神様と会い話をしている途中でいきなり落とし穴に落とされた俺と潤。気が付くと俺は一つ屋根の下にいた。おそらく家の中だろう。大きな家だった。一応家の中を一通り調べるため一つ一つ部屋を見ていくことにした。すると鄰の部屋にに1人の男の子が倒れていた。見たところ5歳ぐらいだろうか。同じ家にいる時点でおそらく潤なのだろう。年が若返るなんて転生物の定番だしな。
「おおい、大丈夫か?」
「……ん……う…ん……後10分……ムニャムニャ…zzz」
「………」
起きる様子がないため俺は他の部屋を見て回った。
するとリビングだろうか……テーブルの上に一枚の紙があった。
『これを読んでるということは無事転生できたということじゃな。今のお主達の年は4歳、原作キャラ達と同い年じゃ。それとサイヤ人の血を引いとるから尻尾が生えてるゆえばれないよう気を付けるのじゃぞ。手紙の鄰にあるのが悪魔の駒(イーヴィルピース)じゃ。これは亨にしかできぬようになっておるからな。それと修行場所に地下室を作っといた。その地下室にメディカルマシーンやホイポイカプセルを用意しといたからのう。それと精神と時の部屋なんじゃがその世界で1年修行して体が成長したら回りから違和感をもたれるじゃろうと思い少し改造した。部屋にいる間は歳はとらん。入っていられる時間制限もなし。人数制限もなしじゃ。それと特別に重力の調整やSt'Sの六課訓練スペースのように 建物や敵を作り出したりできるようにした。そのかわり外の世界での1日が1年ではなく1ヶ月になった。そこは勘弁して欲しい。最後にお金はその家の金庫に毎月一億が入るからのう。ありすぎても困ることもあるまい。名前も前世のままじゃ。では良き人生を。』
神様から送られた手紙にはそう書かれていた。俺と潤の名前は前世と同じで水沢亨、宮川潤と変わらないらしい。ある意味助かった。呼び慣れない名前を言われたらこっちが戸惑う可能性があるからだ。
それにしても毎月一億って、やりすぎじゃねぇ。まぁ家具類がキッチンにあるテーブルや冷蔵庫、IHしかないから金はあった方がいいが…。そんなことを考えているときやっとさっきの男の子、潤が起きてきた。
「ふあ~~あ~~ん~~おはよう。」
「おはよう、じゃねぇよ!」
「うおっ、ってか誰?」
「誰?じゃねぇよ!俺だよ。亨だ。」
「亨?マジか?随分ちっこくなっちまったな。」
「その言葉そっくりそのままお返しするよ。」
「え?…って俺が縮んでる~~‼」
「ついでにこれ神様からの手紙。」
そう言いさっきまで読んでいた手紙を潤に渡した。
「よっしゃ、じゃあ早速修行だ。地下室に行こうぜ。」
「その前に買い物だ。」
「え~~何でだよ。早速自分の力みてみたくねぇのかよ。」
「わかってんの?今この家には、食べ物どころか寝床もないんだぜ。せめて布団かソファーぐらい買おうぜ。」
「ん~~仕方無い。さっさといってさっさと修行しようぜ。」
俺の言葉に渋々納得する潤だった。俺は早速家の中にある金庫を開けると手紙に書いてある通りお金が大量にあった。その中からある程度お金をとり俺と潤は買い物に出掛けた。とは言うものの、ここがどこだかわからない。おそらく海鳴市なのだろうが、アニメで見た知識しかないため右も左もわからない。とりあえず二人でブラブラしながら買い物しようという感じで出歩いている。
今は夜中の6時さすがにこれ以上子供が出歩くのは不味いと考え俺達は帰宅した。
買い物は一通り終わった。ソファーや布団は流石に子供が持ち運ぶ事ができないため明日届けられる。一応ベッドも買っといた。今俺達の手元にあるのは今日の夕飯の買い物とパソコンだ。この世界の事を詳しく知りたいため買ったのだ。
「それじゃ夕食でも作るか…」
「そしたら修行だな!!」
潤はどうしても今日中に修行がしたいらしい。まぁ、俺も気にならないわけではない。
「分かったよ。とりあえず何か食べてからな。」
「うおっしゃあ‼」
そこまで喜ぶことかよ。そんなことを考えながら夕飯の支度をした。今日の夕食はパスタだ。二人分を適当に分け俺達は食べ始めた。だがあっさりなくなって正直物足りない。二杯めも二人で食べたがすぐに完食。物足りない。すると、潤が声をかけてきた。
「なぁ、正直物足りなくないか…」
「確かに結構食べたよな。俺ら…」
「もしかして、俺達がサイヤ人になっちまったからじゃないか?」
「⁉」
充分に考えられる。ドラゴンボールを知る者ならば誰でも知っている、悟空とベジータの食べっぷり。とても人間の食べる量じゃなかった。その息子達の食べっぷりも。サイヤ人の食べっぷりは常識じゃ図れないのだ。
結局5杯食べた後きりがないような気がしたのでそこで終わった。正直まだ物足りない…
それから俺と潤は地下室にある訓練室に行き自分の力を知りたく、修行を軽くした後いつの間にかそこで寝てしまった。