高校1年の冬休み、高校1年の少年水沢亨は親友達と一緒にスキー旅行にいくことになった。夜行バスに乗って行く初めての旅行に全員のテンションが上がったけれど、次の日の朝のため夜中の12時を過ぎた頃全員寝静まった。
そしてバスが後10分程でパーキングエリアに入り休憩をとるというアナウンスがあった頃、自分の体が急に揺れる感覚があり、大音量とはいかなくともその声を確かに聞こえた為何事だろう?と思い目を開けた瞬間、視界の色が真っ暗になった。
気が付くと俺は、目の前には青空のような空間と6畳間ぐらいの和室で俺の目の前で2人の老人が正座している。そして俺のとなりには、一緒にスキー旅行に行こうとしていた1人、宮川潤が俺のとなりで寝ていた。
「おい、潤。……潤。……起きろよ!!」
「………ん…………う……ん………亨?…おはよう。」
「おはよう、じゃねぇよ!!今の状況わかってっか?」
「ん~?って何これ~!どうなってんだ。ってこのじいさん達誰~?」
「まぁ、とりあえずかけたまえ。話は座りながらでもできる。」
「はっ、はぁ……?」
目の前の老人にそんなことを言われ俺達は座った。
「これって………あれかな?」
亨は隣にいる潤に声をかける。
「多分な。他に思い当たるもん知らねぇし。」
潤が気軽に頷いた。
「でもそうなると他の二人は?」
「それについてもお話しよう。」
そんな会話を二人でしていたら、目の前のじいさんがそんなことをいってきた。
「まず、そなたら二人は死んでしまったのじゃ。」
「「うん、知ってる。」」
「………簡単に受け入れるんじゃな……」
自分が死んでるというのにすごく軽い気持ちで話している二人に唖然としている。
「それとわしらは神様じゃ。」
「「それも知ってる。」」
「………………」
軽、…この子達軽~!もうちょっとわめいたりしないのかい。自分達が死んだってのに軽いんだけど……
「……そ、そうか。実はそなたらが死んだのは想定外のことだったのじゃ。」
「「それも知ってる。」」
「……とりあえずワシらの話を聞いてくれ。話が進まん。」
神様が何故か涙ぐんで土下座してお願いしてきた。
「まぁいいですけど…」
「その前に何で俺たちだけ?他の二人は?」
自分達が死んだってのに一緒にいた他の二人の姿が見当たらないのだからそれは気になり潤は神様に聞いた。
「あの二人は生きとるよ。そなたらが乗っていたバスは横転したんじゃが、死んだのはそなたらだけじゃ。他に乗っていた人達は全員無事じゃ。」
「「何故だぁ~!」」
自分達以外は生き残ったって俺達運悪すぎ。そんなことを考えていた。
「そこで本来死ぬはずのなかった為天国にも地獄にもいくことができいんじゃ。」
「その為お主らには転生してもらいたいのじゃ。」
二人の神様がそんなことをいってきた。
「マジ?」
「あの、漫画や小説とかにあるやつだよな?」
「そうです。だが行き先は決まっておるのじゃが。」
「「どこ?」」
「お主らが行く世界は「魔法少女リリカルなのは」の世界じゃ。」
「おお、あの魔砲少女の世界か。俺達の好きな世界じゃん。」
「俺も嬉しいけど、本人の前で魔砲少女何て言うなよ。言うなら魔王少女と呼べ。」
「余計悪いわ!!」
神様に『リリなの』の世界に行けると知り有頂天の俺達だがテンションが上がりすぎておかしな事を言っている。
「それでは、転生するにあたり特典を3つ与えよう。」
「4つか……少し考えさせてくれ。」
そう言い俺と亨は少しのあいだ考えていた。
10分後
「「よし、決まった‼」」
「ようやくか。ほれ、それじゃあ言うてみ?」
神様に促され、亨が答えた。
「まず、俺をサイヤ人にして成長限界をなくすこと。二つ目、ハイスクールD×Dの悪魔の駒(イーヴィルピース)が欲しい。3つ目がドラゴンボールに存在する物をすべて欲しい。例えば、仙豆とか精神と時の部屋とか…… 」
「かなりチートじゃな…」
「転生物ってチートが定番じゃん。」
「それもそうじゃな。」
「ただ、その世界には悪魔は存在しないから、悪魔ではなく、サイヤ人に転生するでどうじゃ?それと、サイヤ人になられたら自分達でも対処するのは難しくなるからのう、悪魔の駒(イーヴィルピース)で転生した者の寿命はそなたの寿命と同じでどうじゃ?そうすれば裏切りなどされずにすむじゃろう。」
「そうですね。そうしてもらえると助かります。」
主を殺せば自分も死ぬなら、俺に対し不利になることはしないだろう。そう思った亨にとってこれはありがたい話であった。
「じゃあ次は俺だな。」
そこで話に割り込んできたのは潤だった。
「まず、俺もサイヤ人にして成長限界をなくしてくれ。二は金や家に困らないようにしてくれ。3つ目は亨と同じところから転生して欲しい。」
「潤?」
「どうせ転生するなら同じ場所から転生したほうがいいじゃん。向こうにいったら知ってる人なんて誰もいないんだから。」
「そうだな!俺もその方がいいや」
「ホッホッホッ、話がまとまったようじゃのう。いいじゃろうそのようにしよう。」
「それにしてもお主ら、リリなのの世界に行くのにデバイスや魔力はいらんのか?」
「デバイスや魔力なんてもってたら監理局に目つけられちゃうからな。手を貸すのは嫌じゃないけど利用されんのはゴメンだ。」
「同じく。」
「なるほどのう。」
「ではそろそろ転生させるぞい。」
「ちょっとたんま、うちらはどこに生まれていつの時代に…」
そんなことを聞いていた亨だったがそんなことなど無視して落とし穴に真っ逆さまに落ちていった。
「俺の話を最後まで聞け~~~~~~‼」
亨の叫び声がどんどん小さくなっていった