放課後。私は祐ちゃんと2人きり、教室で…
プリント整理をしている。
こんなことになったのはちゃんと理由がある。
先生:「よーし、じゃあまず最初に学級委員を決めるぞー!」
ザワザワ
私は学級委員などハナからやる気がなかった。なのにあの時祐ちゃんが…
「ハイハーイ‼俺と楓がやるー‼」
なーんて言うから今こんな状況になってる。
それにしても…
やっぱり改めて2人きりになると緊張する(>_<)
「…楓さあ。」
「何?」
「イヤだったら帰っていいよ。もともと俺が勝手に楓巻き込んだわけだし。どーする?」
「あ、そこ一応気にするんだ。
いいよ、祐ちゃん1人じゃ大変だし(^_^)」
「…」
「祐ちゃん?」
「俺さぁ」
「7年も楓の事忘れてて1人にさせといたのに、
楓が『祐ちゃん』って呼んでくれたの、すげー嬉しかった。」
「…私は祐ちゃんがいなくても1人じゃないもん。残念〜w」
「ハハっ、そうだな。思い上がりか。」
「でも」
「祐ちゃんがいなくなって、心にポッカリ穴が空いた。」
「楓…」
「私…祐ちゃんが急にいなくなって、それでお母さんが祐ちゃんは死んだって言って…だけどこうして祐ちゃんは今目の前にいて…私、嬉しくて…」
「楓…悲しい想いさせてゴメン…もういなくならないから…
ゴメン…」
祐ちゃんの手が、私の頬の涙を拭いた。そして、綺麗なその顔が静かに近づいて来た…
私は静かに目を閉じた…
ガラッ
「おーいお前らー、プリント整理終わったかー…っておいΣ(゚д゚lll)何、色気付いてんじゃい‼どうせ俺は…俺は女に振られて生徒に雑用押し付ける嫌な担任ですよー(涙)」
「行っちゃった…(°_°)」
「ったく、中西(←先生)の野郎ー邪魔しやがって((ブツブツ」
「クスッ」
「な…何だよぉ//」
「帰ろ、祐ちゃん(^_^)」
「よーし、今日の学活は文化祭の出し物決めるぞー」
高校に入って7ヶ月、はじめてのM高文化祭だ。
「せんせー、俺お化け屋敷ー」
「いやいや、やっぱここはメイド喫茶だろー」
「賛成ー賛成ー‼」
「男子サイテー(♯`∧´)」
「あー、面倒くせーからお前らで決めてろー。俺ちょっとやることあるからー」
「なんだよ給料泥棒ー‼」
「…どうせ俺は女に振られて生徒に文化祭の出し物決めさせる嫌な担任だよー(涙)」
生徒:「どうしたんだ?」
ザワザワ
「(祐太&楓)中西ドンマイw」
「えーっと、じゃあここからは先生の代わりに私たち学級委員が司会進行しまーす。ほら、祐ちゃんも手伝って‼」
「ん〜…何かやりたいもんあるひと〜」
こいつは何故学級委員に立候補したのかとつくづく感じる。
「ハーイ!」
「はい、今井さんどーぞー」
「横井くんの執事姿が見たいでーす♡」「賛成ー賛成ー♡」
「えーっと、そーゆーのは困りまーす。ちゃんとした意見のある人ー」
お、たまにはマシな事言うじゃん(・ ・)
「じゃあ横井くんは何がしたいんですかー?」
「えー俺?俺は…楓のメイド服見たーい♡」
同じかい∑(゚Д゚)
「結局決まんなかったなー
出し物。」
「祐ちゃんがちゃんとした案出さないからでしょ‼」
「学級委員は司会進行だろー‼俺は意見を出す側じゃない‼」
…お前はそれが目的で委員になったんかい(T_T)
家に帰った私は1人で文化祭の出し物を考えていた。
すると…
ピンポーン
「(誰だろ…)はーい」
ガチャッ
「?!」