグスターに……え、なんで!?   作:通りすがりの錬金術師

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GX-7

(ニールside)

 

「グラファイト………!」

 

ここで出てきますか……

 

「認めよう、貴様たちは確かに強い

故にここで俺が倒す!」

 

3人とも戦おうとしますが……

 

「皆は下がっていて下さい、私が戦います」

 

「正気か!?」

 

「なに言ってんだよ、アタシたちはまだいけるぜ」

 

「そうだよ、ニールちゃん」

 

ダメですよ。

イグナイトには999カウントの時間制限があるので、さっきの戦闘でかなり消費しているはずの皆は、いつギアが強制解除されてもおかしくないです。

そこを攻撃されて死なれるとか嫌ですからね。

 

「俺は誰が相手でも構わんぞ、なんなら全員でもな」

 

「いいや、私がやるよ」

 

私は一度変身を解除して、『ガングニール・ハザード』と『暴奏(ぼうそう)ガングニール』ガシャットを取り出しハザードのスイッチを長押しする。

 

 

《hazard over!》

 

《ガシャット!》

 

 

基本的な起動音の『hazard stand by』ではない音声が流れる。そしてガングニール・ハザードをドライバーに差し込んだ。

さらにもう1つの方を起動させる。

 

 

《Gungnir!》

 

 

それもドライバーに装填し、

 

 

《ガシャット!》

 

 

……ガシャット版イグナイトだから掛け声はやっぱりこれかな。

レバーを開き変身する。

 

「イグナイトモジュール、抜剣!」

 

 

《ガッチャーン!》

 

 

目の前に現れるパネルは黒く染まり、絵も刺々しくなっている。

それが私を通過すると、一先ずはいつものガングニールの姿に。

 

 

《overflow》

 

 

その音がなると、私の周囲に黒い装甲パーツが生まれ次々と装着されていく。同時にギアの白い部分も黒く染まっていく。

 

 

《明日を目指せ、奏者(ディーヴァ)!》

 

《掴め、未来を!!》

 

《ガングニール・イグナイト!!!》

 

 

暴走の力を得た私、ふふっ。

今なら………

 

 

「負ける気がしないっ!!行くよ、グラファイト!」

 

「来るがいいっ!」

 

 

鎧と同じく黒く染まり刺々しいパーツのついたガシャコンスピアーを持ち、グレングラファイトの持つ双刃、グレングラファイトファングと撃ち合う。

 

まずは互いに急所を狙っての一閃、だが私たちは2人とも体を横に反らし避ける。その後、グラファイトの双刃による乱舞が始まる。私はそれを捌きつつ、時折反撃の手を撃つ。

だけど攻撃回数の差があってか被弾は私の方が多く、被ダメージも大きい。

グラファイトは笑いながら戦い、話しかけてくる。

 

「ハハハハハ!いいぞ!

パラド流に言うなら、これが心が踊るという物か!」

 

「そうだねっ!」

 

やっぱりグレングラファイトは強い。

倒すにはこれでもかなり時間かかりそうですね。すでに600カウント近く消費してますからね……

 

まずは距離をとり、スピアーに『撃槍ガングニール』を装填し、スピアーを投げてキメワザを放つ。

 

 

《キメワザ!》

 

《撃槍・クリティカル・フィニッシュ!》

 

 

「くらえぇっ!」

 

「フンッ!効くかっ!」

 

いつもより威力の上がった攻撃、だがグラファイトはそれを難なくいなす。だけどそれも想定内、本命はこれから撃つキメワザの方。

『ガングニール・ハザード』を腰のキメワザスロットに装填しまずは一撃。

 

 

《キメワザ!》

 

《ハザード・クリティカル・ストライク!》

 

 

黒いオーラを纏った右拳でグラファイトに殴りかかる。

それを受けたグラファイトは少し後退する。

そして私は『撃槍ガングニール』が装填されたままのスピアーを拾い、今度は『暴奏ガングニール』をスピアーに追加された2つ目のキメワザスロットに装填。

 

 

《キメワザ!》

 

 

スピアーに莫大な量の黒いエネルギーが貯まっていく。

それに対してグラファイトは双刃を振り回し、炎を纏わせていく。

 

「超絶奥義!ド・ド・ド・ド・ド!!」

 

そしてお互いに武器を構え、同時に放った。

 

 

《ガングニール・クリティカル・フィニッシュ!!!》

 

「紅蓮爆龍剣!!!」

 

 

黒の槍と紅の龍が私たちの真ん中で衝突し大爆発を起こす。それは私たちを巻き込み、両方をその場から吹き飛ばす。

 

 

《ガッシューン》

 

 

その衝撃で私は地面を転がり、変身が解ける。

そこに響ちゃんたち3人が近づいてくる。すでにギアは解除しているようだ。

 

「ニールちゃん!大丈夫!?」

 

「うん、一応ね」

 

響ちゃんに起こしてもらい立ち上がると、グラファイトの飛んでいった方から足音と声が聞こえる。

煙が晴れてないため姿はまだ見えない。

 

「流石だな、ブレイブやスナイプのような強敵と出会えたことは嬉しく思うぞ」

 

やっと煙に影が映り、そこから体のところどころにダメージを負って傷だらけのグラファイトが出てくる。

 

「だが、俺を倒すにはまだ足りなかったようだな」

 

「そんな………」

 

相討ち覚悟でもう一度変身して戦う?不可能に近いですね……どうしましょうか。

 

そう思っていると、周囲に魔法陣が浮かびグラファイトを攻撃、さらに糸が拘束していく。

何が起きているのかわからず混乱していると、

 

「撤退するぞ、さっさとしろ!」

 

キャロルちゃんの声が聞こえたのでそちらを向くと、いつものロリ体型ではなく大人の姿になっている。気になったのか響ちゃんが聞く。

 

「キャロルちゃん……だよね?」

 

「だから、ちゃん付けはやめろと言っている!

ええい、早くこい!」

 

とりあえず全員で近づく。揃ったのを確認したキャロルちゃんは宝石みたいな物を取りだし地面に叩きつける。

すると魔法陣が発生し、私たちの足元に広がる。

次の瞬間、私たちはその場から消えた。

 

 

なお、監視カメラからの映像によるとグラファイトは私たちが消えた後、撤退したようだ。

 

 

 

 

そして気がつくと私たちはS.O.N.G.の本部にいた。

キャロルちゃんの方を見るとすでにいつものロリ体型に戻っていた。その手には大きなハープ?を持っている。

 

「今のは?」

 

「テレポートジェムという錬金術で作った道具だ、指定した座標に転移出来る」

 

「それじゃあ、さっきまでの大人キャロルちゃんは?」

 

「ダウルダブラのファウストローブを纏っていただけだ

シンフォギアの錬金術師バージョンと考えろ、ちなみにイグナイトを使ってないお前たちと互角に戦えるくらいだ」

 

へー、興味深いですけどそれはこの事変が終わってからですかね。

それよりも今はリプログラミングのシステムの作成を急ぎますか。




暴奏ガングニール:
暴走しながらも奏でる(ガングニール)、縮めて暴奏ガングニール
設定されたレベルはX

ダインスレイフの欠片の一部を組み込んだガシャット、奏者のイグナイトと同じく暴走を制御してくれる
ビルドでいうラビラビタンタンだが、イグナイトと基本的な仕組みは同じなので999カウントの時間制限もある

音声のoverflowはアガッチャが変化

ガングニール・クリティカル・フィニッシュ
イメージとしてはどす黒いオーラを纏ったfateの突き穿つ死翔の槍


元々、この話ではイチイバルと天羽々斬のガシャットを出す予定だったけど天羽々斬の音声が考えつかなかったからハザードの方に切り替えました。
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