魔法少女アマゾンズ   作:naogran

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とあるアパート。このアパートに住む1人の住人が居た。

???「もうすぐ会えるね。にじみん。」

住人の名前は「直戸圭介」。彼は暗い部屋でテレビを見ながらお菓子を食べていた。



テレビMC『君達いぬあそび。は飼えるアイドルっていうコンセプトなんだよね?』

メンバーA『はい!ペット型アイドルとして活動させてもらってます!』

メンバーB『ファンの皆様には私達のオーナーとして応援していただいてるんです!』



アパートの外では、大家がドアを叩いてた。

大家「直戸さん!!」



テレビMC『所で穴沢さん・・・あっ、にじみんはグッズのプロデュースもしてるんだって?』

虹海『はい!おしりんごって言うんです!』



大家「直戸さん居るんでしょ!?今日こそ貯まったお家賃払ってもらいますからね!居留守使っても無駄です!返事しなさい!」

すると直戸が激怒した。

直戸「うるせぇババア!にじみんの声が聞こえねぇだろうが!!」

彼は皿を投げて大家を脅した。

大家「きゃああ!!」

怯えた大家が帰って行った。

直戸「はぁ・・・はぁ・・・」




テレビMC『いやぁ〜、でもこれ可愛いよ?』

虹海『ありがとうございます!』



直戸『人は僕が人生のどん底に向かっていると言うけれど、僕はそう思わない。にじみんに恋しにじみんを愛しにじみんの為に人生を捧げる。僕は今人生で最も幸せに満ちている。』

彼の頭の中は虹海の事で頭がいっぱいで、現実逃避をしている。


Episode3「POISON APPLE WITH PRINCESS」

都内にある武蔵之病院。

 

医者「取り敢えず命に別状はありません。」

 

悠「そうですか。」

 

彩「良かった・・・」

 

医者「しかし検査の結果非常に不可解な事が判明しました。」

 

露乃「不可解な事?」

 

悠「何ですか?」

 

医者「原因は不明ですが、彼女の脳や内臓あらゆる器官が酷く衰えている。体の中身だけ見れば丸で老人のようだ。残念ながら彼女の意識が戻るかどうかは今の所・・・」

 

彩「そんな・・・」

 

医者「所で患者の身元も家族も不明と言う事ですが・・・」

 

露乃「ええ。私達は知り合いでも何でもありません。」

 

悠「倒れていた所を見付けたんです。」

 

 

 

 

ホール。

 

悠「分かった。じゃあ。」

 

電話した悠が戻って来た。

 

悠「彩、おばさんに電話しておいたよ。もう少ししたら帰るって。」

 

彩「ありがとう。・・・」

 

悠「彩?」

 

彼女は落ち込んだ。

 

露乃「朝霧さん。」

 

彩「あっ・・・ありがとう。」

 

露乃「先生。」

 

悠「ありがとう。」

 

2人は露乃からジュースを貰った。

 

露乃「もしかして自分のせいだと思ってる?」

 

彩「・・・・」

 

露乃「安心なさい。潮井が倒れたのは自業自得よ。」

 

彩「うん・・・」

 

露乃「言ったでしょ?ステッキを使う度、魔法少女は寿命を削られる。潮井が倒れたのは、奪ったステッキを多用したせい。しかもあの時は複数のステッキを連続して使った。体に負荷が掛かって当然よ。」

 

悠「梨ナが使っていたステッキがこんなにあるのか。」

 

梨ナが持っていた大量のステッキ。

 

露乃「よくもまあこんなに・・・」

 

彩「じゃあこのステッキの持ち主達は皆・・・」

 

露乃「潮井に殺された。」

 

彩「どうしてなのかな?何でそこまでして潮井さんは・・・」

 

 

 

 

梨ナ『ステッキが必要なんだよ沢山!より強いステッキを手にして生き残る。でないと全員死ぬ。テンペストが起きればな!』

 

 

 

 

悠「彼女が言っていたテンペスト、それが理由なのか?」

 

彩「テンペストって何だろう・・・皆死ぬって・・・」

 

露乃「来る8月11日19時23分。その日・・・テンペストは起きる。この腐った世界に終焉を齎し新世界への扉を開く事。それがテンペストだよ。」

 

彩「どうして私達なんだろう・・・あのおさげの管理人は何で私達を選んだのかな?」

 

露乃「不幸だからでしょ。」

 

悠「魔法少女達は不幸を抱いてるのか?」

 

露乃「そのようね。」

 

彩「そうだけど、もし不幸と言う理由で選ばれたのなら誰かが・・・誰かが私達の幸せを願って魔法少女にしてくれたのなら良いな・・・って。そんな訳・・・ないよね。寿命を削られるステッキなんて持っていたって何にも良い事なんか・・・ステッキを手にする前奴村さんには何があったの?」

 

悠「君はどうして魔法少女になったんだ?教えてくれる?」

 

彼女は過去を思い出した。

 

 

 

 

まだ幼い頃。

 

露乃『お母さん?』

 

寝ていた露乃が起きてリビングへ行った時。

 

露乃『ん?・・・っ!?』

 

彼女は恐怖した。目の前に惨殺された両親の遺体があったからだった。

 

 

 

 

露乃「話す程の事もない。ありきたりな事よ。」

 

彩「ごめんなさい・・・」

 

露乃「何で朝霧さんが謝るの?」

 

彩「だって・・・」

 

露乃「何でも自分のせいにするのは悪い癖よ。少なくとも私はこれで救われた。」

 

彩「・・・」

 

露乃「さっきの先生の姿、私見覚えあるわ。」

 

悠「っ!?」

 

彩「え?」

 

露乃「あなた、アマゾンなんでしょ?」

 

悠「やっぱり、知っていたのか?」

 

露乃「ええ。微かに記憶が残っているわ。」

 

彩「は、悠さん・・・その、アマゾンって何?」

 

悠「・・・アマゾンはさっき僕が姿を変えた人工生命体だよ。僕は元々そのアマゾンの1人だったんだ。」

 

彩「アマゾンの1人?じゃあ、他にも居ると言うの?」

 

悠「いや、今は僕と彼以外は誰も居ない。」

 

彩「彼?」

 

悠「それはまだ言えない。」

 

露乃「孰れにしろ潮井が意識を取り戻さない限りどうしようもないわね。さてどうしたものか・・・」

 

彩「・・・あっ!」

 

露乃「何?」

 

悠「どうしたんだ?」

 

彩「ステッキ!奴村さん、魔法少女は沢山居るんだよね?」

 

露乃「ええ・・・」

 

彩「潮井さんを治せるステッキを持った魔法少女は居ないのかな?」

 

露乃「え?」

 

悠「治療のステッキって事?」

 

彩「うん!もし、魔法の力で潮井さんを目覚めさせる事が出来たら!」

 

露乃「それよ!潮井の所持品にこれが。」

 

カバンから、さつりく帳を出した。

 

彩「さつりく帳?」

 

露乃「ステッキ保持者のリストよ。」

 

さつりく帳を見る。

 

彩「知らない人達ばかり・・・」

 

露乃「そうね。しかも顔写真だけか。」

 

悠「罰印は多分、梨ナが殺した魔法少女なのかな?」

 

露乃「ええ。その可能性はあるわね。」

 

ページを捲ると。

 

彩「あれ?この子何処かで・・・」

 

指差したのは、穴沢虹海の顔写真。

 

 

 

 

虹海『こんばんわん!それでは聴いて下さい。いぬあそび。の新曲。オンリーわんこになりたくて!』

 

 

 

 

目の前のテレビに虹海が映っていた。

 

悠・彩・露乃「居た・・・」

 

 

 

 

 

 

数日後の武道館。いぬあそび。のライブが開催され、ファン達が熱狂の歓声を上げていた。

 

メンバーA「それでは、改めて自己紹介!はい!いぬあそび。ポメラニアン担当、まいむーこと、赤根舞夢で〜す!」

 

ファン達「まいむーーーーーーー!!!!」

 

メンバーB「はい!プードル担当、みゆかこと、明日実由佳で〜す!」

 

ファン達「みゆかーーーーーーー!!!!」

 

メンバーC「はい!柴犬担当、うちりんこと、小内りん香で〜す!」

 

ファン達「うちりーーーーーーん!!!!」

 

虹海「はーーい!チワワ担当、にじみんこと、穴沢虹海でーす!」

 

ファン達「にじみーーーーーーん!!!!」

 

直戸(僕の天使・・・)

 

舞夢「にじみん。お次の曲は~?」

 

虹海「勝手に飼ってもいいからね。」

 

 

 

 

 

 

ライブが終わった後の握手会会場。大勢のファンが待ち望んでいた。

 

直戸(今日は何を話そう・・・ん?)

 

前を見ると、悠と彩と露乃が並んでいた。

 

直戸(へえ~、女の子のファンか。珍しいなぁ。)

 

虹海「次の方、どうぞ〜!」

 

遂に悠の番が来た。

 

虹海「こんにちわん!来てくれてありがとう!」

 

握手する悠。

 

悠「虹海ちゃん、君に1つ話したい事がある。」

 

虹海「?」

 

悠「奴村さん。」

 

露乃「ええ。」

 

すぐにスマホ型のステッキを取り出した。

 

警備員「すいません。スマホでの撮影はご遠慮・・・」

 

すぐに一時停止を押して、周囲の時を止めた。

 

露乃「穴沢虹海との接触に握手会を利用するなんて。朝霧さん、あなたって意外と策士ね。」

 

彩「ええっ!そんな・・・」

 

露乃「ありがとう。」

 

彩「え?」

 

露乃「こんな作戦、1人じゃ思い付かなかったわ。誰かと力を合わせるなんて・・・」

 

悠「彩、君のお陰で作戦は成功したんだよ。」

 

彩「悠さん・・・奴村さん・・・」

 

露乃「出来る?」

 

彩「うん。」

 

拳銃型のステッキを持って、虹海に銃口を向ける。後ろから悠が彩の肩に手を乗せる。

 

悠「彩、頑張れ。」

 

彩「うん。(大丈夫。飛ばしたい場所をきちんとイメージすれば・・・)」

 

頭の中で飛ばす場所をイメージした。

 

彩「っ!」

 

そしてトリガーを引いて、虹海を飛ばした。

 

 

 

 

 

 

飛ばした場所は、武道館の近くの公園だった。

 

虹海「あら!ここは?」

 

状況が掴めてない。そこに3人が来た。

 

虹海「あなた達は?」

 

露乃「単刀直入に聞くわ。あなた魔法少女よね?」

 

虹海「・・・・」

 

風が吹き始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

虹海「わあ~!もしかしてあなた達も魔法少女なんですか~!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

悠・彩・露乃「えっ?」

 

虹海「嬉しいな~!他の魔法少女に会えるなんてラッキー!」

 

彼女は露乃の手を握って握手した。

 

露乃(何此奴・・・?こんなにあっさりと・・・)

 

悠(魔法少女だって認めた・・・)

 

3人は虹海に対して少し引いた。

 

虹海「2人とも可愛い!嬉しい!運命の出会いって感じですね。あっ!もしかして私をここに連れて来たのもステッキの力だったりするんですか~?どんなの?どんなの?どんなの~?見せてほ・・・」

 

露乃「ちょ・・・ちょっと待って・・・待て!」

 

虹海「?」

 

露乃「自己紹介するわ。私は奴村露乃。」

 

彩「あ・・・朝霧彩です。」

 

悠「水澤悠。彼女達のサポーターだ。」

 

露乃「今、ある理由で他の魔法少女を探してるの。」

 

虹海「理由って?」

 

彩「あ、あのね、実は・・・ある魔法少女がステッキの使い過ぎで意識不明になってるの・・・」

 

悠「今は病院で眠っている。」

 

露乃「そいつは私達魔法少女に関する重要な情報を握っている。情報を聞き出す為には意識を回復させるしかない。」

 

彩「だから私達、その子を助けられるステッキを持った子を探しているの。」

 

露乃「所で、あんたのステッキの能力は一体何?」

 

虹海「えっと・・・私の力は・・・」

 

 

 

 

スタッフ達「ああ~!居た~!」

 

 

 

 

2人のスタッフが虹海を発見した。

 

スタッフA「にじみん!こんな所で何してんの!」

 

スタッフB「会場大騒ぎになってるよ!」

 

虹海「あっいけな~い!握手会の途中だった。ごめんね行かなきゃ!あっそうだ。今夜なんだけど、9時にサンレゾナンスタワーマンションに来て。お話の続きはそ・こ・で。」

 

悠・彩・露乃「!?」

 

虹海「きゃあ!!」

 

途中で2人のスタッフに担がれた。

 

スタッフA「ああ~もう!ファンの皆さんが待ってるんですよ。早く!」

 

虹海「じゃあね~!」

 

すぐに会場へ運ばれた。

 

露乃「なんだ彼奴・・・」

 

悠「かなり友好的だったね・・・」

 

彩「でもにじみん可愛いかったね・・・」

 

 

 

 

 

 

夜のサンレゾナンスタワーマンション。

 

虹海「こんばんわ~ん!あやっぴ!つ~ゆゆ~!はるる〜ん!」

 

プライベート姿の虹海が来た。

 

彩「あ・・・あやっぴ?」

 

虹海「うん。だって魔法少女同士だもん。もうお友達でしょ?ねっ?つゆゆ。はるるん。」

 

露乃「止めろ。」

 

悠「そのあだ名は止めてくれるかな?」

 

虹海「こっちこっち!来てくれるの分かってたけど、すっごく嬉しいよ~!」

 

 

 

 

エレベーターに乗って、上へ目指す。

 

悠(・・・奴村さん、どう思う?)

 

露乃(ええ、何か引っ掛かるわね。穴沢虹海のこの警戒心の無さ。マジカルハンターの事件を知らないにしても簡単に私達を招き入れるなんて・・・よっぽどステッキの能力に自信があるのか・・・)

 

悠(もしかしたら、罠かも知れない。)

 

露乃(しばらく様子を見ましょ。)

 

 

 

 

目的の階に到着。

 

虹海「さぁ着いたよ〜。」

 

カードをタッチして、ドアを開ける。

 

虹海「ただいま~!」

 

そこに待っていたのは。

 

 

 

 

 

 

男達「おかえりなさいませ。にじみん。」

 

 

 

 

 

 

悠・彩・露乃「っ!?」

 

男A「掃除は全て完了いたしました・・・」

 

男B「洗濯物畳んでおきました・・・」

 

露乃(何・・・これ・・・)

 

彩「に・・・にじみん。この人達は?」

 

虹海「ああ~。この人達はね。私のファンの方達なの。」

 

彩「ファン?」

 

悠「ファンと暮らしているのか?」

 

虹海「うん。」

 

すると虹海がスカートを脱いだ。

 

悠「?」

 

虹海「実は私のステッキはね・・・」

 

 

 

 

 

 

「パンツなの!!」

 

彼女のステッキはまさかのパンツだった。

 

 

 

 

 

 

露乃「!?」

 

悠「なっ!?」

 

彩「・・・・・!!!」

 

 

 

 

 

 

その頃要は。

 

要(可笑しい・・・ここ数日彩の様子は確実に可笑しい・・・悠さんと出掛けただと?僕のサンドバッグのくせに・・・!あの男も何考えてるんだ・・・!!)

 

彼は帰って来ない彩に対して怒りをぶつけていた。

 

要「一体何があった。彩。」

 

 

 

 

 

 

同じ頃。

 

虹海「これ履くとね。み~んな私の言葉通りに動いてくれるの。掃除してってお願いしたらずっと掃除してくれるし、お茶が欲しいな〜って言えばすぐに淹れてくれるの!」

 

悠「そのステッキは、言霊の力なのか?」

 

虹海「まぁそんな所ね〜。」

 

彩「凄い・・・ね。」

 

虹海「えへへ!」

 

露乃(凄い所じゃないわよ。此奴のステッキは全ての人間を言葉のままに操る能力。道理で何も恐れる必要は無い訳ね。敵に回すにはあまりにも悍ましい力。)

 

虹海「遠慮せずにどうぞ。あやっぴ。はるるん。」

 

彩「あ、ありがと・・・」

 

悠「う、うん・・・」

 

ケーキとマカロンを貰った。

 

露乃(だけど此奴のステッキなら、あるいは意識のない潮井に情報を吐かせる事も・・・)

 

虹海「つゆゆも、お1ついかが?」

 

露乃「(まずは何としても、此奴を味方に付けないと。)ありがとう。所で聞きたい事があるんだけど。」

 

虹海「何?」

 

露乃「これまでに他の魔法少女と出会ったり、交流を持った事はある?」

 

”カン”

 

持っていた紅茶を勢いよく置いた。彼女の両手が震えている。

 

悠「虹海ちゃん?」

 

虹海「あるよ・・・みかどちゃんって言うんだ・・・でももう居ない・・・」

 

露乃「居ない?」

 

悠「まさか。」

 

虹海「みかどちゃんは私のお友達・・・唯一の親友だった魔法少女は殺されたの・・・」

 

彼女は過去を語った。

 

 

 

 

 

 

唯一の友達のみかどは、とあるカラオケボックスで頭を撃ち抜かれて死んでしまったのだった。

 

虹海『みかどちゃん・・・?』

 

戻って来た虹海が死んでるみかどを見て絶望した。

 

梨ナ『いや~ごめんごめ~ん。ちょっとグロ過ぎたかなぁ?まあ良いや。あんたもすぐ逝かせてあげるから~!』

 

みかどを殺したのは潮井梨ナだった。彼女はハンマー型のステッキを振り上げて虹海を殺そうとしたが。

 

虹海『止めろ!!』

 

魔法を発動した。

 

梨ナ『何!?』

 

虹海『お前なんか・・・お前なんか全身バラバラになっちゃえ!!』

 

しかし梨ナが自分の周りに結界を張った。

 

虹海『それはみかどちゃんのステッキ!』

 

みかどが持っていたステッキを使用して生き延びたのだった。

 

 

 

 

 

 

虹海「だから今度会ったら・・・此奴だけは此奴だけは此奴だけは・・・此奴だけは此奴だけは此奴だけは・・・絶対に殺すって決めてるの!!」

 

潮井梨ナの絵を描いて、シャーペンで絵をぶっ刺した。

 

彩・露乃「・・・・・・!!」

 

悠(友達を殺したのが、梨ナだったなんて・・・)

 

虹海「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・あっ。ごめんね。暗いお話になっちゃって。私の中の毒りんごが出ちゃった。」

 

悠・彩・露乃「・・・・・」

 

虹海「だから今は、あやっぺとつゆゆとはるるんしか、魔法少女のお友達は居ないんだ〜。」

 

露乃「それはそうとあんた、何でステッキを使っても身体変化が無い訳?」

 

虹海「あっ。それはね~髪はヘアカラーで染めていて、アイドル活動してる時は目はカラコンで隠してるの。腕に浮かぶ紋章はコンシーラーで。後血が出ちゃう所は・・・ひみちゅ~!」

 

悠「そ、そうなのか。」

 

露乃(成る程、上手くやったものね。生まれ持った才能にステッキの力。アイドルとして成功したのも合点がいくわ。)

 

虹海がファンが持って来たジュースを飲む。

 

露乃「話してくれてありがとう。今日はこの辺で帰らせてもらうわ。」

 

虹海「ええ~。もう帰っちゃうの?」

 

露乃「ええ。残念だけど。」

 

悠「こっちも色々やる事があるからね。」

 

虹海「じゃあ連絡先交換しよ?」

 

連絡先を交換した。しかし3人は、虹海の連絡先を見て驚いた。

 

露乃(此奴・・・)

 

 

 

 

虹海「じゃあね〜!」

 

3人は帰って行った。

 

虹海「あれ?そう言うえば助けてあげたい魔法少女の事聞くの忘れちゃった。」

 

 

 

 

 

 

武蔵之病院・梨ナの病室。

 

露乃「面倒な事になったわね。」

 

悠「こんな事になるなんて。」

 

彩「まさか潮井さんがにじみんのお友達を殺していたなんて・・・」

 

露乃「彼奴のあの目・・・潮井のこの状態を知ったらすぐにでも殺しかねない。』

 

悠「この状況だと、虹海ちゃんは使えそうにないね。」

 

露乃「ええ。他の魔法少女を探すしか無いわね。」

 

彩「あ・・・あのね奴村さん。さっきの話なんだけど・・・」

 

露乃「絶対やだ!時間を止めて穴沢のパンツを盗むのは良いとして、何で私が履くのよ?それで私の寿命を減らせって言うの?あんたバカなの!?」

 

彩「ごめん・・・」

 

悠「奴村さん、あんまり怒ったらダメだよ?彩は本気で言ってないから。」

 

露乃「・・・そうね。ごめんなさい。」

 

 

 

 

 

 

同じ頃、トイレでは。

 

さりな(可笑しい!何度考えても腑に落ちねえ!)

 

入院中のさりなが思い出そうとした。悠を刺し殺そうとした時から、首が切られた時の間の記憶が思い出せてない。

 

さりな(あの時確かに私は・・・一体何があった?あの後何故私は・・・思い出せない・・・あの瞬間の記憶だけが都合よく消えてやがる。やはり彼奴には何かある。一生残るこの傷・・・償いは必ずさせてやる!)

 

 

 

 

彼女がトイレから出ると。

 

彩「無理です!にじみんのパンツなんて私恐れ多くて履けません!」

 

さりな(この声!!)

 

露乃「ったくとんだ相棒だわ。」

 

彩「だけど次の魔法少女はどうやって探したら・・・」

 

さりな(魔法少女・・・?)

 

露乃「さつりく帳の手掛かりに、地道に探しましょう。背景や制服、手掛かりはあるわ。」

 

彩「その中に、潮井さんを治せる子は居るのかな・・・?」

 

露乃「病院は嫌い。」

 

悠「っ!?」

 

さりな(!!)

 

気配を感じた悠が振り向くが、さりながすぐに隠れた。

 

さりな(何で先生まで彼奴と一緒に・・・?)

 

悠「何だ?」

 

露乃「先生、どうかしたの?」

 

悠「いや、誰かが覗いてたような・・・気のせいか。じゃあ、帰ろうか。」

 

3人は帰って行った。帰って行ったタイミングを見計らって、梨ナの病室の前に立つ。

 

さりな「ここは確か・・・」

 

引き戸を開けた。

 

 

 

 

 

 

その頃要は、彩のノートパソコンを調べていた。

 

要「魔法少女サイト?」

 

パソコンの履歴から魔法少女サイトを見付けた。

 

 

 

 

 

 

梨ナの病室。

 

漆「不幸だね~不幸だね~。この子は失格。困ったね~。不幸だね〜。不幸だね〜。」

 

眠っている梨ナの傍に漆が立っていた。

 

さりな「て・・・てめぇ誰だ!?」

 

漆「雫芽さりな・・・そうだ君!」

 

 

 

 

 

 

同じ頃悠と彩はバイクで帰宅途中だった。

 

彩「あのね悠さん。」

 

悠「何?」

 

 

 

 

露乃『ったくとんだ相棒だわ。』

 

 

 

 

彩「ううん、何でもない。」

 

悠「どうしたの?何か嬉しい事あったの?」

 

彩「何でもないよ。」

 

悠「そうなの?」

 

 

 

 

 

 

その頃要は魔法少女サイトを調べていたが、ページが見付からなかった。

 

要「え?」

 

 

 

 

同じ頃虹海は、梨ナの絵をシャーペンで何度も刺していた。

 

 

 

 

そして直戸は、自宅でいぬあそび。のライブを鑑賞していた。

 

直戸(にじみん・・・僕の天使。)

 

 

 

 

更に都内のビルの屋上。あの少年が街を見渡していた。

 

少年「そろそろ見付かりそうだね。僕のご飯。」

 

「END」




         キャスト

       水澤悠:藤田富

       朝霧彩:大野柚布子
      奴村露乃:茜屋日海夏
      潮井梨ナ:鈴木愛奈
      穴沢虹海:芹澤優
     雫芽さりな:山崎はるか

       朝霧要:岡本信彦
      直戸圭介:安里勇哉
      赤根舞夢:久保田未夢
     小内りん香:久保田梨沙
     明日実由佳:古賀葵

  サイト管理人・漆:中尾隆聖

     テレビMC:小林竜之
        大家:岡田幸子
        医者:関幸司
     スタッフA:村上聡
     スタッフB:木田祐介

        少年:緒方恵美

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