乙女(A-RISE)は年下の女の子?に恋してる。 作:CLOVER
μ'sはたくさんありますがA-RISEはあまりないので……。A-RISEが大好きです!
「何故……」
ぼく……コホン、私は今転入先のUTX学園(女の園)の入り口にあるエスカレーターの更に上、建物の壁面に設置された大きな画面を見ながら心の中で絶望していた。
事の発端は中学時代から高校に入って尚続くイジメが酷くなり過ぎて母親にバレたのだ。普段無関心に等しかったお母さんが烈火の如く怒り狂い結果、イジメをしていた生徒達はことごとく罰をくだされ、ぼ……私は賠償金&慰謝料をイジメをしていた何人もの相手の親から受け、その合計額から私は将来働かなくても暮らしていけるほどの額を手に入れた。
だから、就職はそこまで考えていない。ただ、いざという時の為に学歴は良くしておきなさいと母さん……お母さんが言い、とは言え……"私が元々住んでいた所の県内にある"高校をお母さんは既にこれっぽっちも信用していなかった。そして……お母さんが考えた案は――――
私(男だよ?)を女の園の学園にて学ばせる事だった(白目)
イジメの実態をすべて調べたお母さんは中学時代のイジメは男子が主だってやっていた事、女子も加担してはいたけど……皆、"普通の家柄"だとわかった。 そこで、新規の学園でしかも富裕層向けのUTX学園が出てくる。実はこの学園私のお母さんの大親友が理事長をしているのだ。加えて、寮も完備していて地方からも富裕層の入学希望者をバッチリ受け入れているから生徒数も問題がないのだ。しかも偏差値は私が元々住んでいた県内のトップクラスの進学校と比べても"上"。
そう、新規でありながら東京の中でも間違いなくトップクラスなのだ。……私が何徹もしながらまさしく死んて魂が口からが出そうなくらい頑張ってようやく入る事ができたほど難しい。
……ううん、入れた事が奇跡かな。ともかく、私は三度目の正直とばかりに……今度こそ平穏に学生生活を刷るつもりだ。
それに……ここ"UTX学園"に通う為に私がやらされてい、やっている事がバレたら私は一生家から出ないだろう…なにせ――――――"女装"なんかしているのだから……。
当然の話だけど、女の園に本来は男の子の私が通える訳はない。そこを無理やり通す為の案が"女装"なのだから。
普通の男子なら、女装なんて無理。した所で気持ち悪いだけ。 ところが、私は顔立ちも細い身体付きもがお母さんに似過ぎている上に、普段読書ばかりして太陽の光を浴びて日焼けすることとは無縁でいるインドア派であり……おまけに、間食もしないので下手をしたらお母さんより細い。 身長は私の方が高いけど、二歳年下の妹の方が体重は重い(遠い目)
と、まあ……始めは転入先が出来て数年の新規の進学校だと聞かされていただけで私は安心しきって転入を承諾した。
「……結果」
これだよ……通りで髪を切る事をお母さんが禁止したりしたわけだよ。もともと長めのショートカットだった私は今は更に伸びて来ていて、前髪で私は目元を隠している。
(漫画とかに出て来る子で目元がわからない子いるでしょ? あんな感じ)
深いため息をしつつ、今更戻れないので仕方無しに受付に向かう。先ずは理事長室かな?
そう思い歩き出し、建物に近付いたその時――
前髪で目元を隠しているので視界の悪い私は、前を歩いていた他の生徒さんにぶつかったみたいだ。
「あ、ご、ごめんなさい、すみ、すみません……」
平謝りする私に、どうやら三人組の中で先頭を歩いていた女子生徒が話し掛けてきた。
「気にしなくていいわよ。えと…………荷物の量からしてもしかして転入生さんかしら?」
「は、はい、今日から……こちらで学ばせて頂く事になっています、あ、あの私は二年に転入してきました、七音八千(ななおとやち)と言います。よろしくお願い致します」
「そうなのね、じゃあ私達も自己紹介するわね。私はUTX学園三年生、綺羅ツバサ。ここUTX学園でA-RISEと言うスクールアイドルグループのリーダーをやっているわ。私こそよろしくね♪」
「次は私ね、私もツバサと同じく三年生で名前は優木あんじゅって言うの。そしてツバサと同じくA-RISEのメンバーよ、ヨロシクね♪」
「最後は私だな。私も二人と同じく三年生でA-RISEの最後のメンバーだ。名前は統堂英玲奈だ、わたしからも宜しく頼む」
成り行きで何故か自己紹介を行なってしまったけど……この人たちって、よく見たらさっき外で見た超大型のディスプレイに映し出されていた人達じゃない。 三人とも容姿がそれぞれに綺麗で仕草も可愛かったりと、スクールアイドルが何か私にはわからないけど……テレビに出ている本物のアイドルに全然負けて無い気がする、と言うか明らかにそれよりも可愛いし綺麗だ。
続く
読んで下さりありがとうございました。
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