66話を投稿させて頂きます。
優くん活躍の回!!でも、あまり活躍しないなぁとは思う。
優「ヒメちゃん、ミカさん、ジョニーくん、ニキータちゃんとか見ていたら、荒魂も人もそんなに変わらないから、邪魔する奴は平等に倒すね。」
33話のSave you save me 3から、
……優くんは、荒魂も人も平等に扱っています。かなりの危険思想だけど。
一方、刀剣類管理局本部にて――――。
「荒魂討伐任務終了したぞド畜生!じゃない。学長!!」
「誰がド畜生だ、誰が。……あとここでは本部長と呼べ。」
荒魂討伐任務を終えた薫は、本部長の真庭 紗南に報告をしていた。
これで、休暇が取れるだろうと思いながら、紗南の次の言葉を期待しながら待っていると、
「ご苦労。では次の任務だ「待て待て!あれから4か月ほとんど休みなしで飛び回ってるんだぞ!少しは休ませろよ!」……次の任務だが。」
「くそっ!ここまで白々しい聞こえなかったフリは見たことがない……。」
薫の期待も空しく、休暇すらないまま次の任務地へと飛ばされそうになったため、薫は紗南に抗議するものの効果は無く、そのまま次の任務が決まってしまった。
「お前には隊長としてチームを率いて、群馬に行ってもらう。」
「いや、パスポート持ってないし。」
「群馬舐めんな。……まあ、現場はいわゆる秘湯ってやつでな。喜べ、早期に任務を片付けたら待望の休暇だ。」
といった具合に話が進み、薫はチームを率いて群馬へと向かうこととなった。
数日後、群馬のとある旅館内――――。
「つーわけでだ、桐生副隊長。数日は経ったものの目撃情報はあやふやで、ファインダーの反応もちっぽけすぎて正確な場所を特定できず、ねねですら反応を追い切れなかったとはいえ、宿舎として旅館を使わせてもらっている以上、荒魂を探したっていうポーズだけでも取ろうとは思う。」
「……隊長。せめてもう少し本音を隠す努力をしてください。」
荒魂討伐を担当する刀使として、問題のある発言をする薫に副隊長の葉月は呆れつつも、突き離すことはせず、そのことについてのみ注意していた。
だが、薫の言う通り、スペクトラムファインダーの反応が曖昧すぎて正確な場所を特定できず、目撃情報もあやふやであったため、目撃された荒魂の正確な場所を特定できなかった。そのため、取れる手段は肉眼頼りの人海戦術しかなかったために、荒魂を発見できずに数日が過ぎていた。
薫が率いる部隊の副隊長を務める桐生 葉月はそれを考えただけで、気が滅入る気持ちとなるが、それでこの状況が好転する訳ではないと気持ちを切り替えるべく、点呼を取ろうとする。
「それでは点呼。」
「1。」
「2。」
「3。」
「4。」
副隊長である葉月の声に応え、点呼を取る隊員達。
「5。」
「…………。」
「7。」
薫と葉月を加えると、6人編成であったため、ちょうど1から5、そして7という声が聴こえ……。
「んっ?7って……めっちゃ増えてるしっ!!?」
薫は7という応答に疑問を抱き、声のした方へ顔を向けると沙耶香と姫和、そして箱根山戦時と同様の変装をしている優が居た。
「はあ!?何でいるの?」
「それはだな。……ここは俺らが討伐することになったということさ。」
薫は声のする方へ顔を向けると、トーマスと他数名、いや正確にはトーマスが何処からか調達した傭兵達であった。
突然トーマスを含む見ず知らずの外人達の登場に薫の部下である刀使達は、
「えっ?隊長の知り合い?」
「どうしよう、私英語の成績あまり良くないんだけど……。」
「でも、日本語喋れるみたいだよ?」
「刀使じゃなくて、おっさんばっかだなあ……。」
奇異の目で見る者。外国語が喋れなくて不安な者。日本語を喋れることに不思議がる者。刀使じゃなく戦力になるかどうか怪しい人が混じっていることに残念がる者と様々であった。
「うわあ……、ジジイかよ。」
「悪かったな。だが、これも仕事でね。嘘だと思うなら、紗南に確認を取ってみろ。メンバーは俺と5名、沙耶香、薫、コイツ(優)、それと姫和だ。」
「となると、我々は?」
そんな中、姫和から色々と聞いているトーマスが居ることに露骨に嫌そうな顔をする薫。
そして、葉月もトーマスの発言に自分と薫の部下である刀使達はどうすれば良いのかと尋ねていた。
「本日を以って薫の部隊は再編制され、俺達が組み込まれることとなった。桐生 葉月副隊長は残り四名の隊員を率いて本部へ戻れとのことだ。その後、桐生 葉月隊員等五名は別命が有るまで待機。これが、その辞令だ。」
トーマスが持ってきた辞令書を目を皿のようにして見る葉月は、それが正式な物であるということは理解したが、薫がトーマスのことを嫌そうな顔をして見ていたこともあって(そもそも、何の前触れも無く急に辞令書を持って来て高圧的な態度で、こちらを解任させるようなことを言うため、あまり好印象を抱けなかったのも理由の一つではあるが……。)、トーマスの事を信用出来なかったため、葉月は隊長である薫に是非を問うていた。
「隊長、管理局の正式な書類であることに間違いありませんが……どうしますか?」
「……少し学長に訊いてみる。」
葉月にそう言われ、薫は渋々紗南にスペクトラムファインダーの携帯通話機能を使って確認の連絡を取っていた。
「もしもし、学……ババア?」
『……おい、今の言い直す必要なかったよな?まあ、良い。そっちに来た沙耶香達の事を訊きたいのだろう?』
「ああ。俺の部隊を再編成するとかどうとか……本当か?」
『……本当だ。それと、薫。』
「なっ、何だよ急に改まって……。」
『休暇を申請してたな。喜べ、お前にはこの任務を断る権利が有る。此処へ戻ってきたら沙耶香と共に特別休暇は受理されるよう手配はしている。』
「…………はっ?」
薫は時が止まったかのように固まってしまった。
あの鬼のように扱き使う紗南が休暇を寄こす?どういうことだろうか?
何か裏が有ると勘繰った薫は、戻るべきではないと判断した。
「はあ?いやいや、オレが此処離れたら目撃された荒魂の対処はどうすんだよ?」
『……その場合は、姫和が“男の刀使”とトーマスを指揮して荒魂討伐するということになる。……休暇が欲しかったんだろう?』
つまり、姫和に指揮権を渡せば、薫と沙耶香は本部に戻って休暇を得ることができるが、トーマスと“男の刀使”という事になっている優だけは此処に残るということなのだろう。
「……わりぃけど、あのジジイと“男の刀使”だけ残していくのは気掛かりだ。だから、此処に残るわ。」
『……良いのか?できれば薫には、休暇を取って貰った後、しばらくは沙耶香と共に荒魂討伐に当たって貰いたいのだが?』
「……いや、此処に残るわ。」
薫は休暇が貰えるという誘惑をどうにか撥ね除け、優とトーマスだけ残すのは忍びないと言って、此処に残ることを決めるのであった。
『……そうか。』
その薫の決意に紗南は、何処か悲しそうな声で応えていた。
まるで、この任務を受けて欲しくなかったかのように…………。
『なら、最近沙耶香は元気がなくてな、ねねと一緒に相談に乗ってやってくれ。あと、可能であれば、ねねと薫の仲を見せて、“男の刀使”の考えを改めさせてくれ。』
「ああ、沙耶香と“男の刀使”はオレに任せろ。」
『ああ、頼んだぞ。……それと、何が遭っても挫けるなよ。』
「……ああ。」
紗南の反応に薫は訝しみながらも、沙耶香と優の面倒を見ると返事をすると、紗南との通話を切り、葉月に命令を下していた。
「という訳だ、桐生副隊長。ワリィけど、オレの部下達のこと頼むわ。」
「……はぁ、まあ鎌倉での騒動を解決した三名が編成しなければならない事態になったと見るべきでしょうか?」
「まあ、そういうことだろうな。済まねえ。」
「いいえ、隊長の方もお気をつけて下さい。」
薫の命令に葉月は二つ返事で了承していたが、急に来たトーマス達のことは信用していないことを述べると、他の刀使達に新たな命令を下していた。
「それでは、今から私を含む四名は本部に戻り、別命があるまで待機。本部までだが、指揮は薫隊長に代わり私が執ることになったので、以後は私の指示に従うように。」
「「「「はいっ!!」」」」
薫の元部下の刀使四名は素直にその指示に従った。
「……えらく、言う事を素直に聞くんだな?」
姫和はえらく素直に聞く刀使四名のことが気になって、このような発言をしてしまった。
そのため、薫の元部下である刀使四名の内の一人がつい口が滑ってしまった。
「いや、だって薫隊長は露店風呂に入ってサボって……あっ。」
「……薫…………お前。」
「……いや、あれは英気を養っていただけだからっ!!」
姫和は薫の元部下である刀使達の証言と反応から、薫がサボってばかりいたことを知り、姫和は落胆していた。
「……あと、隊長がサボっていましたら、本部長にご報告下さい。そちらの方が効き目ありますので。」
「そうか、良い事を聞いた。ありがとう。」
「葉月副隊長っ!?お前もかっ!!」
葉月は去り際に、姫和に薫がサボっていたら本部長である紗南に報告するのが良いと言ったことに裏切られた気持ちとなった薫であった。
荒魂の目撃情報が有った群馬県の山中――――。
「ああ、折角の温泉が……、かんぴょう巻きが……。」
薫は愚図っていた。
優を万全の態勢で護衛しなければならないので、拠点を秘湯でのんびり過ごせていた旅館から陸上自衛隊の相馬原駐屯地相馬原飛行場に変えて活動しなければならなかった。そのため、朝っぱらから秘湯に入りながら好物であるかんぴょう巻きを食べることができないからである。
こんなことになるくらいなら、断って休暇を得るべきだったかもと薫は一瞬だけ思い悩んでしまった。だが、ねねを荒魂扱いしないうえ、比較的仲が良い方の姫和を見捨てることなどできないし、トーマスと優の組み合わせも気になるうえ、請けてしまった以上は最後までやらないといけないだろうと考え直すと、薫は指揮を執ることにした。
「でもなあ、ジジイ。指揮権はオレに有るから、オレの指示には従って貰うぞ?」
「ああ、別に構わねえよ。……荒魂退治ならお前の方が経験豊富だしな。」
そのため、まず薫はトーマスに指揮権はこっちに有ることを言って、トーマスが優に何かしないようにしていた。
「で?先ずは何をするんだ?」
「……取り敢えずは、来たばっかで此処の事よく分からんだろ。目撃情報を再度確認しようか。姫和と沙耶香が聞き取りに行ってくれ。」
「分かった。」
とそんな理由もあって、荒魂の目撃者である老人宅へ向かうのであった。
「おお、ありゃ身の丈5mはあった。何十頭もの熊を手に掛け、その鋭い爪と牙から真っ赤な血を滴らせてなぁ――――。」
そのため、姫和と沙耶香は目撃者である老人の話を聞きながら、今の現状を知ることができた。その後、聞き終えた姫和と沙耶香は薫の元に戻り、目撃者である老人の話しを報告していた。
「目撃者からの聞き取り完了。」
「……仔細は聞いたが、熊の死骸なんか一つも無かったぞ?」
沙耶香と姫和は目撃者が話を盛っているのではないか?と薫に一言加えての報告であるが。
「そうなんだよ、毎回目撃証言を盛ってるんだ。一応言っておくけど、こっちも熊の死体なんて一匹も見てねぇよ。」
「ねねでも手こずるような弱い反応なら、肉眼頼りの人海戦術になるのも分かるな。」
このような状況であれば苦戦し、そのような人海戦術に頼らざる負えなくなるのも頷けると姫和は納得していた。
「……ジジイ、虎の子のドローンでも見つかんねえのか?」
「探してはいるが、スペクトラムファインダーでもちっぽけな反応しかしねえんだったら、これもお手上げだな。……優なら、見つけられるだろう。」
「そのためだけに、アイツ呼んだのか?関東を中心に荒魂騒ぎが多いのに、随分と豪勢じゃねえか?」
「……まあな。」
薫はドローンで見つからなかったのかとドローンを操縦しているトーマスに尋ねながら、優を此処に連れて来た真意を探るものの、トーマスは引っかかることなく多くを喋らなかった。
「薫、目撃地点に法則性が感じられない以上は私の捜索範囲を広げる。範囲の二倍くらいは問題ない。」
「もう少し肩の力を抜いてもいいんだぞ?この一件、荒魂による直接的な被害は一切報告されてないんだ。」
「荒魂の脅威が在る以上、速やかに……“対処”しなければならない。」
沙耶香は痺れを切らしたのか、捜索範囲を二倍に広げてでも荒魂の脅威を排除しようと躍起になっているようであった。だが、いつもの沙耶香であれば“排除”ではなく、“対処”と言い直したことに薫は気付きながらも、特に問い詰めることはしなかった。
沙耶香は特に反対されなかったため、自分の意見に賛成と捉えたのか、自身の高い身体能力を活かして木々の中を飛び回って行った。それは、第三者から見ればニンジャのように見えたことであろう。
「……確かに、あの身体能力なら二倍行けるだろうけどな。」
薫は小さく呟くと、トーマス達と優、そしてねねを先行させ、姫和と二人で話せる状況を作っていた。
「……なあ、ヒヨヨン?何で、こっちの増援として来たんだ?」
仕方ないので、薫は小さな声で優のことをアイツと言って、姫和から何かを知っていないか探ろうとしていた。
「優のことか?優が一緒なら手早く見つけられるということで、その救援としか聞いていないが?何故そんなことを聞くんだ?」
薫の意図を理解した姫和も小さな声で、薫に優が此処に来た理由を話していた。
「いや、何となくなんだが、アイツって陸自が駐屯地を用意するほどのVIPみたいなものだろ?なのに、こうも簡単にこっちに来れることに妙だと思ってな。」
「……つまり、どういうことだ?」
「あのジジイ、トーマスは何か企んでいるんじゃねえのか?って思ってよ。」
「だろうな。」
薫は姫和にトーマスを警戒するように伝え、姫和もそれに同意していた。
「だが、あの男も一応は雇われの身である以上、国外で派手な行動は出来ない筈だ。幾ら超大国とはいえ、同盟国との間に国際問題になるような事は望んでいないだろう。」
「……まあ、そうだろうけど、あの人数で強引な手は使わないだろうしな。」
トーマス含め、6名のみで優と姫和達を相手に優を拉致するといった強行手段には取れないだろうと姫和と薫は結論付けていた。
「……気を付けるべきは、米軍基地へ向かうと言うことだろうな。」
「米軍基地だと、この国の政府はノーチラス号のように易々と手出しは出来ないだろうしな。拠点が自衛隊駐屯地で良かったと見るべきか……。」
姫和にそう言われると、薫は拠点が自衛隊の駐屯地であることが幸いであったと見ていた。
(……同じ人間同士で疑い合ったりして、これじゃ荒魂の方が分かり易いな……。)
そして、薫は人知れず、心の中で呟いていた。
一方の沙耶香達は、獣の声に反応したトーマスの部下達が獣の声がする方に顔を向けると興奮しているイノシシが唸り声を上げて、此方に迫って来ていた。だが、沙耶香がイノシシを峰打ちで気絶させていた。
「Thank you。」
「Sorry。」
トーマスの部下達は沙耶香に助けてもらったことに感謝していた。
だが、沙耶香は薫達が気になったので、トーマスの部下達に「気にしないで。」と言うと、薫達が気になり向かおうとしたが、何かが足元にブチッと音がしたので見ると、小さな虫が緑色の体液をぶちまけながらピクピクと動いていた。
「あっ……。」
沙耶香は気まずそうな顔をしていた。
(……私、酷い事した。どうしよう?……。)
沙耶香達の元に着いた薫は、小さな命を奪ったことに罪悪感を感じ戸惑う沙耶香の姿を見かけ、沙耶香に助言を与えるべく近付こうとするのだが、
「……可哀想?」
「……うん。」
沙耶香の様子を心配したのか、優が近寄って沙耶香に虫を誤って踏んでしまったことを悔いているのか尋ねていた。
「……あんな顔もするのか。」
その光景を見て、薫は沙耶香と優の二人が仲の良い姉と弟に見えてしまい、和んでいた。……だが、
「何で悲しいの?生きてる人は皆、遅かれ早かれ死んじゃうのに。」
優は急に寒気がするような気配を発しながら上記の言葉を口走ると、沙耶香が誤って踏んでしまった虫を思いっきり踏んづけて、グリグリと磨り潰していた。
「それに、まだ生きていて苦しんでるよ?苦しんでるなら、楽にしてあげなきゃダメだよ。」
優はそう言うと、虫を跡形も無くなるほど、足で磨り潰していた。……嗤いながら。
「命を奪った人は奪った責任を取らないと……それに、あの虫さんも今はこうなることを望んでいるはず。死は痛いことが無くなる救済みたいなもの、死は救済なんだよ?だから、あの虫さんも救済を与えてくれたことに喜んでいるはずだよ。」
優は全く悪びれる様子もなく、死は救済と沙耶香に笑顔で宣うのであった。
そして、優は気絶しているイノシシに近付くと腰に差していた短刀の御刀で止めを刺し、イノシシの内臓を取り出し、沙耶香達の目の前でイノシシを解体していた。そのため、ハッとなった沙耶香は優に何をしているのかと尋ねていた。
「…………何を、してるの?」
「何って?」
「その……イノシシ。」
「……ああ、お腹空いたからイノシシの肉を食べようと思って息の根を止めたの。それに、肉を斬る前に御刀の切れ味を試したかったから……あっ、もうそろそろお昼時だし、沙耶香おねーちゃんも食べる?」
優はさも自然に、イノシシに止めを刺した理由を述べていた。
ただ単純に御刀の切れ味を試したかったのと、お腹が空いたからイノシシの肉を食べたかっただけだったと述べていた。
「でも……その、可哀想。……だと、思わない?」
沙耶香は優をどうにか説得しようと試みる。
「う~ん、じゃあ沙耶香お姉ちゃんは魚の血を見て悲しくなるときある?いつもご飯を食べるときに今日は牛さん何頭殺したとか、飲んでる紅茶に使ってる茶葉には命が有ったことを考えて食べたこと有る?幾ら殺したからって、何もないよ。」
「…………。」
「ね?変な事じゃないでしょ?」
優はそう宣うと、イノシシの足を持って、引きずりながら帰途へつく。
それを遠巻きに見て、薫は難儀な事を背負い込んでしまったことを理解していた。
殺人はそれほど悪いことじゃないわ。人は誰でもいつかは死ぬんだもの。
メアリーベル
それはあなたいけません。あなたの畠に作った茄子や胡瓜はどうなさいます。善い加減の時にちぎって、沢庵にでもおつけなさるでしょう。アイツラはそれと同じことです。どうせあれこれと言うて聞かせては、駄目です、早くちぎってしまうのが一番です。アイツラは幾ら殺したからといって、何でもありません。
河上彦斎
今回は優と可奈美の最大の違いが分かったかなとは思います。
可奈美「斬らないっ!!」
優「死は救済。」
何故、こうなったかというと、可奈美は刀使で、優は刀使ではないからというのが真相。