【完結】刀使ノ巫女+α   作:tatararako

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38話を投稿させて頂きます。
すいません。オリ主vs紫様(大荒魂パワー)とか言ってましたけど、つばくろーがどうなったかの話になります…………。
普通に話の順序を間違えていました。本当に申し訳ないです。


あと、ツバメの平均寿命って1.5年程度らしいですね……。(但し、敵に襲われたり、病気で死んでしまうことを除く生理的寿命は15年~16年ぐらいとのこと。)


燕 ノ ユメ

『おお、素晴らしい!』

『御刀に認められた!』

『まさか、この歳で……。』

幼い頃の燕 結芽は、幼くして神性なる御刀に選ばれ、周りの大人達に賞賛されていたことがあった。

『わぁ……。』

そのため、まだ幼かった彼女はその事実に顔を綻ばせてしまい、剣術にのめり込むのは必然だったとも言える。

『ふんっ!』

天然理心流を学び、何処かの道場にて大勢居た刀使を一人で倒していた。

『あれだけの刀使を一人で……。』

『まさに、神童。』

そのことに、周りの大人達はまた賞賛してくれていた。

『えへ……。』

その賞賛が嬉しかったのか、結芽の顔は素直に喜んでおり、天然理心流の剣を更に磨いていった。母も、父も、そして周りの人達からの賞賛を得たくて、更に張り切っていった。

そして、その努力が実ったのか、結芽は綾小路武芸学舎に入学できた。そのことに喜んでくれていた両親の顔、周りの大人達に囲まれ、幸福に満ちた表情を浮かべる結芽。

 

 

――――しかし、幸福を得た代償なのか、彼女に不幸が訪れる。

『ゲホッ……ゲホッ……。』

彼女に不治の病が襲ってきたのだ。そして、結芽の居る病室のカーテンの外から両親の声が漏れ聴こえていた。

『一体こんなになるまで何をしていたんだっ!!』

父親のヒステリーな怒号が響き渡る。眠っていると思われている結芽にも聞こえる程に……。

『貴方はいつも私に任せっきりじゃない!私だって、もう耐えられないっ!!』

母親が大きな声で癇癪を起こしながら反論していた。結芽が起きていることにも気付かず……。

『俺は仕事で疲れているんだっ!お前が家のことをしっかり見ていないからこうなったんだろう!!』

『私だって、育児にあの子の病気の面倒を看ていたのよ!!けれど、貴方はいつもいつもそう言って、あの子のことを何も見てくれなかったじゃないっ!!』

今では、いつも聴こえてきて、いつもケンカばかりしている両親。それを聴きながら横たわる結芽は一人、罪悪感に苛まれていた。

 

パパ、ママ、ゴメン。私が“弱い体”だったから、ケンカばかりさせてしまって――――。

 

結芽はそう思うだけで、両親への罪悪感で一杯だった。どうにもならない自分が悲しくて、情けなくて。

『ねえ、この子のご家族は?』

『それがもうずっと……。』

そして、幼いながらも結芽は気付いてしまった。自分の家族はもうバラバラになってしまったのだろうと……。

そして、幼い結芽は何故御刀は私なんかを選んでしまったのだろうかと考えてしまう。“弱い”身体の自分ではなく“強い”身体を持つ子を選べばよかったのにと思い、更には今まで頑張ってきた剣術が全て無駄になったと思ってしまうほどに…………。

『選ぶが良い。』

そんなとき、結芽にとっては一条の光が差してきた。

『このまま朽ち果て、誰の記憶からも消え失せるか、刹那でも光輝き、その煌きをお前を見捨てた者達に焼き付けるか。』

そう言って、紫は結芽にノロのアンプルを差し出していた。

それを見た結芽はノロをその身に宿す決意をする。見捨てた者を見返すためではなく、凄い自分を見せれば両親が帰ってきて、また綾小路に入学する前の自分に戻れるような気がしたからだった。だが、まだ幼かった結芽は知らなかった。紫が此処に来る前に、両親が既に親権に関すること、強化薬の投与といった何枚もの書類にサインをしており、穢れの元であるノロをその身に宿すことに同意していたことに…………。

 

 

 

――――そして、何時しか幼い頃の思いは結芽の記憶から無くなり、凄い自分を見せれば、例え自分が居なくなっても誰かが自分のことを憶えてくれる。というふうに変わっていってしまった。―――

 

 

「おっきい~~!!」

こうして、晴れて親衛隊に任命された結芽は折神家の屋敷前に来ており、始めて見る大きなお屋敷に目を輝かせて見ていた。

それと同時に、病院のベッドの上では得ることもなかった久しぶりの太陽、空と雲、静謐な空気、そして立てるようになった身体。それらが今の結芽にとっては新鮮なものであり、些細なことながら幸福なことであった。

(お部屋がいっぱーい!!)

とにかく見る物、肌で感じること全てが新鮮だった。

だからなのか、時間も忘れ、目的も忘れ、ただ今を大切にし、今を忘れないようにしていた。

「……紫様達何処に居るんだろう……ん?」

真希達に心配されているのを他所に、探検をしていたら此処が何処なのか分からず、迷子になってしまった。しかし、

「すっごーーーーいっ!!」

いつの間にか、鎌倉の町を一望できる場所へと着いていた。

結芽は病院のベッドの上で寝たきりだった自分には到底見ることも叶わないと思っていた景色を見て、純粋に、ただ思ったことを顔に出して、素直に喜んでいた。

(……こんな凄いのを見れるとは思えなかったよ。)

鎌倉の町を一望し、自分は穢れの元であるノロをその身に宿したが、この景色を見て、それが間違いではないと確信していた。ノロを受け入れなければ、このような景色を目で見ることも、肌で感じることもできなかったのだから…………。

「……煙?」

しかし、煙がモクモクと立ち上っているのを見かけ、何事かと思い、その場所へ駆けつけて見ると、誰かがおにぎ……おむすびをこしらえていた。

(……同じ服?)

となれば、自分と同じ親衛隊であろうか?と結芽は思い、あることを尋ねてみた。

「……ねえ、あなた親衛隊?だったら強いんだよね?」

結芽は、強い親衛隊を倒せば、自分のことを凄いと認めてくれるかも知れないと思い、勝負を挑もうとするが、

「親衛隊第三席 皐月 夜見です。おむすび食べますか?」

「……え?」

親衛隊第三席と自称する夜見の意外過ぎる返答に答えに詰まる結芽。何故、おむすびなのか?何故、食べなければならないのか?疑問はたくさんあるが、好意で差し出された以上、結芽はそのおむすびを食すべきだと思い、一つ食べてみた。

「なにこれ超おいしい!」

意外においしかった。

「おむすびが一番おいしいです。特にこれは紫様に用意して頂いた最高級のお釜とお米で作った特別製です。」

何故かは分からないが、自慢気に語る夜見。

「ははは!変なの。」

それを聞いた結芽は、思ったことを口にしてしまう。

「変でも問題ありません。これが私に与えられた任務です。」

が、夜見は何とも思っていないのか、いつもどおりに無表情で答えていた。

「そんな任務、私はやらないよ。強さと関係ないもん。」

結芽も求める物が違うと言って、そんな任務はしたくないと言ってのけていた。

「はい、燕さんはそれでいいと思います。」

夜見もいつもどおりの無表情で、お釜の中の米を見ていた。

「よくわかんない…じゃあなんでそんなことやってんの?」

「炊き立てのご飯のおむすびこそ、最大のおもてなしだからです。」

“おもてなし”とはどういったことなのだろうか?結芽は疑問に思うものの、夜見がまたおむすびを手渡してきたので、

「さっきよりおいしい!」

その手渡してきたおむすびを手に取って、食べてみると、何故なのかは分からないが、つい先程の最高級のお釜とお米で夜見が作ってくれたおにぎり……もといおむすびよりもとてもおいしく感じていた。よく分からないが、おもてなしというだけでこういったふうに変わるものなのだろうかと結芽は思ってしまい、感動してしまった。

「皐月と一緒だったのか燕……何をしていたんだ?」

結芽はその声に気付くと、二人組の女性が居た。結芽を探しに来ていた寿々花と真希であった。真希は、頬張る様におむすびを食べる結芽と夜見を見て、何をしているのかと尋ねていた。

「燕さんの歓迎会です。」

「歓迎会だったの!?」

夜見の「燕さんの歓迎会です。」という返答に、思わず驚く結芽。

こうして、何とも不思議で、変わっていて、珍しいおむすびだけが振舞われる歓迎会が催されることになる。それを結芽は、

(……でも、こういった歓迎会も良いかも知れない。……だって、変わっている歓迎会だけど、みんな今日の日のことを忘れない筈だから……。)

一風変わっているからこそ忘れられない歓迎会になったと思い、誰にも気づかれぬよう顔を綻ばせる結芽。それと同時に、“親衛隊”という居場所が出来た日でもあった。

 

 

――――それと同時に、結芽は失うことも恐れてしまうようになった。――――

 

 

石廊崎近くでの山中の戦いのあと、真希と夜見が病院に搬送されて行く場面を見ていた結芽は、その仇を討つことを心に誓っていた。

 

――――イチゴ大福ネコを買ってくれたり、色々と優しくしてくれ、気を使ってくれた真希。

 

――――出会った当初、おむすびだけしか振舞われなかったが、忘れられない歓迎会を催してくれた夜見。

 

(……絶対、絶対に許さない。)

それらをつぶさに思い出してはニッカリ青江しっかりと握り、決意していた。そして、

 

自分が、あの場所に居れば真希と夜見が傷付かずに済んだかも知れないという自責の念――――。

 

若し自分が銃弾も飛び交うあの場に居たら役に立てただろうかという自問自答――――。

 

真希は、自分のことを“切り札”と言ってくれたから、自分は負けてはならないという焦燥感――――。

それらの感情が綯い交ぜになり、いかにすべきか迷い始める結芽。そんなときに、沙耶香が居なくなったことに少し騒ぎがあったことを知り、

「たしかあの子も天才って言われてるんだっけ……捕まえたらみんなびっくりするかなぁ?真希おねーさん達喜ぶかなぁ?」

自分が見つければ自分のことを認めてくれる人が増えるかも知れないという考えと真希と夜見が負傷したこともあって、少しでも二人が喜べばと思い、沙耶香を探しに行くことにする結芽。しかし、結芽は沙耶香と舞衣の二人の抱擁している所を見て、黒い感情に押し潰されそうになった。

「……そっか、ゴメン、沙耶香ちゃん。……ありがとう。」

「うん……私もありがとう。」

舞衣が沙耶香をそっと抱き締め、温かく抱擁していた場面を見て、自分が綾小路の入学式まで両親に愛情を注いで貰っていた過去、親衛隊の皆と楽しくやっていた昔を思い出し、現状と比較してしまった。

自分は真希と夜見を負傷させられ、二人がしばらく帰って来れないこと。なのに、沙耶香は特に何も苦労せずにそれらを手に入れているように結芽は見えてしまった。

(ナニ……ナンナノ……。)

しかし、結芽は最終的にこう思うことにした。

(……うん。知ってるよ、知ってる、弱いから群れるんだ。はぁ~~、弱い人達を倒しても……、つまんないから帰ろ。無駄な時間を使っちゃったな。)

それらの思いが結芽の中で交差しており、日に日に結芽の心に傷が広がっていった。そのためか、自分よりも強いと噂されていたソフィアに突っ掛かり、もっと強くなって今度は真希と夜見のことを自分が守ろうとした。

「……ゲホッ、ゴホッ!……ハァ、ハァ。待ってて、…もっと強くなって、……私、頑張るよ。」

しかし、結果は敗北。だが、結芽には目標が出来たことに喜びを感じていた。

 

――――あんな強い人を倒せば、私はきっと凄い人として憶えてくれる。――――

 

真希と寿々花、夜見もそれを望んでいるハズ。“弱いから両親に捨てられた”という過去からそうであると自ら思い詰めていた。

だが、結芽は気付かない。真希達は結芽が健やかに生きていて欲しいことを切に願っていることを知らないままで…………。

 

 

 

 

 

「折神家親衛隊第一席獅童 真希、同じく第二席此花 寿々花。先程、貴女方両名は折神家親衛隊の任を更迭されました。」

結芽は、耳を疑った。

そんな訳ないと思った。

「もういいっ!!…喋りかけないで、私だけでも真希おねーさん達の無実を証明してやるんだからっ!!」

しかし、現実は残酷で、結芽の元から真希と寿々花が離されてしまった。自分の居場所の一つ、夢の様な場所“親衛隊”が消えて無くなるということから抗おうとした。

「ええ、貴女が強い刀使になりたいことも。ですので私に勝った貴女にはその希望を棄てず、舞草に打ち勝つのです。そして、思い知らせてやるのです。」

だからこそ、ソフィアの言葉は魅力的に聞こえた。

「本来あるべき刀使の姿は、その身を犠牲にしてでも戦い続けた者であることをっ!そしてその姿で全ての刀使、いえ全ての己が人生に絶望を抱いた者の希望となるのです!!」

だからこそ、絶望を抱いた者の希望となれば、私のことを忘れる人は居なくなると、強く思い始める。いや、自らが思い描く夢が叶うような気がした。

「分かった。…私、絶対に勝つよ。」

だからこそ、短命な燕は悪魔からノロのアンプルを受け取ってしまった。……自分の命が消えかかっていること、いつも見守ってくれた真希と寿々花の二人だけでも助けるため、今起きている苦境から抗い続けるために。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時は戻り――――。

「ゴフッ!……ガハァ!!」

優との対決から、ノロのアンプルを打った結芽は数分後、大きく喀血する。

(胸が、……焼けるように、痛い……!!)

元々、身体の中に荒魂を宿していても、病気が完治した訳ではなかった。そのため、無理に体を動かすと病気が悪化するので、戦闘に加わる事を極力止められていた。

(……嘘っ!?……何で!!?)

そして、彼女、結芽は知らない。止め処なく血を吐き続けていても。

「ゲホッ!ゴホッ!!……ゴハァッ!!」

ソフィアが、本部の訓練場で結芽の試合の申し出を受け試合を長引かせていたのも、舞草の拠点を単独で戦わせたのも、無理に体を動かして症状を更に悪化させるためであることに。

それ故に、症状が悪化し弱った身体でノロを更に追加してしまったため、身体の中に居る荒魂が強くなってしまい、今の弱った身体では制御できなくなり、更に症状が悪化。最早、まともに立つことすらままならなくなる。

(……私、どうなっちゃうの?)

舞草の拠点を潰しに来たとき犠牲になったSTT隊員のように穢れて死ぬのだろうか?それとも、荒魂になってしまうのだろうか?それを思うと、

(……イヤだ。嫌だよぉ……。)

涙ぐみながら、どちらもそうなりたくないと心の中で叫ぶ結芽。

「……イヤ……嫌だよぉ…………荒魂に……なりたくないよぉ……。」

子供の様に泣きじゃくりながら、そう叫ぶ結芽。それを見ながら優は何の感情も抱かず、結芽に止めを刺すべく、ゆっくりと近付く。

(……ねえ、このおねーちゃんどうにかできない?)

不意に優の中に居るニキータが結芽を不憫に思ったのか、結芽を助けることはできないかと優にそう尋ねる。

(えっ?でも、敵だし。)

(そうだぜ、こいつ敵じゃん。味方の被害が出る前にさっさと殺しとこうぜ。)

優と中に居るジョニーが敵を助ける意味などないと言って、ニキータの結芽を助けたいという思いを却下していた。

(コラッ!男子共、女の子には優しくしなさいよっ!!)

(優も、ジョニーも酷いっ!!)

(……優、今回ばかりはミカとニキータがこう言っておるから、止めて置け。)

優の中に居るミカとニキータ、そしてタギツヒメがこう言ってきたため、どうするべきか悩む優。そのことにジョニーはあることを優にお願いしていた。

(かーーーっ!!女共はこんなときには団結してメンドくせぇ。……優、やってくれるか?)

(うーん、やってみる。)

優はそう言うと、結芽に向けて手をかざして、荒魂化した結芽ごとノロを吸収していった。

(もう、此処でお終いかぁ…………まだ全然足りないのに……もっとすごい私を……みんなに焼き付けたいのに。)

吸収されつつ、自らのたった一つの願いに思いを馳せていた。

ただ一つ、私はいずれ居なくなり、遠い所へ逝く。その前に、“私が居た”ということを一人でも憶えて欲しかった。そんなときに、結芽の前に落ち葉が落ちてきた。

(あっ……。)

その落ち葉は結芽の吐いた血で紅く染まり、視界がぼやけて見えるせいか、命が消えかかっていることによる幻覚か、桃色に見えた。ちょうどそれは、命の灯が消えそうな結芽にとっては桜の落ち葉としても見えたため、夢心地で、結芽にとっても、みんなにとっても忘れられない花見のことを思い出していた。

 

――――桜が……桜が綺麗でよかったよ~!結芽~~!!

真希が酔っ払って、イチゴ大福ネコを撫でていたこと。

 

――――真希さんは女心がわかっていらっしゃいませんわ。結芽ばかりかまって。

寿々花も真希と同様、酔っ払っているのかと思っていたら、ノンアルコール0,00%だったこと。

 

――――折角の花見だ。戴こう。

紫が花見なのに、焼きそばを食べて一風変わったことをしていたこと。

 

――――荒魂には難しかったようですね……。

夜見が写真を撮るのに荒魂を使うものの、失敗したこと。

 

 

――――でも、みんなでいられてよかった。今年の桜は今年しか見れないもんね。――――

 

 

(……ゴメン。……私だけ、一足先に見ちゃった。)

結芽は一人だけ抜け駆けするように夜桜を見てしまったことに真希達に心の中で謝罪していた。

(……私、悪い子だったね。……でも、こんな悪い子でも、……なんにもいらないから、憶えていてくれていれば…それで良いんだよ……。)

そして、真希、寿々花、夜見、紫、相楽学長のことを一人一人を思い出しては、そう願わずにいられなかった……。

 

 

 

 

 

 

そして、優と紫が対峙したノロの貯蔵庫にて――――。

 

その瓦礫の土埃から、優と鉄の棒が現れ、紫こと大荒魂に襲い掛かるが、大荒魂は二刀の御刀を使って容易く受け止めていた。

 

「……行こう、“みんな”。」

 

鉄の棒と“ニッカリ青江”を携えた優が現れる。

可奈美が、“みんな”を救ってくれることを夢見ながら。




本当の悪い子

ソフィア「そうだな結芽、憶えていてくれるさ!…………新しい話題のキャラが出てくるまではなっ!!」

……外道はこんな感じですが、結芽ちゃんが居たということは忘れないでやって下さい。

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