【完結】刀使ノ巫女+α   作:tatararako

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35話を投稿させて頂きます。
……改めて34話を見直すとかなり誤字、脱字が多かった。先に呼んで下さった方々には申し訳ないと思います。


苦渋

「夜見、奴は薬丸自顕流を使う。……だが、あの長大な得物で連続で攻撃することは難しい筈。初撃を回避して、間合いを詰めれば勝機は有る。」

雪那の説明を聞いた夜見は頷くと先ず、自らの腕を御刀で傷付け、大量の荒魂を放出、夜見と薫の間に放出した荒魂を壁のようにして、薫を押し潰すかのようにゆっくりと移動させていた。

「……またそれかよ。一瞬で全部ぶっ潰す!」

薫は夜見が造った荒魂の壁を大上段からの振り下ろしで荒魂の壁を一刀両断に斬っていた。

「居ない!?」

しかし、荒魂の壁を両断したその向こう側に夜見の姿は無かった。

(となると、あの荒魂の壁の狙いは囮。……なら、間合いを詰めて来る筈っ!!)

薫は夜見の狙いが荒魂の壁でこちらの視界を遮っている内に間合いを詰め、こちらが不利となる接近戦に持ち込もうとしていると直ぐに判断。薫は周りを見て夜見の姿を探すと、左から回り込むように近付いて来た夜見を発見。

既に振り下ろし、夜見がかなり近くまで来ているため、再度同じ攻撃ができない状態であった。

(接近戦に持ち込めば勝てると思ったか、……だが今のオレはS装備がある!)

すると、薫は右手で祢々切丸を持ったまま、

「ッラァ!!」

S装備と八幡力の力を加えた左ストレートで夜見を吹き飛ばそうとする。そして間合いを空けて、祢々切丸でもう一撃加えようとするが、

 

――――夜見は左腕一本で難なく薫の左ストレートを止めていた。

 

「なっ!?」

薫は驚愕する。S装備と八幡力の力を加えた左ストレートを難なく左腕一本で止めたこともそうだが、何よりも夜見が既に右目から荒魂の目が有る角を生やしていたことに途轍もない危機を感じていた。

(……やべぇ、こんな状態のコイツにここまで近付かれたら……!)

そして、薫は気付いた。荒魂の壁と左から回り込むように接近してきた本当の狙いは、ノロのアンプルで強化したことに薫に気付かせることなく難なく近付き、2mを超える大太刀が不利となるように間合いを詰めるためであった。つまり、荒魂の壁を造り、そちらに注意を向けている隙に夜見は迅移で右に移動し、荒魂の目がある角を薫の目から隠すために、薫から見て左から回り込むように接近していた。

「……今回ばかりは前のようには行きません。いえ、負ける訳には……!!」

夜見は自分が持つ全てを賭けて、薫に勝利せんとしていた。

「ぐっ……!」

そして、薫が動揺している隙に一撃を加え、薫の写シを剥がしていた。

「にゃろっ!!」

しかし、薫は諦めず、祢々切丸を横薙ぎに斬って、夜見との間合いをどうにか空け、仕切り直すことに成功していた。

「……先ずは、一本。」

(……くそっ、写シを一回斬られた。)

夜見に写シを一度斬られたことを言われ、危機感を募らせていく薫。……既に夜見は角を生やしている状態となっており、そのうえ写シを一回斬られて、使用回数は減らされている。あの状態の夜見を相手に真正面で打ち合えるかどうか、そんなことを考えていると、

「……ふむ、私を狙って来ないところを見ると、どうやら人は斬れないようだ。私を狙わせて、夜見がその隙を突いて攻撃する積もりだったが、……不要だったようだ。夜見、私のことは気にするな。」

雪那は薫を精神的に追い詰めるため、心が読まれているように思わせるために薫がどんな人物であるかを言い、夜見が雪那を気にして戦っていたかのように薫に伝え、夜見にはまだ余力があるかのように思わせようとしていた。

(ウッソだろっ!今まであのババアを気にしながら戦っていたのかよっ!!)

夜見が雪那を気にして戦っていた部分は雪那の造り話であり、実際はそんな作戦は立てていなかった。しかし、偽情報(ブラフ)としての効果は覿面だった。

(くっそっ!なら、あのババアをとっちめて、人質にすりゃあ何とか凌げるか!?)

薫は動揺し、夜見が全力で向かって来る前に雪那を人質にしてでも、夜見に投降を促そうかと考え、構えを変える。

「……なるほど、構えを変えたか。夜見、今更私を狙ってくる筈だから、その隙を狙え。私諸共でも構わん。」

そして、薫は雪那の話術に更に動揺してしまう。

(……くそっ!分が悪いっ!!エレンが居りゃあ、どうにかなったかな……。)

写シを一回斬られ、そのうえ敵には的確な指示を出すセコンドと強化された夜見が居るという状況に、薫はいつも共に戦ってくれたエレンが居ればこの場から脱することが出来たのでは?と内心で思う程、自分では気が付かないぐらい追い詰められていた。

「……今、恐らく仲間が居ればこの場から脱すると思っているだろう。奴は相当焦っている筈だ。夜見、奴が他の五人を見捨てて逃げるようなら紫様の元へ向かう。」

雪那は一人で残ったところから、薫は仲間意識が強いのだろうと推察し、薫の選択肢から撤退の文字を排除するため、逃げるようなら他の五人を襲うと挑発をしてきた。それに薫は、

「……ざっけんなよ。そこの親衛隊には色々と世話になったんだ。借りを返すまで付き合ってもらおうじゃねぇかっ!!」

その挑発に乗ってしまった。先に行った可奈美達のために、退くことを考えることを放棄し、薫は夜見に向かって行った。

「…行きなさい、あの御方の、いえ元親衛隊の一人として……!」

元親衛隊と小さく呟いた夜見は再度自らの腕を御刀で傷付け、荒魂を放出し薫の周りを旋回しながら、徐々に近付かせていた。

そんないつもとは違う雰囲気を見せる夜見に雪那は、少し妙だと思ってしまった。

(……今日の夜見は何かいつもと違うような?)

しかし、雪那は知る由も無い。ソフィア達に脅され、雪那を守るために真希と寿々花を切り捨て、もう親衛隊には戻れないと覚悟した夜見は目の前に居る薫を倒すことに専念していることに。

(……何の真似だ、また何か企んでいるのか?)

薫は夜見の妙な荒魂の使い方に怪訝に思うが、どのみち厄介であることは変わりないため、手当たり次第に斬りまくることにした。

「そんなに血を流すのは辛いだろっ?」

薫は夜見を挑発するが、

「先に果てるのは、あなた達です。」

全く意に介せず、負けるのは可奈美達であると宣言する夜見。

「んなろぉっ!!」

その宣言を否定するかのように、薫は祢々切丸を振り回して囲んでいる夜見が操る荒魂を斬って薙ぎ払おうとするが、一向に数が減っているように思えなかった。そんな折に、薫の真上に夜見の荒魂が集まってきている所から、その荒魂の群れを使って上からこちらを押し潰そうとしていると判断した薫は、

「させっかぁっ!!」

飛び上がって真上に居る荒魂の群れを猿叫と共に斬り払う。

だが、荒魂の群れごと天井を斬ってしまったため、天井が崩落してしまい、その真下に居た薫は巻き込まれてしまう。

夜見の狙いは薫が天井ごと荒魂の群れを斬り、その崩落した天井ごと薫を生き埋めにすることであった。そのために、放出した荒魂を薫を囲むように布陣し、薫の攻撃を誘発し勢いに乗せ、その勢いのまま天井ごと荒魂の群れを斬らせ、天井を崩落させ薫に打撃を与えていた。

薫は崩落した天井の生き埋めになるも、写シのお陰か致命傷は避けることができたが、最早写シを張る余力が無くなり、立ち上がるのが億劫となる程に体力と精神力を削られていた。

「もう写シも張れませんか……。」

夜見はそう言うと、薫に向かって近付いて行った。

(これは少しばかり、……本当にヤベェかも。)

片目から荒魂の角を生やした夜見が此方に一歩一歩ずつ迫って来る。しかし、どうすることもできない。

「お覚悟を。」

(……ワリィ、エレン。)

死を覚悟し、目を閉じてこの場には居ないエレンに先に逝くことへの謝罪を心の中で呟く――――。

 

 

 

 

 

 

 

 

「……ここが、祭殿。」

可奈美が辺りを見渡し、物々しい雰囲気に気圧されそうになっていた。

「みんな気を付けて、雰囲気が変わった。」

「多分、ここに……。」

舞衣も何かに気付き、皆に注意を促していた。そして、姫和もやっと此処に辿り着いたと思い、紫が何処に潜んで居るか探していた。

「――――戻ってきたか、幼い二羽の鳥よ。」

そして、紫は奥の洞穴のような所から姿を現したことにより、可奈美達四人は身構える。

「巣立ちを迎えたか、今だ雛鳥のままか、(つるぎ)を持って証を立てるがいい。」

そして、紫は写シを張る。そのことに姫和は驚愕する。

「荒魂が写シを……?」

「親衛隊の人達だって使ってたし、不思議じゃないよ。」

驚愕した姫和を宥めるためか、親衛隊を引き合いに出して可奈美は説明していた。

「みんな、囲むよ!!」

そして、舞衣の号令の元、可奈美達は紫一人を相手に一対多の状況に持ち込めば処理落ちし隙が出来る龍眼対策のために、四人で囲もうとする。

「なっ…!」

しかし、紫は後ろに下がり、壁を背にして迎え撃つ体勢となっていた。

「何故、打って来ない?」

姫和はつい疑問を口走ってしまった。

「……時間は“我”の味方だ。その鎧の稼動時間が過ぎれば良いだけだからな。」

紫の言う通り、可奈美達には時間が無かった。S装備の稼働時間内に倒さなければならないうえ、何時増援が此方に到着するか分からない状況である。寡兵による強襲作戦である以上、敵の増援が到着すれば不利になるのは目に見えている。そのため、可奈美達は焦ってしまった。

「…全力で畳みかけるぞ、舞衣!沙耶香!可奈美!」

「うん!」

「ええ!」

「……はい。」

可奈美と舞衣は頷き、沙耶香は俯きながら「……はい。」と答えるしかなかった。可奈美達は一斉に紫に向かって行って、紫を包み込むように半包囲し、三方向から攻撃をする。しかし、どの攻撃も容易く払い、避け、紫には一つも届かなかった。

(ストームアーマーの打ち込みを片手で!?……稼働時間が過ぎれば良いというのは嘘ではないということかっ。)

加えて、S装備の正式名称ストームアーマーを装着したことにより、身体能力が飛躍的に向上しているにも関わらず、片手で捌かれていることに可奈美達に動揺が広がっていた。……つまり、稼動時間内に倒せなければ完全に不利となってしまうことに他ならなかったのだ。しかし、三方向による同時攻撃でも通じない以上、打つ手が無かったのも事実だった。事前に聞いていたとはいえ、先が視えるという未来視たる能力(ちから)を持つ龍眼がこれ程のものとは可奈美達は思ってもいなかった。

「本当に視えているのか……?」

姫和は、ついそう呟いてしまった。

「……そうだ。我が眼は全てを見通す。お前達の身体能力、秘めた力、思考。あらゆる可能性を見通しそこから最良の一手を選択する。……そして、今の我は“タギツヒメ”だ。」

今の紫はタギツヒメに精神が完全に乗っ取られていることを告げ、

「そして、お前を敢えて見逃した。その結果は全ての糸をお前が手繰り寄せ、舞草共は壊滅に至った。」

姫和のお陰で、反対勢力の舞草を表に出し、壊滅することができたと告げる。

「そして今、殺されるために……いや、我に“器”を献上するために舞い戻ってきた。」

「“器”?……まさかっ!」

姫和は一瞬訝しむが、気付いてしまった。

「そう、名は衛藤 優だったか?その者が我の一部を持っていてな、回収しようにも舞草と美濃関の学長が邪魔だったが、お前のお陰で回収しやすくなった。……お前のお陰でな、本当にありがとう。」

「…貴様っ!!」

「!…ダメッ!!」

可奈美の制止も聞かず、姫和は紫ことタギツヒメの挑発に乗ってしまう。掌の上で良い様に使われたことにカッとなり、平常心を失い、真っ直ぐ突っ込むが、

「!?」

 

姫和は一瞬だが、紫の身体を乗っ取ったタギツヒメの後ろに優が居たような気がした――――。

 

幻であることは姫和は分かっていたが、しかしそれだけで紫への攻撃を躊躇してしまった。

紫を斬ったあと、どうなるのかを考えてしまったから、紫とタギツヒメを斬ったあとは優も斬らなければならないような気がしたから攻撃を躊躇してしまった。

(……斬れない、のか?)

姫和は知らず知らずの内に御刀を持つ手が震えているような気がした……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ねえ、ねねちゃんそろそろ退こうか。」

ねねは優にそう言われるも、一歩も引かず、結芽を庇うかのようにねねは優の目の前で両手を広げて立ち塞がっていた。

(……こんなのに、…私がっ!!) 

結芽は気力を振り絞って、何とか立ち上がる。例え、血を吐いても、足に矢が刺さったままでも、親衛隊を、真希と寿々花、夜見を守るために戦うことを止めなかった。

(……ごめん、真希おねーさん、寿々花おねーさん、……)

結芽は心の中でそう呟くと、ポケットの中にあるノロのアンプルを握り締めて、自らの首筋に打っていた。

「……うっ、…ぐっ、……がはっ!……」

結芽は苦痛に耐え凌ぎながら、新たなノロを身体に受け入れていた。

「あっ。」

それを見た優は、呆気に取られ、

「ねっ!?」

ねねは結芽がそれを入れるとは思わず、呆然としてしまった。自分のしたことは無駄だったのかと、余計に状況を悪くしただけではないかと……。

「これなら、……きっと!!」

結芽はソフィアがくれたノロのアンプルを打ち、力が増していく感覚がしてきたことに素直に喜び、守りたい物が守れるような気がした。……自身が荒魂と化してしまうという危険も考えず。

「はあああああっ!!」

そして、結芽はノロのアンプルにより右目から荒魂の角が生え、そのまま優に向かって突撃すると、縦横無尽に迅移で斬りかかり、結芽と優は数度打ち合っていた。

(…これなら、勝てる!)

結芽は荒魂の力を使わずに勝利し、自分の存在を皆に認めさせることが目的で戦い続けた。

(絶対!ここから先へは進ませないっ!!)

しかし、結芽はここ最近、血を吐く回数が多くなり生きていられる時間が少ないこと、真希と寿々花が裏切り者扱いされたこと、それらが重なって、結芽は親衛隊を“元通り”にするには、先ずは目の前の敵を倒すことを第一にした。

(敵が目の前に居るなら、潰さないと可奈ねーちゃん達が危ない。……例えどんな奴でも。)

そして優も、シェパードとマイケル、そしてロークが物言わぬ肉塊となったとき、敵が目の前に現れたなら、殺される前に殺さなければならないと“学習”してしまった。なら、可奈美達を物言わぬ肉塊にさせないためには、どんな敵が現れても、殺さなければならないと“理解”してしまった。例え目の前に居るのが、回復不可能な病に身体が蝕まれている少女であっても。

(私は、どんなことをしてでも!必ず勝利して!!)

結芽は、荒魂の力を使って勝利し、真希と寿々花の嫌疑を晴らそうとしていた。自身の信条をかなぐり捨ててでも、それを叶えようとしていた。

(僕は、どうやったって刀使になれない。……僕は弱いから、役に立てないなら、どんなこともしてやる。)

そして優も、自身が刀使になれない“男”だから、荒魂となった自分が可奈美の役に立つには、可奈美が強い刀使になるには、如何なる手段を使ってでも、邪魔をする敵が現れたなら常に全力で手早く殺すことを決めていた。

(真希おねーさん、寿々花おねーさんが戻って、元の四人の親衛隊に!!)

また来年に花見をしよう。そう言ってくれた親衛隊の皆と紫との約束をつぶさに思いだし、安らぎを与えてくれた場所を守るためなら、鬼にでも、化け物にでもなってでも目の前の敵を倒そうとしていた。

(……可奈ねーちゃんは僕に“命”をくれた。ううん、みんなが“思い出”も“宝物”もくれた。)

可奈美の声で此処に戻れたこと。姫和のお陰で此処まで来れたこと。舞衣、沙耶香、エレン、薫、ねねが居てくれたから“思い出”と“宝物”が手に入れることができた。優はそのことを思い出すと、やれることをやろうとした。

(……鴫の羽返し?ならっ!!)

優が突然両手を広げたことから、鴫の羽返しではと感じ、それならばと結芽は自らが得意とする突き技を囮として、峰打ちで倒そうとするが、

優は自ら前に進んで突き技を受け、深々とニッカリ青江を身体の中に入れていった。

「…うっ!」

結芽は、人を初めて斬った感触に不快な思いを抱くが、優は御刀が刺さっていることに気にしていないのか更に進み、結芽にとっては不幸なことに平突きであったために深く刺さる。そして、優は結芽の腕を掴んで、

 

「…捕まえたっ!!」

 

と、若干微笑みながら、血を吐きながら近づいてくることに、結芽は言い様のない畏怖を感じていた。

「……あんたは、何なのよっ!!何で、そんなことまでしてまでっ!!」

「……何でって?可奈ねーちゃんの邪魔する奴を潰すのは僕だから。」

結芽は理解できなかった。

彼女にとっての戦いとは、正々堂々と華々しくする物だとしか理解していなかった。理由は、幼い頃に御刀に選ばれ、自分よりも年上の人とも稽古をして勝ち、神童と謳われたことから、真剣勝負とはこういうものだと理解していた。

だが、優は元少年兵のジョニーを介して、戦いとは自爆特攻してでも、狂気に身を委ねてでも、如何なる手段を使ってでも勝利するものだと知った。そのうえ、マイケルとシェパード、ロークが死んだことにより、敵が現れたら直ぐに殺さないと可奈美達が殺されると認識したことにより、更に自分を鑑みない行動をするようになってしまった。

こういった経緯により、結芽はこんな剣術以外の容赦のない攻撃と特攻染みたことをする優のことが理解できなかった。

そして、優も自分勝手な理屈を言う結芽のことを邪魔をする敵としてでしか認識しなかった。

お互いに他者のために戦うが、その他者の“生きて欲しい”という思いに両者は気付くことがなかった。

「…がっ!」

そして、優に左胸を殴られ、突き倒された結芽はニッカリ青江を手放してしまい、優の身体にニッカリ青江が突き刺さったまま、結芽は唯一の武器である御刀を失ってしまった。

「……まだ、まだだよ!」

だが、結芽は裂帛の声を上げながら立ち上がり、素手でも戦おうとしていた。




次回は可奈美達のピンチに色んな人が助けに来てくれます。
新キャラじゃありません。

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