【完結】刀使ノ巫女+α   作:tatararako

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45話を投稿させて頂きます。

甲斐おじさんの本性が現れる。

そして、新型S装備の声
新型S装備「愚かなる人間共よ!(性能を見て)我に従え~。」






新型S装備の話 2

累達が移動した場所は、長船女学園傘下の普天間研究施設(沖縄県宜野湾市)であった。

「今回は“珠鋼搭載型のS装備が運用試験”に使われた試験場で、新型S装備の運用試験を行います。」

累の今居る場所の説明を受けた米軍将校は、何か思うところがあるのか、一瞬渋い顔をしていたが直ぐに表情をいつも通りにしていた。

「まず始めに、このシュミレーションに参加している刀使達は平均的な実力しかありませんが、チーム戦は得意な子達です。そして、荒魂が何処に居て、数と規模がどれほどなのかは、このシュミレーションに参加している刀使達は知らされていません。限りなく実戦に近付けるためです。」

一同は累の説明を聞きながら、試験場を見ていた。思っていたよりも試験場は広く、構造物を模したブロックがあり、入り組んだ地形を想定した試験場へと改装されているようだった。だが、このように改装された理由は、荒魂事件が都市部の多い関東に頻発しているため、特に市街戦を考慮した物となっているからである。

……しかし、

『殲滅する荒魂は蟲型三体、大型は存在しない。』

「……分かりました。」

このシュミレーションに参加している米村 孝子は事前に荒魂の数と規模をシュミレーションが始まる前に知らされていた。

だが、本来は、荒魂が何処に居て、数と規模がどれほどなのか知らされていないことと、このシュミレーションに参加している刀使達は平均的な実力しかないが、チーム戦が得意な子達であると累はお偉方に説明していた。しかし、実際はシュミレーションが始まる前に荒魂の規模と数を知ることができ、加えてこのシミュレーションに参加している刀使は米村 孝子と小川 聡美が率いる一線級の部隊である。

このことから導かれる答えは、このシュミレーション自体、新型S装備を容認してもらうための茶番にしか過ぎず、刀剣類管理局にとって新型S装備は、起こりうるかも知れない20年前以上の大災厄に対抗する装備を一つでも用意するためでしかなかった。

『では、始めて下さい。』

累のマイクによって拡声された声を合図に、シュミレーションが開始された。

孝子を隊長にし、聡美は副隊長、他四名の刀使(なお、この四名は、舞草の拠点に居た者達である。)の部隊は、開始宣言と共に動き、お互いの死角をカバーしながら(そのまま、荒魂の方角へと一直線に進めば、茶番であることがばれるための演技である。)荒魂を見つけ、殲滅するべく進んで行った。

「なるほど、データリンクシステムでお互いの視界を情報共有し、死角をカバーしながら進んでいるのか……。」

その動きを見て、平均的な実力を持つもののチーム戦が得意といったことは嘘ではないなと、このプレゼンテーションに参席しているお偉方は感嘆の声を上げながら思っていた。

……しかし、甲斐と中谷の派閥に属する議員はこのシュミレーション自体、茶番であることは既に知っていたのであった。

試験結果は、S装備の性能の恩恵もあり、孝子達の部隊損耗率はゼロであり、孝子達が相手をしていた荒魂三体はノロへ還っていた。孝子達の完全勝利である。

これを見たお偉方は、最初のシュミレーションはS装備の基本スペックを見せるための試験だろうと思っていた。何故なら、従来のS装備の性能と変わらず、変わったところがあるとすれば従来の物より稼動時間が延長したぐらいであろうか?と思うぐらいであった。

「次は30分後に、大型の荒魂を一体投入して第二試験を行ないます。」

累がそう言うと、孝子達は次の試験までに試験場を離れ休憩し、30分後には、孝子達と今度は大型の荒魂一体と蟲型三体が試験場に入っていった。

そして、第二試験が始まり、先ずは荒魂の数と規模を構造物の上から視認した刀使一名が、孝子達五名に蟲型三体と大型の荒魂一体が映っている画像とS装備が算出してくれた荒魂の移動予測ルートを孝子達に転送していた。そして、孝子達はその移動予測ルート上に待ち伏せ、荒魂の群れを構造物の角から視認した孝子と聡美が荒魂の群れの前に突然現れ、注意を自分達に向けさせると、残りの刀使達は蟲型の荒魂三体を奇襲で瞬時にノロへと還していた。そして、残りの大型の荒魂一体を五人で対峙し、真正面からぶつかるのではなく、側面や背後を狙って攻撃し、注意が自分から逸れたところを見計らった孝子は荒魂の首の部分を狙って、大型の荒魂の首と胴体を斬り離すと、大型の荒魂はノロへと還っていった。この試験を見ていたお偉方一同は驚愕し、感嘆の声を上げていた。理由は、第二試験は孝子達は以前よりも増して統率が取れ、苦戦も無くファーストルック(敵を先に発見し、)、ファーストショット(先制攻撃)、ファーストキル(存在に気付きもしないうちに殲滅する。)で排除してのけたことと、広域データリンク網によってあらゆる戦闘情報を受信・送信できることによって、第一試験よりも手強い荒魂を相手にしているはずなのに、その第一試験よりも早く倒してしまったことにである。

「こんなに早く倒すとは……!」

そのことに、刀剣類管理局の幹部は驚嘆の声を上げる。そのため、周りの者達も声がした方に注目してしまった。

「蛇足かも知れませんが、私がまだ美濃関出身の刀使であった頃はS装備も無かったので、あの大型の荒魂を相手にするときは数名から数十名の刀使が部隊を組んで対応するものでした。」

本来なら、孝子達が相手をしていた大型の荒魂は数名から数十名の刀使が数分かけて対処していたものだと累は説明する。敵情を事前に把握し、統率が取れ、優位な状況で戦うことによって大型一体と蟲型三体の荒魂の群れを僅か数秒で倒してしまう事実に、美濃関出身の元刀使である累の説明もあって、この試験を見ていたお偉方はこれほどまでに変わるものなのかと驚嘆の声を上げてしまうほどであった。

「次の第三試験は1時間ほどの休憩の後、先程の大型の荒魂を別々の所から三体を出し、新型S装備の性能を完全に出してもらいます。」

累はこれが本番であるかのように、新型S装備の性能を完全に引き出し、その力をお偉方に見てもらおうとしていた。

『討伐対象の荒魂、大型三体のみ。三方向に分かれて行動している模様。』

『聡美とエレンを分隊長にして部隊を二つに分け、大型の荒魂を各一体につき三人で討伐。その後は、こちらが送ったポイントに二つの分隊を合流させ、残りの大型一体は全員で討伐しろ。』

そして、第三試験が始まる前に、聡美達は試験相手の大型の荒魂三体の規模と位置を通信手から知らされていた。その1時間後に第三試験が開始されると、第三試験は孝子が部隊を率いておらず、聡美が部隊を率いており、孝子の代わりにエレンが加わっていた。そして、孝子の指示通りに聡美とエレンは部隊を二つに分け行動していた。しかし、聡美達はまるで、元から倒すべき荒魂は三体居ることが分かっているかのように、各一つの分隊は各自が担当する大型の荒魂の方に、ほぼ一直線で向かって行った。

「……これは、一体どういうことかね?」

政府の高官は累に何故、刀使達は知りもしない荒魂の数と規模、居場所を知っているかのような行動を取ることができるのかと、訊いていた。

「こちらのモニターをご覧下さい。」

累の声に応えるかの様に、このシミュレーションに参席している一同はモニターを注視していた。

『S1、S2、S3共に損傷無し。』

『S4、S5、S6同じく損傷無し。荒魂との戦闘のストレスは3,0以下。S6のみ血圧が3,5となった以外異常なし、戦闘行動には支障はありません。』

『S1、S2、S3も3,0以下、同じく戦闘行動に支障はありません。』

すると、そこに映っていたのは、孝子と他何名かが居る何処かの作戦指揮室を映し出していた。

「……このように、作戦指揮所と他の装備が新型S装備と情報共有することができれば、スペクトラムファインダーのレーダー技術を搭載した航空機、車輌が観測した情報をモニターで観ることができ、新型S装備を着用した刀使にその情報を転送することができます。それによって、彼女達は荒魂の所へ一直線へ向かうことができたのです。そのうえ、新型S装備の各部位に搭載されているセンサー類が刀使の心身状態をモニタリングすることができ、内臓されているGPSによって居場所が分かることができます。これらの技術を応用し、発展すればスペクトラムファインダーのGPSにも反応することが可能となり、荒魂掃討作戦に参加している刀使全ての生残性と安全面は飛躍的に向上することでしょう。」

累は、モニターに映っているものは何なのか説明していた。

「この作戦指揮所は特別な施設でないといけないのでしょうか?例えば、指揮所が攻撃され放棄しなければならない場合、臨時指揮所として陸自指揮システムや野外型システムにも連動は可能でしょうか?」

自衛官が、陸自指揮システムや野外型システムでも臨時の作戦指揮所として機能するか累に尋ねていた。

「新型S装備のデータリンクシステムは個人装具システムの技術提供が元になっておりますので、防衛省のC4Iシステムにも問題無く繋がります。今後、新型S装備の技術が発展すれば、荒魂掃討作戦に参加中の刀使全員に生体状況を確認することができるセンサーを装備させることが可能となります。そうなれば、防衛省と刀剣類管理局にも配備されている軽装甲機動車に搭載可能な隊員モニタ装置で刀使の心身状態を観ることができ、安全面の向上も図ることが可能となるでしょう。」

累の説明にこのシミュレーションに参席しているお偉方は納得したのか、唸り声を上げていた。

「これが新型S装備の性能です。既存の兵器にスペクトラムファインダーのレーダー技術を搭載したUAV等が新型S装備とデータリンクすれば、彼女達は何処に荒魂が居て、数と規模はどれほどかを知ることができ、刀使だけで戦っていると思うことはなくなり、彼女達の心労は軽減されることでしょう。」

累は政府の高官の疑問に、UAVの上空監視による支援のお陰であると答えていた。

そうして、孝子達は大型の荒魂三体を、

 

 

エレンが、大型の荒魂の真正面に現れ、囮となっている隙に構造物の天井からエレンと組んでいる刀使二名が突然現れて不意討ちで荒魂に深手を負わせると、深手を負った荒魂は力と勢いが弱まり、その隙に三人掛かりで胴体をバラバラにして討伐。

 

 

聡美が率いる分隊は、大型の荒魂を真正面と背後二名から同時に襲い掛かり、聡美の分隊に所属する刀使が大型の荒魂を背後から斬って深手を負わせると、その深手を負わせた刀使は囮となり、その隙に聡美が大型の荒魂の首と胴体を切り離すことに成功するという連携技で討伐。

 

 

最後は、エレンの分隊と聡美の分隊が合流した後、UAVを荒魂の目の前に出し、それに注意を向けている隙に、刀使二名が足を切断する等して深手を負わせ、力を弱まったと判断すると、六人掛かりで荒魂を背後と側面から攻撃。最終的には大型の荒魂をバラバラにし、討伐を成功していた。

 

 

「再度申し上げます。これが、新型S装備の性能です。今後、防衛省と警察庁の支援が有ることも想定すれば、既存の自衛隊の諸職種に属する防衛装備との連携も可能であり、刀使の生残性と戦闘能力は更に向上することでしょう。市街地での荒魂討伐も増えていることを考慮すれば、これほどまでに荒魂殲滅の装備として適した装備は現段階において存在しないと言えるでしょう。」

結果は、聡美達新型S装備部隊の損耗率ゼロという勝利であったこともそうだが、何よりも累が止めの説得をお偉方にした効果が有ったのか、皆が一様に唸っていた。

「……しかし、実地試験はどうやってやるかだな。」

「我が陸自が無人機にスペクトラムファインダーを搭載した試験機が有ります。それで、荒魂の反応を観測できれば……、実戦を兼ねた試験も可能と思われます。」

「それよりもまずは正式発表は控えておいた方が良いでしょう。新型S装備を使った荒魂掃討が確実に成功するとは限りませんので。」

「確かに、失敗すれば高価なオモチャを造ったとして、国民から無駄遣いだと批判されかねん。20年前以上の災厄が起こる可能性を考慮すれば、刀剣類管理局への批判が強まるのは避けたい。」

「我が海自としても、これ以上批判が高まり、刀使の希望者が減ることになるのは避けたいところです。それに、護衛艦にS装備を射出する機構を備えることができましたので、そのときは我々も参加させて下さい。」

そして、様々な思惑があるのか、皆が皆小声で何やら話し込んでいる者も現れ、騒然となっていた。

 

 

 

 

 

 

 

そして、時は戻り、新型S装備のプレゼンテーションからの2ヶ月後、甲斐と中谷の居る防衛省市ヶ谷――――。

「あのプレゼンの後に、荒魂の群れが箱根山で観測されたお陰で、実地試験ができると喜んでいたな。」

中谷があの2ヶ月前のプレゼンを思い出し、それが元で荒魂掃討作戦が立案されたと振り返っていた。

「だが、あの新型は使い様によってはこちらの装備更新が捗るいい口実になるとは思わんか?」

そして、甲斐は蛇のような鋭い目付きで中谷にそう語っていた。

「……そういえば、私の派閥に属する議員がこの新型S装備には装備庁の技術提供があったということを聞いたそうだが、お前さん、何か関わっているんじゃないのか?」

中谷はそんな甲斐に臆することなく、甲斐に防衛装備庁の技術提供に関わっていないか問い詰めていた。

「そんなことはしとらんよ。」

甲斐はせせら笑いながらそう答えるが、実際は関わっており、S装備の性能と信頼性が向上すれば、その関連技術で自衛隊が開発中のパワードスーツに転用し、自衛隊用のパワードスーツの早期の配備を目論んでいた。つまり、観測ヘリコプター用戦術支援システムと個人データ共有システムといったデータリンクシステム、並びに新無人偵察機システムといった無人機の早期の実戦投入と運用法の確立を新型S装備を纏った刀使に担わせようということであった。甲斐は、あくまで国防の任を預かる陸上自衛官の一人として国防戦力の拡充と、昨今の情勢を鑑みて無人機とデータリンクシステムの運用法の確立をしようとしていただけに過ぎなかった。

しかし、どう言い訳しようと甲斐の行なってきたことは、12~18歳くらいの刀使を、少女を、子供を出しに使っていた事に変わりはない。

「…………そうか。」

中谷も甲斐をこれ以上問い詰めることはしなかった。

「それにだ。グローバルホークの支援を確約してもらったとき、ラングレーからあの少年(衛藤 優)のことを宜しくお願いされたよ。……あの少年は20年前の大荒魂を本体の意思を含めると四つに分割してくれたうえ、荒魂を誘い出す餌となり、荒魂の素となっているノロを詰め込める物として大いに役に立ってくれる。そして、仮に裏切ったとしても“柊の娘(十条 姫和)”と“鎌倉での英雄殿(衛藤 可奈美)”がこちらに居る。人の世を脅かす荒魂を神聖なる御刀によって斬って祓うのが刀使のお仕事だったな。そうだろう?」

甲斐は、蛇の様のように目を細め、中谷にそれを告げる。衛藤 優が大荒魂を全て吸収し、暴走したとしても、政府に属する刀剣類管理局の刀使である可奈美と姫和の二人が優を始末できるだろうと甲斐は踏んでいた。甲斐にとって優は、姫和と可奈美とは違い、優は荒魂化した人間でしかなく、荒魂は荒魂でしかなかった。

「甲斐、朱音はこちらの事は気付いていたか?」

「いいや、気付いておらんかったよ。」

中谷は、そう言って甲斐に尋ねると、望んでいた答えが返ってきたためか、安堵していた。

何に気付いていたか?と言うと、甲斐が4ヶ月前に行っていたこと、紫(正確には、20年前の大荒魂だが、)率いる刀剣類管理局に聡美が捕縛された際、その聡美達を救出した謎の武装組織を指揮していたのは甲斐であった。

何故、そのようなことをしたのかと言うと、警察の能力ではこういった事件には対処できないといったことを政府に思わせると同時に、刀剣類管理局をより荒魂退治の専門組織として独立させ、警察と自衛隊が刀剣類管理局の支援をするという名目の元、荒魂対策の予算を自衛隊にも計上してもらうというのが目的であった。

そのために、海上自衛隊の哨戒ルートを別班が調べ、その哨戒ルートを繋がりがあるソフィアに通じて舞草に知らせ、聡美達は謎の武装集団に扮した特殊作戦群を使って救出した。

甲斐が、朱音を支援する理由は、この裏工作の内情を知るソフィアという後顧の憂いを排除するためでもあった。

つまり、甲斐は省益のために、朱音を持ち上げ、ソフィアを始末しようとしていた。

「だが、古波蔵の娘御がよく新型S装備に協力したな。それにだ、彼の少年(衛藤 優)を掃討作戦に参加させることができるのか?反対する者が多いと思われるが、強行しようものなら、反発もでかくなり、刀剣類管理局との共同作戦かラングレーとの約束も戦線に加えなかったということでご破算となるぞ?」

中谷は、エレンがS装備を人殺しの道具として扱われることを良しとしないことを聞いていたことと、衛藤 優を掃討作戦に戦線に加えると反発が起き、共同作戦処ではなくなるうえ、優を戦線に加えなければCIAからも反発を受ける可能性があることを伝えたうえで、甲斐にどうするのか尋ねていた。

「古波蔵一家には“S装備”を軍事利用する気が無いことを伝えている。それに、刀剣類管理局も彼の少年を戦線に加えなくてはならなくなる。そうすれば、CIAは何も言わなくなるだろう。」

甲斐はS装備を“軍事利用”しようとは考えておらず、S装備の技術と性能を転用した自衛隊用のパワードスーツに“復興支援”や“防衛任務”に使うだけの予定であり、言葉通りにS装備を“軍事利用”しようという考えはなかった。

……そして、甲斐は意味深に優は戦線に出なくてはならなくなると中谷に伝えていた。

「我々にとって最も好ましいのは、大荒魂が幾つかに分かれ力を失い、彼の少年(衛藤 優)が荒魂事件を抑える役割を果たし、タキリヒメがいつか我々に協力してくれることになる現状だ。できればこのまま維持したい。」

甲斐は、優を荒魂を誘き寄せる餌と荒魂の素となるノロを入れる入れ物として利用することにより、頻発する荒魂事件をある程度抑えコントロールしようということと、タキリヒメは市ヶ谷に封じ込め、協力を得てS装備といった隠世技術の恩恵を我が国が独占できるようにしようという考えと魂胆しかないことを中谷に語っていた。

 

 

 

 




遅れましたが、オリキャラ紹介

中谷 啓祐
現防衛大臣。甲斐とは防衛大の同期であったが、自衛隊を退官後に議員となり、防衛大臣に任命された経歴を持つ男性。甲斐とは同い齢。



今回の話の要約――――。
刀剣類管理局「20年前以上の大災厄に対する装備が一つでも欲しいから、シュミレーションは茶番にしてでも成功させるよ。」
防衛省「新型S装備は、S装備の運用と研究成果を自衛隊のパワードスーツに転用できたら良いぐらいだし。茶番には協力するよ!」
新型S装備「……当て付けかよぉ!!(泣)」


次回も箱根での戦闘になるまでの準備なので、戦闘になるまで結構掛かると思います。


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