いんふぃにっと・亀仙流   作:サイデリア

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 どうしてゴーレムをブラックオックスにしたのか、自分にも分からない9話です。


第9話 炸裂! 必殺剣‼

 アリーナと隣接した、IS学園の医療区画。

 大病院にも匹敵する設備を揃え、学校の保健室というには大袈裟すぎる規模を持つ。

 むしろ学内に病院がある規模だ。

 

 医務室を強引に抜け出した鈴は、アリーナに向かって校庭を走っていた。

 

「まったく。こっちは無傷だってのに。分からない奴ら!」

 

 試合の後、鈴は生身でISの攻撃を受けたということで医務室へ担ぎ込まれた。

 当然のように異常がない鈴を不審に思った医者から精密検査をするように言われたが、軽く脅しつけて切り上げてきた。

 人体に精通した医者も、アイアンクローで自分の頭蓋骨が軋む音には馴れていないらしい。

 

「急がないと、一夏の試合終わっちゃう! 多分、次の対戦相手だし」

 

 箒が録画しているだろうが、やはり生で観た方が得られるものが大きい。

 

 しかし、急いでいるはずの鈴は、見晴らしのよい拓けた高台で立ち止まった。ここから階段を降りれば、アリーナはすぐだ。

 景観が良かったから、ではない。

 近くの茂みに隠れた複数の気配に気付いたのだ。

 

「凰鈴音だな」

 

 階段の下から、赤い髪の厳つい男が話しかけてきた。

 素肌に厚手のコートを着ており、左胸に傷のある威圧的な男だ。

 

「俺はレッドリボン軍のシルバー大佐だ。俺たちと一緒に来てもらおうか、お嬢ちゃん」

 

 シルバー大佐が一方的に用件だけ言うと、隠れていた4人の男も姿を現した。

 全員、手に手に機関銃で武装しており、鈴に対していつでも発砲できるよう構えていた。

 

 鈴はレッドリボンという言葉に眉を潜める。中国軍にいたころ、その名前を聞き齧った気がする。

 

 鈴はちらり、とはるか700メートル先にあるビルの屋上へ目を向ける。ライフルを構えた男がいた。

 

「大人しくしていれば、痛い思いをしなくて済む」

「そのセリフ、そのまま返すわ」

 

 ため息混じりに言い捨てた鈴の姿が、男たちの前から突然消失した。

 実際はものすごい速さで動いただけなのだが、シルバー大佐が我に返ったときには4人の男は意識を失って倒れ、鈴はスナイパーに指鉄砲を向けていた。

 

「霊丸!」

 

 スナイパーが慌ててトリガーを引くも、それと同時に霊気の弾が直撃した。

 放たれた弾丸も、鈴はあっさりと指先で摘まんで受け止めた。

 

 シルバー大佐は青ざめたが、すぐに平静を取り戻してニヤリと笑う。

 

「それが噂の霊光波動拳か。非常識なガキだ」

「殺気にまみれてレディに銃を向ける奴に非常識とか言われたくないわ。あんたもくらってみる?」

 

 鈴はあえて、シルバー大佐にも見えるように霊丸をチャージしてみせた。

 

「……レッドリボンをなめるなよ、くそガキ」

 

 そういってシルバー大佐はホイポイカプセルを投げた。

 

 現れたのは、角の生えた黒いロボット――。

 

「ブラックオックスじゃねーか‼」

 

 鈴は思わずツッコミを入れてしまった。

 

 

 

 試合場のほぼ中央に落下した黒い物体。

 地面が捲れ、巨大なクレーターが形成されていたが、黒い物体は何事もなかったかのように平然と立ち上がった(・・・・・・)

 

『生徒は誘導に従い、速やかに避難してください! 繰り返します‼』

 

 スピーカーから山田教諭の声がした。

 観客席では上級生や教員が、一般生徒や来賓を出口へ向かわせている。

 

 そんな中で、一夏は黒い物体と睨み合っていた。

 

 一夏と岸波を乗せたキントウンは、物体が落下してきた寸前で空中に逃れていた。

 サーヴァントが二人を庇うように前衛にいる。

 

 岸波もキントウンにうつ伏せで寝たまま、黒い物体を無表情で睨んでいる。

 

「ISなのか、あれ……?」

 

 一夏は、静かに佇む黒い物体に疑念を抱く。

 黒い装甲に2本角を持つ重厚な雰囲気は、パワードスーツであるISとは大きく異なっている。

 どことなくノスタルジーなデザインでさえある。

 

「ブラックオックス」

 

 呟いたのは岸波だった。

 

「知ってるのか!?」

「大平洋戦争の末期、旧日本軍が進めていた鉄人計画。その完成型である『鉄人28号』に対抗するため、不乱拳博士が開発した自律思考型のロボット。本来なら18メートルはあったはずだけど、かなりダウンサイジングされてる」

「大平洋戦争!? そんな昔にあんなロボットいた!?」

「ロボットはおろか、ISの原型とも呼べる空戦型パワードスーツを開発したのは大戦期のナチスドイツだ」

「うそだろぉ!?」

 

 無表情で坦々と語る岸波は真面目そのものだ。そして、話している間もサーヴァントがブラックオックスを警戒し続けていた。

 

 ブラックオックスは、地上から一夏と岸波を見上げたまま、微動だにしない。

 

「オリジナルのオックスは空が飛べなかった」

「そうなのか?」

「しかし基本性能で鉄人を上回っていて、当時の鉄人操縦者は直接戦闘を避け、オックスを操る敵の相手に終始したらしい」

「詳しすぎない、お前!?」

「! キャスター‼」

 

 ブラックオックスが伸ばした五指から熱線砲を撃ち、一夏を狙った。

 だが、すでに着物姿に変じたサーヴァントが、熱線砲を円盤で受け止めた。

 

 攻撃を防がれたオックスは、続けざまに熱線を放つが、全てサーヴァントが受け止めた。

 

「岸波、エネルギーは持つのか!?」

「受けたダメージのいくらかはサーヴァントのエネルギーに変換される。敵の攻撃も君の技と比べれば、そよ風みたいなものだ」

「そ、そうか……」

 

 改めて、サーヴァントの能力に思わず唸る一夏だった。

 とはいっても無尽蔵に防げる訳ではないだろう。

 

「こっちから打って出る。岸波、援護頼めるか?」

「任せて。キャスター、織斑が出たら、アーチャーに代わって」

 

 攻撃を受け止めながら、サーヴァントが頷いた。

 

「それじゃ、行くぜ!」

「あ!」

 

 岸波がまだ何か言いかけていたが、一夏は気付かずキントウンを飛び降りた。

 着地するまでに熱線砲をわんさか受けたが、一夏は素手で受け止める。

 

 足が地面に着くと同時に、一夏は弾丸のような速度で突進した。

 

 

 

 観客席で売り子をしていた、トウマ・カノウは困惑していた。

 

 ISの試合で凄まじい格闘戦を行い、生まれて初めて気功波を目にしたことも驚きだ。

 試合終了直後、空から降ってきたノスタルジックなロボットにも度肝を抜かれた。

 だが――。

 

「バターポップコーン1つ、ホットドッグ2つ、それとダイエットコーラ2つお願いしますわ」

 

 避難勧告が出ているのに平然と買い物をしようとする鉄仮面の女子高生ほどシュールな絵面には、この先一生出くわしそうもないと、トウマは思った。

 

「ま、毎度あり……」

 

 キチンとお金も払ってもらったので、商品を渡すのは問題ないが……さっきから、一夏と殴り合うブラックオックスの熱線砲が、アリーナのあちこちに飛び火しているのだ。さっさと逃げ出したい。

 

「ねえ、せっしー。さすがに空気読めてないよね」

 

 2つ買ったコーラのうちの1つを手渡され、本音が呆れた様子で言った。

 

「あら、炭酸苦手でした?」

「そこじゃない。もう試合どころじゃないよ、早く逃げようよ」

「まあ!」

 

 本音の言い分は至極真っ当だったが、セシリアマスクは「その発想はなかった」とばかりに目を見開いた……と思われるが、鉄仮面のため表情がうかがい知れない。

 

「こんな面白い見せ物なんて、そうそう観られるものではありませんのよ? 何より――」

 

 その時だった。

 セシリアマスクたちの方へ向いたオックスの指先がチカリと光った。その刹那。

 

 セシリアマスクは飛んできた熱線を、ISを部分展開させた拳で無造作に打ち払った。

 軌道が変わった熱線は、人のいなくなった観客席を破壊したが、セシリアマスクの手は無傷だった。

 

「うふふ。観る側にも、この程度のリスクはありませんと。あ、安心してくださいね、本音さんに流れ弾が来てもKITTIRI守りますので」

 

 本音はもう何も言わず、トウマも黙ってその場を走り去るのだった。

 

 

 

 教員用観戦室から、千冬は一夏を止めようとマイクに叫んでいた。

 

「止めろ、織斑‼ 岸波を連れて離脱しろ‼ ……くそ、駄目か!」

 

 一夏はスピーカーから響いた千冬の声を意に介すことなく、ブラックオックスへ立ち向かっていく。

 

「私を無視するとはいい度胸だ‼ 山田先生! 避難誘導は任せるぞ‼」

「織斑先生!?」

 

 山田教諭が止める間も無く、千冬が観戦室の出口へ向かった。

 だが、自動ドアであるはずの出口は開かず、勢い余った千冬はドアを体当たりで破壊するはめになった。

 

「どうなってる、この安普請が!」

「ち、違いますよ織斑先生! 今、アリーナ中のドアがロックされているんです‼ 隔壁も閉じられていて、出るも入るも出来ないんですよ!」

「何だと!? 誰だ、そんなことしたのは!」

「外部からのハッキングです! 無線通信も、緊急時の有線通信も遮断されています! アリーナは外部と完全に隔絶されました!」

「八方塞がりじゃないか! ハイテクにばかり頼るからこうなる――いや、言ってる場合じゃないな」

 

 少しばかり頭が冷えたようで、千冬は山田教諭へ顔を向けた。

 

「外の人間が異常に気付く可能性は?」

「さっきの爆音と、通信が繋がらないことを不審に思えば」

「そうか。出来ればすぐにでもISで――」

 

 二人の会話はそこで途切れた。

 観戦室の窓を突き破り、ブラックオックスが飛び込んで来たのだ。

 

「ぬおぉぉぉっ!?」

 

 乙女らしからぬ野太い悲鳴を上げた千冬。さすがの彼女も驚いたらしい。

 山田教諭に至っては悲鳴すら出せず、腰を抜かして千冬にすがり付いていた。

 

 オックスは装甲のあちこちが壊れて内部回路が剥き出しになり、そこかしこから火花が散っている。

 

「よっと! ――あれ、千冬先生?」

 

 続いて一夏も窓から上がり込んできた。

 

「い、一夏ぁ‼ お、驚かせるな……っ‼」

「んなこと言っても、岸波がこっちに投げ飛ばせって――」

「織斑! 千冬先生も‼」

 

 外套姿のサーヴァントにお姫様抱っこされながら、岸波が声を張り上げた。

 

「まだ生きてる‼ トドメを!」

「え、あ!」

 

 血のようにオイルを滴らせ、オックスが床に手を付いて体を持ち上げようとしている。

 回路から黒煙が上がり、火花が一層激しくなった。

 

「こんにゃろ‼」

 

 一夏がパンチでオックスの背中から正面まで貫く。

 

「せいっ!」

 

 同時に、千冬が頭部を逆刃刀で串刺しにした。

 これがトドメとなり、オックスは完全に機能停止した。

 

「ふう、手強い奴だった」

「瞬殺だった気がしますけど」

「それは違う、山田先生。オックスはその名前と外見に恥じない強敵だった。岸波の指示と援護が無かったらどうなっていたか」

「わたしの知ってる機能と性能だったからだ、なんとかなった」

 

 岸波も窓から観戦室に上がってきた。

 オックスから腕を引き抜こうともがく一夏の隣に、岸波は降り立った。

 

「かなり高度な格闘技がインプットされていた。あの技は鶴仙流だ」

「鶴仙流だって!?」

「知ってるのか、一夏――いつまで遊んでいる?」

「いや、変なとこ引っ掛かって腕が抜けない……そ、それより鶴仙流って本当なのか岸波!」

「間違いないわ。この私も保証する」

 

 前触れもなく会話に入ってきた人物は、壊れたドアの影からぬっと姿を見せた。

 口許を「気功砲」と書かれた扇子で覆った、水色掛かった髪の、スタイルも抜群な美女だった。

 

「誰?」

「生徒会長、更識楯無よ。よろしく、織斑一夏くん」

 

 この場で唯一自分を知らない相手に、楯無が自己紹介した。

 

「更識? ……ひょっとして、簪のお姉さん?」

「ごめんなさい、今はその話は止めて。ほんっと勘弁して!」

 

 扇子の裏に口許どころか顔中覆い隠す楯無。隠れきれていない首元などが真っ赤であった。

 

「彼女は会長の妹だ」

「そっか……苦労してるんだな」

「同情しないで‼ はくのんも余計なこと言うな! そんなことより、気にするべき事があるでしょう‼」

 

 すっかり余裕のない楯無は、強引に話題を変えてきた。

 眉目秀麗で実力もIS学園最強と名高い更識楯無。彼女にとって妹は、大き過ぎる弱点のようだ。

 

「ブラックオックスが鶴仙流の格闘技を使ったことか」

「だから、何なんだそれは。亀仙流と関係があるのか?」

「簡単に言えば、亀仙人と鶴仙人様は、かつて同じ師の元で拳法を学んだ兄弟弟子なんです、千冬先生」

「とはいっても、亀仙流と違って鶴仙流は暗殺拳だからな。俺も見たのは今日が初めてだ――あ~、腕が抜けねえ! 誰か石鹸水持って来て!」

「あら、鶴仙流が邪拳みたいな言い方ね。……ねえ、拳握ったままだから手が抜けないんじゃない?」

「猿じゃねえんだけど! うおらっ‼」

 

 話の腰とともにオックスの背骨をへし折って、ようやく一夏の腕が抜けた。

 

 

 

 同じ頃。アリーナの入り口近くでは。

 

「れ、霊光だーん‼」

 

 鈴が放った渾身の一撃が、ブラックオックスの上半身を粉々にした。

 

 派手に巻き上がった残骸が降ってくる。

 

「はあ、はあ、はあ……」

 

 制服は焼け焦げだらけでズタボロ。

 左腕が折れているようで感覚が無い。

 出血も酷いが、鈴は気丈にも二本足でしっかり大地を踏みしめ、シルバー大佐を睨み付けた。

 

「ば、化け物め……!」

「はあ、はあ、残りはあんただけね」

 

 戦慄するシルバー大佐へ、不敵な笑みと指鉄砲を向ける鈴。

 正直なところ、収束できるほど霊気が残っていない。脅しを掛けて帰ってもらうつもりだった。

 

 しかし、シルバー大佐はおもむろに、もう一つホイポイカプセルを取り出した。

 

 今度は自分が戦慄することとなった鈴だが、かろうじて表情には出さなかった。

 

「どうやらナメていたのはこちらだったな。だがもう立っているのも辛いだろう。楽になりな」

「……冗談! まだまだやれるっての‼」

 

 残り少ない霊気をみなぎらせる鈴。奥歯を噛み締めながら笑ってみせた。

 

 現れた二機目のブラックオックスが、戦闘態勢に移行する。

 

 迫るブラックオックスを、鈴は重傷の身で真っ正面から迎え撃つ。

 

 その両者の間に、颯爽と何者かが割って入った。

 

「へっ!?」

 

 箒はオックスのパンチをIS用の両刃剣で受け止め、そのまま一文字に払い除ける形で力任せにオックスを吹っ飛ばした。

 

「ぐわあああああっ‼」

 

 オックスが飛ばされた先には運悪くシルバー大佐がいた。

 高速で飛来したオックスの背中に押し潰されたシルバー大佐は、一般人が車に跳ねられるより酷いダメージを受け、お亡くなりになった。

 

「えぇっ!? ほ、箒!?」

「その通り! 篠ノ之箒、参上‼ 助けに来たぞ、ダーリン!」

「あたしダーリンなんだ……って、そうでなくって!」

「話は後だ! こいつは私に任せろ‼」

 

 仰向けに倒れたオックスは、箒に熱線砲を撃ちながら起き上がろうとしている。

 

 放たれた熱線を剣で払い除け、箒は勢いよく大地を蹴った。

 地面が爆発したような踏み込み跡を残し、熱線を掻い潜ってオックスとの間合いを一息に詰めた。

 

(速いっ!?)

 

 箒の瞬発力に舌を巻く鈴。

 

 だが、箒の剣戟はオックスの両腕に受け止められた。

 刃が微かに装甲に食い込んだが、それ以上剣が動かせない。

 

 その間にオックスは片膝立ちから瞬時に直立し、立ち上がった勢いのまま箒を体当たりで吹き飛ばした。

 

「つうっ! や、やるな!」

「ダメ! そいつ、恐ろしく強いわ‼」

「だからどうした! 君を見捨てて逃げろと言うのか!? 出来るわけがない‼」

 

 猛ダッシュで迫り来るオックスに、鈴を背中に庇った箒は、剣を逆手に持ち替え、腰を軽く捻るように身構えた。

 

「君を守るためなら、私は大地も、海も、空も切り裂く‼ そうだ!」

 

 箒が再び地を駆ける。

 一度目よりも素早く、力強く。

 

「全てを切り裂く! これぞ奥義‼」

 

 オックスが振り上げた拳と、箒の剣閃が真っ向から交錯する。

 

 その瞬間、箒の剣が耀いた。

 

「アバンストラーッシュ‼」

(えぇぇぇぇーっ!?)

 

 闘気をまとった箒の剣は、オックスの拳ごと胴体を両断した。

 さらに、斬撃と同時に叩き込まれた膨大な闘気が誘爆を起こし、オックスは爆散。跡形もなく消滅した。

 

「……ついに出来た! アバン流刀殺法奥義……アバン先生、ありがとうございます……。箒は、大切な人を守れました……」

 

 大きな胸に手を置いて、遥かな空を見つめる箒。

 

「いや、実家の飛天御剣流はどうした!?」

「あっちは千冬さんが持っていった。私は父さんの親友のアバン先生の弟子なんだ」

「今明かされた衝撃の事実!?」

 

 堪えきれずにツッコミを入れる鈴だった。

 しかし箒は自分の世界に陶酔しており、鈴の声すら聞こえていない様子だ。

 やれやれ、と思わず鈴はかぶりを振る。

 

(それにしても……こいつら、何の目的であたしを?)

 

 情報を聞き出そうにも、シルバー大佐はそこで死んでいる。

 鈴は無意識にため息を吐いていた。

 

(レッドリボン、ね)




 この物語のメインテーマは『出オチ』です。
 オチが付いたら出番もおしまいなのです。

 岸波は『EXTELLA LINK』で喋ったのでセリフつけました。


今回のネタ

鉄人28号
 言わずと知れた巨大ロボットアニメの元祖。
 岸波が語った設定は、漫画版とアニメの一期二期などから組み合わせています。
 ちなみに、ブラックオックスの開発者である不乱拳博士も、作品によっては転倒したオックスに潰されて死亡している。

トウマ・カノウ
「第3次スーパーロボット大戦α」主人公の一人。熱血スポコンロボットとも呼べるシナリオを展開し、宇宙の絶対悪を蹴り砕いた「最強の一般人」。

アバンストラッシュ
「ダイの大冒険」より。当時の小学生が一度は真似した必殺剣。箒が使ったのは完全版なので、彼女には大地斬、海波斬、空裂斬の全てが使える。


 ……実は箒がアバンストラーッシュするのは最初から決まっていました。紅椿に「空裂」って武器があったので。
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