東方夢再起(とうほうゆめさいき)~アリス・マーガトロイドの夢の扉をこじあけて~ 作:プレインズウォーカー
(今回はどこかで見たことがあるゲームのネタを組み込んでいます、何のゲームかわかるかな?)
霊夢「い~~い、文?
私は私の立場があるのよ、その場の好奇心一つで一線を越えるなんてとんでもないわよ。」
文「またまた~、少しは一線を越えても罰はあたらないと思いますよ?」
霊夢「それを言うと中立を超えて私は善と悪のどちらかに肩を持って敵に回ることになるわよ、線は守らなくちゃ・・・。
私は悪い大魔道師かそれを懲らしめる勇者ご一行様の役のようなものを演じるつもりはないわよ。」
中立を保つ、これは軽く見られるかもしれないが重要なことだ。
外の世界では性格によっては出来るクラスと出来ないクラスがある、暗殺に徹するなら悪を、回復と剣を兼ね備えた戦士なら善に徹しないといけない。
友好的なものとの行動しだいでは性格が変わってしまうことがあるのだ、中立だけは性格の変化はない。
おおっと、軸の修正、修正。
文「線というものは見えないものですよ、見えるものだけ意識すればいいのでは?」
霊夢はあきれた・・・その場その場の一歩の事しか考えられないの、あなたの頭はって・・・。
霊夢「あきれたわ、ネタになるものを追いかけてそれを記事にするのはあなたの仕事と言うのは理解はするわ、でもね・・・。線を越えたものはいけないわよ。」
霊夢はお払い棒を取り出して円を描いて円の中心に縦のひび割れが入るように描きながら話す。
霊夢「人と妖怪の間にはここまでならよし、これを超えてはダメというお互いが決めた線があるの。
その線を保つ、これが中立といえばいいかしらね。
その中立を保つものが後先考えない軽率な行動をとって線が崩壊したらお互いの関係はどうなるんでしょうね?
その先は言わなくてもわかるわよね?」
文「霊夢さんのおっしゃりたいことはわかりますが、励ましに行くのがすじというものではないんですか?」
思惑という糸に絡めようと考える文だったが、霊夢はその糸に絡まらなかった。
霊夢「励ましに行っても、それが励ましになると思っているのはあなただけよ、文?
逆の事を考えられないの? 記者としてあきれるわ。」
文「それは時と場合によりますが・・・。」
霊夢「じゃあ、その励ましに行くタイミングはよいと思って描いたものと一致する根拠はあるの?
その根拠と確定した場面に私がいることを画像にしようと思ってはいないんでしょうね?」
文「そ、それは・・・。」
文は返す言葉に悩んでいるのを見て霊夢は続ける。
霊夢「興味本位でアリスががんばる姿とそれを支える魔理沙を暴いて楽しいのかしら?
私を魔理沙の家に行かせて、スクープを撮る、そんな考えが見え見えよ。」
文「う・・・。」
霊夢の頭の中は線を越えないように自分に強く言い聞かせるため瀬戸際だった、友達を好奇心を満たすための道具にしようとする考えは許されるものではない、当たり前といえば当たり前だ。
霊夢「本来は大激怒(激しいお仕置き)といきたいところだけど、使い方を間違えると影響が大きくなるから、それはやめておくわ。」
文は霊夢の怒りが強くこのまま放置しておけば大変な事になると思い、神社を去っていった。
霊夢「私にやれる事はいつ誰が来てもいいように、お茶とお菓子の用意と悩みの話し相手よ・・・。
こいしが伝えてくれなかったら後が大変な事になっていたところね。
後先考えないで魔理沙の家に行くところだったわ・・・。
こいしには感謝しなくちゃ・・・。」
アリスが魔理沙の家にお世話になっているのを知っているのはこいしが霊夢に教えてくれたからだ。
無意識の少女は恐ろしい。
こいし(無意識化)「霊夢の様子を見ていたけど、見えない怒りを感じちゃったな、
でも、魔理沙とアリスの気配りありがとね、霊夢。」
無意識の少女はひっそりとつぶやいてその場を後にする。
霊夢「気分転換にお茶を飲みましょうか・・・。」
霊夢はお茶を飲んで気分転換するのであった。
タイトルでなんで左と右なんだって思う人がいるのでご説明しましょう。
チョコレートは縦に割ると左右真っ二つになりますよね、それだけじゃ単純すぎるので少し深く・・・。
MTGの時のらせん、次元の混乱、未来予知のカードには刹那とよばれる能力があり、本来なら使えるはずの能力を使えないように(割り込みができない)するものがあるのです、刹那を持ったイラストはイラストの左は呪文をかける前のイラストに真ん中にひび割れが入って右は呪文がかかった後が描かれています。
計略縛りは呪文を唱えようとしているキャラに刹那が働き、手と口がロープで縛られているイラストがあります、タイトルに左と右を入れた考えはこれにあたるのです。