砂埃が舞い上がるグラウンド。
そこへ、二つの集団が集まってきていた。
片方は…人間の様な影が多かった。
時折、翼をはばたかせる様な音が響いている。
もう片方は…球体であったり、二頭身であったりの面々だ。
一応、人型もいるようだ。
二つの面々が、グラウンドの中央へと集まった。
丁度その時、彼等の周りにテントが現れた。
運動会で使われる、ごく普通の白いテントだ。
その中の一つから、声が響いていた。
『選手の皆さん!早く並んで下さい!』
選手、と呼ばれた影達は、慌てて並び始めた。
並び終わると、壇上に一人の影が上った。
壇上に登った男―名は城野という。この学園の校長だ―は、皆を見回してから、言った。
城野「えー…今回集まってもらったのは他でもない、運動会をしてもらうからです!」
運動会、と言う単語を聞いて、一部の者たちはキョロキョロとしている。
??「ねーねー、パーティは?」
聞いたのは、ピンクの一頭身。
彼はご存知、皆のヒーローである、カービィ。
城野「…誰に聞きましたかね?」
城野は笑顔で聞いている。
カー「差出人の…………Eって人!」
カービィが言った瞬間、城野はツカツカとテントへ向かって行った。
そして、マイクが甲高い音を立て…城野は戻ってきた。
城野「手違いがあった様ですが…運動会ですよ。」
何事も無かったかのように、城野はニコニコと説明した。
??「……何をするんだ?」
仮面の一頭身が、静かに尋ねた。
彼はメタナイト。
カッコイイ一頭身として有名である。
城野「そうですね…まずはラジオ体操ですよ。」
城野はにっこりと言い、壇上から降りて行った。
ラジオ体操は…一言で言えば、悲惨だった。
テープ係が“早くなってしまう”方を入れたらしい。
お陰で、途中で倒れる人が続出したのだ。
城野は…勿論、ニコニコとテープ係を呼び出していた。
数分程の休憩をはさんだ後…やっと、選手宣誓が始まった。
カービィ達の方からは…勿論、主役であるカービィが。
もう片方からは…銀灰色の髪の青年が進み出た。
カー「宣誓!」
カービィが大きい声で言うのに続いて、青年も言う。
??「我々、選手一同は!」
カー「正々堂々と戦う事を」
??「誓います!」
カー「桃組代表、カービィ!」
??「えーっと…空組代表、カロン・ルシューガ!」
青年…カロンが言いきったと同時に、マイクのスイッチが入った。
『選手の皆さん、有難うございます!続いては、校長挨拶です!途中で座ってもかま』
音声は途中で切れた。
―――そして、30分程続いたスピーチの後、やっと開催されるのだった。
今回の結果
救護班出動回数:5
桃組失神(途中座った)回数:1
空組失神(途中座った)回数:5(その内3回は同じ人)
今回出たオリキャラはここにまとめます。
名:城野 下は不明。
紳士然とした、校長先生。いつも笑顔だが、怒っても笑顔なのでやや恐怖の対象に。
欠点は校長の話が長すぎる事。
名:カロン・ルシューガ 平和主義者な悪魔。
いつもは人間に化けているが、れっきとした悪魔。悪戯大好き。
尻尾は引っ張らない様に。