やはり俺がゴーストスイーパーの弟子になったのは間違っていた。   作:ローファイト

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感想ありがとうございます。
誤字脱字報告ありがとうございます。

話の内容を3パターン程考えてましたが、結果はこんな感じに。


(163)六道家に逝こう!3

俺は六道会長の魔の手(婚約)から逃れるべく、冥子さんを日本庭園に誘い、数々の罠を掻い潜り、ようやく一筋の光が見えてきた。

 

この六道家の敷地内では、セキュリティの関係上、六道家専用のスマホ以外は電波が届かない仕組みになっており、外部との連絡が遮断されていた事が判明。

要するに俺のスマホで外部と連絡は出来ないが、冥子さんのスマホを借りれば、外部との連絡が付くという事だ。

これで横島師匠に助けを求める事が出来ると、ホッと安堵の吐息が漏れるのだが……。

 

冥子さんはリアルタイムで由比ヶ浜に俺と冥子さんとのお見合い(予行演習)風景の写真やら『比企谷く~んとお見合いナウ』などというコメントを添えてLineで送っていたのだ。

 

それって、一番送ったらいけない人だろ!

 

「………あの…六道さん。因みに由比ヶ浜は何て返事を送ってきましたか?」

俺は恐る恐る冥子さんに『比企谷く~んとお見合いナウ』への由比ヶ浜の反応を聞いた。

 

「結衣ちゃんから?びっくりした可愛い犬のスタンプがいっぱい届いたわ~。あと、結衣ちゃん何だか慌ててて、文がおかしくなってたわ~、きっと今忙しいのよ~、でも、よくわからないけど~。たぶん~、よろこんでくれてると思うの~」

いやいやいや、間違いなく喜んでないですよそれ。

よりによって、由比ヶ浜に送るか?

いや、こっちの(俺達)事情とか冥子さんは知らないから、最近仲良くなった友達に知らせただけなのだろうが……。

 

「……」

やばい、由比ヶ浜の奴、かなり困惑してるぞ。

そりゃそうだ。

告白した奴が、何時の間にか知り合いと見合いしていたなんて事を知れば、誰だって驚くし、困惑するだろう。俺が由比ヶ浜の立場だったら、見合い相手に憎しみと嫉妬を込めた呪いの言葉を吐き続けるだろう。

美神さんが冥子さんの事を動く厄災とかトラブルメーカーと言っていた意味が今更ながら突き刺さる。

冥子さんがトラブルメーカーなのは式神とか関係ないんじゃないか?

冥子さんそのものがトラブルメーカーだろ、これ!?

 

ちょっと待てよ。

雪ノ下は今日バイト休みを取ってたな。

雪ノ下の家に由比ヶ浜が遊びに来るとか言ってたような……。

と言う事はだ。

お見合い中(予行演習)の写真とか『比企谷く~んとお見合いナウ』のコメントとか雪ノ下にもリアルタイムで伝わってるってことか?

今、陽乃さんも雪ノ下のマンションに一緒に住んでるから、もしかすると陽乃さんにもリアルタイムで筒抜けに!?

 

これ、非常にまずいんじゃないか?

 

明日学校で、冥子さんとのお見合い(予行演習)について、三人に間違いなく問いただされるだろう。

それに、一色や小町にもバレでもすれば、間違いなく面倒な事になるぞ!

………明日、学校をサボりたい。

 

ちょっと待てよ。

最近の由比ヶ浜って意外と大胆に行動するし、陽乃さんまで知られれば、今からでも六道家に乗り込んで来る可能性もあるぞ!?

それはそれでまずい!

 

先に六道さんに、由比ヶ浜にLineで誤解を解くように言わないと!いや、六道さんにスマホを借りて直接由比ヶ浜に連絡した方が早いか!

 

「六道さん、由比ヶ浜に連絡したいんで、スマホ借りていいですか?」

「結衣ちゃんに?いいわよ~」

冥子さんは笑顔でスマホを渡してくれようとする。

 

 

だが、それと同時に甲高い車の急ブレーキ音が聞こえてくる。

ブレーキ音の方へ振り返ると、先ほどまでお見合い(予行演習)を行っていたお屋敷の横に土煙が上がるのが見えた。

 

まさか!?陽乃さんがここまで乗り込んできた!?

いや、ここは六道家の敷地内だぞ?流石の陽乃さんもそこまでの事はしないだろう。

仮にも西の霊能家の大家土御門家の親族だし、そんな常識はずれな事は出来ないだろう。

それに、この霊気にあのレトロでいかついスポーツカー……しかも、六道家の家に土足でそんな事出来る人はあの人しかいないだろう。

 

俺は嫌な予感をしながら思考を巡らせていると……。

 

上空からヘリの騒音が近づいてきて、六道家の上空を通過と共に人が落ち……、パラシュートが開き、先ほどのお見合いをしたお屋敷の上に着地………。

何これ?どこのスパイだよそれ!

しかも、よく知る霊気だし、こんな事が出来る人はあの人しかいない。

 

そこら中で、俺と冥子さんの様子を伺っていた六道家の霊能者や家人が慌てて、お屋敷の方へ向かう。

ヤクザのカチコミかどっかのスパイが潜り込んだ様な様相だ。

 

ある意味ヤクザやスパイの方がましかもしれないが……。

何でここに、美神さんと美智恵さんが!?

 

「あらあら~、この霊気は令子ちゃんとおば様よ~~、遊びに来てくれたのね~、嬉しいわ~」

冥子さんは嬉しそうにしながら、少々早歩きで御屋敷の方へ歩き出す。

 

いや、普通遊びに来るのに、人んちの敷地内を車すっ飛ばしたり、ヘリからの落下傘着地でこないでしょ!

しかも、この気配、何故か怒ってらっしゃる。

 

何故、美神さんや美智恵さんがこのタイミングで六道家に来たという疑問はあるが、今の内だったら逃げられる!

六道家の霊能者や家人は皆、お屋敷の方へ注意が向いている。

今がチャンスだ!

 

だが……

「比企谷――――!!いるんでしょ!!今すぐこっちに来なさい!!」

敷地中に響き渡る美神さんの怒声で、逃げる望みが絶たれた。

 

俺はニコニコ顔の冥子さんの後を、まるで処刑台に連れていかれる囚人の様な気持ちでついて行くしかなかった。

 

 

 

そして、先ほどまでお見合い(予行演習)をしていた和室には、明らかに怒り顔の美神さんに目を細めて威圧感を放つ美智恵さん、横長の高級そうな座卓を挟んで、ニコニコ笑顔の六道会長と冥子さんが座っており、俺は二組の親子に挟まれるよう形でちょっと座卓から離れた部屋の端で正座して縮こまり、この後の成り行きを伺っていた。

もしかしたら、美神さんと美智恵さんはこの事態を知り俺を助けに来てくれたのかもしれないが……。

 

「おば様!比企谷君のお見合いってどういう事よ!!聞いてないわよ!!……あんたもあんたよ!なに呑気にお見合いなんてしてるのよ!!」

開口一番は美神さんから、やはりお怒りの様だ。

怒りの矛先は俺の方にも向いてくる。

 

「あらあら、令子ちゃんは何で怒ってるのかしら~?おばさん、分からないわ~」

「………いや、そのですね」

六道会長は何故美神さんが怒りを向けているのか分からない様子で、それに返答する。

俺は、その怒りに飲まれ縮こまるが、そもそも美神さんが俺を六道会長に売ったんでしょ?

美神さんの理不尽は今に始まった事ではないが。

だが、これではっきりした。

美神さんも、俺がお見合いをさせられてる事までは知らなかったという事だ。

それで、美智恵さんと俺を助けに来てくれたと……

 

「ネタは上がってるのよ!!おば様!!これが証拠の写真よ!!」

美神さんは自分のスマホの画面を六道会長に見えるように突き出す。

そこには遠目でもわかる。

先ほど撮ったお見合い風景の写真だ。しかもコメントには『比企谷く~んとお見合いナウ』の文字が。

だが、何処でその写真を手に入れたんだ?

いや、これは多分、冥子さんからLineで由比ヶ浜へ、由比ヶ浜から雪ノ下へ、雪ノ下からキヌさん経由で美神さんか、雪ノ下から美神さんへ直接って感じで流れたんだろう。

なに、そのネットワーク?

俺の私生活と、仕事(GS)関連とリンクしまくってないか?

 

「あらあら~、これはね。比企谷君に冥子のお見合いの予行演習に付き合って貰ってただけよ~」

 

「そんなの聞いてないわ!前の松浦家かなんかのもめ事を、たまたま居合わせて解決した比企谷君に状況を聞くという話だったわ!」

 

「うーん、おばさんそんな事言ったかしら、確かにその話をしたけど~、比企谷君を一日レンタルする契約とは別のお話よ~」

六道会長はしれっとそんな事を言う。

 

「なっ!?」

「令子……。大方契約料に目がくらんで、後先考えずに比企谷君を売ったのでしょう。わきが甘いわ」

美智恵さんはお茶をすすりながら、横の美神さんに鋭い視線を送る。

 

「それに、冥子と比企谷君がお見合いするのに~、比企谷君の了解を取れば~、令子ちゃんの許可を取らなくても良いでしょ?」

「良いわけないないわ!!」

 

「なんで~?」

「こいつはうちの従業員よ!!勝手にしてもらったら困るわ!!」

 

「え~、でも~、職場が従業員の恋愛や結婚を束縛は出来ないわよね~。本人の自由よ~」

 

「ぐぬぬぬっ!こいつはうちで一生働くって言ってるのよ!!冥子と結婚できるわけないでしょ!!」

あの、美神さん……俺、そんな事を言った覚えがないんですが、何それ、一生奴隷のように働かせてやるって聞こえるんですが?

俺を助けに来てくれたというよりも、美神さんはプライドを守りに来たようだ、人の舎弟を勝手に持って行くなという不良的な考えの元に。

理由はともあれ、助かったのは事実だ。

 

「比企谷君が令子ちゃんとこで働いても、冥子と結婚出来るわ~、でも、その後は六道家に来てもらう事になるわね~。職場は従業員の退職を束縛出来ないわよ~、令子ちゃんとこもそんな事しないわよね~。そんな事をすれば、営業停止処分だけで済まないわ~、世間体的にも終わっちゃうものね~」

理不尽魔王美神さんは法律とか関係ないんだが、世間体にはかなり気を使ってるよな。

民間GSは客商売だし、当然と言えば当然か。

 

「ぐぬっ!……ふんっ!こいつはもう、将来の結婚相手は決まってるのよ!うちの雪乃ともう出来てるの!冥子はお呼びじゃないのよ!」

美神さんは腕を組み直し、さっきとは違い少々余裕の笑みを浮かべていた。

美神さん、雪ノ下をこんな事に巻き込まないで!

 

「あらあら、おばさん、比企谷君には恋人はいないって聞いてるわ~。そうよね比企谷君~」

六道会長は俺に笑顔のまま聞いてくるが、なんか怖い。

 

「あんた、わかってんでしょうねぇ!!」

美神さんは美神さんで充血した目で悪魔も逃げ出す様な眼力を向けて俺を睨む。

こっちは超怖い。視線だけで人死にが出る勢いだ。

 

ちょ、これ俺はどう答えればいいんだ!?

この場は美神さんに従うか?

 

「令子、それでは比企谷君が答えられないわよ。ここは六道先生の意見が正しいわね」

美智恵さんが代わりに判断を下してくれる。

 

「流石は美智恵ちゃんね~」

「ママ!!こいつが六道家に持ってかれてもいいの!?」

 

「いいえ。……先生、飽くまでもお見合いは予行演習とおっしゃったのでしょ?比企谷君もそれで了解したのよね。では先生これはなんなんですか?」

美智恵さんはすくっと立ち上がり俺が座ってる後ろの襖を開ける。

 

その襖の奥の薄暗い部屋には、枕二つが並んだ布団一組が……。

 

「あらやだ~、布団を敷きっぱなしだったわ~、いや~ね。後で片付けさせるわ~」

 

「………先生、お見合いの予行演習と言いながら、純情な比企谷君を騙して、冥子さんと無理矢理事を成そうと。流石に酷いのではありませんか?」

流石美智恵さん。あの六道会長に堂々と言ってのけた。

美智恵さんもあまり人の事を言えないんじゃないでしょうかとは、今は言わないでおこう。

 

「そんな事はしてないわ~、美智恵ちゃんの勘違いよ~。ね~比企谷君。おばさんから何か無理矢理な事をさせてないわよね~」

確かに、直接的に無理矢理やらされてないが、こちらからそうなる様に仕向けてましたよね。

 

「ママ、言ってやって!!」

「先生やり口はわかってるんですよ」

 

「う~ん。美智恵ちゃん~、こう言うのはどう?仮によ~。比企谷君が冥子と結婚したとしても~、オカルトGメンに所属するっていうのは~?」

ぐっ!六道会長が美智恵さんを懐柔しだした!

これはやばい。ヤバすぎる!

六道会長と美智恵さんが結託すれば、美神さん一人じゃ対抗しきれない。

せめて、この場にキヌさんが居れば!

 

「お断りします。仮にそうなったとしても、比企谷君は真面にオカルトGメンで働けないでしょう。確かに比企谷君の器量であれば、冥子さんを抑える事が出来るでしょう。ですが、それで手一杯になるはずです。言わせてもらいますが、冥子さんは正直、コントロール不能な大規模霊災とそれ程変わらない。そちらを何とかするべきかと。冥子さん一人に、比企谷君はもったいない。彼は今はまだ雛ですが、将来、この国のオカルト事情を背負える人材です。将来を見据えれば、六道家、いえ冥子さんに彼を託せません」

……あの、凄い高評価を頂いたのはありがたいんですが、俺、この国の将来とか背負う気はないんですが!?何気にオカルトGメンに入る事が前提なんですが!?

 

「ママ!!比企谷はうちの従業員よ!!」

「令子、まだそんな事を言ってるのかしら、彼はオカルトGメンに入るべきです。ただ、横島くんの弟子と言う事は貴方の孫弟子である事は変わりは無いわ。その辺は自由です。それで我慢なさい!」

「じゃあ!うちの従業員で、オカルトGメン出向って形でいいわよね!」

「順序が逆です!彼はオカルトGメンという立場が重要です!貴方の所で奴隷の様な扱いにされて壊されたらたまらないわ!」

なんか、親子喧嘩が始まったんだが……、ちょ、これってまずい奴じゃ?

いや、今までも十分まずいが!?

 

「冥子には比企谷君が必要なの!!あの男嫌いな冥子が普通に話せる男の子は比企谷君だけなの!!あの冥子の暴走にもめげないのよ!!しかも冥子を暴走から守る器量もある!!霊能力も優れて、家柄のしがらみが全くないの!!しかも常識人で、勉強も出来て六道家の経営も任せられるわ!!冥子の幼稚な頭では経営なんて無理なのよ!!冥子が六道家の財閥のトップに立てば、一瞬で吹き飛ぶのが目に見えてる!!そんな事になれば、東京の経済にも大きな影響がでるわ!!六道にこそ、比企谷君が必要なのよ!!」

普段のゆるふわ口調なんてどこに行ったのか、六道会長が必死な形相でこの喧嘩に交ざりだしたんだが!?

 

「先生の教育が悪かったのではなくて?それを六道家や冥子さんのしりぬぐいを比企谷君に押し付けるのは間違ってませんか?」

「そうよ!冥子があんなに幼稚で男嫌いで、直ぐ泣くわ、人を直ぐに頼るわ!迷惑娘になったのはおば様のせいよ!!」

「何よ!おばさんだって、頑張ったのよ!冥子が1人立ちできるように努力したわ!!でも何をやってもダメだったのよ!!」

「そもそも、先生と言うよりは、六道家の教育方針がおかしいのです。時代的過ぎます。今のグローバルな世の中に適応していないのです。早々に見直すべきです。冥子さんは既に手遅れですが、次を担うために、先生が見直さないで誰が行えますか?」

「そういう美智恵ちゃんはどうなのよ!!令子ちゃんのあの性格は!?」

「最低限独り立ちできるようには教育しましたわ。成功したとは言い難いですが、冥子さんのように一人じゃ何もできない小娘にはしてません!」

「だから、比企谷君なのよ!冥子は無理!!霊能だけは歴代最高峰だけど特化し過ぎて、他は全くダメなの!!だから私に、六道に比企谷君を譲って!美智恵ちゃん!!お願いよ!!」

「ふん、おば様。比企谷でも無理よ。あの冥子は!あの暴走どうやって止める?彼奴の命がいくつあっても足りないわ。なまじ止められたとしても、唐巣先生みたいに禿げ上がるわ!!」

何時の間にか3人で冥子さんのディスりShowに変わってるんですが?……あの、その辺にしては?冥子さん滅茶苦茶涙目ですよ。今にも泣きだしそうですよ!?

そっか、式神封印してるから、今は暴走を気にしなくていいのか。

 

「グスっ、グスっ、み、みんな酷いわ~、グスっ」

冥子さんの霊気が異様に上がってるんですが、なんか爆発寸前ですよ。

あれ?冥子さんの頭上に、何時の間にか札が12枚浮かび上がってるんですが?

アレって、式神十二神将を封印した封印札ですよね!?

まさか、冥子さんの霊力に呼応して!?

 

「お母さまも!!令子ちゃんも!!おばさまも!!大、大、だーーーーい、嫌い~!!!ウエーーーーーーーーーン!!!!!」

冥子さんはついに盛大に泣き叫ぶ。

あれ?式神の封印が解けちゃったんですが!!!!!????

 

「ちょ、ちょっと待って!?うわっーーーー!!」

俺は咄嗟に霊視空間結界改を発動させたが……

 

次々に顕現され暴れまくる十二神将。

一体一体がA~Sランククラスの鬼レベル。

しかも全てまったく別の特性を持っている。

そんなの対処しきれるわけないだろ!?

しかも爆心地だ!!

 

俺は、暫くは耐えたがボコボコになり意識を失った。

薄れゆく意識の中、懸命に泣きわめく冥子さんを説得する六道会長。

涙をちょちょぎらせながら、必死に抵抗する美神さん。

美智恵さんは必死な様相で結界の維持を行っていた。

空だけは澄み切っていた。

 

 

 

そして、意識が戻ったら、白いシーツのベッドの上だった。

横には美神さん、その横には美智恵さんまで……さらに六道会長までベッドの上に。

俺は全身包帯ぐるぐる巻きで、美神さんは至るところにガーゼや包帯、美智恵さんは外見上怪我はなさそうだが、霊力を限界まで使ったのだろう事が霊視で分かる。

六道会長も美智恵さんと同じようだ。

 

いや~、あれを抑えるのは無理だろ~。

俺はそう思いながら再び意識を手放す。

 




次は六道家の悶着時にガハマさんやゆきのんの話が書ければ、
冥子さんの明日はどこに?
六道家編はそれで終わり。

その後に漸くあれが出来ます。
八幡弟子編が!

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