【完結】刀使ノ巫女+α   作:tatararako

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56話を投稿させて頂きます。

新キャラ登場させます。
今回のオリキャラは刀使さんを助けたいという男モブを構想にしています。随分前から書きたかったキャラです。
あっ、当然、まともな人間じゃないですし、ノロブーストされます。
 
 


埋伏の毒

箱根山にて荒魂掃討作戦が開始されている同時刻にて、綾小路武芸学舎学長執務室――――。

 

「……では、燕 結芽が何処でノロのアンプルを入手したか、もしくはそれを使用した理由については知らないと?」

 

綾小路武芸学舎学長相楽 結月はソフィアに鎌倉での大量のノロが漏出した事件、四カ月前の折神家で起きたことについて詰問していた。

 

「ええ、ですが、親衛隊の結芽隊員がそのようなこととなっているとは思いもしませんでしたが……。」

「となると、結芽……親衛隊第四席がどのようにしてノロのアンプルを入手したか本当に分からないのか?君は第四席の結芽と親しかったようだが?」

「そのような話が出回っているとは知らなかったのですが、親衛隊第四席とは交流を持っていたのは事実です。……しかし、ノロのアンプルを何処で得たのかについては私にも分かりかねません。」

 

ソフィアが結芽と個人的な交流を持っていたのを認めた理由は、結芽がソフィアと立ち会いをしていたという目撃情報があること、親衛隊の権限を使ってソフィア達を招聘したという事実がある以上、隠すことはできないと判断したからである。そのため、ソフィアは結芽と個人的な交流を持っていたということだけは嘘偽りなく結月に答えていた。

 

「ただ、石廊崎にて親衛隊との共同作戦を失敗に終わらせてしまったのですが、そんな私を紫様護衛の任に指名してもらい、本部へと出向したにも関わらず、燕 結芽隊員がノロのアンプルを使い“荒魂の力に頼った刀使”としてしまったことで刀剣類管理局の名に傷を付けたことに関しては、私の責任ではあります。」

 

ソフィアは悔やんでいるかのような顔をして、石廊崎での親衛隊との共同作戦を失敗に終わらせたうえ、紫の護衛として本部に出向し、結芽の近くに居たにも関わらず、結芽の近況に気付かなかったばかりに“荒魂の力に頼った親衛隊の刀使”として結芽は有名となってしまい、刀剣類管理局の名に傷が付いたことは自分の失態であるとソフィアは白々しく言っていた。そのソフィアの悔やんでいる姿に、わざとらしさを感じた結月は若干勘に触ったが、表情に出さず、出来る限りいつも通りに接するようにしていた。

 

「……ふむ。では、大規模停電後はどのような行動をしたのか述べてもらおう。」

 

ソフィアは、この査問委員会のような事実確認をするということは結月学長はこちらを疑っているということだろうか?と勘繰っていた。そのため、ソフィアは内心“障害でしかない結月学長を如何にすべきか?”を考えてながら、結月の詰問を返答することにした。

 

「……大規模停電後、私の隊は周辺の荒魂出現の対応に追われました。」

「ノロの回収車の手配をしていないようだが?」

「恐らくですが、突然の大規模停電による混乱が原因で誤報が多くなったのでしょう。……不安に駆られた市民が何かと見間違えたか、それともスペクトラムファインダーに何かが起こったのかは定かではありませんが、荒魂は居ませんでした。」

 

いけしゃあしゃあと嘘を述べるソフィア。実際は荒魂出現の対応に追われていたのではなく、刀剣類管理局の威信を低下させるために荒魂と化した燕 結芽の撮影をし、スレイド博士の依頼遂行と鎌府の研究成果を得るために皐月 夜見と高津 雪那の両名の拉致工作をしていたのである。

 

「……では、質問を変えるが、鎌府女学院の高津学長と親衛隊第三席の皐月 夜見が行方知らずなのだが、それも知らないと?」

「私の部下が、何やら黒っぽい服を着た怪しげな者を見たと言っております。可能性としてはこの者が怪しいでしょう。」

「……そうか。」

 

その黒っぽい服を着た怪しげな者が自分の部下であるということを省きながら説明するソフィア。人数、顔といった特徴を省いて説明したのは、後の説明で齟齬が生じるのを避けるためである。

 

「……分かった。では、もう一つ尋ねるが君の部隊は勇猛であると聞いてはいたが、紫の警備任務に就いてからは特に目立った活躍はしていないようだが、何か有ったのか?」

 

これ以上、同じやり方でソフィアを問い詰めても無意味であると判断した結月は、別の方向から攻めようとしていた。

 

「……私の部隊は、いや刀使は荒魂という異形の怪物を討伐するのが主任務である以上、警備という専門分野から外れたことをしたので目立った活躍はできなかった。……というのが、私の見解です。それと、私個人の見解ではありますが、今後の我が隊の課題は、……いえ、局長襲撃ということが有った以上、今後の特別刀剣類管理局の課題は重要人物の警護も視野に入れ、現在局長代理である朱音様の警備体制を見直すか、警備を専門とした部隊を新たに創設することが必要であると思われます。……それが、私が紫様の警備に就いたときに得た唯一の成果であります。」

 

しかし、ソフィアは涼しい顔をして答えて、結月の攻めを空振りで終わらせていた。

 

実際、ソフィアが紫の警備に就いたときだけ、目立った活躍をしなかったのは事実である。

その理由は、結芽と夜見を追い詰め、親衛隊を瓦解させる工作と朱音に海自の哨戒ルートの情報を朱音に秘密裏に渡していたため、本来の紫の警護という任務が疎かになっていたのが真相ではある。にも関わらず、ソフィアは元々刀使は荒魂退治を専門としていたのに、警備という専門外の任務をしていたから不備が有ったと弁明し、そのうえで自らの部隊と同様に刀剣類管理局は警備も含めた組織改革をしなければならないと提言していた。

 

「……なるほど、刀剣類管理局の警備体制に不備が有ると?」

「親衛隊が瓦解している今、それが急務であると考えられますが?」

 

そうして、ソフィアは結月の自分への疑いの目を刀剣類管理局の警備体制の不備という問題へと意識を変えさせようと目論んでいた。

 

「……それと、これは一部の学生内での噂なのですが、第四席は件の少年に討たれたという話が広まっています。真偽の程は如何に?」

「…………それを聞いてどうする?」

「そうですね、……親衛隊第四席燕 結芽は我が母校の出身者でもありますので、その“お礼”がしたいですね。本部長となった長船学長も綾小路にスパイなどを送り込みましたから。」

 

そのうえで、ソフィアは優が結芽を殺したのでは?と一言添えていた。その目的は、結月が結芽のことを大事にしていたことはソフィアは知っていたので、それを利用する形で結月の疑惑の目をソフィアから優に変え、結芽を殺した優を保護する今現在の舞草中心の刀剣類管理局と、その本部長でもある長船学長の紗南に疑いの目を向けさせようとしていた。

そして、ソフィアが言う“お礼”とは、結芽を始末してくれたことに感謝しているという意味であり、決して仇討ちをするという意味ではない。

 

「結芽は血の滲むような努力で綾小路随一の実力者となったのでしょう。それは学長自身が一番お分かりのはず、……結芽が相手では並大抵の刀使が適うはずもありません。とすれば、誰が倒したのでしょうか?」

「…………。」

 

ソフィアの芝居がかった話を聞きながら、結月は少し苛ついていた。

結芽が件の少年こと優に惨殺される場面を少しでも想像したのもそうだが、四ヶ月前の結芽に起きたことを契機として疑っているソフィアが結芽のことを何食わぬ顔して下の名前で親しげに呼んでいることが最大の要因でもあった。

 

「そういえば、件の少年は一時期舞草がノロに人体へ注入した改造人間であったとか折神家が公表していましたね?鎌倉でのノロの漏出事件と横須賀湾での大規模停電によって、結局は有耶無耶となりましたが……。それと長船のスパイと何か関係が――――」

「……そうか、分かった。時間を取らせて悪かった。また、何か分かったなら、連絡してくれ。」

 

スラスラと芝居を続けるソフィアに、結月は今後の刀剣類管理局にとって不穏なことを喋るだろうと判断し、否定の言葉と共にそれを遮る。

 

「どうして、止めるのです?」

「仮に事実だとしても、私が管理局を二つに分けることになるような事態とそれによって生ずる混乱は避けたい。」

「……元綾小路の学生が犠牲となっているのにですか?」

「管理局の風当たりが強い今、そんな不確実な噂を頼りに衝突を起こせば、どのような謗りを受けるか分かるだろう?……今の発言は聞かなかったことにする。」

 

ソフィアの結芽への復讐をすべきだという誘いに結月は刀剣類管理局を二分にして、国民の不安を煽るようなことをしたくないのと、綾小路の学生達を争いに巻き込みたくないがためにソフィアの言い分を叱責する結月。

なお、叱責だけに留めたのは、仮に帯刀権を奪えば、その理由を問われることとなり、結果ソフィアの考えが旧折紙 紫派に広まり、それに感化した一部の学生が過激化するのを妨げるためである。

 

「……そうですか、では失礼致します。」

 

ソフィアはそう言うと、綾小路武芸学舎執務室から退室していった。

 

「…………。」

 

結月は、ソフィアが退室したことを確認すると、何やら思案した後は電話を取っていた。

 

『もしもし。』

「……結月だ。穂積か?」

 

結月はソフィアの副官的立場である穂積と連絡を取っていた。

 

『……学長。どうかしましたか?』

「ソフィアが最近、妙に活発的になっている。何か心当たりはあるか?」

『……そこまでは。』

「……そうか。」

 

穂積はソフィアの副官的な立場に居る人物だが、元はソフィアの動向を探る、もしくは動きを制限させるべく送り込まれた結月のスパイである。

 

『……申し訳ありません。中々、ガードが硬いようで……。』

「いや、ご苦労だった。あの女は何やら行動を起こそうとしている節がある。スパイ活動を中止し、こちらに戻ってこい。」

 

これ以上、ソフィアのグループに潜伏するのは穂積が危険だと判断した結月は、撤収するよう指示をするが、

 

『……学長。まだ何も掴めないまま撤収はしたくありません。苦労してターゲットのすぐ近くまで近付きました。あともう少し、もう少しなんです。』

「しかし、『学長。』」

 

結月の撤収するようという指示を却下する穂積。しかし、結月は再度撤収するよう穂積に伝えるが穂積にそれを遮られる。

 

『私は自分を偽って潜入し、辛いと思ったことはあります。しかし、この任は重要なことであると私も理解しております。』

「……分かった。但し、少しでも不味いと思ったら撤収しろ。成果は問わん。」

『……ありがとうございます、学長。』

 

しかし、“使命感”がそうさせるのか、穂積は撤収することを固辞していた。

結月はここまで決意が固いのであれば、撤収させるのは無理だろうと判断し、穂積に自身の生命を第一にしたスパイの活動の継続を命じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その数日後、そんな状況の綾小路武芸学舎にて、一人の男が来ていた。

 

(……来るのが、早すぎたかな?)

 

その男、望月 和樹はとある噂を聞き、綾小路に尋ねて来たのである。

その噂は、綾小路が荒魂を人体に注入する実験をしているだとか、刀剣類管理局の仮本部としても機能するほど折神家と密接な関わりがある綾小路が何のお咎めもないこと、そのお咎めもないことから横須賀港の大規模停電は綾小路も一枚噛んでいるのではないのかといった噂である。

普段の彼なら、そんな話は気にも留めなかった。

だが、彼からしてみても、舞草が中心となって再編成されつつある刀剣類管理局。それにも関わらず、舞草が中心となった刀剣類管理局が旧折神 紫派に属していた綾小路が何のお咎めもないのは妙なことであり、今も尊敬している相楽 結月学長が何か身動きが取れない状況か、若しくはあの舞草と何らかの関わりを持ってしまったのかと勘繰り、此処に赴いた――――という経緯があったのである。

 

相楽学長は大丈夫だろうか――――?

 

そんな思いを抱きながら、綾小路の門近く前まで来ると、綾小路の刀使に学長からアポは取っていると説明したのだが、やっと確認は取れたのか、綾小路武芸学舎の校内に入れたのである。

 

こんなフリーターだから、長いこと待たされたのだろうか――――?

 

まともな職に就ければ良かったのだろうか――――?

 

和樹には、そんな思いが過るが、現在この国は不況なのである。そんな理由で働き口が派遣社員しかなく、精一杯頑張ったが、勤め先から突然不況で仕事が無く、内定を取り消され、解雇を言い渡され正社員になれなかったのである。

不況となったのは無理な増税が最大の理由であると誰もが解りきったことではあるが、荒魂被害による道路と建物の復旧、対荒魂装備の開発、社会福祉の充実といった理由を財務省から述べられると皆、従順な犬のようにそれを受け入れ、そのしわ寄せが自分のような非正規の労働者を追い詰めている。と和樹は思うものの、食費も抑えなければならない生活では、何かしら活動をするという気力もなかった。

 

なお、和樹は知らないことだが、四ヶ月前に局長襲撃があったため、警備が前より強化されているのだが、局長襲撃事件が公表されなかったため、和樹は知らないのであり、まともな職に就けなかった自分はこんなに待たされ、こんな扱いを受けるのだろうか?と内罰的なことを思ってしまう。

 

(……学長は今どうしているだろうか?)

 

だが、そんな思いとは裏腹に未だに思いを引き摺り続ける結月に一目会おうと、和樹は綾小路の刀使三名の案内に導かれるまま、綾小路武芸学舎にある学長執務室へと向かうのであった。

 

「…………学長、お久しぶりです。」

 

和樹は先ず結月に挨拶していた。

面倒を見てくれていて、今も尊敬している彼女を見て、少し安堵していたが、体つきから見て、少し痩せたようにも見えた。

 

「……和樹君、何の用だ?」

「いえ、ただ学長がどうなっているか見に来ただけというか……。」

 

和樹はどう話そうか悩んでいた。

天然理心流を学んだ最大の理由でもある憧れの結月学長と近くに話せることでやはり緊張してしまったのか、和樹はなかなか本題に入れなかった。

 

「……要件はそれだけか?なら、帰れ。」

 

結月は若干苛つきながら答えていた。苛ついていたのは、ソフィアが妙な言動をしたからだが、その場面に居合わせていない和樹は結月さんらしくないなとつい思ってしまい、和樹は臆してしまう。

 

「……その、結月学長。尋ねたいことがあって……。」

 

しどろもどろに言いやがって、もう少ししゃんと出来ないのか――――?

和樹は、心の中で愚痴る。

 

「何だ?」

 

結月に問い詰められたため、和樹は更に臆してしまうが、若干焦り、しどろもどろになりながらも答えていた。

 

「……その、荒魂を人に融合させる実験をしているという話を聞いたので、それで結月学長に何かあったのかなと思って、それで居てもたってもいられなくなって、大変お世話になった結月学長に何かあったらと思いまして、僕に何か出来ることとか有れば手伝おうと思いまして……。」

 

自分は何を言っているんだろう?何ができると言うのだろうか――――?

和樹は、そう心の中で愚痴る。

 

「…………ああ、そういうことか。」

 

結月は、和樹の自分の身を案じて来てくれたという意外な返答に少し拍子抜けしたのか、それとも気が和らいだのか、結月の苛ついていた気持ちは少し治まっていた。

 

「……案ずるな、何の問題はない。此処のところ少し鎌倉でゴタついていてな、それで余計な行動をしてしまって、そういう噂が立ったのだろう。君が気にすることはない。」

 

それに、彼は刀使だった妹さんが怪我で引退したという暗い過去がある以上、彼にはこれ以上、この件には首を突っ込んで貰いたくないのも理由の一つだった。

 

「……そうだったんですか。」

 

和樹は、そう返事するものの、

 

本当に――――?

 

と問い質したかった。だが、和樹は定職に就かず、今もフリーターの自分がこれ以上何を問い詰めても結月を苦しめるだけだと思い、それ以上は何も言えず、退室して行った。

 

そして、退室した和樹を見ている者が二人居た。

 

「……あんな男を使うんですか?何の力もないのに?」

「そうだ。刀使でもない力の無い男だからこそ、出来ることがある。」

 

ソフィアと静の両名であった――――。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

綾小路武芸学舎学長執務室から退室して数時間後、和樹はとぼとぼと力なくうなだれながら歩いていた。

先ほどの何の進展もなく終わらせてしまった結月との会話をした自分に苛立っていることもそうだが、この間まで、派遣社員としてとある会社で働いていたのだが、派遣切りに遭い、解雇されてしまったことで自暴自棄気味だったこともある。

 

『――――荒魂事件に巻き込まれて遅れただぁ!?こんなご時世にお前は何刀使さんのせいにしてんだよっ!!』

 

後ろ向きな気持ちだったせいか、解雇される前のことを思い出してしまう。

高校を卒業し、派遣社員として会社に勤めていたものの、刀使だった妹が怪我を理由に辞めてしまったことがトラウマでその会社に馴染めなかったことが原因で上司と反りが合わず、勤めていた会社を辞めた。そのときの上司は、和樹にとって良い上司ではなかった。

とにかく自己責任論者で、今もバブル世代の考えに染み付いていたので、気弱な和樹のことを嫌っていたのだろう。

 

――――あのときは本当に荒魂事件のせいで電車が遅れたのに、あの上司、僕の言い分を全く聞きもしやがらない。

 

和樹は、そんな今のカッコよくない自分自身の過去を思い出し、更に心が空しさと、悲しさ、苛立ちを内心感じてしまった。

 

 

最初の勤め先がそんな上司が居るところだったから、ケチが付いたのか、その後の和樹の人生は落ちるのみであった。

 

 

再就職先を見つけようと躍起になっても、奇妙な圧迫面接で不採用となることが多く。

やっと、再就職先が見つかったとしても、待遇が悪すぎるブラック企業であり、しかも不当解雇されてしまう。

大した職も見つからないことに親から「早く正社員になりなさいよ。」といったことを言われ続けることに、まともな就職先を得られた妹と比べられることに、やるせなさと不甲斐なさしか感じない自分に嫌気を差しながら歩き、自分が住んでいる安アパートに着くと、自分のロッカーに封筒が入っていた。

 

普段の和樹なら、気にもしないだろうが、宛名が綾小路武芸学舎と書かれていたせいもあって、学長からだろうか?と有りもしないことを考えながら、その封筒を手に取り、中の手紙を見るのであった――――。

  




望月 和樹
高校卒業後は派遣社員として正社員を目指したものの、内定を取り消された後は職を転々とするフリーターとなる。
唯一優しくしてくれた記憶がある綾小路武芸学舎学長相楽 結月に憧れ、天然理心流を学ぶも御刀を持った刀使の力を見て挫折し、剣術以外の方法で自分にだけしか無い物を模索中。



 

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