INFINITE・ROGUE   作:鉄の字

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すみません、投稿遅れました!


第二章
一話:災難なホリデイ


閉じたカーテンの隙間から漏れる光が丁度目に当たり、意識が中途半端に覚醒する。

重い瞼を開けると、見慣れた風景が広がっていた。

 

「…………」

 

横に置いてある時計を手に取ると時刻は五時半。

起きるにはまだまだ早すぎる。

 

プレハブ小屋の主──氷室幻徳は寝返りしようと体を傾けようとしたが、何故かできない。

自身の体の上に何か乗っかっているからだ。

 

思考が定まらない幻徳は掛け布団を捲る。

 

そこには銀色の頭が見えた。

更に視線を移すと何故か一糸纏わぬラウラの姿が。

 

「ん………カイ………おはよう、だな」

 

幼い体付きながらどこか煽情的な雰囲気を醸し出す彼女。

ぼんやりとした幻徳はそれでも意識が冴えない。

 

「何………してる………」

 

「嫁の布団に寝ることにおかしいことがあるか?」

 

「そう………か………」

 

完全におかしいことなのだが、眠気に襲われている彼にはそんな事は関係無かった。

 

「眠い………」

 

「ひゃっ!?」

 

何を寝ぼけたのかラウラを抱き枕にして横になる。

 

ラウラの華奢でありながらしなやかで柔らかい体が幻徳の無骨で硬い体が触れ合い、ラウラの顔は一気に熱くなる。

 

「カ、カイ!これはまずい!まずいから離れてくれ!」

 

「ん………ぅん………いい香りが、するな………」

 

そして、あろう事か幻徳は寝惚けてラウラの頭に顔を埋める。

 

(か、嗅いでいる!?カイが私の頭を嗅いでいるのか!?)

 

あわあわと慌てるラウラ。

そんな事などいざ知らず、幻徳はまたゆっくりと瞳を閉じていく。

 

「…………」

 

「か、カイ?」

 

「…………」

 

「寝てるのか………しかし、この体勢は恥ずかしいのだが………」

 

「…………」

 

「うぅ………ぁぅ………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「全く………カイにはもう少し恥じらいを持って欲しいぞ。わ、私でも恥じらいを持っているというのに………」

 

顔を真っ赤にしながらブツブツ呟くラウラは今、幻徳が持っていた『親しみやすさ』と書かれたピンクのシャツを着ていた。

 

ブカブカのダサいシャツに身を包み、垂れた袖口や裾から伸びる御御足は見る者を釘付けにするだろう。

 

しかし、この男、氷室幻徳は決して揺らぐことは無かった。

 

完全に目を覚ました幻徳が抱き締めたラウラに向けて言った開口一番の言葉が『何だ、いたのか』である。

 

眠り姫も『マジかよ』と驚き目覚めるレベルである。

 

「む、クラスメイト達がいる前でプロポーズする君に言われたくないが」

 

「それはそれ!これはこれだ!」

 

「む………」

 

理不尽を突きつけられ、幻徳は困ったように後頭部を掻いた。

 

「『む』と言いたいのはこっちだ………私にはそんな魅力が無いのか………?」

 

「何を言う」

 

潤んだ瞳で不安そうに幻徳を見るラウラだったが、幻徳はピシャリと否定する。

 

「小柄な体付きながらしなやかなその肢体。一本一本が高級な絹かと見間違う美しい銀の髪。そして、幼いが凛とした端正な顔付き。正に現世に舞い降りた白翼の天使だ」

 

超超ド直球な言葉を無表情で発する幻徳に収まりかけていたラウラの顔がまたもや赤くなる。

 

「………なっ!?なななな何を言ってるんだ!?」

 

「本当の事だ。何なら今日一日潰して語り尽くそうか?」

 

「いいっ!もういいっ!!そんなに言われると………心臓がもたない………」

 

両手を前に出してブンブン振るラウラに幻徳は『そうか』と簡潔に答えた。

 

「それにしてもこれから何度もここに来るのなら色々と不便な事が多いな………ラウラ、これを渡しておく」

 

幻徳はポケットからラウラに一枚のメモ用紙を渡した。

受け取り見ると、それには幾つかの数字が並んでいた。

 

「これは………!携帯番号なのでは!?」

 

自分の部隊の頼れる副隊長は『恋人との電話は定番』と言っていた。

まさか、こんなに早く教えてもらえるとは──

 

「いやWi-Fiの番号だ。現代的だろ?」

 

「…………」

 

書かれていた番号は確かに無くては不便な物であった。

 

「それよりも今日は学校休みだが、何しに来たんだ?」

 

「ああ、カイよ。私と付き合ってくれないか?」

 

「俺達は既に付き合っているぞ?」

 

「そっちではない。所謂デートと言われるやつだ」

 

「なるほど………分かった。では私服に着替えて後で集合するか」

 

幻徳がそう言うとラウラは少し、視線を泳がせる。

 

「実は………恥ずかしながら私はここの制服と軍の制服しか持ってなくてな………」

 

そんなラウラに顎に手をやり、暫く考える幻徳。

すると何か思いついたのか握り拳を手の平に打ち付け、箪笥に手をかける。

 

「実はオーダーメイドで作ってもらったんだが、サイズを間違えてな。そのまま箪笥の肥やしになっている服があるんだが」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ〜………」

 

雲一つ無い晴れた天気。

段々と暑くなってきた天候の中、シャルロットは夏によく似合う私服を着ていた。

だが、当の本人からは深い溜息が漏れていた。

 

それは数日前の放課後だった。

 

『付き合ってくれ』

 

真剣な表情の一夏にそう言われ、一瞬頭真っ白になったシャルロット。

 

しかし、よくよく話を聞いてみれば『買い物に付き合って欲しい』と言うテンプレもテンプレな使い古されたテンプレであった。

 

(幻徳だってラウラの気持ちを受け止めているのに、一夏は〜〜〜!!)

 

もう一人の男子を思い浮かべる。

最近、ラウラと結婚の約束をしたとIS学園で持ち切りになった氷室幻徳である。

 

あの幻徳が彼女を作るなんて。

当時、周囲は全く想像できなかったが、割とラブラブで周りは砂糖吐き出しそうになった。

 

だが、その中で一夏はとある心配をしていた。

シャルロットが女子であることで幻徳がシャルロットに手を出すのでは、と言うことである。

 

しかし、幻徳曰く──

 

『親に無理矢理やらされていたのだろ?それだったら加害者ではなく被害者だ』

 

──らしい。

 

とにかくシャルロットに手をかけるのでは、と危惧していた事態が無くなったので一夏は心底安心していた。

 

そんな事を知らないシャルロットは唐変木な一夏と彼女持ちの幻徳を比べていた。

 

その時、揺らめく陽炎の奥から誰かが歩いて来た。

 

「ん?アレって幻徳とラウラだよね」

 

見慣れた顔が視界に入りシャルロットは手を上げかけたが、やめた。

 

まるで病院の総回診並に神妙な顔付きで並んで歩く二人の格好はあまりにも奇抜だったからだ。

 

そう奇抜だった。

 

先ずは幻徳。

シャツは先程ラウラが着ていた胸元に大きく『親しみやすさ』と書かれたピンクのシャツ。

下には同じくピンクのパンツを履き、透明なビニールの上着を着ている。

もう、ピンクにピンクなので目が痛い。

 

そして、ラウラ。

『威風堂々』と書かれた白いシャツの上にデニム生地に装飾がジャラジャラ付いたノースリーブの上着を着ている。

そして、その下は膝丈のジーンズ、頭の上にはキャップである。

色々とベクトルがいろんな方向へとぶっ飛んでいる服装である。

 

あまりの情報量が多すぎるファッションにシャルロットは一瞬突っ込むのを忘れてしまっていた。

 

そして、表情を変えないまま二人は駅の前に立つと声を揃えた。

 

「「行くか」」

 

「行っちゃ駄目ぇぇぇええええ!!!!!」

 

最早どこから突っ込めばいいのか分からない。

だけど、この二人をこのまま行かせては駄目だ。

 

片やドイツ代表候補生。

片や二人目の男性操縦者。

 

これではスクープ記事のいい的になってしまい、下手をすればIS学園の評判にヒビが入り『砕け散るゥ!!』になりかねない。

 

瞬時にそこまで想像の幅を広げたシャルロットは改札を通ろうとする二人を必死の形相で止めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「解せぬ」」

 

「黙らっしゃい!!」

 

「アハハ………」

 

ショッピングモール、レゾナンス。

そこの入口では無表情ながら不機嫌そうな声を出す制服姿の幻徳とラウラを一喝する私服のシャルロット。

その隣には私服の一夏もいる。

 

「とりあえず!二人はちゃんとした私服を買うこと!何か一つ服を取ったら近くの店員さんに聞いてみること!分かった!?」

 

「「Yes,sir」」

 

「僕は女!」

 

「「Yes,ma'am」」

 

「じゃあ、解散!」

 

まるでオカンが手のかかる子供を相手するように言うシャルロットの声で二組はそれぞれ分かれる。

幻徳とラウラは近くにあった店に入り、水着コーナーを見ていく。

 

「む、これはどうだろうか?」

 

「赤いフジマウンテンとライジングサンか。いかにも日本と言う感じがしていいな」

 

既にダサい水着を買おうとする二人。

シャルロットの確認は一体どこへ行ったのやら。

しかし、ファッションの確認をしようにも幻徳の強面により店員達は顔を引き攣らせ近づこうとしない。

もしかしたら幻徳の致命的な程にダサいファッションセンスは強面から生まれたのかもしれない。

 

「俺はこれでいいな。ラウラは何か欲しい物はあったか?」

 

「私には学校指定の水着がある。特に買う必要はないだろう」

 

その言葉にラウラの水着姿を見てみたかった幻徳は心に若干の淋しさを感じていた。

 

「そうか………すまん、少し鷹の爪を殺しに行ってくる」

 

「それを言うなら『キジを撃ちに行く』だぞ、カイ」

 

ツッコミを受けながらトイレへ行く幻徳を見届け、ラウラは作戦(デート)の経過報告を部隊に通達する。

 

後に何故か紙袋を持っていたラウラに幻徳は首を傾げるだけだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「何と言う罠を………」

 

狭き空間の中、幻徳は小さく呟く。

幻徳は今、危機的状況に陥っていた。

 

恐らく、助かる望みは少ないだろう。

 

下手をしたら一生この空間から出れないかもしれない。

その考えと共に思い浮かばれる愛しい恋人。

 

「ラウラ………」

 

すまない、君と次に会う時は自分は冷たい体になっているだろう。

 

だが、自分とてただで終わるわけにはいかない。

足掻きに足掻いて、笑って死んでやる。

 

 

 

 

 

このトイレットペーパーが無くなった個室トイレで。

 

 

 

 

 

果てさて、このトイレの中に紙らしき物は存在しない。

 

と言うか、しっかりと補充しろよ、レゾナンス。

そんな事を思いながら自分の持ち物の中に何かあったか、制服を漁りながら紙を探してみる。

 

そして、あった。

 

「一万円………」

 

がま口財布からひょっこりと顔を出した諭吉さんとこんにちは。

そして、悔しい事に幻徳の財布には諭吉さん一人しか存在していたかった。

 

この一万円は水着を買った後でラウラと美味しい物を食べる為のお金である。

 

幻徳がIS学園に行く時に付けた条件の一つに定期的に金を振り込む条件があるが、それでもお金は限られている。

そうやすやすとケツを拭く為に失っていい存在でもない。

 

脱出か、ラウラとのデートか。

 

頭の中でその二択が回りまくる。

 

「や、やべぇ!変な怪物が現れたってよ!!」

 

「か、怪物!?特撮かよ!!」

 

騒がしくなるトイレでそんな話を盗み聞きする。

それを聞いた瞬間、幻徳は直ぐに選択した。

 

「すまん、ラウラ。明日の地球を投げ出せないからな」

 

そして、一万円を握りしめた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

逃げる人並みに抗いながら幻徳は怪物とやらがいる所へ向かう。

すると、肩に小さな衝撃が走る。

どうやら人とぶつかったみたいだ。

振り向くと、中肉中背の糸目が特徴的な青年がそこにいた。

 

「すみません」

 

「いやいや、こちらも不注意だったからね。それでは、See you」

 

謝る幻徳に青年はそのまま落ち着いた様子で歩きながら去っていく。

 

その時、幻徳はポケットに違和感を覚える。

飴玉しか入ってないポケットが不自然に膨らんでおり、中に手を突っ込むとそこには前にブラッドスタークが持っていた何も彫られてない白いフルボトルがあった。

 

「これは………」

 

去って行った青年の方へ振り向こうとしたが、悲鳴が聞こえ、それをポケットに突っ込みながら再び走り出した。

 

辿り着いた場所は展示やヒーローショーで使う広場だった。

 

そこでは至る所に武器らしき物を付けたスマッシュ──アーマースマッシュが右腕にあるガトリング砲を乱射していた。

 

アーマースマッシュから放たれた弾丸により幻徳のすぐ側にあったショーウィンドウが割れる。

 

「………っ」

 

幻徳は転がりながら案内看板の裏に隠れた。

 

直ぐに懐からスクラッシュドライバーを取り出し、腰につける。

 

『スクラッシュドライバー!』

 

そして、クロコダイルクラックフルボトルを取り出し、キャップを合わせる。

 

『デンジャー!』

 

赤いヒビが入った瞬間にスクラッシュドライバーの万力の間に差し込む。

 

『クロコダイル!』

 

アーマースマッシュの銃撃が止んだと同時に案内看板から飛び出し、アーマースマッシュへと走りながらレンチを下ろす。

 

「変身」

 

『割れる!喰われる!砕け散る!クロコダイル・イン・ローグ!オォォラァァア!!』

 

幻徳の周りにビーカーが形成され、紫色の液体に満たされる。

それを両端から出た顎が割り、その中から装甲を纏った幻徳が現れる。

 

幻徳はローグへと変身し、アーマースマッシュへ地面を踏み込み小さく跳ぶ。

そして、握りしめた拳をアーマースマッシュの顔面へ振り下ろすように殴った。

 

頭が落ちる所を無理矢理立たすように脚のバネを使いアッパーを放つ。

アーマースマッシュの体が大きく仰け反り吹き飛ばされた。

 

無様に地面に叩き伏せられたアーマースマッシュ。

そこへ追撃を行うローグだったが、右腕のガトリング砲がローグへ向けて火を噴いた。

 

「おっと」

 

その弾丸がぶつかる衝撃に追撃の勢いを削がれてしまう。

全く痛くはないのだが、弾丸が雨のように来るのは鬱陶しい。

 

再び近くの案内看板の後ろに隠れながらどうするか悩む。

そこで、ふとスクラッシュドライバーに装填されたクロコダイルクラックフルボトルを見た。

 

「このフルボトルが入るなら、これらも使えるはず………」

 

その手にはカブトムシが彫られたフルボトル──ビートルフルボトルとクモが彫られたフルボトル──スパイダーフルボトル、刃が彫られたフルボトル──ブレードフルボトルが握られていた。

 

ブラッドスタークに言われた通りにラウラの側においていたら直ぐに形が変わり、このようなフルボトルへとなっていた。

 

ラウラや幻徳はどうしてこうなるのか首を傾げたが最終的にブラッドスタークをぶん殴って聞いた方が早い、と言う結論になった。

 

そんな経緯で手に入れたフルボトル。

それらを纏めて振りまくる。

 

「さて、実験を始めようか………」

 

まずローグはスパイダーフルボトルをスクラッシュドライバーへ装填する。

 

『チャージボトル!』

 

野太い声と共にレンチを振り下ろした。

 

『潰れな〜い!チャージクラッシュ!』

 

ローグは案内看板から手を出し、アーマースマッシュへ手の平を向ける。

すると手の平から紫のエネルギーで作られた網が放出され、アーマースマッシュへて絡み付いた。

 

突然のことにガトリング砲を止めてしまうアーマースマッシュ。

網を肩にかけて勢いよく引っ張ると、アーマースマッシュも引っ張られ、ローグの前へと落ちる。

 

即座に銃口をローグへと向けるがそれよりも速くローグはビートルフルボトルを装填し、レンチを押し込んでいた。

 

『潰れな〜い!チャージクラッシュ!』

 

拳の先からカブトムシの角の形をしたエネルギーが飛び出す。

突然にリーチが伸びた攻撃に対処できずアーマースマッシュは無防備にもらった。

 

背中から地面に叩きつけられたアーマースマッシュ。

更にローグはフルボトルを変える。

それはあのブレードスマッシュから取れたブレードフルボトル。

 

それを装填し、レンチを下ろす。

 

『潰れな〜い!ディスチャージクラッシュ!』

 

スクラッシュドライバーに『刃』の成分が流れ込み、何かが砕ける様な音と共に腕に装着された刃──クランチャーエッジがエネルギーを纏い肥大化した。

 

それを確認したローグは痛みに苦しむアーマースマッシュへ軽く跳ねる。

 

「ウォォォラァァア!!!」

 

雄叫びを刃に乗せ、すれ違いざまに切り裂いた。

エネルギーを纏う刃はアーマースマッシュのガトリング砲を容易く切り、銃身は床に落ちた。

 

一瞬倒れるかと思ったが、アーマースマッシュの執念か追い込まれた獣の様に背中を向けるローグへ襲いかかる。

 

しかし、ローグはもう一度、レンチを捻る。

 

『潰れな〜い!ディスチャージクラッシュ!』

 

次は脚に装着されたクランチャーエッジが肥大化する。

 

「………ハァッ!!」

 

そして、ローグは振り向きざまに上段回し蹴りを放つ。

まるで背中に目がついているのではないかと思う程に完璧なカウンターは相手へ叩き込まれる。

刃がアーマースマッシュの腹を横一閃に切り裂く。

 

またも地面に落とされたアーマースマッシュは爆発し、倒れ伏した。

 

ローグはアーマースマッシュへ白いフルボトルを向け、成分を抜き取る。

それを確認したローグはフルボトルを抜き取り、幻徳へと戻った。

 

何故、スマッシュが現れたのか?

何故、あの青年がフルボトルを持っていたのか?

 

「ラウラの所へ行かないとな………これらを考えるのはそれからか」

 

疑問は湧くが今は放ったままにしているラウラに会うために幻徳はその場を後にした。

 

 

 

 

 

 

そして、それを影から見ていた者は無邪気そうに笑うのだった。

 

「………Excellent!」

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