魔法少女アマゾンズ   作:naogran

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小野田「ううう・・・」

この部屋で拘束されているのは小野田総二。露乃の両親を殺した強盗犯。彼は露乃によって歯を全部抜かれていた。

悠「奴村さんの、両親を殺した強盗・・・」

露乃「此奴に・・・家族全員殺された・・・それが・・・私の不幸・・・」

彩「そんな・・・そんな事って・・・」

露乃「復讐だけが・・・私の生きる理由。此奴だけは・・・此奴だけは簡単に死なせない!ぐあっ!!」

彼女はあまりの苦しさで吐血した。

彩「もう喋らないで奴村さん!!」

悠「奴村さんもう止めろ!これ以上やったら君が死ぬ!」

彩「辛かったね奴村さん・・・ずっと・・・ずっと1人で・・・辛かったんだね・・・奴村さん。私は奴村さんにいっぱい救われた。だから今度は・・・今度は私が・・・私が奴村さんを1人にさせないから!絶対1人にさせないから!」

悠「君は僕達が守る!だからもう1人じゃない!」

露乃「あ・・・朝霧さん・・・先生・・・」




???「あーあ。くっせぇなぁ!」




彩「っ!」

悠「この声・・・雫芽!!」

後ろにさりなが立っていた。

さりな「ぼっち同士の友情ごっこかよ。やだやだ。」

悠「付いて来たのか・・・」

さりな「臭くて臭くてヘドが出らぁ。」

悠「・・・!!」




外では、あの少年が微笑んでた。

少年「見付けた。僕の新しいご飯。」


Episode5「REVENGE AND DETERMINATION」

さりな「へえ~。楽しそうな事やってんじゃん。私らよりよっぽどえぐい事してんじゃねぇか。なあ奴村。学校じゃ真面目なフリか?」

 

露乃「どうやって・・・!?」

 

さりな「穴沢虹海。彼奴この女に親友を殺されたんだってねぇ。」

 

彼女のスマホに、梨ナの画像があった。

 

悠「梨ナの写真・・・!?」

 

さりな「それを知ってて、てめぇら穴沢に黙ってただろ?ひでぇよなお友達なのにさぁ。だから教えてやったよ。親友の仇が何処に居るのか。」

 

 

 

 

武蔵之病院では、虹海が親指の爪を噛みながら梨ナの病室へ向かっていた。

 

 

 

 

悠「くっ!」

 

彩「どうして・・・」

 

さりな「それは私も・・・魔法少女だからに決まってんだろうが!」

 

悠「ヨーヨーのステッキ!?」

 

さりな「朝霧・・・奴村・・・先生・・・惨死で償え!!」

 

ステッキを飛ばした。

 

 

 

 

病院では、虹海が梨ナの病室に到着した。

 

虹海「居た・・・みかどちゃんの仇・・・お前なんて・・・お前なんてお前なんてお前なんてお前なんて全身の骨が逆に曲がっちゃえぇー!!」

 

 

 

 

マンションでは、さりながステッキを飛ばした。

 

悠「危ない!!」

 

2人を抱えて避けた。しかし小野田がステッキによって真っ二つにされた。

 

悠「なっ!!」

 

露乃「あっ・・・私の・・・復讐・・・」

 

悠「くっ!」

 

バッグからネオアマゾンズドライバーを出した。

 

さりな「てめぇらの事情は全て漆から聞いた。私はこの時をずっと待っていた。えりかと翔太先輩を殺された恨み・・・知らなかったとは言わせねえ。そして一生消えないこの傷跡・・・てめぇら3人地獄に落とさずにいられるか。」

 

彩「そんな・・・」

 

露乃「ふっ・・・自業自得じゃない。」

 

さりな「何だって?」

 

露乃「元はと言えば、あんたらが朝霧さんにあんな事しなければ何も起きやしなかった・・・あんたは被害者面した悲劇のヒロイン気取りの大バカ女よ。」

 

悠「全ての元凶は、君だ雫芽!」

 

さりな「だからどうした?今頃病院じゃ穴沢が潮井をぶち殺してる。てめぇらの切り札はもうねえ。全てのステッキを手に入れ生き残る魔法少女は一人で良い。マジカルハンターの後継者・・・それはこの私だ!」

 

悠「っ!!」

 

アマゾンインジェクターをスロットに挿して、上に上げた瞬間。

 

 

 

 

”ピロピロピロピロ”

 

 

 

 

突然の着信音。

 

さりな「チッ!」

 

仕方無く電話に出る。

 

 

 

 

病院では。

 

虹海「どうなってんのよ!!此奴・・・殺せないじゃないの!」

 

梨ナの周りには結界が張られていた。

 

 

 

 

マンション。

 

さりな「え?」

 

露乃「手を打っていて正解だった・・・」

 

さりな「何?・・・っ!?てめぇ・・・その紋章!!」

 

目に紋章が浮かんでいた。

 

露乃「潮井の集めたステッキがこんな所で役立つとはね・・・」

 

みかどが持っていたステッキを使ったのだった。

 

 

 

 

病院。

 

虹海「此奴!!何で意識も無いのに魔法が発動してんのよ!!!」

 

看護婦「あら?お見舞いの方?はっ!何これ!?」

 

結界を見て驚いた。虹海は涙を拭いてすぐに出て行った。

 

 

 

 

マンション。

 

悠「まさか奴村さん・・・」

 

露乃「魔法を防御するステッキ・・・そしてもう1つ・・・魔法を他の場所で使うことのできるステッキ…対になるステッキを同時に発動させれば・・・」

 

 

 

虹海『どうなってんのよ!ねえ言ってる事と違うじゃん!ねえってば!何か言えよあ!!』

 

 

 

すぐに通話を切った。

 

露乃「どうやら結果は出たようね。情報を吐かせるまで・・・潮井は死なせな・・・」

 

彩「もう喋らないで奴村さん!」

 

悠「これ以上喋るな!!死ぬぞ!!」

 

さりな「バ~カ!死に掛けが何ぶっこいてんだ。潮井を殺り損ねた所でこの状況に変わりはねぇだろうが!」

 

彩「お願いしっかりして!!」

 

さりな「ウゼェ。なるべく苦しめながら殺してやろうと思ったけど、もう良いや。とっととぶっ殺してやるよ!」

 

悠「もう止めろ!!」

 

さりな「っ!」

 

悠「これ以上彩に手を出したら、幾ら君でも許さない!!」

 

さりな「先生、また正義の味方のツラしてんのか?ん?」

 

彼女は、悠が巻いてるネオアマゾンズドライバーに目を付けた。

 

さりな「先生、それってステッキか?それをよこせ!!」

 

ヨーヨー型のステッキでネオアマゾンズドライバーを取り上げた。

 

悠「なっ!!」

 

ネオアマゾンズドライバーがさりなの手元に渡った。

 

さりな「へぇ〜、面白そうなステッキだねぇ。使い方は私にも分かるようだ。これは私が使ってやるよ。」

 

彼女はネオアマゾンズドライバーを腰に巻いた。

 

悠「止めろ!!君が使ったら命に関わるぞ!!」

 

さりな「五月蝿え!!まずは先生からぶっ殺してやるよ!!!」

 

アマゾンインジェクターを押して、液体を注入した。

 

悠「なっ!!」

 

 

 

 

さりな「ぐっ!?・・・ぐあああああああああ!!!!!!」

 

 

 

 

突然さりなが苦しみ始めた。

 

さりな「な、何だ・・・!!このステッキ・・・!!身体が・・・身体が苦しい・・・!!」

 

悠「くそっ!!」

 

急いでさりなから、ネオアマゾンズドライバーを外した。

 

さりな「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」

 

悠「君はこれを使いこなせない。君が人間である限り。」

 

さりな「人間である限り・・・?どう言う意味だよ・・・!」

 

???「これは傑作だねぇ〜。」

 

悠「っ!?」

 

彩「え?」

 

さりな「っ!」

 

 

 

 

 

 

外に立っていたあの少年がここに居た。

 

 

 

 

 

 

悠「君は・・・!」

 

彩「あ、あの時の・・・」

 

悠「ん?あの時のって、彩もしかして。」

 

彩「私のステッキを使った少年・・・」

 

さりな「だ、誰だてめぇ・・・!」

 

少年「ただの人間が怪物になろうなんて、何と無謀な。」

 

さりな「怪物・・・だと・・・?」

 

少年「久し振りだね水澤君。そして、朝霧彩さん。」

 

悠「・・・」

 

彩「え?私の名前を・・・?」

 

少年「そして初めまして。雫芽さりなさん。」

 

さりな「な、何で私の名前を?」

 

少年「僕の名前は神崎賢也。君の事は貝島さんと荒井君から聞いたよ。」

 

彩「え?」

 

悠「貝島さんと、荒井君・・・?」

 

さりな「えりかと先輩を知ってるのか・・・?」

 

神崎「うん。あの2人、僕に殺される直前に君の名前を言ってくれたんだよ。と言っても、殺された後に2人の記憶を覗いただけなんだけどねぇ。」

 

さりな「僕に殺される・・・?2人を殺したのか!?」

 

神崎「そうだね。あの2人はメソメソ泣きながら僕を怖がっていた。あの顔が目に浮かぶね〜。クスクス。」

 

悠「2人を殺したのは、君だったのか。」

 

神崎「そうだよ。あの2人は僕にとって最高のご飯だったよ。」

 

さりな「お前・・・あの2人を殺したのか・・・?朝霧じゃなくてお前が・・・?」

 

神崎「そうだよ。だから、朝霧さんは無罪。」

 

さりな「朝霧が無罪・・・!?何で・・・何であの2人を殺したんだよ!!!!」

 

神崎「何でかって?それは・・・」

 

 

 

 

 

 

「クズな人間だからだよ。」

 

 

 

 

 

 

さりな「クズ・・・?」

 

神崎「そう。僕はクズな人間を食べるのが主義なんだよ。」

 

悠「皆気を付けろ。この男は人間じゃない。」

 

さりな「え?」

 

神崎「そうだよ。僕は水澤君と同じ怪物さ。」

 

露乃「っ?」

 

彩「え・・・?」

 

さりな「怪物って・・・先生、どう言う意味だよ?」

 

神崎「こう言う事さ。」

 

すると神崎から煙が噴射した。

 

悠「っ!」

 

ネオアマゾンズドライバーを腰に巻いた。

 

さりな「何・・・?」

 

煙が晴れるとそこには・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボディが白く、頭に触覚が生え、全身が透けてる異形の怪物が立っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彩「な、何あれ!?」

 

さりな「何だよあれ・・・!?」

 

神崎「これが僕の本来の姿さ。ハダカカメガイアマゾン。」

 

彩「アマゾン・・・?」

 

悠「クリオネ・・・」

 

ハダカカメガイアマゾンは、真っ二つにされた小野田の方へ歩み寄った。

 

神崎「ここに美味しそうなご飯があるね。頂きます。」

 

彼の頭から触覚が伸び、小野田の心臓と内臓を掴んで、頭で喰い始めた。

 

”グチュグチュ”

 

さりな「・・・!!」

 

彩「・・・!!」

 

悠「・・・」

 

露乃「小野田・・・!」

 

神崎「ん〜。罪悪感を表に出さず、自分の罪を認めないクズな味が口の中に広がる〜。美味しい。」

 

さりな「何だよこれ・・・ってかアマゾンって何だよ!!」

 

神崎「そっか。今の若者はアマゾンの存在を知らないみたいだね。じゃあ簡単に教えるよ。僕と水澤君はアマゾンと言う存在。10年前、大手製薬会社の野座間製薬で生まれた人口生命体さ。けど不慮の事故で僕達アマゾンはこの現代社会に逃げ込んで、君達人間を喰いながら生きて来た。そして僕は8年前、水澤君と戦った。」

 

さりな「先生が・・・?」

 

悠「ああ。そして君は、崖に突き落とされて死んだはず・・・」

 

神崎「そう。でも僕は一命を取り留めた。何故なら、僕は魔法少女サイトに救われたんだ!」

 

全員「っ!?」

 

神崎「そして僕は魔法少女サイトから、魔法が使える力を与えられた。その力は、魔法少女が持ってる特定のステッキを使っても、その魔法少女の寿命が減らない力。それ以来僕は、クズな人間だけを喰いながら生きて来た。水澤君、君は黄金井市不良少年バラバラ事件を知ってるかい?」

 

悠「確か、1人の女の子を集団リンチした3人の不良少年がバラバラ死体で発見された事件・・・まさか!」

 

神崎「そう。その3人を生きたまま心臓を抉り取って喰べたのは僕なんだ。」

 

彩「い、生きたまま・・・?」

 

神崎「そして雫芽さん!君の友達と先輩も、生きたまま触手で串刺して、生きたまま心臓を抉り取って喰べたのは僕なんだ。」

 

さりな「ど、どうやって・・・!?」

 

神崎「教えてあげよう。」

 

彼はあの時を語った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それは、彩のステッキを使ってえりかと荒井を飛ばした所から始まった。

 

 

 

2人を飛ばした場所は、とある廃墟。

 

荒井『・・・こ、ここは何処だ?』

 

えりか『何、ここ?廃墟?』

 

神崎『目が覚めた?』

 

そこに神崎が立っていた。

 

えりか『あんた、一体何をしたのよ!』

 

神崎『そんなに怒らないでよ。僕のご飯。』

 

荒井『あぁ?僕のご飯だ?何言ってんだこのガキ?』

 

神崎『そっか。今の若者達はあの怪物への概念が無かったんだね。』

 

えりか『はぁ?怪物?何言ってんのあなた?』

 

神崎『しょうがないな〜。特別に僕の姿を見せてあげるよ。』

 

すると全身から煙が噴射した。

 

荒井『な、何だ!?』

 

えりか『何!?』

 

煙が晴れると、ハダカカメガイアマゾンが立っていた。

 

えりか『な、何あれ!?』

 

荒井『ば、化け物!!』

 

神崎『どう?僕の姿。』

 

えりか『先輩!!逃げましょうよ!!』

 

荒井『あ、ああ!!』

 

2人は怖がって逃げ出した。しかし。

 

荒井『な、何だこれ!?』

 

えりか『どうなってるのよ!!』

 

見えない壁にぶつかった。

 

神崎『無駄だよ。僕達の周りには見えない結界が張られてるんだ。』

 

荒井『見えない結界・・・?』

 

神崎『そしてこの結界の外は皆速度が遅くなってる。つまり僕達だけが通常の速度で動いてるの。さぁ、これで逃げれないよ。早くご飯を食べさせておくれよ。』

 

えりか『こ、来ないで!!』

 

荒井『た、助けてくれ!!!』

 

2人は逃げ惑ってる。

 

神崎『逃がさないよ。』

 

頭から無数の触手・バッカルコーンが生え、その触手が2人の腹を串刺した。

 

荒井『がぁっ!!』

 

えりか『ぐあっ!!』

 

神崎『困るんだよ。僕のご飯が逃げちゃうとお腹が空いてしょうがないんだよ。』

 

そのまま結界の壁まで押した。

 

神崎『僕はね、君達のようなクズな人間を食べるのが大好きなんだよ。』

 

荒井『く・・・クズ・・・だと・・・!?』

 

神崎『そう。君達はさっき、あの子をいじめていた。』

 

えりか『あ、朝霧の・・・事・・・?』

 

神崎『朝霧さんか。僕はね、そんないじめ行為をする人間をクズと断定しているんだ。』

 

荒井『ふ・・・巫山戯・・・やがって・・・』

 

神崎『もうお腹空いちゃった。まずは、君から!!!』

 

”ドスッ!!”

 

荒井『が・・・あ・・・』

 

右手で荒井の左胸を貫いた。荒井が大量吐血し、身体中から流血が溢れ出た。

 

えりか『せ・・・先・・・輩・・・!!』

 

”グジュ”

 

右手で荒井の心臓を抉り取った。

 

荒井『・・・・・・・ぁ』

 

神崎『頂きます。』

 

”グチュグチュ”

 

彼は荒井の心臓を喰べた。荒井はそのまま死んでしまった。

 

えりか『い・・・いや・・・』

 

神崎『良いね〜。ありふれてる欲望の味が口に広がる〜。じゃあ次は君だね。』

 

次はえりかに目を付けた。

 

えりか『い・・・いや・・・止めて・・・!来ないで・・・!』

 

神崎『困るんだよ。そう言われると僕のお腹が空いちゃうんだよ。』

 

えりか『じ・・・じゃ・・・何でも言う事・・・聞く・・・から・・・』

 

神崎『え?僕の言う事聞いてくれるの?』

 

えりか『う・・・うん・・・』

 

神崎『そうだなぁ〜・・・あ!じゃあ!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『君を喰べさせておくれよ!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

えりか『い・・・いやあああああああああ!!!!!!!』

 

”ドスッ!!”

 

右手でえりかの左胸を貫き、心臓を抉り取った。

 

 

 

 

数分後。えりかの心臓も完食した。

 

神崎『まだまだ弱い者いじめをしたくなるこのクズな味が堪らないね〜。そうだ、折角だから腕とか頂いちゃおう。』

 

触手で、えりかと荒井の死体の両腕と両足を斬り裂いて喰べた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして現在に戻る。

 

神崎「本当に良いご飯だったよ。」

 

彩「酷い・・・酷いよ・・・」

 

さりな「よくも・・・!!よくも私のえりかと先輩を!!!!!!」

 

激怒したさりながステッキを投げた。

 

神崎「遅いよ。」

 

ステッキを右手で受け止めた。

 

さりな「なっ!?」

 

神崎「そして僕は、雫芽さんの首を切った男でもあるんだ。」

 

さりな「なっ!?」

 

彩「え!?」

 

露乃(な・・・何で・・・!?)

 

悠(濡れ衣!?)

 

神崎「雫芽さん、今度は君の心臓も喰べさせておくれよ。勿論胴体や両腕や両足だけでも良いからさ。」

 

ステッキを手放さず、触手を伸ばした。

 

さりな「ひぃっ!!」

 

神崎「頂きます!!」

 

触手をさりなに向けて伸ばした。

 

さりな「いやああああああああ!!!!!」

 

悠「させるか!!アマゾン!!」

 

走りながらアマゾンインジェクターに入ってる液体を注入した。

 

『NEW・OMEGA』

 

電子音が鳴り、悠が緑色の炎に包まれた。彼はアマゾンニューオメガに変身した。

 

『BLADE・LOADING』

 

アマゾンズインジェクターを1回押して、右手からニューオメガソードを生成して触手を斬り裂く。

 

さりな「せ・・・先生・・・!?」

 

悠「止めろ神崎!!」

 

神崎「どうして?僕はクズな人間しか喰べないアマゾンなんだよ?」

 

悠「確かに雫芽は彩を散々いじめて来た。けど、彼女は人間だ!人間を守るのが僕の責務なんだ!」

 

さりな「っ!!」

 

悠「僕は守る!!この3人を絶対に!!」

 

彩「悠さん・・・」

 

露乃「せ、先生・・・」

 

さりな「先生・・・」

 

神崎「そっかぁ。じゃあこうしてやるよ!!!」

 

触手を縦横無尽に振り回し、マンションを崩し始めた。

 

”ゴゴゴゴゴゴゴゴ”

 

悠「マズイ!!」

 

彩「な、何!?」

 

神崎「そんなにご飯を喰べさせないなら、君達を殺してから喰べてあげるよ!!!!!」

 

マンションが崩壊し始めた。

 

さりな「っ!?」

 

真上から瓦礫が降った。

 

彩「雫芽さん!!!」

 

さりな「っ!?」

 

悠「止めろおおおおおおおお!!!!!!!」

 

そして、マンションが崩壊してしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高ノ織中学校。教室にさりなが瞬間移動した。

 

さりな「あっ!教室?ど・・・どう言う事だ?」

 

 

 

 

彼女はあの時。

 

彩『雫芽さん!!』

 

さりな『っ!?』

 

彩がステッキを使い、さりなを瞬間移動させたのだった。

 

 

 

 

さりな「朝霧に助けられた・・・?朝霧に・・・」

 

自分がいじめていた彩に助けられたのだった。

 

さりな「・・・こんな事で引けるかよ。」

 

彼女はすぐに教室から出た。

 

さりな(私にはまだやる事がある・・・テンペスト・・・何があろうと私は生き残る!)

 

 

 

 

 

 

夜。崩壊したマンション付近。

 

漆「不幸だね〜不幸だね〜。」

 

 

 

 

マンションでは。

 

キャスター「こちら武蔵之市の現場です。本日午後6時ごろ突如マンションが崩落すると言う大事故が発生しました。この事故により多数の犠牲が出ている模様です。現在も懸命の救出活動が行われていますが、未だ建物内に取り残されている住民の方もおり、その安否が懸念されております。」

 

大規模な救出活動が行われていた。そこに1台のパトカーが到着した。

 

刑事「こりゃあ酷いですね美炭さん・・・」

 

2人の刑事が現場を見た。そこには刑事の美炭貴一郎が居た。

 

消防隊員「おい!何かあるぞ!」

 

美炭「ん?」

 

現場へ向かう美炭。

 

刑事「あ、単独はマズイですよ美炭さん。」

 

消防隊員A「応援は?」

 

消防隊員B「分からん。」

 

消防隊員C「こっちだ!!」

 

そこにある物があった。

 

消防隊員A「こりゃあ一体・・・」

 

消防隊員B「何なんだ?」

 

 

 

 

 

 

魔法の結界があり、その中に倒れてる悠と彩と露乃が居た。

 

 

 

 

 

 

消防隊員A「女の子だ!男も居るぞ!まだ生きてるぞ!」

 

 

 

 

 

 

その頃直戸は、銀行のATMで貯金を引き出していた。

 

直戸(よし。待っててね~にじみ~ん。)

 

 

 

 

銀行から出ると。

 

直戸(に・・・にじみん!?)

 

爪を噛みながら通り過ぎて行く虹海を発見した。

 

 

 

 

 

 

彼女はあの時を思い出した。

 

さりな『ねえ。あんたの探してる奴ってこの女じゃないの?』

 

スマホから、梨ナの画像を見せられた。

 

虹海『っ!?どうしてそれを・・・!!』

 

さりな『此奴の名前は潮井梨ナ。今はとある病院で眠っている。』

 

虹海『眠っている・・・?』

 

さりな『どうやらステッキの使い過ぎで昏睡状態らしいわ。けどこれってマジチャンスだよな。あんたこの女の事・・・殺りたいんでしょ?』

 

それを言われた虹海は激怒して、梨ナを殺しに向かった。

 

 

 

 

 

 

虹海(雫芽さりなの情報は正しかった・・・それなのに、何で潮井梨ナは魔法で守られていたの?私が潮井梨ナを殺ろうとしている事を知っている誰か・・・彼奴の居場所を知っていて守ろうとしている誰か・・・っ!!)

 

心当たりがあった。

 

虹海「あの3人・・・・」

 

 

 

 

彩『あ、あのね、実はある魔法少女がステッキの使い過ぎで、意識不明になってるの・・・だから私達、その子を助けられるステッキを持った子を探しているの。』

 

 

 

 

悠と彩と露乃だった。

 

虹海「お友達だと言って私を騙した!許さない!絶対に!」

 

 

 

 

 

 

その頃武蔵之病院では、彩と露乃が搬送されていた。

 

先生「後何人だ!?」

 

医者A「分かりません!」

 

先生「血圧下がってる。メトリジン!」

 

医者A「はい!」

 

先生「輸血400だ!」

 

医者B「先生!患者のご両親が!」

 

先生「駄目だ!中に入れるな!」

 

 

 

 

廊下では。

 

彩の母「先生!彩は、彩はどうなってるんですか!?連絡を貰ってあの・・・」

 

先生「安心して下さい。怪我はされていますが命に別状はありません。」

 

彩の母「良かった・・・」

 

彩の父「先生、悠君は?彩と一緒に居た・・・」

 

悠「僕はここだよ。」

 

そこに包帯を巻かれた悠が立っていた。

 

彩の父「悠君!無事だったのか!」

 

悠「うん。」

 

先生「彼の回復はとても速いので、傷口だけを塞いでおきました。」

 

彩の母「良かった・・・」

 

先生「ただ、一緒に居たお友達は・・・」

 

医者A「先生!心停止です!」

 

先生「何!?それでは失礼します!」

 

 

 

 

露乃が心停止していた。医者が心臓マッサージを始める。

 

先生「下がって!行くぞ!」

 

電気ショックをするが。

 

医者A「駄目です!!」

 

先生「もう1回!!」

 

何度も電気ショックして露乃の心肺蘇生をする。

 

 

 

 

 

 

その頃要は、家で夕飯を食べていた。

 

キャスター『夜を迎える中、依然救出活動は続行されています。現在確認の取れている情報では死者19名、重軽傷者38名となっています。』

 

彼はテレビを消した。

 

要「ふんっ。ったく、くだらない事故に巻き込まれるなんて死んだらどうするんだよ。サンドバッグが無くなったら僕泣いちゃう。」

 

まだストレスが上昇していた。

 

"ピンポーン"

 

インターホンが鳴った。要が出る。

 

要「おかえり。彩の具合は・・・えっ?君は・・・」

 

両親だと思っていたが、そこに立っていたのは虹海だった。

 

虹海「初めまして。彩ちゃんのお友達の穴沢虹海と申します。」

 

要「彩のお友達?」

 

虹海「彩ちゃんには何時もよくしてもらっています。親友だと思っています。」

 

要「あ・・・あの~・・・悪いんだけど・・・」

 

虹海「彩ちゃん・・・いらっしゃいますか?」

 

外では雨が降っていた。

 

 

 

 

 

 

その頃別の場所では。

 

???「うん分かってる。その子がテンペストの情報を握ってるんだね。心配しないでキヨちゃん・・・大丈夫だよ。上手くやってみせるから・・・」

 

眼帯の少女「雨谷小雨」が電話していた。電話を切って、武蔵之病院に入った。

 

 

 

 

彼女が向かった場所は、梨ナの病室。彼女は過呼吸をした。

 

小雨「して・・・みせるよ。私が・・・してみせる。」

 

一体彼女は何者なのだろうか。

 

「END」




         キャスト

       水澤悠:藤田富

       朝霧彩:大野柚布子
      奴村露乃:茜屋日海夏
      穴沢虹海:芹澤優
     雫芽さりな:山崎はるか
      雨谷小雨:原由実

       朝霧要:岡本信彦
      直戸圭介:安里勇哉
     美炭貴一郎:鈴木達央

       彩の父:小上裕通
       彩の母:増田ゆき

  サイト管理人・漆:中尾隆聖

     貝島えりか:喜多村英梨
      荒井翔太:山本祥太
      看護師A:古賀葵
      看護師B:岡田幸子
        刑事:木内太郎
     キャスター:村上聡
     救急隊員A:木田祐
     救急隊員B:関幸司

     小野田総二:佐藤健太郎

      神崎賢也:緒方恵美

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