生まれ変わってバグスターに……え、なんで!?   作:通りすがりの錬金術師

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GX-9

(ニールside)

 

夜、みんなで二手に別れてジュースやおやつの買い出しに出た。

私、響ちゃん、未来ちゃん、切歌ちゃん、調ちゃんが自販機までジュースを、マリアさん、翼さん、クリスさん、ネフィが近くの駄菓子屋でおやつを。

 

 

暫く歩いて、自販機を見つけたのでラインナップを確認する。

どれどれ………おしるコーラ、ドリアンサイダー、初恋ジュース、ユグドラ汁、Nascitaのマスターのコーヒー、激辛麻婆、コーラ、オレンジジュース………

 

「なにこのラインナップ!?まともなのが半分もない!?」

 

明らかな外れはドリアンサイダーとマスターのコーヒー、激辛麻婆ですね………気になるのは、

 

「………初恋ジュース?」

 

「初恋の味を再現しました、って書いてあるデス」

 

「なんか気になるね、私はそれで!」

 

響ちゃんは初恋ジュース、私は………普通にコーラでいいや。

 

「マリアはコーヒーでいいかな?」

 

「デスね」

 

二人は自分のオレンジジュースを買い、マリアさんの分としてNascitaのコーヒーも買う。

それたぶん外れ………まあいいや、黙っておこう。

というか、なんでこんなもの売ってるの?

ネフィにはオレンジジュースを、クリスさんと翼さんにはコーラを買っていきますか。

未来ちゃんはオレンジジュースを買っていた。

 

 

とにかく、ジュースは買えたのでみんなの元に戻ることにしたんだけど、その途中で林の方から悲鳴が聞こえた。

 

「切歌ちゃん、調ちゃん、ジュース持って先に戻ってて!」

 

「私たちも」

 

「行くデスよ」

 

「今linker持ってないでしょ?だからダメ」

 

そう言ってから私、響ちゃん、未来ちゃんの3人は林に入っていく。少し走るとアルカノイズとそれから逃げている男の人がいた。

私たちは変身して、アルカノイズを倒していく。

 

結論からいうとこっちにはアルカノイズだけで、バグスターはいなかったので殲滅はすぐに終わった。

だけど、問題はもう一つのグループで起きていたようで………

 

 

 

 

(クリスside)

 

アタシたちは、駄菓子を買いに来ていた。

本来ならこれはあの後輩どもの方がはしゃぐんだろうが………ネフィは当然として、マリアが何故かキラキラとした目で駄菓子を見ている。

 

「これが駄菓子……日本の昔からある格安で食べられるお菓子……一本10円だなんて……安いわね、財布にも優しいしお菓子はこれから駄菓子屋で買おうかしら」

 

いや、なんでだよ!?

マリア、お前アーティストと奏者としての給料けっこうあるだろ!?それで高いチョコとか買って食えばいいじゃん!それにお前が駄菓子屋に行ったら大騒ぎだぞ!?

 

「狼狽えるなっ!

298円でも贅沢なのに………そんな高すぎるもの食べれる訳ないじゃない!」

 

……そういや、フィーネとして活動してたときはお金がかつかつだったんだっけ。

それでも山ほど買ってたら高いの買うのとそんなかわんねぇ気がするんだけどな。

 

 

とりあえず山ほど駄菓子を買った馬鹿ども(ネフィとマリア)を引き連れ、宿に戻ってる途中でアルカノイズに遭遇。

先輩と一緒にギアを纏い殲滅しようとしたところに、マリアが山盛りの駄菓子を押し付けてきた。

マリアは懐からlinkerの入った注射器を取り出して………ってなんでそれ持ってるんだよ!?

 

「昼間の内にこっそり失敬しておいたわ、万が一のためにね!」

 

おい、おっさんに怒られるぞ。

 

「Seilien coffin airget-lamh tron」

 

そう言っても聞かず、ギアを纏ってアルカノイズに突っ込んで行った。

 

「私たちも行くぞ、雪音!」

 

「了解!ネフィは……菓子を守っとけ!」

 

「あいあいさー!」

 

少し心配だがまあ、たぶん大丈夫だろ……流石に今、全部食わねえよな?

 

 

 

周囲のアルカノイズを倒してから突っ込んで行ったマリアを追って行くと、いつの間にイグナイトモジュールを使ったのか全身が黒くなったマリアが咆哮をあげながらチャリンコに乗ったバグスター、チャーリーをその手で貫いていた。

 

「アメイジング…………」

 

そう呟いてチャーリーは爆散したが、マリアのあれはイグナイト失敗による暴走だよな?

 

とりあえず止めようとミサイルを展開しようとしたが、その前にマリアに複数のミサイルが命中して、暴走が止まった。

 

「雪音?」

 

「アタシじゃねぇ、まだ撃ってない」

 

空を見ると飛んでいるバグスターがいた。

もう一体いたのか、確か名前はバーニアだったか。

ミサイルで撃ち抜きたいが、ロックオンの機能がまともに作動しない。

ならばとガトリングを展開しようとしたが、その前にバーニアは逃げて行った。

マリアを拾って帰らないといけないし、今回は見逃してやるか……

 

宿に戻ると、あちらにもアルカノイズが出たらしい。

バグスターはいなかったみたいだがな。

その後はあいつらの買ってきたジュースを飲み、アタシたちの買ってきた駄菓子を食べながら過ごした。

 

 

 

――――――――――――――――――――――

 

 

 

なお、初恋ジュースを飲んだ響ちゃんと、Nascitaのマスターのコーヒーを飲んだマリアさんは、

 

「ゴクッ………ウゲェ」

 

「響、どうしたの?」

 

「えーと……なんだろ、この苦いような甘酸っぱいような何とも言えないじたばたする味は……」

 

「なにその味?」

 

「わかんない……これハズレだね……」

 

飲めないので捨ててこようと思った響ちゃんだけど、そこにネフィが来て、

 

「ヒビキー、それ飲んでもいいか?」

 

「ネフィちゃん?いいけど……」

 

「ゴクッ………プハッ、これおいしいなっ!」

 

「「え」」

 

ネフィには美味しいらしい。

 

 

 

 

 

「マリア、大丈夫だったデスか!?」

 

「……はい、コーヒー」

 

「ありがとう、切歌、調

ゴクッ………まっずぅぅぅぅ!!!!!!

 

………パタリ」(チーン

 

「「マリアーーーー!!!」」

 

その後、朝までマリアは起きなかったようだ。




Nascitaのマスターのコーヒー
とてもまずい

初恋ジュース
GOD EATERより
人間には不評

激辛麻婆
どうやったのかわからないが謎技術により缶に入っている


今作では響のお父さんは出てこないです。
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