東方夢再起(とうほうゆめさいき)~アリス・マーガトロイドの夢の扉をこじあけて~ 作:プレインズウォーカー
魔理沙「アリス、しっかりしろ。心当たりがある場所にたどり着くまでの辛抱だからな!!」
~アリスヴィジョン~
魔理沙・・・よかった、気づいてくれた・・・アリスは魔理沙が気づいてくれたのに助かったともうろうとする意識の中で思うのであった。
あれからどのくらいたったのだろうか、時計の針が何周したのだろうか、血染めの太陽、血染めの月、火山の流弾、水舞、ツリーフォーク、金の斧、土の人形・・・。
アリス「魔理沙!!」
私は目を開けた時はベッドの上にいた、目を開けたのと同時に私のそばには月の賢者が声をかけてきた、そのときの私は受け入れがたい現実から目をそらしたくなるくらい、絶望の宣告があるなんて思いもしなかった・・・。
永琳「あら、よかった。意識が戻ったわね。」
アリス「えっと・・・確か私は・・・。」
永琳「現状の説明といいましょうか。
事故だか事件だかはわからないけど、あなた自宅で爆発に巻き込まれてひんしだったのよ。
人間だったら灯火(命の意味)が消えていたでしょうね・・・。」
アリス「!?」
永琳「その日から1週間、意識が戻らない間に体はほぼ修復しておきました、感謝しなさい。」
私はそんなに意識を失っていたの!?
地獄同然の1週間だったのね。
永琳は話を続ける。
永琳「それとここに運んできてくれたのは魔理沙よ、魔理沙はあなたを抱えて泣いていたわ。
連絡を入れておくけどとても心配していたから顔みせてあげるといいわ・・・。
あと、もう一つ・・・これはあなたにとってつらいことかもしれないけど・・・。」
言いたい事を言う、言わなければいけない事を言う。
同じ【言う】でも本質は全く違うもの・・・。
アリス「それ本当?」
アリスは永琳が話したことにはショックが隠せなかった。
これからどうすればいいのかわからない・・・アリスは枕につくのであった。
~アリスヴィジョンから魔理沙の視点~
アリスの瞳は絶望的なものでとても見ていられなかったのぜ・・・。
アリス「・・・。」
アリスが寝ているベッドの窓からガラガラと窓が開いてきた。
魔理沙「よ!!命の恩人の魔理沙さんのおでましだぜ。」
よっとアリスがいる部屋に堂々と入る魔理沙だった、おいおいセキュリティは大丈夫なのかってツッコミはなしのぜ。
アリス「魔理沙・・・。」
魔理沙「永琳から連絡を受けたのぜ、何だアリス目が生ける屍のようだな・・・。
まだ気分が悪かったりするのか?」
アリス「そうよ。」
そう会話をしながらアリスは私に手を見せた。
アリス「この手を見て、魔理沙・・・。」
魔理沙「包帯がどうした? アリス、何かを目指すのか仙人の頂を。」
アリス「真面目に聞いて頂戴、魔理沙・・・。
私の手、動かないの・・・包帯を巻いているけど実際にはついているだけなの・・・。」
アリスは思いつめた口調で永琳に言われたことを話すのであった。