結局変な人を拾ってしまったって訳よ 作:ポテトチップスコンソメ味
暇すぎて書いただけ。
その日フレンダはご機嫌だった。たまたま入ったスーパーでプレミアムなサバ缶が売られていたからだ。勿論即決で購入。かご一杯に詰められたサバ缶を見て店員が驚いたのは言うまでもないが…。
フレンダ「サバ缶♪サバ缶♪(プレミアムサバ缶は私の為に発売されたもんな訳よ!)」
そんなわけないだろう。とツッコミを入れたいとこだがそんなことは置いておこう。
フレンダ「…重い」
当たり前だ。一個一個の重さなど言うまでもないが30個買えば華奢なフレンダなら重いに決まっている。某第1位なら持ち上がらないだろう(笑)
フレンダ「(あ!能力忘れてた!)」
さすがバカである。能力を使いサバ缶を収納するバカンダ。
フレンダ「(でも、良いことがあったら悪いこと起こるって言うし。仕事とかはいらないよね?)」
フレンダはこの歳で働いている。端から見れば若いのに大変だねと言われるかも知れないが決して口には出来ない仕事だ。『暗部』簡単に言えば学園都市の裏の組織で殺しなど行っているのだ。1度その世界に足を踏み入れれば底なし沼に落ちていく。命を失うか余程の奇跡でも起きなければ抜け出すことなど不可能だ。だが、フレンダはこのあと運命の出会いを果たす。本来彼女は抗争中に同僚である麦野沈利に殺されてしまうのだが一つの偶然が彼女の運命を大きく変えてしまうのだ。
………………………………………………
フレンダ「」
家に帰ってきたフレンダは絶句した。考えてもらいたい。家に帰ってきたら玄関の前に見知らぬ男が倒れているのだ。するとモゾモゾと男が動き出した。思わず身構えるフレンダ。バカとはいえ暗部の端くれ。そこら辺の男なら軽く倒せてしまうのだ。だが、男はそんなことなど全く気にせずフレンダを見てこう言った。
??「…腹減った」
フレンダ「…は?」
??「…腹減った」
フレンダ「…は?」
??「…腹減った」
フレンダ「…」
??「腹減った腹減った腹減った腹減った腹減った腹減った腹減った腹減った腹減った腹減った腹減った腹減った腹減った腹減った腹減った腹減った腹減った」
フレンダ「」
……………
とりあえず男を招き入れオムライスを振る舞う。意外と料理上手なフレンダである。得意料理は勿論サバである。男はオムライスを貪る。どんだけご飯にありつけなかったんだとフレンダは内心思う。変なやつではあるが旨そうに食べてくれるのはやはり嬉しいものだ。
フレンダ「…」ジー
この変な男、髪は普通の黒髪男にしては長いほうなのだろうか?顔立ちはまぁ特別イケメンという訳でもない。少し中性的な顔立ちではあるが良くて中の上だろう(世の中中の上もあれば勝ち組だろうが)。体つきはまぁ普通だ。年齢は自分と同じくらいだろうか?まぁ男もご飯を完食したようだし聞けばわかると思ったフレンダは男に問おうとしたが。
??「なぁ」
フレンダ「ん?」
??「お前誰?」
フレンダ「こっちの台詞な訳よ!」
??「俺は白神 梓。男なのに梓。あと魔術師」
フレンダ「は?魔術?」
梓「うん」
フレンダ「…中二病?」
梓「本当」
フレンダ「いやいや、魔術なんてあるわけないじゃん」
梓「いや、本当だって」
フレンダ「じゃあ何かやってみてって訳よ」
梓「うーん。…俺たち以外の時間よ止まれ」
フレンダ「っ。そんなのありえないってわけよ!」
梓「街中に出てみれば?」
フレンダ「はいはい」
フレンダはしょうがない少し付き合ってやるかと思った。妹がいるからか意外と面倒見等々が良いフレンダである。だが………
フレンダ「」
【世界は止まっていた】
誰も動いておらず車も時計の針も動かない。
梓「だから言ったじゃん」
フレンダ「(゜ロ゜)」
梓「wwwwwww 」
これは一人の規格外の魔術師と一人のおバカちゃんの物語。
続かないよ(笑)