記憶の無い僕と黒い刃の彼女   作:丸いの

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7. 剣の少女

 まるで、幻でも見ているかのようだった。

 

 霧のなかに軌跡を残す薄桃色の髪。その先端で少女が目の前のアリアスに飛び掛かかる。背中へと振り下ろされた古ぼけた青銅の棒が寸前で霊剣に防がれて、弾けるような音と共に舞い上がる苛烈な紅炎。

 

 重厚な鉄の斧をも切り裂くという始祖族の霊剣が、古びた青銅に打ち負けるわけがない。当然の如く寸断された青銅の棒が空を舞い、しかし少女の姿はもうそこには無い。

 

「チィっ!! もう追いついてきやがった――」

 

 アリアスの言葉は、強制的に遮られた。彼の体勢は大きく崩された上に、がら空きの腹部へ少女の蹴りが突き刺さる。相当な威力なのか、決して小柄ではないアリアスの体が吹き飛び、廃墟の一画に積まれたガラクタの山へと打ち付けられた。シンと静まり返っていたはずの空間に途端に大きな音が響き渡り、呆然とする僕の腕が強くつかまれた。

 

「ツカサ、早く!!」

 

 だが一度足が動き出せば、何がどうとか、もうそんなことは気にしていられない。アリアスの体勢が崩れた今しか、ここから逃げるチャンスはない。彼女に引き起こされた直後、そのまま僕たちは廃墟の外へ駆け出していた。

 

 霧と薄暗闇のせいで足元はおぼつかず、それどころか打ち捨てられた旧市街の道すがらも分からない。そんな中を彼女は何の躊躇も無しに全力で駆け、手を引かれている僕も同じ速さで走り続ける。

 

 深層部の出口は、ここからそう遠い場所ではない。このペースで走り続ければ必ず逃げおおせるはずだ。汗が浮かんだ頬を、ひと際大きな風が撫でつけた。夕凪の時間が終わり、陸風が吹き始めたに違いない。強めの風に吹かれて、駆け抜けている旧道の霧がはれた。少なくとも一寸先の視界は劇的に見えやすくなり、この風の吹いてくるところをたどれば、必ずまた表通りにたどり着けるはずだ。

 

『ちょこまかと、ネズミみてェに逃げてんじゃねェぞ!!』

 

 汚らしい罵声が聞こえた瞬間に、少女は僕の手を引いたまま近くの廃墟の中へ転がり込んだ。ろくに受け身も取れずに痛みを覚える間もなく、驚愕に目を見開く。

 

 連続して鳴り響く甲高い金属音と、次いで生じるすさまじい熱波。ついさっきまで僕たちが走っていた道へ、幾多もの赤橙色の煌々とした光が上から降り注いできた。数分前にアリアスが廃墟のなかで見せたそれよりも、規模と熱量の双方が比較にならない。僅かに残っていた霧を一掃した赤橙色の火炎は、次の瞬間には中心にあったはずの霊剣と共にすべてが消え失せていた。

 

 僕らの頭上には、奴がいる。廃墟を飛び越えて大通りを逃げるこっちを虎視眈々と狙い、そしてふと気を抜けば何本もの霊剣が必殺の威力と莫大な熱量を持って降り注ぎ、周辺を跡形もなく滅却する。淀んだ冷気で満たされていたはずの空間に不相応な熱気が生まれ、そして灰色の路面が僅かに赤熱する有様。その威容に、思わず息を呑む。

 

「……こっち!!」

 

 立ち止まっていたのは一瞬だった。少女は霊剣が降り注いだ旧市街の大通りではなく、廃墟の更に奥へと走り出す。向かう先には、より一層の霧が満ちているどころか光もほとんど存在しない、一層の闇が広がっている。しかし少女はそこへ何の躊躇もなく飛び込んでいく。ただただ彼女の後をついていくしかない僕には、待ったをかける暇もなかった。

 

 この少女のことを本当に信用していいかなんて分からない。例えフィンに直接手を下したのが彼女では無いにしても、鞄を奪って路地裏へと誘い込んだのは彼女に違いはない。だから、この少女はアリアスと仲間ではないという一点だけが、彼女に手を引かれて走っている現状を肯定するただ一つの哲学だった。アリアスが明確な殺意を持って追い掛けている以上、頼れるのは彼女だけなのだ。

 

 

 

 廃墟の奥には、クアルスの表層からの陸風が吹きこまない、やや広めの空間が広がっていた。日はすっかり落ちたのだろう。ただでさえ廃墟に遮られて碌に光も届かない旧市街の最深部において、この場所はどうしようもないほどの暗闇で満ちていた。そして淀んだ空気には多量の霧も浮いているのだろう。肌寒さの中に、顔を濡らすほどの猛烈な湿気を含んだ空気に眉を顰める。目を凝らしてみれば、ようやく全体像がつかめる程度の視界の悪さ。大昔にここは集会所にでも使われていたのだろうか、そんな広さだ。

 

 そんな中でも、手首からはずっと人の暖かさが伝わっている。少女は、僕の手を引いたままこの空間の中で立ちつくしていた。万策尽きたのか、それともここで隠れてやり過ごすのか。どちらかは知らないが、ただ僕は黙って彼女の様子を見つめていた。

 

 何故、彼女は僕を助けてくれたのか。難破船の事故で救出したことを、まさかここまで恩返ししようとしてくれているのだとしたらとんでもなくお人よしだ。そして、何故彼女は僕の名前を知っているのか。彼女を連行するために衛兵が小屋に乗り込んできて意識が僅かに回復したあの一瞬の最中で、フィンが呟いた僕の名前を憶えていたとでもいうのだろうか。

 

 考えれば考えるほど謎が多いその少女が、こちらへと振り返った。この暗闇の中だというのに、彼女の淡い桃色の髪の毛と金色の瞳は、その存在を強く主張している。目と目が合い、そして何かを言おうとしたこちらよりも早く、少女の口が開く。

 

「あなたの、所属と名前は?」

 

 変なことを、と首をかしげる。難破船事件の被害者の一人である彼女が僕の所属を知りたいというのは違和感があり、そして名前ならば彼女はもう知っている。

 

「……ツカサだ。読み書きの塾と手紙の代筆をしてて……所属だなんて、一応商工組合に所属してるだけだ。それで、君は一体――」

 

 そこで言葉を区切る。彼女の意図は掴めないが、嘘をはく場面でもないから正直に話すと、少女の顔に影がさしたように見えた。今話した通り、僕は完全に一般の市民であって、腕っぷしに自信がある傭兵なんかではない。あの始祖族の殺し屋から逃げるにしては、確かに心もとないと思われても仕方がないだろう。

 

「……私はナイン。そう、ただのナインだよ」

 

 しかし再び此方に向けられたその双眼には有無を言わさないほどの強い意志が込められており――

 

 不気味なほど静かな空間に、足音が響き渡る。僕や少女のものはずがない、それがゆっくりとこの広場へと近づきつつある。

 

「私はこの名前をかけて――」

 

 幾多の赤橙色の光の筋が暗闇を彩り、そして背後の壁へと突き刺さる。寒く暗い空間を照らすぼんやりとした炎は、それがアリアスの霊剣を核にして燃えていなければまるで暖炉のように温かに見えただろうに。広場の入り口に佇む人影が、にわかに浮かび上がった。

 

「――絶対にあなたを死なせはしない」

 

 獲物を追い詰めたことを確信して歪んだ笑みを浮かべたアリアスが、再び目の前へと姿を表す。直接霊剣でとどめをさすつもりなのだろう、背後で燻っていた炎はふっと消え去り、代わりに彼が弄ぶ赤銀色の短剣に光が灯る。

 

「……ツカサ、私を使って」

 

 僕の前に体を置いて、少女がそう口を開いた。一瞬の静寂のなか、決して大きくない声で呟かれたその言葉が何故か強く耳をつく。

 

「ようやく追い詰めたか。どうせ死ぬんだよ。逃げるしか能の無い癖して、たかが人間族が始祖族様から抵抗しようなんて、傲慢も甚だしい」

 

 人を治め世を治めるはずの始祖族とは思えないほどひどく見下したような、それでいながらこの世界における絶対の真理。彼らの霊剣は上質な鋼の斧さえも打ち砕き、そして魔術は霊剣の届かない領域を纏めて薙ぎ払う圧倒的な暴力だ。一度は不意を突いて逃げ出すことが出来たものの、二回目は無い。彼の両手が陽炎で煌めく。

 

「私を使って戦って」

 

 だというのに、少女は逃げることも隠れることもせずに、再び意味が判然としない言葉をつづける。いつの間にか彼女に握り締められた手が胸元へと寄せられていた。霧の立ち込める寒さにかじかんだ手に、ほのかな温かさが伝わる。そして頬を軽く触られて、アリアスへ向けられていた僕の視線が少女へと移される。

 

「この国じゃあお前たちはいつも搾取され、そして気まぐれで踏みつぶされるんだろう。良い文化だ。今回も、大人しく身の程を弁えて踏みつぶされときゃァ良いんだよ」

 

 彼がその腕を軽く振るえば、次の瞬間には豪速で迫る霊剣であっけなく僕は死ぬ。それだというのに、視線と意識は無理やりに少女へと固定されていた。彼女の胸に押し付けられた両手に人の肌を通り越した熱い感覚が伝わり、そして目を見開いてその手を放そうとする。しかし少女はそれを許さず、強く僕の両手首を握り締めた。

 

「た、戦うだなんて無理だ!! い、一体何がっ」

「怖がらないで。やっぱり、ツカサだ。あなたはまだ自分の全てを知らないだけ。大丈夫、あなたは戦える。だって――」

 

 手のひらに、何か熱くてかたいものがあたり、それと共に闇を飲み込まんばかりの白い光が眼前から放たれた。暗闇に慣れた視界を焼き尽くさんばかりの、昼間の太陽を思わせる激烈な光。少女の姿が光の爆発に飲み込まれていき、そして自分の手首を握り締める感触がすっと消えた。

 

「――あなたには、その能力がある。私の剣を顕現させて、戦う能力が」

 

 光の中からかすかに聞こえたその言葉を最後に、激光は最高潮へと達した。思わず目頭を抑えようと引いた右手に、いつの間にか何か大きなものが握り締められている。目の前の強烈な光は、その両手に持った何かを起点にしてこの空間を照らしあげていた。

 

「チィッ!! 劣等種共が、何をしやがった!!」

 

 光の奔流の中でアリアスの叫びを聞く。そんなこと、自分にだってわかりはしない。白に染まる視界の向こう側から、彼が投てきした霊剣の軌跡がかすかに見える。一直線に心臓へと突き進むそれは、フィンをやったときと同じく呆気なく僕を殺すだろう。

 

 でも、縮こまるでも身をかわして逃げるでもなく、ただ無意識に突き動かされるようにしてその霊剣に真正面から向かい合う。

 

 投てきされてからのわずかな時間、それが突き刺さる寸前に両手に握り締めた"何か"を横薙ぎに振るう。いつもの護身術の訓練と同じように、ただ投げつけられたものを弾くという行為。段々と光を弱めていくそれが赤橙色の一閃にぶつかり合い、そして呆気ないほどにその軌道を捩じ曲げた。弾き飛ばされて地面へと落ちる霊剣たち。それを見た僕は、自分が何をしたのかも分かってはいなかった。

 

――そう、それで良いんだよ。私の剣は、あいつよりもずっと強い――

 

 白光が収まり、そしてようやく両方の手に持ったものが明らかとなる。それは、二振りの黒い剣のような物体だった。まるで板か何かのように、刀身は広くそして分厚い。両手が握り締めていた剣の柄は、木でも布でもない不思議な質感だ。非常に重厚な見た目に反して、両手に伝わる重さは想像を裏切るかのように妙な軽さを持っている。

 

 そして、さっきまで僕の目の前にいたはずの少女の姿は忽然と消え去り、しかしその声だけはまるで耳元でささやかれたかのように小さく、しかしはっきりと聞こえる。

 

――あいつの能力は、発火と製錬。手出しできない距離から投てきによる制圧と、逃げ場を奪う炎。策も無しに戦えば今のあなたは勝てない。でも――

 

 後方へと弾いた霊剣がまたアリアスの手元へと戻る。あの剣は、投てきしても忽然と姿を消して再び彼の元に顕現する、まさに製錬といって過言じゃない。しかし消える間際に見えた炎は、さっき大通りで上空から降ってきたそれらに比べて著しく規模が小さい。そうだ、ここの広場にたどり着いてから彼の扱う陽炎全てが小規模なものにとどまっている。

 

――この場所はあいつにとってとても不都合な場所。この霧の中ではろくに魔素は燃えず、そして中途半端な広さでは距離をとって剣を製錬し続けるなんて不可能――

 

 アリアスの顔を見る。あれはもう獲物を前にして慢心した顔なんかじゃない。僕をみるその目からは嘲りではなく警戒が、そして低く姿勢を落とすその姿からはこちらを敵として認めたということが伝わってくる。

 

「オイオイ、冗談は止めてくれよ……なんだ、その剣は!?」

 

 黒い二振りの剣を構える。たった今初めて構えたというのに、護身術の訓練で何度か扱っていた木の双剣よりもずっと手に馴染む。柄の形状、刃の大きさ、そして全体の重さまで、全てがまるで自分のために作られたのかと錯覚するほど。

 

――今やあいつは追い詰めたんじゃなくて、誘い込まれた。あいつの慢心が、いまやあいつを滅ぼす――

 

 再び陽炎を纏った霊剣が投げつけられ、何本もの赤く煌めく光の筋が迫る。しかし感覚が麻痺でもしたのだろうか、不思議ともう恐怖は感じなかった。黒い剣を光へと打ち合わせ、その度に霊剣に宿っていた炎が身を焦がそうと迫り来る。しかしそれすらも、剣を薙いだ勢いに負けて霧散した。

 

――ツカサ、行くよ――

 

「このォ……クソガキがァ!!」

 

アリアスの叫びと、少女のささやきが重なった。それを切っ掛けにして、黒い剣を振りかざして駆け出す。たかが剣を手にしただけというのに、己の体を硬直させていた強者に抗うことへの抵抗と恐怖が嘘のように消え失せていた。投てきされる霊剣など、もはやただの牽制にすぎない。敵の間合いに入れば、勝機はある。

 

 もはやアリアスとの間に距離はない。彼が霊剣を振るえば、容易にこちらを切り裂ける間合い。しかしその切っ先は、僕を捉えるよりも前に黒剣へ阻まれた。投てきされた霊剣を弾いたときよりも、余程大きな衝撃と陽炎が荒れ狂う。

 

「"決して油断をするな"。まったくもって、その通りだ!! 何故テメェのような劣等種が――」

 

 重厚な黒い双剣はギリギリと音をたてて押し込まれる赤銀色の霊剣を完全に抑え切り、その上剣の表面には傷一つも着きはしない。アリアスの表情が間近に見える。あれは、あり得ないものを目の前にした疑問と焦りの顔だ。しのぎの削り合いも長くは続かず、彼はすぐに素早く後方に飛び下がり距離を空けた。そして姿勢を低く下げて、再度霊剣を構えてこちらへと飛び出した。

 

「――霊剣、そんなものを持っている。それは、始祖族の魂の象徴、人間族には扱うことはおろか保有することも無理な代物だ!!」

 

 斜め上から目で見るのも困難なほどの速度で振り下ろされる霊剣を、再び黒剣で打ち据える。鋼をも切り裂く霊剣の一撃を防ぎきるなどという芸当は、普通の剣なんかでは到底出来はしない。しかし現に黒剣はその衝撃を受けても健在なままで、刀身が僅かにゆらめいた。

 

 双振りの刃物が真正面からぶつかり合う甲高い音が廃墟の中に響き渡り、渾身の力で振り下ろされた霊剣は勢いを完全に逸らされて僕の顔のすぐ横を通過していく。

 

「テメェ、なんとか言ったら――」

「黙れよ、殺し屋にまで堕ちた始祖族が!!」

 

 まるで熱にうなされたように、僕の思考は普段とは全く異なる様相だった。本来の自分が逃げなくちゃと警笛を鳴らそうにも、体はアリアスの剣戟に真正面から向き合い、それどころか二振りの黒剣を彼に向けて突き出していた。護身術の訓練の時にいつも言われていた、防戦一方で攻撃に転じれば素人にも劣るという特徴。それの原因は今までさっぱり分からなかったが、今になってその一端が見えた。恐ろしく手と体に合致する黒剣を手にして、まるで嘘のように攻め手が頭の中に思い浮かぶ。

 

 再び距離を取ろうとするアリアスの動きよりも早く、彼の霊剣に目掛けて黒剣を突き立てる。アリアスの霊剣から溢れ出た陽炎も、剣同士の衝突によって水をかけられたかの如く霧散し、その代わりに橙色の火花が飛び散った。苦し紛れに振るわれるもう片方の霊剣も、横薙ぎに弾いて彼の手から飛ばす。

 

「消えろ、この街から、目の前から!!」

 

 再び彼の手に霊剣が顕現するが、その上から更に黒剣を打ち付ける。二振りの霊剣が、黒の双剣を辛うじて押しとどめていた。ギリギリというしのぎを削る音、その度に赤橙色の火花が剣と剣の間から周囲へと飛び散り、アリアスが苦悶の声を上げる。もう後ろは廃墟の壁際で、どこに逃がすことも無い。

 

 ピシリという音が僅かに聞こえた。青銅の棒を紙のように寸断したほどの堅強さを持っていたアリアスの赤銀色の霊剣に小さなヒビが走り、黒剣に力を入れるたびに刀身を這うようにしてその筋が拡大していく。火花の中に赤銀色の粉末が混じり、それらは霧の中で赤橙色の炎に包まれて消えていく。

 

「き――さまっ――こんな、ところでっ――」

「消えて、無くなれ!!」

 

 そして、ガラスが砕け散るような音が鳴り響いた。辛うじて形を保つ霊剣の全身に走ったヒビから、紅い光と炎が漏れ出す。指向性のないそれは黒剣やアリアス本人さえをも瞬間的に包み込み、そして瞬時に強烈な熱波として破裂した。声帯がひっくり返るほどの声量でアリアスが叫び声をあげ、それに呼応したかのように襲い来る熱波から身を護るために後方へと飛びのく。

 

 姿勢を直して再び黒剣を構えて前を見据える。急激な紅炎は再び急速に立ち消えた。自身の炎に体を焼かれたアリアスは、ヒビまみれの霊剣を両手に、こちらを見据えている。しかしその瞳に生気は無く、彼の霊剣からは既に光も消えて無くなった。

 

 まるで砂のように、あれほど脅威に満ちていたはずの霊剣の姿が崩れていく。再び暗闇が支配する空間の中で、微塵に砕かれた赤銀色の刀身が淡い紅炎として消えていき、そして糸が切れたかのようにアリアスが地面に膝をついた。

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